【第八代同志社総長海老名弾正先生の顕彰碑】
校友会久留米クラブでは、海老名弾正先生の偉大なる功績を讃えるため に、顕彰碑建立を発案し全国同志社の方々に声をかけたところ、多くの方々から寄付と励ましをいただき、平成16年9月に顕彰碑の完成、除幕式を行うに至りました。顕彰碑に刻まれている碑文、略歴は下記のとおりです。
記
碑文
「私は人物がほしい。これは私の苦悶であります。独り私の苦悶にあらずして、日本の苦悶であります。願わくば、(同志社より)日本を世界に指導していく所の人物を作り出したい。」
(総長就任の辞より)
略歴
海老名彈正は1856年9月18日柳川市新外町にて誕生。伝習館から 熊本洋学校に進み、LLジェーンズからキリスト教の感化を受け、「熊本バンド」のひとりとなる。次いで京都の同志社英学校で新島襄の薫陶を受け、第一回生として卒業。以後群馬、熊本、神戸、東京などの牧師として伝道に従事。本郷教会では吉野作造や中島重(しげる)らの俊才を育成した。1920年同志社総長に就任し、「同志社アカデミズム」をもたらした。
1937年5月22日東京で永眠。柳川真勝寺にも分骨された。
※ 碑文は元神戸大教授 關岡一成先生、略歴は元神学部教授 本井康博先生にお願いしたものです。