エメラルドの歴史

カットの歴史
エメラルドの多くは『エメラルドカット』と呼ばれる
50面体の外周に沿って平行にファセットが並んでいるカットを施します。
このカットはエメラルドの輝きをより一層美しく引き出すために
屈折率を計算していてエメラルドの為のカットと言っても過言ではありません。
エメラルドカットは16世紀に入ってから誕生しました。


 

★石の歴史★
ギリシャ時代からエメラルドの存在は書き記されています。
プリニウス(帝政期ローマの軍人で植物学者)の「博物誌」ではダイヤモンドと真珠に次ぐ第三の宝石とされていますが
出回るようになったのはアメリカ大陸発見(1492年)後だと云われています。
また、エジプト女王クレオパトラのエメラルド好きは諸説でも有名であり、
自らの名前を付けた(クレオパトラ鉱山)鉱山を所有し、
宝飾用や砕いてお化粧用として用いたりしていたことは
古代の採掘跡が発見されエメラルドが採掘されていたことにより判明しています。
この長い歴史があるからこそエメラルドには
【未来を予告する力がある】などという言い伝えが生まれてきたのではないでしょうか・・・?


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