3月5日(日)


朝早く起きて、バスでフェリーターミナルへ行き、そこからジェットフォイルでマカオへ。9時半発の券を持っていて、券を買うときには指定券の変更はできないと言われていたけれど、あっけなく変更できて、8時半の船に乗ることができた。

マカオでは、まずバスで国境関門へ行った。バスはくねくね曲がるので、結局途中で自分の居場所が分からなくなり、久しぶりに方向音痴になった。そして、どうにか国境関門へ到着した。
国境関門 マカオから中国へ歩いて入る

国境関門は日曜日のせいか、マカオ側から中国側へ行く人でかなり混雑していた。中国側からマカオ側に入ってくる車や人もいるが、その数の差はすごい。とりあえず、マカオ側から進める場所まで進んでみる。国境検査場の奥へ行くと、大きな門と、分厚いガラスの壁があった。そしてその壁の向こうには、中国の警官が立って警戒をしていた。
分厚いガラスの向こうは中国

分厚いガラス越しに見る中国は、なんだか建物が少なくて、広々としているように見えた。ガラス越しにこちらを見ている中国の子どもの服装を見ると、香港やマカオの子どもの服装とはかなり違っていて、ちょっと古めかしい感じだった。

門を離れ、中国側へ行かれたら行ってみようと近くにある旅行社へ行ったが、結局ビザの取り方がわからず、門を後にしてマカオを歩くことにした。

国境前のにぎわいを後に、徒歩で蓮峯廟へ。街を歩く人たちを見ていると、服装で中国の人かマカオの人か、すぐ見分けがついた。店は香港よりちょっと古めかしい感じだけど、それなりににぎわっていた。
線香?らしい(蓮峯廟にて)

蓮峯廟を見た後は、バスで砲台へ。街の中心部は、日本で言うと神戸の異人館付近の感じ。ヨーロッパ風の低い建物がいくつも建ち並んでいた。街を歩いていると、ヨーロッパに居るような感覚になるけれど、看板は漢字で書いてある。不思議なんだよなー。

砲台から見渡すマカオの風景。こんなに中国が近いとは。そして、裏にあった美しい教会(聖ポール天主堂跡)へ。まるでヨーロッパみたいな路地。面白い風景だった。

教会を見てからは、観光客でにぎわうセナド広場の前でゆっくり昼食。ポルトガル料理のバイキングで満腹になった後、今度はペンニャ教会へ。中国珠海市からツアーで来たという人に写真を取ってもらい、英語で少し話したりした。

この日はとても蒸し暑く、暑さでバテながら歩いて山を下り、爆竹が山ほど散乱していた媽閣廟を見て、目の前にある海事博物館へ。冷房が利いた館内で涼んだ後は、タクシーでタイパ島にある聖フランシクコ・ザビエル教会へ行った。

島への道は、ひたすら長く、そして島の中はひたすら草原。何も無い広大な土地と、一直線に伸びる道路は、暑さとあいまってのんびりとしたリゾートに居る感じがした。

教会を見たあとは、バスでタイパ島を後にし、ALEXおすすめの「カフェ・エ・ナタ」で名物のエッグタルトをたべてから、ホテルリスボアのカジノへ。ミニマムが100パタカだったので、仕方なく1パタカから賭けられるスロットマシーンで遊んで帰った(もちろん全部負けて、30パタカが消えた)。

そして台湾料理の店で夕食を食べてから、タクシーでフェリーターミナルへ。タイパ島の風景が台湾の東側とそっくりで、今度は台湾へ行きたいとしんみり感じてしまった。

7:30の船に乗り、香港へ戻る。船の中から家に電話すると、家にメールの返事が無いという電話がかかっているというので、ユースに着いたところでインターネットにつながせてもらった。最初は電話線を貸してもらえるかどうか心配だったけど、ユースの人はとてもフレンドリーで、気軽に電話線とコンセントを貸してくれた。ユースのフロントでは、イギリスやニュージーランドから来た人たちが、みんなネットをやっていた。


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