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脳性マヒ・二次障害レポート

Eikoのひとりごと
      Mogのつぶやき



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2004/02/25  欠航にて決行ならず。。。
Eiko
この日付をご覧になって、あれれ??? とお思いの方も多いと存じます。
そうなんです。23日、北海道は全域大風雪のため、空港は全日閉鎖。よってEikoは北海道には到達できませんでした。あーあ。。。
 
その日、11時55分の千歳行きの飛行機に乗るため、9時に空港タクシーが迎えにきました。乗り込むときに「北海道行きのお客さま、向こうは大雪なので欠航になるかもしれませんが、それでも行かれますか?」と聞かれました。北海道行きには、Eikoの他にひとり受験生も乗り込んでいて、どちらも「行ってみます」ということで出発しました。
 
行く道は空いていて、春の日射しがまぶしいでした。ここはこんなに暖かいのに、、、と思いながらウトウト…
10時過ぎに伊丹空港に着いてみると、やはり千歳行きのだけ「ただいま搭乗手続きを中断しております」と掲示板。
アナウンスでは「何時何分発旭川行きは欠航になりました」と繰り返していて、これはヤバイぞ、と思いながらも、中断は欠航ではない、ので、とにかく一生懸命掲示板を見ていました。
 
搭乗手続きのカウンターの前は、ものすごい人、人、人、、、座るところもないので、ずっと立ったままです。Eikoは近視と遠視の両方なので、掲示板も見にくいし、、、それでも手続き再開となれば、すぐにカウンターに並ばねばならないので、そこを動くわけにもいかない状態。
 
そこここでは携帯で「どうしよう」とか「欠航になったから次を待つ」だの「行けないから、こうしてくれ」というような声があちこちから聞こえて、ますますドキドキ…
Eikoも一緒に行く友だちにメールしたり、電話かけたり…
 
11時半ころに「欠航」のアナウンスが流れ、それまでの緊張と疲れで、歩くのがやっと。「キャンセル手続きは8番カウンターで…」と。そこへ行けば、これが本当の長蛇の列なんだー、と感心ひとしきり。最後尾にしばらく並んでいたものの、このままだと何時間かかるか分からないぞー。。。
 
もう2時間以上立ちっぱなしなので、限界に近くなってきています。Eikoは歩いたりしていると2.3時間は平気なのですが、じっと立っているのが苦手なんですね。
このまま並んでいたら、どこかで倒れそうだったので、Eikoは考えました。
 
それで、いちばん空いているカウンターへ行き「京都に帰ってから、キャンセル手続きはできませんか?」と。それでチケットにハンコを押してもらって、リムジンバスに乗り、帰洛いたしました。
 
友だちは「明日もう一度チャレンジしましょう」と言ってくれたのですが、友だちの友だちも「がんばろう」と声をかけてくれたのですが、なんかガタガタに疲れてしまって、明日もう一度おなじことをしなくてはならない、と思うだけで、頭がクラクラ。。。
 
で、友だちにも、その友だちにも、申し訳なかったのですが、Eikoは「おりる」ことにしました。
流氷も見たかったし、丹頂にも会いたかったし、なにより北の幸を思いっきり食べよう♪と楽しみにしていたのです。
でもね、いままで、どうしても、ってゴリ押しですると、ひとさまに迷惑をかけることになったり、悲惨な結果に終わることが多かったのです。それに、無理しないで引いておいた方が結局は良い方向にむかうことが多いので、あきらめることに決めました。
 
友だちの方は、せっかく一週間休暇を取ったので、翌日、北海道へ♪ 予定を大幅に変更して、支笏湖の温泉でゆっくりしているそうです。よかった♪よかった♪
 
そういうわけで、「流氷」や「丹頂」の写真を期待?してくださっていた みなさま、どうか、お許しくださいますように。
 
でもね、べつのお友だちから電話がかかってきて、26日お食事に行くことが決まりました♪ 捨てる神あれば拾う神あり♪ ルンルン♪
 
Mog
また、つぎの機会に行けばいいよ。オヤジは心配しなくてよくなったから喜んでるけど、、、おねえちゃんは、オヤジのことなんか気にすることなくリベンジを、ね♪
って慰めなくても、お食事会の話♪ おねえちゃんは、とことん幸せにできてるよ。

2004/02/17  来週は北海道♪
Eiko
みなさま、お変わりございませんか? ひどい風邪が流行っているようです。どうぞ気を付けてくださいね。
ずいぶん、また、ご無沙汰してしまいました。と申しましても、「ラストサムライ」以降、仕事で出かける以外は、ほとんど家にいましたので、ご報告することが何もなかったんです。
家では、注文の七宝額を創ったり、それに即発されて、新たな額の制作に取りかかったりしていました。
 
そうそう、突然なのですが、来週、北海道へ流氷と丹頂鶴を見に出かけることになりました。
1月の末に、友だちのAさんと電話で長い時間おしゃべりしていて「どこかへ一緒にいきたいね」というところから、北海道に彼女のお友だちがいるので、そこへ行こう! とその電話の中で決まっちゃったのです。
 
Eikoが旅行に行きたいな、と思っても、普通はこんなに早く決まることはありません。まず一緒に行ってくださる方を見つけなければなりません。それで日にちも合わさねばなりません。予算もあります。そんなことを考えると、とても自分からは言い出せないので、「どこでもいいから行きたいな。誰か、連れて行って♪」と言っておいて、ひたすらお声を掛けて頂くのを待つことになります。
でも今回、普通のひとたちは、旅行に行きたい、と思えば、即、行けることになるんだなあ、と驚き半分に納得しました。
 
北海道での観光や宿泊は、Aさんのお友だちが、すべて手配してくださいました。で、Eikoがしたことは、航空チケットを買いに行くことだけ、だったのですが、これがまったくの初体験♪ 旅行社に行き、何時何分のJALのチケット…なんて、いうのもドキドキしました。でも「へえー、こんなに簡単に航空チケット買えちゃうんだ♪」って、なんだかウソみたい♪って感じ。
 
Aさんは岡山のひとなので、千歳空港で待ち合わせです。これは心配しないでください。沖縄へ行ったときも那覇空港て待ち合わせ、バッチリでしたからね。
障害者が旅行するとき、いちばん楽なのが飛行機なのです。出発カウンターへ前もって言っておけば、先にゆっくり乗せてもらえるし、機内では飲み物も配慮してくれるし、手荷物を預けても取り上げるのが難しい、と言っておけば係の人が来てくれます。それで規定内のところは持ってくれるので、有難いサービス満点なのです。
このごろはJRでもエレベーターが配置されているところが多くなってきたので、以前に比べれば、利用しやすくなったようですが、、、
 
先日、養護学校の創立45周年パーティがあり、出席してきましたが、Eikoと同じくらいの障害のひとが、車イスで、食事も介助が必要になっていました。
Eikoもいずれはそのようになる、と思うので、今のうちに行きたいところへ行き、したいことはしておこう、機会を逃さないようにしよう、と改めて思いました。
 
では、また北海道から帰ってきましたら、写真などをアップしたいと思います。
お楽しみに♪
 
Mog
おねえちゃんは、いいお友だちばかりに恵まれて、幸せだとおもうよ♪ 気を付けて北海道でもどこへでも行ってきな。オヤジの繰り言は、ぼくとおかあさんが引き受けておくから♪



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