千産千消 房総太巻き寿司 食育について 糖尿病の栄養指導 研究・発表
 
 
 
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千産千消メニュー(2)
 
雑穀ひじきごはん
 
料理の神様のまつられている高家(たかべ)神社のある千倉町の料理コンクールで入賞した私の自慢料理です。 ひじきは海草の中でも特に鉄分、カルシウムなど、栄養価に富んでいます。
 
【1人分】
エネルギー(kcal) 350
たんぱく質(g) 9.0
脂質(g) 2.8
カルシウム(mg) 80
鉄(mg) 2.2
塩分(g) 1.7
 
材 料
  (4人分)
2合
雑穀(アマランサス)
(大麦、もちきび、
もちあわ)
大さじ3
2カップ
大さじ2
しょうゆ 大さじ1
小さじ2/3
砂糖 大さじ1
乾燥ひじき 7g
ちりめんじゃこ 20g
油揚げ 1枚
ニンジン 小 1/2本(50g)
 
作り方
ひじきは水に漬けて戻し、長いものは2cm位に切る。 ちりめんじゃこはさっと洗う。
油揚げは熱湯をかけ千切りにする。ニンジンは3センチの千切りにする。
雑穀は茶こしに入れ水をかけて洗い、洗った米といっしょに釜に入れ、水を加えて30おく。 炊飯器のときは2合の目盛りまで水を入れる。
炊くときに酒、塩、砂糖、しょうゆで調味し、「」と「」の具を入れ普通に炊く。
   
 
 
 
菜種あえ
 
バカガイは全国でとれますが、市原市青柳の海岸で多獲されたため、むき身は「アオヤギ」と呼ばれます。 菜の花は千葉県の花で、房総南部で、観賞用として栽培される他、野菜として食用されています。
 
【1人分】
エネルギー(kcal) 61
たんぱく質(g) 6.1
脂質(g) 1.8
カルシウム(mg) 96
鉄(mg) 1.5
塩分(g) 1.3
 
材 料
  (4人分)
バカガイむき身
(アオヤギ)
100g
菜花(ナバナ) 1束(200g)
生わかめ
 (戻したもの)
30g
卵黄 (固ゆで) 1個分
三杯酢  
 ・出汁 大さじ1
 ・酢 大さじ2
 ・砂糖 大さじ1
 ・しょうゆ 小さじ1
 ・塩 小さじ2/3
 
作り方
バカガイの生きのよいむき身(アオヤギ)を選び、熱湯でさっとゆで、冷水にとる。大きいものは2つに切る。
生わかめは、熱湯にさっと入れ、すぐに水に浸け冷ます。3〜4センチのザク切りにする。
菜の花は、堅い部分を除き、たっぷりの塩湯でゆで、冷水にとる。葉の部分3〜4センチに、軸の部分は細かく切り、水気を絞る。
固ゆで卵の卵黄は、裏ごしする。
三杯酢の調味料を合わせ、半量で「」、「」、「」を和え、出た水を捨てる。器に盛り、残りの三杯酢をかけ、卵黄の裏ごしをふりかける。
   
 
キャベツの重ね漬け
 
キャベツの産地、銚子地方の伝統的な漬物。 海岸の岩場で獲れる「のげのり」といろいろな野菜をキャベツで挟みます。 のげのりの、鮮やかな紫と、キャベツの緑が鮮やか。 ショウガ、青ジソが隠し味になり、さわやかな 一品です。
 
【1人分】
エネルギー(kcal) 20
たんぱく質(g) 0.9
脂質(g) 0.1
カルシウム(mg) 34
鉄(mg) 0.3
塩分(g) 1.5
 
材 料
  (10人分)
キャベツ 1/2個
ニンジン 1/2本
キュウリ 1本
大根 100g
ショウガ 1片(10g)
青ジソ(柚子の皮) 少々
のげのり(ふのり) 15g
大さじ1
大さじ1〜2
重石 1.6kg位
 
作り方
キャベツは1枚ずつはがし、芯をとってさっとゆがき、ザルに広げて冷ます。
ニンジンは薄い輪切りを8枚作り、花型で抜き、さっとゆでる。
残りのニンジン、キュウリ、大根、ショウガ、青ジソは千切りにし、塩小さじ1をふる。しんなりしたら、水気を絞る。
のげのりは水で戻し、ザルにあげ、水気を絞る。「」の野菜と混ぜ、酒をふる。
四角い容器にラップを敷き、塩小さじ1をふって花型ニンジンを並べる。 広げたキャベツ1/3量と野菜1/2量を交互に重ねる。
最後にキャベツを重ね、塩小さじ1を振り、ラップをかぶせて、重しをのせ、1〜2晩漬ける。
食べやすい大きさに切り、盛り付ける。
   
 
いわしのつみれ汁
 
鰯は、千葉県の銚子、外房、内房の全域でとれる魚で、新鮮なものはさしみにもしますが、家庭ではすり身にしてよく使います。 不飽和脂肪酸のエコサペンタエン酸が血液をサラサラにするなど、栄養価も高い魚です。
 
【1人分】
エネルギー(kcal) 98
たんぱく質(g) 10.1
脂質(g) 2.7
カルシウム(mg) 49
鉄(mg) 1.2
塩分(g) 1.1
 
材 料
  (4人分)
いわし 小4尾(正身160g)
しょうが 10g
みそ 小さじ2
小1/2個
小麦粉 大さじ2〜3
4カップ
しょうゆ 小さじ1
少々
大さじ1
長ねぎ 1本
   
 
 
作り方
いわしは頭とわたを取り除き、よく水洗いし、手開きで、中骨、尾、背ビレを除く。
包丁でたたいてからすり鉢でする。(あまりすりつぶさないでもよい) おろしたしょうが、みそ、卵を入れてよく混ぜ、様子をみながら小麦粉を加え、ほどよい固さにする。
長ねぎは5cm長さに切り、白髪ねぎを少々作り、残りは2〜4つ割りにする。
分量の水を鍋に沸騰させ、すり身をスプーンで丸く形づくりながら、落としてゆく。大きさは、1人3個くらいになるように。
アクがでたら取り除き、つみれに火が通り浮いてきたら、ねぎを加え、塩、しょうゆ、酒で調味する。
椀に盛り、白髪ねぎを添える。