マレー鉄道とは きっぷの買い方 時刻表 編成表 等級と設備 食堂車のメニュー 出入国手続き ガイドブック
    マレー鉄道とはマレー鉄道とは、タイのバンコクから、マレーシアを経由してシンガポールに至る、全長2000km弱の鉄道だ。しかし実際には、バンコクにあるホアランポーン駅からタイ/マレーシア国境にあるパダンブサール駅までをタイ国鉄が運営し、パダンブサール駅からシンガポール駅までを、マレーシア国鉄(KTM)が運営している。したがって、この路線にはタイ国鉄とマレーシア国鉄の共同運行による国際急行列車が毎日片道2本づつ運行されているが、最低でも2回は乗り換えをしないと、バンコク〜シンガポールまで行くことはできない。また臨時列車ながら、バンコク〜シンガポール間を乗り換えなしで結ぶ豪華なイースタン・アンド・オリエントエクスプレス(E&O)も運行されている。  | 
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    きっぷの買い方
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| 駅 | 現金 | VISA/MASTER | AMEX/DINNERS | 
| SRT:バンコク(ホアランポーン) | ○THB | ○ | × | 
| SRT:その他の駅 | ○THB | × | × | 
| KTM:マレーシア国内の主な駅 | ○MYR | ○ | × | 
| KTM:シンガポール駅 | ○SGD | × | ○ | 
時刻表は、どの国でも駅の窓口で英語版の時刻表を無料でもらうことがでる。また、マレーシア国内については、KTMのホームページやアセアン財団のホームページでも最新の情報を見ることができる。参考に、1999年7月版のタイ国鉄時刻表を用意しておいた。しかし旅行前には必ず最新のもので確認してほしい。なおマレーシア国内は、列車によっては毎日運行でないものもあるので注意が必要だ。
マレーシアの編成表は、クアラルンプール駅のインフォメーション前の案内板に記されている。参考として、1998年2月現在の編成表(自分が乗った列車のみ)を作ってみた。
      
      
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| 車内には寝台組立係の人がいる。眠くなったら寝台の組立をお願いすると、左のような座席が右のような寝台車にあっという間に変化する。(タイ国鉄の場合) | |
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| マレーシアの2等AC座席車 | 
途中の停車駅では、物売り達がホームでいろんなモノ(弁当、水、ジュース、ビールなど)を売っている。これらは弁当で20〜30バーツ、ジュースで15〜20バーツと安めだし、結構おいしかった。しかし、せっかくの列車の長旅、食堂車から食事を注文して運んでもらい、席で食べるという贅沢はどうだろうか?
タイ国鉄の場合、食堂車の営業をホテルに委託していて、そこのウエイトレスさんが席まで注文を伺いに来てくれ、食事も席まで運んでくれる。(KTMは食堂車まで出向かなければならない)
メニューは豊富で、ウエイトレスさんに見せてもらえば見せてもらえるし、列車のドア横にもメニューが貼ってある。単品のタイ料理で1品60〜80バーツ、ディナーセットだと3種類から選べて、150バーツまたは120バーツだ。また朝食も頼めば持ってきてもらえる。こちらはセットで75バーツ。なおドリンク類はは全品20バーツだった。
    
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一度に3各国も旅する訳だから、いちいち3冊もガイドブックをそろえていたのでは出費が馬鹿にならない。僕の場合は、友人と分担して3冊もガイドブックを購入してしまったが、偶然にIE/49の車内で出会った方から大変素晴らしい本を教えていただいた。それは「マレー半島モンスーン・エクスプレス」(情報センター出版局)という本だ。沿線3カ国+インドネシアの情報や、タイ語&マレー語講座など使える情報がギッシリ詰まった上に、すばらしい写真がたくさん載っている。詳しくは、著者の福井さんのホームページへ。