宝石サンゴについてT
今日は宝石珊瑚についてお話します。
※赤珊瑚(アカサンゴ)濃い赤色、小さな枝が密集して成長する血のような濃い色をしたものを血赤珊瑚(チアカサンゴ)といいます。
産地は西太平洋、土佐沖で採取される赤珊瑚は世界最高の評価を受けています。
※桃珊瑚(モモイロサンゴ)赤に近い色から白に近いピンクまでをいい、宝石珊瑚の中では一番大きく成長するといわれています。
淡いピンク色を帯びたものを『ボケ』といい希少性が高いとされています。
産地は日本海沿岸を含む西太平洋の海域とされています。
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※白珊瑚(シロサンゴ)
純白に近い物から薄い桃色のもので、
置物などの顔に使い彫っていくと陰影のはっきりした物が彫り上がるとされています。
産地は日本沿岸から東シナ海、南シナ海、フィリピン、べトナムの海域とされています。
※地中海珊瑚(ベニサンゴ)色合いは赤い珊瑚と似ていますが、
他の珊瑚に比べ少し柔らかく浅い水深に生息しているので浸食を受けていることが多い。産地は地中海(ほとんど産出されていない)、サルデニア島、コルシカ島、ギリシア沖とされています。
宝石珊瑚とサンゴ礁のサンゴとの違いを表記しておきます。
宝石珊瑚・・・貴重サンゴで八放サンゴ類 【個虫(ポリプ)が触手が8本と胃腔に8つの隔壁をもつ種類】
サンゴ礁・・・石サンゴで六放サンゴ類 【個虫(ポリプ)の触手と隔壁の数が6かその倍数の種類】