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2014年12月5日(金)
キマロキ編成・59601号機の製作11(コンプ消音器、発電機、チリコシの取付及び空気作用管、砂撒管、通風管等の配管)
 長期休止後、再開したボイラーの工作状況です。(上=公式側、中=非公式側、下=上面)
 コンプレッサー消音器の製作・取付・配管:
当機の消音器は、煙突後部に設置するタイプを取付ける。
2.6mm径の丸棒を長さ4.0mmに切り出し、上部サイドにコンプからの蒸気受口管を、下部サイドに吐け口をそれぞれ0.5mm径、排水管は0.3mm径の真鍮線で配管し、ボイラー固定用足を取付け固定した。
 
 タービン発電機・ATS発電機の取付:
タービン発電機はキット、ATS発電機は珊瑚製を取寄せ取付る。それぞれに蒸気管、排水管、電線管を配管し排気管には消音器を新調する。
 空気作用管の製作・取付:
キットには空気作用管は添付されていないので、ここはつくり魔の出番となりました。
0.2mm径燐青銅線4本を使用し、予めキャブ前妻に埋め込んだ作用管用ユニットに挿入し、エコー製作用管支えで固定する。
途中2本は左右の砂撒元栓へ配するが、左右元栓への分岐はエコー製T型管継手(0.25mm径)を使用した。
なお、実車の空気作用管の配管状態はかなり雑然としており、これらの表現は難しいので規則正しく並べてみた。

 
 砂撒管の取付:
砂撒管は元栓から0.5mm線で動輪タイヤ近くまで配管する。配管支えはエコー製を使用した。
 通風管の配管:
通風管はキャブ前妻板を通してボイラー前部煙室まで0.4mm線で配管する。
 
 チリコシ取付:
ブロー調整弁に締切コックを追加した。非公式側ランボード下にチリコシ取付、泥溜側第2止弁からボイラー側第1止弁へ配管する。(直接ボイラーでなくランボードに取付る。
この時点で、まだランボードにフロントデッキは取付けていない。)
2014年6月26日(木)
キマロキ編成・59601号機の製作10(速度計、空気分配弁、コンプレッサーの再製作、ランボード配管受及び配管)
速度計は、キャブ下ランボードにキット付属のパーツをそのまま取付ける。
空気分配弁は、パーツに添付はなくウイストジャパンの通常タイプを使用した。
本来なら寒冷地タイプを使うところだが、通常タイプの方が見場が良く、しかも実車も装着しているので採用した。
本パーツは取付足が下向きのため、ランボードから吊下げ式に取付けることから、空気筒先端部を切離し後「アッペ」にして取付けた。また、ブレーキシリンダー管との繋ぎ部分を自作し分売弁以降の隙間解消を図った。 
ランボート下の配管受は、0.8mm厚真鍮板からL型に切り出し、配管用に0.3mm穴を開ける。その下部に蒸気管用(0.5mm線)の受けを削っておきます。
0.3mm線の配管は、全て差し込み式とし、直線を維持するため作業が済むまで挿入しません。 
ランボード下の配管は、0.5mm線の蒸気管のみでコンプレッサーから空気分配弁までとなりました。
コンプレッサーは、造り直しをしました。油管の配管を施すには、油壷の付いているウイストジャパン製を使うことにした。
展示車の速度計と空気分配弁です。
長い更新期間の割にはこれだけしか・・・の感がしますが、精一杯でした。次も・・・の希望は捨てていませんので、これからもよろしく。
2014年4月11日(金)
キマロキ編成・59601号機の製作09(キャブその2、ランボード、ボイラーサドルの工作)
キャブ床下版組立:
(以下マニュアル通りでないことをお断りします。)
床下板は、キャブでなくランボードに取付、床後板とステップを同時に半田付けする。
キャブと床下版は、ランボード下部からネジ止めする。
 
キャブ前板には予め空気作用管用、蒸気管用、油管用の配管ユニットを取付けておきました。ついでに、エッチング表現のドアーノブの上に、新たにドアーノブを付けております。 
 ボイラーにキャブ前板を嵌め込み固定する。前部と下部でネジ止とする
サドルはボイラー側にに取付ける。ランボード底面からネジ止めとする。
キャブの取付は上部前述のとおり。
  
 
 ボイラ―、キャブ、ランボードを仮組する。平衡のチェックは入念に行うこと。
 
2014年3月16日(日)
キマロキ編成・59601号機の製作08(キャブの工作その1)
ランボード、ボイラーが一応形になったところで、次はキャブに着手する。
窓は切抜き済みで枠、リベットはともにエッチング仕上げとなっている。
屋根、側板は一体であり曲げ済みで、キットは有難いものである。手を加えたところは次のとおり。
 
まずプロトタイプと比べ異なるところは、窓枠になるだろう。一見エッチゴムの様な形をなしている。
エッチングで僅かに浮出た枠の上から半丸にヤスッた0.4mm真鍮線を直線のまま半田付けする。曲がり角などは半田を流しながら形を作って行く方法をとった。
キャブ天窓2か所に窓板を取付けた。屋根上に吊金具(0.3mm線)、手すり(0.4mm線) 、屋根の張り出し部分にヒサシ(0.1mm厚1.5mm幅リン青銅帯板)を新たに取付けた。所属名札差を削った後にタブレットキャッチャー(ニワ製)を取付け、所属名札差はずらして取付けた。
 
 展示されている59601号機のキャブ
2014年3月8日(土)
キマロキ編成・59601号機の製作07(消音器の製作)
発電機用消音器製作:
キットには消音器らしきパーツが1ケ入っている。
2.0mm径の丸棒の中心に0.5mmの穴が開いているだけのものである。
マニアルにはコンプレッサー用となっているが、発電機用して使用することにした。
消音器は、排気口から取出した管に取付けた。
ついでに、蒸気管、排水管、電線管をそれぞれ配管してみた。
今日の「つくり魔」はコンプレッサー用消音器製作:
当機のコンプ消音器は、エントツとスチームドームの間にあって小さいながら何とか存在感をアピールしょうとしている。だが、キットに入っているパーツではちょっとチャチすぎるので新規製作と相成った。
2.6mm径の丸棒を長さ4.0mmに切り出し、コンプからの蒸気受口管、はけ口はそれぞれ0.5mm径、排水管は0.3mm径の真鍮線で配管し、足を取付け完了とする。  
 

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