12号車の車内にて
01 Mar 1998


とりあえず12号車に乗り込む。車内では僧侶をはじめとして、地元のおばちゃん達が発車を待っていた。Seat-11は、やはりこの車両に存在した。これから22時間もこの車両で過ごすことを考えるとゾッとする。何かの間違いではないかと、あわてて荷物をすべて持ってインフォメーションカウンターに行く。駅員はこう言った「この切符はノンエアコン座席車のものです」と。とっさに、エアコン寝台車の残りは無いか?ときくと、「あいにくこの週末は満席状態が続いている」という。僕は絶望状態に陥った。いっしょにいる友人も激怒している。

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