Eiko
個展、こてん、コテン、と言っていたら、個展前に、本当にコテンとコケてしまったEikoでした。
でも、やっとの思いでたどり着いた個展は、ものすごい速さで突っ走り、気が付くと、大成功に終わっていました。
つゆ時でしたので、お天気がいちばん気がかりだったのですが、うっとおしく雨が降ったりやんだりするなか、哲学の道という辺鄙なところに、6日間で三百人をゆうに超えるお客さまがお越しくださり、たくさんのお花も戴いて、盛会に終えることができました。
みずみずしい緑のなかで、作品たちは生き生きしていたそうです。以前に見た作品がちがってみえる、と何人の方から聞いたでしょう。
やはり、このギャラリーでさせてもらえてよかった、という思いでいっぱいになりました。
本当に、みなさま、ありがとうございました。
今回、こんな大々的にさせて頂く個展は本当に最後になるかも知れないな、との思いから、今まで東京や外国で個展をする(予定はまったくなかったんだけど♪)ために手放さずに置いていた作品も、並べさせて頂きました。
家の小さな床の間にあふれんばかりに積み上げられた作品たちを眺めながら、こんなところで眠らされているよりは、ほしい、と仰ってくださる方々のもとに飾って頂くほうが良い、というのは解ってはいたのですが、それでも、もう創ることができないであろう作品たちを手放すことに、Eikoはものすごい抵抗がありました。
それは、本当に父親が娘をお嫁に出すような気持ちに似ていると思います。
でも、今、思い切って並べさせて頂いて、心からよかった、という気持ちです。
それは、みなさまがかけてくださった、ひとつ、ひとつ、の言葉でした。
「大切に飾らせてもらうわ」「落ち込んだとき、これを見て、元気になる」「だあれも、Eikoが簡単に創った作品や、なんて思ってないよ」…
みんな、解ってくださっているのだ、とベッドに入ってから、ポロポロと涙がこぼれました。今もウルウルしながら書いています。
これだけ、解ってくださっているところへ作品はゆくのです。きっと可愛がって頂けるでしょう。Eikoは作り手冥利につきます。
それに大方は、長年の友だちや知り合い、ご近所にゆくので、逢いたいと思えば、いつでもそこにEikoが行けばいいのですから♪ 失恋とはちょっとちがいますよね♪ お嫁に出すのですから♪♪♪
でも、今回の個展を終えて、あらためて思うことは、また、がんばって個展がしたいなー、ということです。ひょっとしたら回顧
展になるかも知れませんが…???
それから、おかげさまで「貧血」もずいぶん良くなったみたいです。赤も白も(ワインのお話ではありません)正常値の最低レベルまで上がってきたもようです。
そしたらね、ふしぎなことが起こったんだよ♪ いままで香辛料がまるでダメだったのに、ちょっと食べられるようになってきたんです。
よ〜し、おさしみにはワサビつけて、カレーだって甘口とはおさらばだー、ってんだ♪ これからEikoはオトナだぞー♪ へへへ…
「個展の会場へ」というページを作って、写真をアップしました。お時間がありましたら、寄ってみてくださいませ♪
Mog
大成功でよかったね。みなさまに感謝しなくてはいけないよ。
おねえちゃん! ボーーーッとしてちゃあダメだぜ。
|