エメラルドにまつわる神話
遠い昔4大天使(ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエル)の中の一人とされる
【大天使ミカエル】の仲間の天使と堕天使ルシファーの仲間との間で戦いがあったと云われます。
ミカエルとルシファーは双子という説もあり、これは天使と悪魔・表と裏の顔と考えられます。
ルシファーは元々、神々から最も愛されていて天使達の中でもトップクラスの大天使でしたが、
自分の状況に自惚れてしまい堕天使になってしまいました。
ミカエルとルシファーは戦いを始め、
大天使ミカエルの炎の剣が堕天使ルシファーの冠からエメラルドを叩き落とした時に勝敗がついたと云われています。
戦いに敗れたルシファーはサタンと呼ばれ
ルシファーの冠にあったエメラルドは落ちた時に大地と衝突して砕け散ったことにより
現在でも無傷のエメラルドは見つからないと云われるそうです。その後ルシファーの冠から落ちたエメラルドは、
くり抜かれて聖杯となりこの聖杯こそが
イエス・キリストが≪最後の晩餐≫で使用したものであると云われてきましたが、
聖杯は古代のガラス製品だったという話も残されているそうです。このような神話からもエメラルドという石に歴史の深さを感じずにはいられなくなってしまうのではないでしょうか。聖杯・・・キリスト教の儀式である聖餐に用いられる杯のことをいいます。
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