旅行記3 初めてのオンドル部屋


東大門市場へ
地下鉄の回数券 (プリペイドカード式)金村から乗った帰りの列車は、新型のディーゼルカーだった。窓からの日差しで暖かく、うとうと眠ってしまい気がつくとすでにソウルのすぐ手前だった。

ソウル駅から地下鉄で市庁まで行き、そこから鐘閣付近を通って歩いて東大門市場まで行った。まず入ったのは電気街・・家電品が主だったが、秋葉のジャンク街のようだった。そして衣料品街に行くと、ズボンが5000Wだったり、靴下5足でこれまた5000Wだったり、日本では考えられないような値段で衣料品が売られていた。チョゴリを売っている店が多いのも韓国らしい。そして登山用品街を巡って、東大門駅から地下鉄でプレジデントに戻った。歩きすぎで足が痛い。
全州屋
荷物をプレジデントから今晩泊まる大祐旅館に移し、部屋に入ると、すでに午後 6:00少し前だった。

せっかく韓国に来たのだから、おいしいものを食べたい。今まで食べられなかった「ごはん」を山盛り食べたい・・そこで、ビビムパプを食べに行くことにした。ニフティの会議室で「全州屋」という単語が頭に染みついて!?いたので、ガイドブックで明洞にある全州屋を見つけて行ってみた。

ひとりだったので嫌がられるかと思ったけど、特に問題なく席に案内してくれた。そして早速、ビビムパプと豆腐キムチ、さらにビールを頼んでひとりで寂しく!? 食べた。どれもなかなかおいしかったが、さすがにひとりで大皿の豆腐キムチをたいらげるのは大変で、半分くらい食べて残しそうになってしまった。

そんなとき、ちょうど1人の女性が相席で向かい側の席に着いた。おそるおそる「日本の方ですか」と聞いてみると、やはり日本人だった。UAの無料航空券を使って、ソウルには初めて来たのだという。早速、残しそうだった豆腐キムチをあげて、いろいろ話し込んだ末、一緒に南山タワーに行くことになった。
南山タワー
南山タワーは、2年前にも営業時間外で登れず、昨日も終了間際であきらめた。なかなか縁遠い場所だったが、今日が3度目の正直!というわけで、ようやくロープウェィに乗ることが出来た。

夜9:00だったが、ロープウェイの乗客は半分が日本人。山頂に着くと、みんな一斉にタワーの入り口に行き、みんなタワーに登っていった。僕らもその後をついて、タワーに登ることにした。久しぶりに国際学生証が使えて、ひとり1200Wだった。

タワーからの夜景は、結構きれいだった。大都市の割には意外とネオンサインが少なく、一見華やかさにかけるようにも思えるけど、その分黄色っぽい光を出す街灯の光が際だって、きれいな夜景になっていた。北側一帯にそびえる山にも光がちらほら見え「山に囲まれた都市」だということがよくわかった。南側では漢江の黒い水面に光が反射して、美しく光っていた。
テウ旅館へ
タワーを見学した後、女性とは旅館の近くで別れて宿に戻った。大祐旅館は、プラザホテルの裏手の路地にあり、周りは食堂などで華やかだが、夜は柄が悪そうなおじさんが付近の道路を歩いていたりして、ちょっと怖い。しかし、かなりの数の警官が巡回しているので、トラブルは避けられそうだ。

部屋は4畳半くらいのオンドル部屋で、バス・トイレ共同で20000W。昨日のプレジデントの1/4以下の安さだ。電話は黒電話のダイヤル無し、ハンガーなどは10 年以上前にタイムスリップしたような古めかしいもので、それもそれでいい味を出していた。宿帳は日本人の名前がぎっしり詰まっていて、宿のおじさん・おばさんはみんな日本語ができて、おまけにいろいろ面倒見てくれて結構親切だ。廊下から聞こえてくる会話も日本語が多い。

早速着替えを持ってバスルームに行くとき、ちょうど日本人の女性がひとり、部屋に案内されたところだった。会話を聞くと25000Wと言われている。何で5000W 高いんだろう?と思ってあとから聞いてみたら、なんとバス・トイレつきとのこと。旅館のおじさんが「シャワーはほかに誰も使わないと思うから」と言った理由がよくわかった。

部屋に戻ると23:30。今日は疲れたのでさっさと寝ることにした。初めて体験するオンドル部屋。いままで17日間ベッドばかりだったので、久しぶりに布団で寝られる。自分で布団を敷いて、いざ横になってみると・・床からの暖房でとっても暑い。オンドル部屋の「独特の暖房法」というのが床暖房なのだと言うことを、このとき初めて知った。
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