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【つくり魔専家】はブログでも発信しています。コチラからどぞ

2011年7月8日(金)
デッキ&煙室の製作
デッキの製作・組立です。
上盤は0.3mm厚、側板は0.2mm厚洋白板を使用する。
ボイラー支持棒は0.5mmステンレスバネ線、つかみ棒は上下ストレートのため0.5mm洋白線で、上部の球は勢いで自作してみた。
取付は、台枠にネジ止めとした。
  デッキにボイラー支持棒取付けるため煙室の一部を製作した。
ボイラーは12.0mmパイプを使用、段付けは旋盤加工、リベット植込み穴は真っ直ぐに自信がないので治具を使用した。
リベットを施した煙室部、先端は真鍮板を10.8mm径に丸めて自作、はめ込んだ。
ボイラー煙室部にリベットを植込んだ当板を張り付ける。
側部に支持棒受けを取付け支持棒を挿入し、ボイラー台座に据付る。
2011年6月26日(日)
前輪製作
前輪は7.0mm径を使用した。実車は610mmなので7.6mmとしたかったが、シリンダー等への接触回避を優先した。所詮、ガニ股ロコ故の妥協の代物で別に気にならない。
写真は、コイルバネ装着の前輪と前輪受け、復元用線バネ(ステン製バネ線)。
前輪取付座は1.2mm厚真鍮板から三角形に切り出し、底辺は回転式二重構造とする。
前輪部を組上げたところ
前輪本体は台枠に、復元用バネ線は動輪押さえ板にネジ止する。
組上った状態
  実車の前輪
2011年6月1日(水)
ロットの製作
工作台に座れないモドカシイ時間を経て、5月下旬工作作業現場に戻ってきました。
この間、早く復帰したいとの思いが強く、空転状態からのいち早い脱出を図るべく頑張ってきました。焦りが出はじめたのも事実です。ですが、この長い"間"が今後に生かせたいものであり、よき充電期間でありたいものです。
まず前回の続から、大勝号下回りで最大ポイントのロット製作から再開いたします。
当機のロットのエンド部分は特徴があります。なるべく実車に似せて造るようにしましたが・・・いかに。

ロット本体は0.8mm厚を、一部に0.2mm厚洋白板を使用した。
油壷は0.8mm径パイプに0.6mm線を挿入、ボルトは0.6mm線で表現した。

サイドロットは、第2動輪部分で分け、関節を形成する。



関節は差し込み式とする。




サイドロットの曲がり具合を示す。
製作完了したサイドロットとメーンロット
参考:
小樽に展示保存されている実車のロット類
2011年4月1日(金)
シリンダーのディテール
震災に心を痛め半田こてを持ってもままならない日々が続き、その間工作の手を休めておりましたが、新しい年度になったのをキッカケに糸ノコを持つ決心をしました。でもこの悪夢のような、悲しい出来事は決して忘れることはないでしょう。
被災者の方々の一日も早い復興を願っております。

シリンダー周りのディテール:
蒸気室上部に蒸気取入れ口を、側面(前)に安全弁をそれぞれパイプを利用して取り付ける。
側面(後)には弁心棒取付け台座を製作する。
1.5mm厚板をタマゴ型に成形しボルトを植え込む。
弁心棒は0.5mm径ステンレスバネ線を差込み固定する。

ガイドヨークの製作:

0.5mm厚洋白板から切出し、心棒弁テコを取付け一体化する。

クロスヘッドの製作:
表0.3mm、裏0.4mm厚洋白板で切出し後0.4mm線を植え込む。
ピストン棒は0.7mm洋白線を使用する。

シリンダー底部にドレーンコックをそれなりに製作した。

台枠にシリンダー、ガイドヨークを取付、組立具合をみる。

次はロットの製作に・・・。
2011年3月14日(月)
震災お見舞い申し上げます
3月11日発生したしました東北関東大震災で被災されました皆様並びに影響を受けられました皆様に対し衷心よりお見舞い申し上げます。
連日のテレビ報道でしか知りえませんが、ことの重大さに唖然とせざるを得ません。尊い命を奪われ、更には数十年、数百年を経て築かれました資産を一瞬に失なわれことで慰めの言葉もありません。願わくば、何とか心身ともに立ち直っていただきたいと思っております。
小生宅周辺は地震の被害はありませんでしたが、四六時中流される津波被害画像の影響でショックが続いております。暫らくの間「つくり魔」は半田コテを持つ気持ちになれず、集中力が回復するまで週報は休ませていただきます。
2011年3月1日(火)
シリンダーブロック製作(1)

シリンダーブロック製作:
ボイラー台座とシリンダー取り付け座は一体化とし、真鍮ブロックから切り出した。5.0mm厚材と悪戦苦闘で、ブロックより先にセイが切れてしまいました。


シリンダーは、5.0mmパイプを少々細く削り、前後蓋は5.0mm丸棒をカットする。
後蓋クランク挿入口は、0.3mm線でボルトを植え込んだ座を介して1.2mmパイプを嵌め込みました。
また、クランク案内バーは、洋白角線1.0mm×0.8mmを取り付けた。

ブロックにシリンダーを取り付ける際、予めシリンダーにネジを切りし、ネジ止め後半田で固定した。

蒸気室蓋は、03mm厚板の中を繰り抜きし同厚網板を嵌込み0.4mm板で裏打ちした後成形する。
(蓋は未だ固定してません)

実車のシリンダー部分です。

シリンダー後蓋の拡大画像。
左右蓋の形態が多少異なっているが、モデルは左の形態を参考に製作した。
2011年2月21日(月)
大勝号台枠製作(3)


前回までに切り出したパーツを組み立てる。
両側枠は、治具に嵌めこみ慎重且つ正確に半田付けする。
1.0mm厚側枠と1.5mm厚天端板でガッシリと組み上がり、強度は確保される。
(下方画像は、イコライザーステと動輪押さえ板です。)

出来立ての台枠に動輪、モータ、ギャーボックスを取り付け具合をみる。
2011年2月13日(日)
大勝号台枠製作(2)
台枠天板にギャーボックス開口部を切り抜くに先立ち、サイズ把握のため予めギャーボックスサイズを組み立てることにする。

ギャーボックス製作:
エコーモデル製動輪セットに同梱のギャーボックスを組み立てる。

モータはMASHIMA(10×20)を使用する。

ギャーボックスにモータ、動輪を取り付け調子をみる。

台枠天板を1.5mm厚真鍮板から切り出す。ギャーボックスに合わせ中央部を切り抜く。
2011年2月6日(日)
カネ喰い虫になる
ボヤボヤしている間に、行ってしまい(1月)、逃げてしまい(2月)、去ってしまう(3月)時期に来てしまいました。そして、気が付けば転居して3ケ月が過ぎ去ってしまった訳です。
それん運の悪いことに、積み込んだ筈の段ボール箱が見当たりません。残念なことに間違って廃棄処分の車へ ・ ・ ・ 。使い慣れた工具類を失ったこと、新たに調達する煩雑さなどのストレスが重なり、工作の手も緩んでしまいました。工作意欲というもの、周りにあるべきブツで左右されるものです。
「時は金なり」戸言います。無駄使いはご法度。さぁって大勝号の再開です。

台枠製作:
台枠を製作する前に、動輪軸嵌込め用の切り抜き治具を製作します。
動輪は、エコーモデルの11.5mmをを使用の予定。
軸箱と同サイズの4.0mm真鍮角材を中心間隔17.2mmで平板に半田付けする。

台枠は、1.0mm厚洋白板を使用。
軸間と後部は、透かすこととする。
台枠切り出し後、左右を入れ替えて同サイズの仕上がりを確認する。
台枠の外側部分の切り抜きが終わる。
2010年12月14日(火)
滋賀から初発信
滋賀にきました。転居を機に気持ちも志も一新しました。模型工作環境は当然のことながら、新たにパソコン環境を変えたことにより馴染めない状態が続いております。
KPから7への切り替えで約1月半にわたり固まっておりましたが、理解不足ながら取り敢えず見切り発車することにしました。

これまで「北海道を造りまくる!」というドデカイ目標を引っさげ、工作を続けてきましたが、クリアーできずに北海道を去ってきました。
数多くの忘れ物をの一つにね小樽市総合博物館に保存されている「大勝号」があります。北海道の鉄道を語るものとして象徴的な存在です。
転居第一作目として。製作していきたいと考えております。

台枠の製作 :
初めに、台枠の概略図書きから開始しました。
縮尺は1/80とし寸法等はね金田茂裕氏の「蒸気機関車形式図集」を参考にしました。
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