問題となったきっぷ


予想もしていなかった緊急事態に、すぐさまホームの公衆電話から現地代理店へ電話をかけてみる。代理店の担当者は「あの列車にそんな車両は無いはずなんですが・・後日確認して対処します。発車時間も迫っているでしょうから、とりあえず乗車してください」と言う。僕の友人は興奮状態になり、電話を横取りするやいなや、「差額、いや、バタワースまで全額返金してください!」と声を荒らげて交渉していた。僕にはもう、この先のノンエアコン車での不快な旅ことを考えると、声を張り上げて文句を言うという元気は無かった。

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