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Eikoのひとりごと
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2004/10/31  フランス紀行、番外編
Eiko
こんなに長い旅の思い出話を、ご迷惑もかえりみず書いたのは、はじめてなのですが、書き落としていることも、まだまだあります♪
時間が許せるなら、読んでみてください♪
 
たとえば、リフトバス。
運転手さんはインドネシア系のオランダ人で、Eikoは顔をみて、ふとリンポチェを思い出してしまいました。いままでEikoはステップを使ってバスから出入りしていたので、あまり運転手さんとはふれあいませんでした。
 
でも、今回はステップがことのほか高かったので、飛び降りたり、よじ登ったり… そのたびに、腰の悪いAさんが両足をふんばって、いつドサッときてもいいようにして、フォローしていただいてました。
 
だから登るときは、Aさんが「リフトに乗せてもらって」というので、そうさせてもらいました。運転手さんの腕(いままで組ませてもらったどんな腕より太くて頑丈だった)を組んで乗ります。どういうわけか必ず途中でガタガタッとします。Eikoは怖くて、ギュウッて運転手さんの腕にしがみつきます。運転手さんはそれがおもしろかったのでしょう。最後の最後に車イスと便乗したとき、スーッとあがって、彼はEikoを怖がらせてたんだ♪ と気が付きました。きっとEikoを子供と思われてたみたいです。
 
でも、とても優しくて、モン・サン・ミッシェルのときなんか契約外なのに、車イスを押し上げたり、ぴっぱり上げたり。夜も、ほんとは違反なんだ、と言いながら、おそくまで乗せてくださいました。
リフトバスの運転手さんは、みな技術的には素晴らしい実力を持ってらっしゃるのですが、なかでも彼はトップクラスでは? と思いました。最後の方は「みんなオランダに来たら、家においで。ぼくの料理食べさせてあげるから♪」と何度も言ってくださってました。
 
参加者のなかには、いままで車イスのご主人と何回かご一緒した方で、今年の早々にご主人を亡くされた奥さまも来られていました。これまで、さんざんお世話になったので、ボランティアに、ということで。Eikoは、この奥さまにもすごくお世話になりました。
 
おもしろく感じたのは、Oさんの言葉。「あのね、ソファの向こうでフランス人同士がしゃべってたのね。私、てっきりEikoちゃんがお話してるんだと思ったのよ。日本人には難しい発音をEikoちゃんしてる、って感じたわ。あなた、これからフランス語、習えばイイと思うわよ♪」だって。
いままで気が付かなかったけど、Eikoってフランス語の発音で日本語しゃべってたんだわ♪
 
Aさんは、ほかにもEikoが見当たらないと、どこでも大声はりあげて「Eikoちゃーん♪」だった。とにかくEikoはいつもフラフラしてるような感じなので、目が離せなかったんだろうなー、って♪(ほんとはシッカリしてるつもり???)
いまでもAさんの声が、耳のおくから聞こえてきます♪
 
そうそうケンジくん。Eikoが買ったカメラで写真とってたら、真顔で「それフランスで買ったんですよね。それじゃあ、現像も焼き増しもフランスに送らなくっちゃ、ダメなんですよ♪」って。それを受けて周りのひとたちが「そうだよ。そうだよ」って言ったから、Eikoは「え、ーーーっ!」ってビックリしたでしょ?
せんじつ恐る恐る写真屋さんに持っていったら、ふつうに扱ってくれたよ♪ ふ〜〜〜ん♪
 
まだまだ書くことがありそうではございますが、これで今回の「旅のお話」は終りにします。ほんとうに長い長い思い出話にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。厚く御礼申し上げます♪
 
でもね、こんな素敵なみんなと一緒の旅も、本当にこれで最後なのか、と思うと、残念でさびしくて仕方ありません。「しかたがないや〜♪」と笑えない心境です。
 
で、Eikoは考えました。これからは、がんばって、ひとりでパリに行くぞー!
 
みなさん♪ 応援よろしくお願いしますね♪♪♪
 
Mog
ハァーーーハ… ぼくのたったひとりのおねえちゃんだけど、もう、ぼくはゴメンだ! ついていけない! た、たすけてくれ〜〜〜!
 
 
 

2004/10/30  なが〜い夜は白々と明け…そして帰国♪できるかな???
Eiko
ほんものの山だって、びっくりするんじゃなかろうか? と思うほどの荷物の山…を横目に、Eikoは起き上がることもできず…でも、Aさんの顔と励まし、それにお薬のおかげで、Eikoは少し落ち着きをとりもどしていました。。。
 
しかたがないや〜♪ 眠ろう、そして、早起きして荷物をつくろう…♪
 
ふと目が覚めれば、外はまだ真っ暗… 時計は4時まえ♪ からだを少し動かしてみました。吐き気はしないようです♪ お腹は? なんともないみたい♪ よーーーし!荷造りするぞーーー♪ とにかく捨てられるものはすべて捨て(古いTシャツ、下着類…これは予定の範疇だからね♪)、丸めるものはカチンカチンに丸め、詰められるだけ詰め込んで、トランクのチャックをやっとの思いで閉め、カチッと帯を留めて、時計を見ると5時半を少しまわっていました。
 
やったあーーー♪ と、そのときEikoは自分の姿にガクゼン! パジャマのままだあー♪ 朝に着替える服は…出してある。よーぉし♪ トランクはもう開けられない…そうだ、ふたのポケットへ。。。グイグイ押入れ、一丁あがり♪ しかし、Eikoの力では、とてつもなく重くなったトランク。とてもドアの外まで運べない。最終的には「困ったときのTさん頼み♪」。。。まだ少し朝食まで時間があるので、からだ休めなくっちゃあ♪
 
朝食に降りていくと、もうAさんとTさんが召し上がっていました。そうなんです、このおふたり、早めに食べとかないと、みんなのヘルプで食べられなくなっちゃうのです♪
「Eikoちゃん、ゆうべ大変だったんだってね。だいじょうぶ?」とTさん 「あなた、朝食たべる気?」とAさん Eiko「こういう場合、経験上、私は食べないとダメなんです♪」 でもね、なにも付けないフランスパン二切れ、トマト三切れ、ジャパニーズ・テイのみにしましたよ♪ Aさんにもらったお薬とね♪
 
食べ終わって、Tさんにトランクのお願いをして、Tさんより二三歩先をEikoは歩いていました。食堂の出口はすこ〜しスロープになっています。ここは何回も通っているので平気だよ♪ って思ってる間に、ガッツーン・ゴーーーン・ガァーーン…とうとう、やっちゃいました♪ 目前に重いドアの角…おでこから頭部が「あたる、あたる〜…アイタタタ…」
 
Tさんとボーイさんがあわてて駆け寄り、助け起こしてくださいました。「ごめん、ごめん」とTさん。なにも、Tさんがあやまることないんだよ、Eikoがかってに転んだんだから…。腕を組んでもらって、部屋へ歩きながら「でも、よかったよ♪ あと20p先で転んでたら、完全に頭ぶつけて、帰国できないところだった♪」「うわー、惜しかったな♪ そしたら帰らずに済んだのに…」♪♪♪
 
いよいよバスに乗り込み、いよいよパリともお別れ… Tさん「なんだか帰りたくないねえ…♪」Eiko「ふたりで、残ろうか?」「いいかもね」Aさん「そこのふたりが残れば、問題になるでしょう?」Eiko「どうして???」Aさん「あのねえ、Tさんは男のひとで、Eikoちゃんは女でしょう」「ああっ、そういうことか♪ それなら絶対だいじょうぶだよ♪(Eikoは女としては相手にされないから?)」「ハハハ…♪」
 
バカなこと話している間に、バスはシャルル・ドゴール空港に到着しちゃいました。。。空港でゆっくり買い物できるかなー??? 時間的には、ゆうゆうだったんだけど、ね♪ 「車イスをトランクと一緒にあずけろ」と空港側。Aさん「それじゃあ、車イスのひとたちは自由に買い物もできないじゃあないの」ということで口論のうえに口論♪ 「またまた、はじまったよ♪ 我々のためにガンバレ! Aさん!」「応援団幕つくっちゃおうか♪」
こうなりゃあ、お買い物はあきらめたほうがいいかもね♪ しかたがないや〜♪
 
やっぱり、お買い物はできなくて、飛行機内へ一番乗り♪(ハンディキャプトは先乗り後降りなのでね♪) 座席はTさんのトナリ♪ きっと病み上がりだから、何かあるといけないと思われたAさんのおはからい♪ さあ11時間ちょっとで日本です♪
 
すこし眠って目覚めると、お食事タイム♪ Eikoがラップやアルミのふたを一生懸命開けてるのをTさんはチラチラみながら、知らん顔♪ Tさんは、きっと今までEikoを「わがままの超甘えたさん」としか見てなかったんだよね♪ でも今回の旅行で「わがままの超甘えた、なんだけど、一回はなんでもしてみたい、経験したい、って思うヤジウマ性格も持ってる」って気が付かれたんじゃないかな? 飲み物の注文だってEikoに言わせてくださったもの♪
 
でも「出来ないからお願い」って言えば、なんでも快く引き受けてくださるのですから、Eikoにとっては最上最高のお方♪ 
食事中のハプニング…ちぎったパンがすっとんで、前の席が倒れてたので手でとるのも取りにくいようなところにあるアップルジュースのなかにポチャン♪ チーズを落としたんだけど下をいくら見てもなかったの。食台もどしたら、食台の真下にあるポケットのうえにチョン♪ …しようと思っても出来ないことが、つぎからつぎへ♪ あまりのことに笑うしかないTさんに、「Eikoといっしょだと飽きないで、いいでしょう♪」ルンルン♪
 
また眠って…そしたらインスタントラーメンのいい匂い♪ 「うわー、お腹すいたー♪」なにしろ朝食があれで、機内食もまた吐き気がしたら…と半分にしておいたから♪ 「ラーメンかサンドイッチ、食べる?」「うん♪ サンドイッチがいい♪」それも食べて、また眠って…
 
機内アナウンス「アイスクリーム、ビスケットなどをご用意…」。。。チラッと、EikoをみるTさんの顔♪「アイスクリームたべたーい♪」「はいはい、なんでもどうぞ♪」まもなくハーゲンダッツのアイスクリームにパクツクEiko♪ トイレに立てば、帰りはケンジくんがエスコート♪ 悲惨な往路とはまったく反対♪ 帰路のEikoは、幸せの極地でございました♪♪♪
 
成田に着いて、パイロットやパーサーたちと一緒の税関から、無事、日本へチェックイン♪♪♪
 
長い長い旅のお話、ハラハラ、ドキドキしながらお読みくださったと思います。最後まで、本当にありがとうございました。 
 
Mog
やっとのことで日本に帰ってきたおねえちゃん。心配かけ通しにかけながらも、まわりのあったか〜い目に守り抜かれて、ルンルン気分でパリを満喫したおねえちゃん。何事もなく、帰れてよかった。よかったね。
 
おねえちゃんは、体も不自由に生まれたし、ガンにも見込まれたし、恋をすれば全てふられ通しだし、、、たげと、おねえちゃんの周りの方たちを見てみろよ。正直、あなたは、超超しあわせものだ、とぼくは思う。心の底から感謝しなくちゃね。いつまでもルンルン気分で、感謝してなくちゃね。
 
それから最後の日の朝、ドアの角への激突をまぬがれて、20p手前で転んだのは、ぼくが必死にズボンのすそ噛んでいたからだよ♪
 
 
 

2004/10/29  いよいよ最後のディナー&そのあとのなが〜い夜♪
Eiko
最後はやっぱりドレスアップで決めなくっちゃ♪ お化粧直しもはじめてして、ダリのとこで買ったネックレスもして、靴もはきかえ、ロビーに降りて行くと、みんな「Eikoちゃん、かわいいね♪」ってね♪へへへ…♪ 黒のスーツに、濃グレーのシャツ、ベージュのネクタイでパリッと決めてきたケンジくん、Eikoをみつけて「〜さん(彼だけEikoを苗字で呼んでる)、どうしたんですか!?」だと…♪ うーーーん♪ やっぱり叔父さんと学年一緒だからね、しかたないやー♪
 
最後のディナーは海鮮料理♪ 数日前、バスのなかで、JさんとEikoは「生ガキにレモンしぼってたべたいね♪」とおしゃべりしてたんです。それで「Aさんに聞こえるように大きな声で言えば、聞いてくれるかもしれないよ♪」とEikoが大きな声で話しているのが、やっぱり聞こえてたらしくて♪ 
「誰かさんの大きな声が、わたくしの耳にガンガン聞こえましたので、海鮮料理にいたしました♪」
 
カニに、エビに、生ガキに… とくれば、飲み物は、もちろん白ワインでしょう♪ レモンをギュッてしぼって、お口のなかへトュルン♪ う〜ん、こうでなくっちゃ♪ エビもちょっと変ったソースで戴きました。カニは、真っ二つに切ってあるだけ…♪ カニの殻割りも用意されているんだけど、これにはお手上げ状態。。。「Tさ〜ん♪」とのEikoの声に「おひめさまのお呼び♪ ハハハ…やっぱりね♪」
 
「ぼくも、こういうのは得意じゃないんだよね♪」と言いながらも、食べやすいようにさばいてくださって… Eikoは、ただただ舌鼓♪ それからステーキ♪ デザートは…なんだったっけ??? Eikoは疲れているとワインはテキメンに効いてくるので、グラス一杯だけって決めてたんだけど、知らない間についでくださってたらしくて、ちょっと頭がボーーー♪ ただでさえ、ぽーーーなのにね♪
 
バスでホテルに戻れば、ジャジャ降りの雨。。。少しふらつくEikoを抱えて、Tさんはバスからホテルまで走ってくださいました。。。これしきで、ふらつくなんて情けない、トホホ…
 
部屋に戻れば、トランクから出しているもの、はみ出てるもの、最後は詰め込まないといけないおみやげたち♪ が、ベッドのうえに積まれたまま♪ 
まずは、お風呂に入ってサッパリしてから、荷物をつくりますか〜♪ それがまちがいのはじまり…!
 
お風呂に入っていると、突如、気分がおかしい。。。あわててシャボンだけ流し、バスタオル二枚をもってベッドへ。。。素っ裸をバスタオルでサンドイッチにして、しばらく横に… でも容態は悪化の一途。。。 吐き気をもよおし、吐くこと3回。最後にはお腹がおかしくなり…トイレへイチモクサン…うーん上下のWパンチ!… 最後の最後になんたるざま! 自分を蹴飛ばしたくなりました…が、その力もなく… しかし、シンドイ。モーレツのしんどさ。。。Aさんに電話し「シンドイ… もうダメ〜 死ぬー!」。Aさんお風呂から上がったばかりだったけど、飛んで来てくださいました。お水とお薬を持ってきてくださったのはいつの時期か。モウロウとして憶えていません。ごめんなさい。
 
ダブルベットだったので、寝ている横は凄まじい荷物の風景♪
 
Mog
ここでまた、おねえちゃん手が相当つかれているので、書き込み中断を強行いたします。おゆるしください。ではまた、あしたです♪

2004/10/28  セーヌ川ディナー・クルーズ♪と翌日の美術館めぐり♪
Eiko
冒険を終えて一息する間もなく、ディナー・クルーズへ出発する用意♪ 雨が降っていたので、お花の刺繍のセーターに黒のパンツ、そのうえにレインコートって感じで降りていったら、みなさんすごくドレスアップ♪ Eikoもワンピースにすればよかった、と思ったけど、あとの祭り♪ しかたがないや〜♪
 
セーヌ川に着くと、何艘もの船が待っています。雨のなかを乗りこむ船をさがして右往左往(鉄人さんたちが、ね♪)。やっと乗船すれば、そこは日本人ばかりなり♪ みんなパーティ並のいでたち♪ 最初に乗り込んだ船は、なんとクロークだった。そこでコートをあずけて本船に♪ すてきなボーイさんたちがお出迎え♪ 入ると、なかは「お船」という感じはなくて、高級レストラン?が小ぢんまりと、って感じかな♪
 
Eikoは運良くいちばん窓際の席に。雨で水滴だらけだけど、窓も天井も透明なので見晴らし最高♪ すぐにメニューをみると、前菜、メイン、デザート、どれも日本語で五種類ずつ??? そのなかから自分の食べたいものを選べる仕組み♪ もちろん組み合わせ自由。
 
Eikoのチョイスしたメニューを紹介♪ 前菜「ガンバス海老のパイ包み、レモン風味バター」 メイン「ホタテ貝のソテー、アーティチョークの若芽、ハーブソース」 デザート「アーモンドアイス、メロンクリーム添え」 それに赤、白のワイン、お水。
 
食事がはじまると、Eikoたちのテーブルのすぐ横で、美しい女性がマイクを持って歌い始めます。もちろん生バンドで♪ 曲の主流は、やっぱりシャンソンでしょう♪ 窓の外に目をやれば、行き交う船はみんなイルミネーションで飾られ、赤や黄や緑の光がみえて、とってもキレイ♪ (あちらからみれば、こちらの船もきれいに見えてるはず♪)
 
船から見える主な建物や橋は、みんなライトアップ♪ ルーヴル、オルセー、ノートルダムに、自由の女神(フランスとアメリカの友好を記念して建てられた「自由の女神」のレプリカ)。橋も下からみれば、彫刻がいっぱいの橋、欄干が素晴らしいものなど、日ごろ、絶対に見ることの出来ないところからの風景は最高♪
 
そして、なんといっても圧巻はエッフェル塔♪ 普通にライトアップされてるだけじゃなく、塔のあちらこちらに線香花火でもつけてるの?と疑いたくなるようなライトの演出♪ ぜったい心にとどめておかなくっちゃー♪ って一生懸命みつめました。
 
いつのまにか音楽はダンスの音楽になっていて、ハンサムなボーイさんたちが、それぞれのテーブルから女の子たちを誘い出し、楽しくにぎやかに踊り始めました♪ Eikoたちのなかにもダンスを習っている方がいて、バンドの近くでノリノリで踊ってられました♪(Eikoも☆★☆さんと踊りたかったな♪ うーん? ここは最愛?のMogってことにしておきましょう♪へへへ…♪)
 
翌日は、午前中オプションでルーヴル美術館三時間コース。
Eikoは何回も行ってるのですが、いつもみんなと一緒なので移動に時間ばかりとられ、観るものといえば「モナリザ」「ミロのヴィーナス」くらいで終わるので、とってもストレスを感じるの。
 
それで初めは、ひとりで廻ろうと思ってたんだけど、ルーブルの絵画運搬用のエレベーターを使って「車イス十台くらいいっぺんだよ♪」の言葉と、説明もしてくれそうなヘルパーさんをつける、ということなので、便乗することにしました♪
まあ、それでもウーーーンと回り道をするので、三時間バッチリ、とは行かなかったけど、そんなにストレスも感じなかった♪ まあ一般のひとたちが通れない所を行くので、公開してない絵とかも観られて、それなりに今回はよかったんだ♪ それにTさんが一緒だったので、ミロのヴィーナスやそのほかの有名人たちとカメラに納まることができて、よかったかな♪
 
みんなが絵葉書なんかを買いに行ってる間、Tさんがジュースを飲んでたのでトコトコッと近づいて、「ここから自由にさせていただきます」って、ね♪ 「どこ行くの?」と片目をつぶりながら心配顔。。。「ちょっと、もどってブラブラして、それからオルセー思いっきり♪ 帰りにデパート寄って、ついでにオペラ座の天井画観られればいいな、って思ってます♪」「時間的にオペラ座までは無理かなー?」「まっ、できればってことで無理はしません」
Tさんのジュースを一口戴いて(「これがホントの水盃ならぬジュース盃♪」って言おうと思ったけど心配のうえに心配を重ねちゃうから、遠慮♪)「そいじゃあね♪」泣きそうなほど心配顔のTさんに「ダイジョーーーブ♪」を繰り返し、いざ出発♪ 
 
ルーヴルの今まで行ったことのない売店みつけて、そこで友だちのお祝い購入♪ つづいて正規の出口、つまりガラスのピラミッドから地上へ。
チュルリー公園のガーゼル凱旋門を右手にみながらオルセーへ一直線♪
すぐそこに見えてるのに、歩くと意外と遠かったんだよ♪ セーヌ川沿いの道をひとり歩く気分はパリジェンヌ♪ セーヌを渡る橋の真ん中あたりから身を乗り出して川面を満喫♪ ちゃんと信号守ってオルセーに♪
 
入り口付近の街頭ではバンドが演奏♪ と思いきや、ひとりでドラムにハーモニカ、ピアノなんかを弾いている♪ その前の階段には何人も座ってるの。Eikoも座り込もうかって思ったけど、そんな時間はないのだー!
 
チケット売場で、売っている人も買っている人もあまりに多くて、これはチケット売場じゃないかも…と疑問。それで一度並んだ列をはなれ、しばしウロウロ。日本語ガイドももらって、やっぱりそこがチケット売場♪
 
入るとすぐに見えるのは彫刻の数々♪ 「そうそう、この彫刻みて物語〔父からの手紙〕の構想がはじまったんだよ♪そのせつは、ありがと♪」なんて話し掛けてる時間はなかったのだった! いつも見ほれてしまうアンクルの絵にウインクして、右側の部屋の作品見ながらジグザグに突っ走り、奥にあるエスカレーターで最上階へ♪ 
 
そこはモネの部屋。真ん中のベンチに腰をかけ、ふと真正面の絵は、いま老人ホームのIさんに指導中の七宝額絵。「本物は、なんてやわらかいんだろう♪ どうしてこんなにあたたかいのかしら♪ ああ、Iさんに見せてあげたい♪」。。。つぎの部屋の一枚も、Iさんの七宝作品になった絵。そして、これはSさんが「なにもできない」とブツブツ言いながら仕上げた一枚♪ 印刷でしか観てないのに、みんな、とっても明るくてすんごく優しい絵を選んでるんだね♪ 
 
本物を目のまえにすると「ほんもの」だけにしかそなわっていない温度がEikoの心につたわってくるみたいでした♪
それは、ゴッホにも、ドガにも、ルノワールやロートレック、ちょっと好みでないアンリ・ルソーの作品からも… 全部の作品からかもしだされていて、Eikoの心は「春」♪
 
アール・ヌーボーのコーナーは格別魅力的で、家具の曲線に見ほれ、ガレの「手」にはケースをこわして触れたい衝動にかられ、七宝作品は穴の開くほど見つめてしまいました♪ なんてすごい、なんてぜいたくな時間を過ごさせてもらってるんだろう♪♪♪
 
オルセーで観たいと願っていたすべての作品を観終え、足は相当こたえていました。
さあ、タクシーのなかで休憩するぞー♪ 幸運にも、きのうのことを考えればウソみたいに、タクシーはオルセーの出口に止まっていました♪ 飛び乗ってデパートの案内図を見せ「ジス プリーズ♪」すると日本語で「こんにちは♪ お元気ですか♪」 走りながら観光案内までしてもらって、デパートへ♪
 
必要なものだけ買ってホテルへの道へ♪ あまりにのどが渇いてたので、ジュースを、と立ち寄ったお店にクレープのおいしそうな匂い♪ よし食べよう♪ シュガークレープの焼き立てとジュースを持って、カフェのイスへ♪ 足早に通り過ぎる若いひと、おしゃれな女性、スカーフを巻いた老人、いろんなパリジャン、パリジェンヌを見ながら、あつあつのクレープほおばる偽パリジェンヌ♪
 
いま、Eikoはパリジェンヌしてる♪ きのうときょう、観たいと願っていたすべてのものを観られて、なんて、なんて、幸せなんだろう♪ 幸福なんだろう♪ クレープもぐもぐしながら、ウルウル、ウルウル♪
 
思いっきりパリジェンヌして、ホテルに向っていると、Aさんがひとり歩いてきます。「今かえり? どうだった? 楽しかった?」「オルセーで、観たいもの、ぜーんぶ観られて…」言葉にならず…パリの道路の真ん中でポロポロポロ…♪ Aさんとふたり抱き合ってゥワーン♪♪♪
 
その夜に起こるハプニングを、まったく知らないふたりでありました♪ チャンチャン♪
 
Mog
そうだね。その夜は一大事だったね。よくぞ乗り切ったぞ、おねえちゃん!
で、でも、シラ〜ッとした顔して「最愛のMog♪」なんて、よく言えたものだ♪ まったく、もう♪
 
まったくお話は飛ぶのだけど、優太くん、よくがんばったね。たったひとりで93時間もよく耐えた。これはうちのおねえちゃんが逆立ちしてパリを歩くことよりすごいことだって、ぼくは思う。優太くんのおかあさんやおねえちゃんの分まで、がんばって生きなきゃね♪ 心から応援しているよ♪♪♪

2004/10/27  六日目は移動の日♪ そして七日目、Eikoパリを行く♪
Eiko
朝8時にバスは出発。すぐ近くに見えていたモン・サン・ミッシェルはだんだんと小さくなりつつもいろんな色に変わって、Eikoに「ここでの思い出を忘れないでね〜♪」と言っているように思いました♪
 
フランスの郊外に山は見当たりません。行けども行けども平野ばかり…全土の95%が平野で、人口は日本よりはるかに少ない♪ 小麦畑、とうもろこし畑、さとうだいこんの畑、そして小さな集落をいくつも通り過ぎて、午後、世界遺産でもあるシャルトルのノートルダム寺院へ♪
 
朝日新聞きのう10/26付けの夕刊に、このシャルトル大聖堂の話が載っていました。文化面「こころの風景」の欄に「黒い聖母の謎」という題で♪ 取るになりないお話でしたが、心のなかで「行ったよ♪行って帰ってきたとこだよ♪そういえば黒い聖母子像だったな…」
 
ここのステンドグラスがまたまた見事♪色ガラスの配置により、曇っていても雨が降っても、中からステンドグラスを通して見れば、いつもお天気。太陽がこの教会にだけ黄色い光が射しているように、力を下されているように、信者が感じる演出が♪
祭壇もすごくモダンで変ってた。周りをキリスト降誕から死までのリリーフがかけられていて、イイ感じ♪
黒い聖母子像は、はっきり覚えてないのだけど、銀を多く使った衣裳を身に付けていたことは、憶えているよ♪
懺悔するところもそこかしこにいっぱいで、はじめてなかを覗きました。Eikoは閉所恐怖症気味なので、いくら許してくださっても、ここには入りたくないな…ってね♪
 
そして、いよいよ最終地パリへ向います♪
午後5時すぎ、パリのホテルに到着♪ 夕食はそれぞれのお部屋で和食弁当が配られるのだとか。で、Eikoはそれまでの時間を、ひとりで散歩としゃれこみました♪ ズンズン歩いていくと大好きな「靴屋さん」♪ ウィンドウにはEikoの履きやすそうな靴がならんでいます。さっそく入って試し履き♪ そこで店員さん「かわいい♪」と日本語。。。その言葉にほだされたわけでもないのですが、柔らかな皮が足にぴったり♪購入決定♪♪♪
ホテルに戻ろうかな〜と歩いているとJさん姉妹にバッタリ♪「何買ったの?」「靴」「どこで」「そこで♪」「行ってみるわ」「じゃあ私も一緒に行っていい?」ってことで逆もどり♪ルンルン♪
 
夕食は「おにぎり弁当」。梅、おかか、昆布の中身。それに鳥の唐揚げ、筑前煮、香の物。ウーロン茶。
日本にいたら「こんなお弁当イヤ」って食べないと思うのだけど、久しぶりのご飯粒はものすごく美味しくて♪ 日ごろまちがっても食べない筑前煮もなぜかお口が要求♪ 母がみれば何ていうだろう?などと幾日ぶりかで母の顔が思い浮かびました♪
 
よく朝、目覚めの第一声「よ〜し、行くぞー!」
午前中、ホテル近くのラファーエット百貨店にみんなでお買い物をし、6Fのバイキング形式の食堂へ。Eikoはストロベリータルトとチョコレートケーキ、くだもの、紅茶、でお腹つくり。
そして、Tさんに「先にホテルに帰ります♪」と。あとでTさんに聞くと「デパートからホテルまで迷いやすい道だったので、そこをちゃんと帰り着いて、着替えも済ませていたから、それが最低の合格点だった」とか♪
 
そうです♪ 午後からの自由時間をEikoは一人っきりで、サルバドーレ・ダリ美術館へ行こうと決めていたのです♪
AさんとTさんが止めるように何回も「だれも付いていかないよ。いいのね?」「だいじょうぶなんだね?」と。そのたびに「ダイジョ〜〜〜ブ♪」と言い続けて、ようやくタクシーに乗せてくださいました。
バックは持って歩くな、ということで財布とハンカチ、ティッシュをジーンズのポッケに。そのうえにレインコート、そのポッケにはメガネとお水。
タクシーにEikoを乗せてから、Tさん「着いたらまずタクシーのりばを確認してから、美術館に行くんだよ」「はい、わかりました〜♪」手には目的地を書いたカードとホテルカードをしっかりにぎってね♪ タクシーを見送るTさんの不安にみちみちた顔に、Eikoは思いっきり手をふりました♪
 
タクシーは大きな通りをつぎつぎに越え、急な坂道をズンズン登り、細い道を曲がりくね、やがて停車しました。ドアを開けながら「ここ、まっすぐね」と言われているようなので、うなずいてEikoは降り立ちました。チップも忘れずに渡したよ♪
でもね、しばらく歩いても見当たらないんです、ダリ美術館。。。しかたがないや〜♪ と近くの居酒屋さんへ「イックスキューズミー♪」。「もう少し行ったところだ」って♪
 
行くと、ありました、ありました♪ 小さな美術館♪ 一歩入ればぶつかるところでチケット購入、7ユーロ♪ そしてすぐ横の真っ赤な絨毯敷きの階段をトントントーン♪ 降りれば、そこはダリの世界♪ 
 
木にひっかけられた歪んだ時計。壁一面隙間なく貼られた水彩画。くちびる形のソファ。大きなカタツムリのうえに小さな天使。あちこちにはなんとも不思議な彫刻。そこに流れる音楽はダリ自身がこの美術館に合うよう選曲したもの。その合間にときどき自身の声が流れています。
なぜか解らないのだけど教会を模したような洞窟が一角にあったりして、不思議さはますますアップの一途♪
 
Eikoの作品のヒントになりそうな絵もいくつも。観たいと思っていた「足がキリンのような象」は貸し出し中だったのか見当たらなかったけど、レプリカ(売り物)で観られました。近くで見ると「海をバックにしたヌードの女性」なんだけど、遠くから観ると「リンカーン」だったりする彼独特の技法で描かれた絵画や、絵の真ん中に円筒形の鏡をおいてその鏡にはちゃんと女性の顔が映るのに絵だけでは何か分らない絵、とか、本でしか観られなかった数々の絵や彫刻…ゆっくり時間をかけて、座り込んだりしながら、Eikoはほんとうに心ゆくまで楽しみました♪
 
売店にも立ち寄り、本やアクセサリーなんかを買いました。そしたら大きなポスターをくださって、Eikoはルンルン♪ウルルン♪気分で、ダリ美術館をあとにしました。
 
でも、そこから受難は始まります♪って、読んで頂いてるみなさんが、ですよ♪
Eikoは、もうはじめの「は」から迷子状態なので、開き直ってるから怖くもなんともなし♪ルンルン♪ 
 
さてタクシー乗り場は…、、、見渡す限り、車のカゲさえ見えません。一応、来た道を下ることに… でも魅力的なお店が並んでいて足も目もそちらへ♪ アンティークのアクセサリー屋さん、ブティック、カフェなどなど…気の向くままに歩きましたが、一向に車には出会えません。さすがのEikoもちょっぴり不安に… と近くに駄菓子屋さんのようなお店♪ おもての箱からアイスクリームを一本取り出し、おじさんに「タクシー乗りたいのだけど、どう行けばいいですか?」 おじさん、お店から出て指を遠くにさし「ライト、ライト、ライト!」「メルシー♪」。アイスをペロペロしながら石畳の道をライト、ライト、ライト♪ 
 
途中、思わず撮りたい景色をパチリ♪ 歩いていくと素敵なロウソク屋さん♪ なんとそのお店のウインドウには日本の雑誌「ミセス」の表紙が。そして日本語で「この本で紹介されたお店です」。さっそく入り、あまりにもかわいい「カタツムリ」のロウソクをひとつだけ♪ルンルン♪
 
しかし、少しは車の通るもののタクシー乗り場は見当たらず…
なおも歩いていけば、パトカー巡回。いざとなれば、あれをとめよう♪ルンルン♪
バス・ストップで、しばしの休憩。不思議なんだけど遊園地でもないのにメリーゴーランドがひとつ、子供たちを乗せてまわってる♪ルンルン♪
 
やっと、やっと、大きな道路へ。それでもタクシー乗り場はみつからない。歩いて、歩いて、また、歩いて。。。
石畳の下り坂ばっかり歩いていたので、足は限界に近く、雨も降り出しそう。。。帰ると約束していた時間はせまってきます。
 
しかたがないや〜♪ 秘策を実行するか♪
ちゃんとしたホテルをさがし、みきわめて、そのフロントへ一直線♪ 
「申し訳ないのですが、お願いします。タクシーに乗りたいのです。呼んでいただけませんか?」「OK そこに座って待っててね」。
 
ふふふ…♪ みなさんのため息がいっせいに聞こえまーす♪♪♪
 
でもね、ロビーに座って待っていたら、奥からドヤドヤドヤー! なにがおこったのか、と思ったら、レスキューのひとが6人で、ひとりの男の人を運び出すところだった。そのひとを見ると、口に管が入っていて気管切開、ふたつの目には薄緑の四角い紙が貼られていて、どこまでも白い顔。Eikoの横をすりぬけて…たぶんEikoはどうしようもなく心配な顔してたのだと思うの。レスキューのひとが戻ってきて、そのなかのひとりがEikoの顔見て、安心するように、というように微笑んでくれたから…
 
ほどなくタクシーが来てくれました。乗ったとたんに雨がパラパラ…
今夜は、セーヌ川ディナー・クルーズだ、っていうのに…♪
ホテルに着いて、すぐにAさんに電話♪「やっと帰ってきた♪ もう1時間ごとに電話かけてたんだから…楽しかったのね。よかった、よかった♪」
Tさんも、「もう少ししたら探しに行かなくては…と思ってたんだよ♪ でも、よくやった♪ ホテルに飛び込むなんて、よく思いついた♪」と、抱きしめんばかりに喜び、誉めてくださいました♪
 
このお二人が、どれだけの勇気をもって、Eikoを送り出してくださったのか、しみじみ、じんじん、ガンガン、Eikoの心に響いていました♪♪♪
 
つぎは、ディナー・クルーズと、翌日のまたまた一人パリ散策のお話でーす♪
 
Mog
そうだよ、おねえちゃん。Aさんなんか仕事しつつ「やっぱり付いて行けばよかった」と思いながら、何回も何回もおねえちゃんの部屋に電話かけられていたし、
Tさんの心配も尋常じゃなかったんだからね。
よくよく感謝しなくちゃ、バチがあたる、ってものだよ♪
 

2004/10/26  五日目♪ いよいよモン・サン・ミッシェルへ♪
Eiko
いよいよ念願のモン・サン・ミッシェル♪ 朝8時50分バスに乗り込み、いざ行かん♪
途中の牧草地では、羊たちがのんびり草を食みながら、寝そべりながら、すごしています。ここの羊たちはお肉にみんな塩味がついているのだそう♪ うっそー…みたいだけど、海に近いので土自体が塩辛い。とうぜん土から生える草たちも塩辛い。それを生まれたときから食べ続けている羊たちもとうぜん塩辛い。へんな三段論法だけど、ほんとうみたい♪
 
そうこう言ってる間にモン・サン・ミッシェル到着♪ 引き潮で、陸続きのときなのでバスは、教会建物のすぐ近くまで♪
降り立って、すごい海風にびっくり♪ 吹き飛ばされそうになり、あわててバスのかげに。
そこから見上げる塔のてっぺんにはキラキラ「聖ミカエル」のすがた♪
「とうとう来たんだなあ」Eikoは聖ミカエルさんや塔や建物のひとつひとつを、目に、心に、刻み込んでいきました。
すぐそばに海がせまっていて、その殺風景な海とゴシックの古くてすごい教会のアンバランスは見事です♪
モン・サン・ミッシェル。直訳すると「聖ミカエルの山」。ここはドルディン教の聖地です。8世紀に建立され、13世紀初頭にもう一度シャトルが再建されたころから本格的に14世紀くらいまで栄えたようです。
大天使ミカエルは人々を天国に迎え入れるのがお仕事なのだとか。そこから「ミカエル信仰」が栄え、巡礼者たちが修道士の生活をささえたそうです。
 
いよいよ入り口へ♪ でもそこに見えたのは、このツアー最大の受難か! と思われる果てしない急な坂道♪ 介助の鉄人さんとケンジくんは、一台々々車イスをイッキにダーーーッと押し上げています♪ Eikoも負けてはいられません。Aさんに手をつないでもらってイッキに?いえいえイッポイッポ…何しろ海の中にそそり立つ岩山に建ててある教会なので、舗装してある、というものの乗鞍岳以上の急勾配♪ 帰り道をかんがえると恐ろしくて前に進めないので、「ナントカなるさ!」一歩、「どうにもならなければ転げよう!」一歩、って感じ♪
 
このツアーなら教会の内部まで行けるかなー???などという甘い考えをしていたことなど思い出すこともできないほどの坂♪ 
教会には「キリスト誕生時に来ていたマリアさまの服」がある、とか「シャトルの青」と呼ばれる素晴らしいステンドグラス172枚もある、とか聞かされていましたが、それどころではございませんでした。
でも、ある程度の見晴らしのイイところまでは登れたし…モン・サン・ミッシェルをEikoの目にしっかり納められたので、まんぞく、満足♪
 
帰りの下り道は登る以上にメッチャ大変♪ 車イスをおろし始めた鉄人さんとケンジくん「どうしようもなくなったら、手を離せばいいからね♪」「そうですね♪そうすれば勝手に下に着いちゃいますね♪」。Eikoには車イスの鼓動と恐怖の悲鳴(あくまで車イスの。乗ってる方たちではございません)が聞こえました♪
 
Eikoは、Aさんと付き添ってこられたお嫁さんに挟まれ、連行スタイル♪ 途中「前科何犯だっけ?」「うーーーん。ゴハンくらいかな♪」なんてこと言いながらも、顔は必死♪ 足はツンツン♪ きっと、お嫁さんは腕に「ミ」が入ったことでしょう♪
そのあと反対側の「おみやげものやさん坂道ストリート」へ♪
 
お昼ごはんは、モン・サン・ミッシェルが一望できるレストラン♪ そのテラスで全員集合写真♪ ほかにもさんざん写真を撮って、お食事タイム♪ 最後のデザートがフルーツポンチだったの。いろんな果物が入ってたんだけど、赤い一口大に切ったもの。Eikoは口に入れたとき「とってもなつかしい♪」と。それからしばらくモグモグして「スイカ♪」って思ったんだけど、1%の疑問が残ったの。それでトナリのケンジくんに「これスイカだよね?」彼のには一切れした入ってなかったスイカをモグモグ…「スイカ?じゃないみたいっすよ♪」。ほかのみんなも赤い果物モグモグモグ…「スイカじゃないみたい」「そうよね」「ちょっとちがうよ」…「Eikoちゃん♪ 残念ながら、みんなの意見一致♪」との声。。。うーーーん♪でも、こういうことが楽しいのよね♪♪♪
 
そして昼食後、バスは城壁に囲まれた町サン・マロヘ
この町にもモン・サン・ミッシェルほどではないけど古いサン・ヴァンサン教会があります♪
教会へ行く道は石畳の坂道♪ でもモン・サン・ミッシェルほどではないから、ひとりで歩いてだいじょうぶさ♪
教会内部を見学のあと、教会を出ようとしていたら、見学にきていた現地の中学生を引率の先生が鉄人さんたちに声をかけました。どうやら、車イスではたいへんな階段を生徒たちにヘルプさせたい、とのお申し出♪ 鉄人Tさんの指導により三人で一台の車イス。持上げさまに「アン、ドゥー、トュワ、GO♪」のTさんの掛け声で、つぎつぎに車イスは担ぎ上げられていき、あっ、という間に全員地上へ♪
現地学生とEikoたちの「突然交流」の会は成功でした♪
 
そして、フリータイム♪ 迷子になったら「カテドラル サン・ヴァンサン シルヴプレ」。しっかり呪文を頭に入れて…途中のお菓子屋さんで、鉄人のTさんにチョコレートを買ってもらい、食べながら、一人歩きのリハーサル♪ルンルン♪ ディスカウントの本屋さんやおみやげやさんをひやかしながら♪ルンルン♪雨も降り出したけど、呪文をプツブツ繰り返しながら、ルンルン気分♪♪♪
 
夕食は、またモン・サン・ミッシェルの一望できるレストランへ♪ 
ライトアップされたモン・サン・ミッシェルは、あおい空の下とは、まったく違う表情をしていました。ぼんやり薄黄色に浮かび上がる「聖ミカエルの山」は、すこ〜し不気味でもありました。
 
食事といっしょの飲み物は少しまえから、どこでも「シードル」。これはリンゴでつくったビール♪ お店によってアルコール度数がまったく違うの。要注意♪
最初にAさんが特別注文してくださった「オムレツ」これはね、なみのオムレツじゃあないんだよ♪ ものすごい大きさ…ふつうの十倍はあると思う。それで中はスフレ状態のフ〜ワフワ♪ 19世紀中ごろ、宿屋をしていたブラールおばさんの創り出したオムレツさ♪ お口のなかでシャワシャワ〜ッて溶けちゃう感じ♪
 
いよいよ明日はパリへ向けて出発しま〜す♪
 
Mog
いよいよ明後日、おねえちゃんは問題行動を起こします♪ 方々、大きく息をして、おまちくださ〜い♪
 

2004/10/20  三日目の午後から〜♪
Eiko
デジカメが完全に動かなくなったことをバスのなかで確認後、Eikoは気分が沈んでしまいました。それに引き換え、お天気は徐々に快復してきました。バスの窓からは素敵な風景が広がっています。
 
そのとき「カメラのひとつやふたつが動かなくなったからって、せっかくの旅行を台無しにするのはもったいないよ。いっしょうけんめい目に焼き付けておけばイイことだし、楽しみなよ♪ ボケかかっている頭にはちょうどいいリハビリさ♪ このあと、どこかでカメラ買っちゃえばいいんだから♪」と、だれかのつぶやく声がきこえました。
「そうだよ! そのとおりだね♪」いつも小うるさい声なのですが、このときだけはすんごく力強く感じて、Eikoの心は急速に元気になりました♪
 
 
そうそう、ここで一緒に旅をしている方たちを紹介しておきましょう♪
 
この旅を25年、企画から添乗まですべてに責任を持ってくださっているAさん♪
日本で「車イスの旅」は、この方から始まりました♪
ちょっとポパイの恋人オリーブ・オイルに似ています。
そして、どこでも、誰とでも、私たちのためにケンカをしてくださり、たいていは勝ち抜いてくださる、何があっても安心の、ものすごいパワー・ウーマン♪ 
でもね、ほんとうの彼女は「おかあさん」のように優しく、包容力満点のひと♪
たいてい歩くときEikoの手はAさんにつながっていました♪
この方、Eikoは心のなかで「ツアコンの鉄人」と呼んでいます。
 
もうひとりは、いつも付いて来てくださる「介助の鉄人」のTさん♪ 
この方にかかれば、階段、坂道、人込み、船、どこでも車イスで行ってくださいます。
Eikoは、Tさんと歩くと体重をみんなかついでくださるので、ただ足を交互に動かすだけでいいんです。だから、どんなに歩いても疲れないどころか疲れがとれてしまうんです♪
 
そのほかにもね、たとえば、バスのなかで、小袋入り小梅が1個まわってきたんですね。Tさんがすぐ前の席だったのです。小梅の袋は開けにくかったの。そしたら前から黙って手が。小袋渡すと開けて戻ってきました。食べ終わったら、前から手が出てゴミ回収。つづいてお手拭登場。拭き終わると同時に手が出てゴミ回収♪ 
Eikoは、思わず「カンペキ〜♪」と声がでちゃいました。すると、前の座席から顔が出てきて「なにしろ、かわいいEikoちゃんのためだからね♪」とニッコリ♪ それらの一部始終をみていた周囲のひとたちは拍手♪ Eikoも拍手♪
おまけに、彼はとてもカッコイイ♪ 加えてハンサムなので〜す♪
 
 
そして車イス8台をふくむ16名の参加者。
そのなかには、ご主人、妹さん、甥ごさん、お嫁さん(ほんとの母娘と思っていたら、お姑さんに付き添ってこられたのだった。嫁姑の理想の姿をみた思いでした♪)、ボランティアさん、など個人に付き添ってこられた方々もいます。
 
個人に付き添ってこられた方々にも、それぞれEikoはしっかりとフォローしていただきました。
 
なかでもKさんの甥にあたるケンジ君♪
彼は、介助のTさんの助手のように、気配りは完璧に行き届いていました。
Eikoが坂道などを恐々歩いていると「どうぞ」って腕が出てきたり、バスから降りるとき雨で車イスの方が濡れそうになると、サッと上着を脱いでかけてあげたところなんか、思わず口笛ふきたくなりましたね♪ お食事のときなんかも一生懸命話題提供して楽しい雰囲気つくってくださってたし♪♪♪
ほんとうに可愛くてハンサムで、とってもジェントルマンな青年でした♪
 
 
さて、旅のお話のつづきです♪
 
この日は、いつものメンバーのほかに車イスを押したり、ヘルプしたりするために現地ボランティアがひとり加わりました。
 
レストランで昼食のあと、庭園が美しいヴィランドリー城へ。
最初に見たのは菜園からでした。入り口にはトマトやだいこんやたまねぎに似た野菜たちが売られています。「こんなの見たことないよ」などとおしゃべりしながら歩を進めます。
 
Eikoは、最初そこが菜園とは気付かず、「きれいねえ♪」と言いながら歩いていました。Aさんの「これはハーブのなにかよねえ」との声に、え、えーーーっ♪ 
よくみると、ハーブ類やキャベツ、パンプキンなどが植わっていました。けど同じ畑なのに、なんと芸術的なことでしょう♪ どこかの国とはちがいます。。。
 
そして本格的な庭園へ♪ これぞまさしくフランス式装飾庭園♪ 一区画一区画ちがうデザインで見事に刈り込まれてあります。そのデザインのひとつひとつに意味があり(「優しい愛」「熱烈な愛」「移り気な愛」「悲劇的な愛」など)、その意味にそったお花の色♪ そのむこうにはお城。反対側は見渡す限りの平野。きっと、この平野も城主のものだったんだろうなあ♪なんて思いながら、ゆったりと歩いていると…
 
きょうヘルプしてくださる現地ボランティアが真っ青な顔でうずくまっています。Aさんが気付いてもどっていきました。昼食のときの何かに反応してアレルギーが起こったもよう。彼をそのままにして、庭園散策を終え、絵葉書などを買ってバスへ。
 
バスに戻ると、彼のために、すぐお医者さまへ出発。大きなバスは、街の入り組んだ細い道をうまく通って病院へ。彼をおろして、みんなでホテルへ直行♪ と思いきや、Jさんが「まって〜! 私の杖を彼に貸してあげたから〜」。杖が戻らなければJさんは歩けません。結局みんなで、彼が病院で手当てを受け、薬局で薬を調合してもらって戻るまで待つことに。。。
Aさん「ヘルパーに来てもらったひとをヘルプするのは初めてだわ」チャンチャン♪
 
ホテルへの帰り道、地元のスーパーでお買い物。もちろんEikoは「使い捨てカメラ」を買ったのはいうまでもありません。
 
よく四日目は、いよいよモン・サン・ミッシェルへ♪
途中、アンジェ城に立ち寄り、それはそれは、ものすごいタペストリーの見学♪ だって新約聖書「マハネ黙示録」全編をタペストリーで物語ってあるんですから♪
長さ103m、巾4.5m、70場面のタペストリーがズラ〜〜〜リと。ひとつひとつ説明を聞きましたが、立ちっぱなしだったので、車イスに捕まらせてもらってましたが、足がそうとう疲れましたねっ♪
 
そのあと、のどかな田園風景と可愛いお家の集落を交互に、約310Kmを走行。
やっとモン・サン・ミッシェルの影が小さく見えたのは、もう夕方でした。
Eikoがモン・サン・ミッシェルをはじめて知ったのは、小学生か中学生のときでした。カレンダーの大きな写真♪ それは紫の濃淡の雲をバックに幻想的な姿でした。こんな美しいとしか言いようのない景色が世界にはあるんだなあ…行ってみたいなあ♪ 
そのとき夢のまた夢でしかなかった「その場所」に、いまEikoはいる♪ そう思うと、その夜はなかなか眠れませんでした。
 
Mog
おねえちゃん、最悪の状態のなかでのぼくの声、いい声に聞こえただろう?

2004/10/19  無事にかえりました♪ 思い出話、第一弾♪
Eiko
10/16早朝に成田へ着き、夕方我が家にもどってまいりました♪
 
すぐにみなさんにご報告したかったのですが、翌日どうしても出かけねばならなかったり、荷物の整理などに時間もとられ…それから疲れと時差ぼけで、いまになりました。
ご心配を戴いているみなさま「無事帰国報告」おそくなり、申しわけありません。どうかお許しのほどを。。。
 
旅は、ひとことで申しますと、モーレツに楽しかったで〜〜〜す♪ 
 
しかしながら非常に残念なご報告もしなくてはなりません。デジカメ故障のため、写真のアップはおぼつかない見通しになりました。(一緒に旅行してデジカメで撮っている方たちには、写真を送ってもらうようにお願いしましたので、少しはアップできるとは思いますが…)
 
このツアーはお天気に強いのが自慢だったのに、このたびは雨にたたられ通し。「TDR車イスの旅」企画は、今回をもって終了してしまうので、添乗員のAさんの「涙雨」という声も。。。
ものすごい雨のなかレインコートをかぶり歩いていたのですが、ポケットに入っていたデジカメは動かなくなっていました。バックに入れておけば… 
 
ああ、でも、これもまた神さまのおぼしめし?御意志?でしょう…♪ しかたがないや〜♪ インシャラ〜♪♪♪
 
それでは、楽しいお話をはじめましょう♪
成田からパリへの飛行機のなかでのハプニングから…
飛行機に乗り込んだのは夜の9時すぎ。お夕食が11時をまわったあたり。機内での食事はEikoにとっては重労働のひとつ。
 
液体だけでも、お水、紅茶、ジュース。メインのお料理にサラダ、チーズ、バター、デザートのケーキ。そしてナイフ、フォーク、スプーン、おまけにシュガーとチョコレート。それらがキッチリとパッキングしてトレーにずら〜り♪ 
 
何事もなくラップや蓋を開けるだけでもEikoには奇跡的な作業♪ でもね通路側の席にしていただいていたので、なんとか失敗もせず、美味しく戴けたのです。
 
しかしながら、お薬を飲んだあとのお水、いつまたのどが渇くかわかんない、とフォルダーにかけておきました。それがまちがいのもと♪(みなさん、ご想像つきますよねえ?) 
 
トイレから戻り、席に着いたとたんコップがバッシャ〜〜〜ン♪ まさに「おもらし状態」トホホ… 
ハンカチ2枚持ってトイレへ逆戻り、あの狭いなかでジーンズを脱ぎ、濡れてる部分に表と裏からハンカチあててギュウギュウしぼりまた。
 
それで席にもどったのだけど、まだヒンヤリ♪そこで思い出しました。バックのなかにカイロをいれているのを! 
 
それで大発見をしました。使い捨てカイロを水分の多い所にあてると異常に熱くなるんですよ♪ そのあと急速に冷めちゃうの。。。みなさん、ご存知でした? 気を付けましょうね♪
 
パリには朝の4時すぎ。すごく寒くてブラウス一枚だった上にセーター、ジャケットをあわてて着込みました。
 
頼んでいたリフトバスが着いていず、ずいぶん待たされました。そしたらホントはとっくに着いてたんだけど、待つ場所まちがえてたんだって♪ なにしろオランダから来てくれたので(いつも頼んでるフランスのバス会社が倒産してたんだって)少しのまちがいは、しかたがないや〜♪
 
いよいよ一日目の観光開始♪
まずバスを飛ばせて、途中で2回目の朝食(1回目は畿内でね♪)にサンドイッチとジュースをバスストップで買い、車中でたべながら、ジャンヌダルクの町オルレアンへ♪ 
 
オルレアンは、小さくて静かな町。
ここでジャンヌダルクは生まれ育ったんだなあ、と。
彼女の生家も見学。茶色の板張りの大きな家でした。
そして彼女のために大きな教会サント・クロワ大聖堂が建てられてありました。色とりどりのステンドグラスが取り囲むなか、正面に少女ジャンヌの断髪に鎧姿の大きな肖像画がかかげられていて「あなたがフランスを救ったのね。でも、、、」と思わず彼女に語りかけていました。
 
そのあとシャンポール城へ立ち寄り、ロマンスグレーのおじさまに腕を組ませてもらって、お庭を歩きましたよ♪
そして、はてしない田園風景を過ぎ、ロワール古城めぐりの街トゥールへ。
 
翌朝、めざめて窓をあけると緑の合間から濃い墨色の屋根に白い壁の家がみえて、遠くには教会の塔が建ち、バックは黒い雲のすき間から薄いグレーの雲と朝焼けのすこし残る雲。「こういうのを、ばら色というのかな♪」って、ちょっとね♪
 
ロワール川は自然にまかせてある川で、あちらこちらに土砂が堆積していてそこに木が生え伸びていて、お水だけで一本の川になっているのは、ひとの手が加わっている川なのだと認識を新たにしました。
 
まず、古城のなかで最も大きくうつくしいお城、シュノンソー城へ♪ 城主には本妻さんとお妾さんがいて、イギリスのチャールズさんのような感じで、この城主は、もと家庭教師のお妾さん(20才年上)との方が付き合いも長く親密で、このお城も彼女のために、ちょうどロワール川の上に建てられました。
 
 
川にいくつものアーチのついた橋みたいなののうえに白亜のお城。のちに城主のなくなったあと本妻さんがこのお城をお妾さんから取り戻し、住んだので、お庭もお妾さんの造ったお庭と本妻さんのお庭があります。
 
どう言えばいいのかわからないんだけどお妾さんのお庭の方がセンスがよくて綺麗なんですよ♪
 
このお城を出たとたん大雨になり、集中豪雨のような激しい雨のなかレインコートだけで、だだっぴろい敷地を歩いて、それでデジカメ壊れちゃったんです。。。。。う〜〜〜ん!
 
Mog
おねえちゃんのおしゃべりは際限なくつづくのですが、ぼくの独断と偏見で強制的に中断いたします。なぜ?って、これからの話はひといきもふたいきもつかないと、ぼくが付き合いきれないんだから。。。
またのつづき、みなさん、心臓マッサージをして待っていてください♪ 
このぼくでさえ息が2、3回止まったようなことを、おねえちゃんはしでかします!

2004/10/06  突然ですが♪
Eiko
あす7日から、ちょっとフランスへ行ってきます。もしものことがなければ、16日の夜には帰っています。
 
今回はトゥールで古城めぐりをして、モン・シサン・ミッシェル、そしてパリ、というスケジュールです。写真をいっぱい撮ってくるつもりですので、アップをお楽しみにしていてくださいませ♪
 
もしものとき、いちばんの気がかりは新聞に年齢の出ること♪ それだけは何としても阻止したい、と思っております♪
 
それでは、また、元気にお目にかかりましょう♪ ごきげんよう♪♪♪ 行ってまいりま〜〜〜す♪
 
Mog
おねえちゃんには、ぼくがついています♪
みなさまのご心配は、ご放念くださいますように♪
では、ぼくもいってきまーーーす♪
 



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