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2009年7月12日(日)
ドンキー城情報(7/12)
三井芦別鉄道・DD501製作(4):
川合さんから保存機の詳細写真をCDに貼り付け郵送していただきました。
ありがとう御座いました。今後の工作に大いに役立たせて頂きます。

●フアンの再工作:
こそで、ここまでの作業で違いに気づいたところは、フアンの上部を覆っている目の粗いメッシュです。
20番メッシュにしたかったが、手元に無かったため40番を使用して作り直してみた。

    
    川合さんから提供のフアンの写真           組立前のフアン部材

    
エンジンルームの工作は、手戻りとなりましたが、模型は上から眺められる事が宿命とあって少しは改善されたでしょうか。
あとエンジンルームでは、点検扉の間にあるステップについて、どのように改修するか未だ決めかねていないで手付かずの儘、次に進みました。

●キャブの工作:
DD501のキャブは、キットのそれとはまるで異なり両サイドに乗務員ドアーが設置されていることから、新調することで作業を進めた。
キャブ側板は、垂直であると共に下部の点検蓋は3ヶとなっていることから、0.4mm厚真鍮板から切り出し窓、ドアーを切り抜き、別途切り出したドアーを裏打ちし、クツズリを0.6mm×0.4mm洋白帯材を半田付けする。点検蓋は、0.1mm厚洋白いたわ使用し、取っ手、ヒンジを取付た。
妻板は、垂直側板と窓の形状が異なる事から新調した。窓Hゴムは、0.4mm洋白線を填め込む様に半田で固定した。

     
  

窓Hゴムは、0.4mm洋白線で予め形を整えてから窓に填め込み固定した。

屋根は0.4mm厚真鍮板を曲げ、点検蓋は0.1mm厚洋白板、ボルトは0.28mm線を使用、少々大きめに造り現物合わせでカットする予定である。
●今週はこれまで・・・Donkey
2009年6月21日(日)
ドンキー城情報

●【つくり魔専家】
三井芦別鉄道・DD501製作(3)

ライト製作:
妻板の製作キットの妻板は、プロトタイプと形状が異なり新たに造ることになります。
それに伴い、点検扉は2.0mm高くし0.1mm厚洋白板を貼り付け、ヒンジは0.28mm線で表現しました。

ライトは、0.5mm板にライト用2.5mm孔を開け2.45mmパイプを挿入するだけで固定していません。後にライト縁をメッキ処理するつもりです。
ライトのツバ及び縁枠は、0.1mm洋白板を使用しました。

  
     0.5mm板に2.5mm孔を開ける     ライトはパイプを挿入

 
    妻板に取り付けたところです。 

手摺の取付:
一部手摺を取り付けました。径0.35mm洋白線を使っております。
エンジンルーム屋根の手摺取付ステは、0.1mm洋白板に0.28mm線を植え込みボルトを表現しました。 

車体サイドの手摺を一部取り付けました。 
 
 
片方のエンジンルームの手摺は、未だ終わっていません。中々キャブ着工には程遠いところです。

●今週はこれまで・・・Donkey

2009年6月14日(木)
ドンキー城情報

●【つくり魔専家】
三井芦別鉄道・DD501製作(2)

ラジエター取付、通風ルーバー製作:
先週製作済みのラジエターを4箇所に取付けする。
   

一方、ラジエター逆方向2箇所には通風ルーバーがあります。これもラジエター同様、形状が異なりキットパーツは使用できず自作になる。
ラジエターと同様な製作方法で、0.3mm厚と0.1mm厚の帯材を少々斜めにサンドイッチし、ヤスリで成形する。
2連一体で造り、縁には0.28mm線を植え込んでボルトを表現した枠を填め込み車体に取り付ける。
点検扉上部の通風窓裏からメッシュを張り付け、窓上部に水切りを0.5mm×0.3mmの帯材を取り付け、おおよそ体裁を整え、後は手摺、戸ノブのみとなりました。
 

    
エンジンルームの車体延長:
エンジンルーム妻板と車体の接合面にはテーパーは付いていないので、妻板は新たに造ることになるが、それに伴い車体は2.0mm幅帯材で継ぎ足しをする。

   
    キットの妻板          継ぎ足し後の車体

排気フアンの取付:
キットの部材を素組し取り付けます。組立の際には、半田でメッシュの目が犯されない様に注意しながらの作業になる。
 

●今週はこれまで・・・Donkey

2009年6月7日(日)
ドンキー城情報
●【つくり魔専家】
ようやっと、三井芦別鉄道DC501号機に挑戦する気になったのは昨日当たりからである。
使用キットは、暖めること10数年になるホビーモデル“国鉄DD13−3次型”であるが、実車を見る限り一部分しか利用できないようです。
製作に踏ん切り付かなかった理由もそこにあるが、取りあえず取り掛かってみる事にしました。
  

上回りのうち、エンジンルームは何とか使えそうだが、キャブと各々の妻板は新調することになる。
まず、エンジンルームのラジエターから始める事にする。
キットにはロストパーツが入っているが、縦桟のため残念ながら使えない。
寸法は、幅11.6mm×高さ10.0mmであり、横桟は14本縦桟2本は、実車通りとする。
桟は0.1mm、桟間は0.5mmとすれば15間隔×0.6mmで9.0mmとなり、半田厚1.0mmでOKとなるが、果たして・・・。
材料は、1.0mm×0.5mmと2.0mm×0.1mmの帯材となるが、いずれもこのような部材は在庫無し、共に板材から切り出す事になる。0.5mmは糸鋸で引く事になるが、0.1mmは
ハサミを使えば効率的に作る事が出来る。
  
 
  左:0.5mm、右:0.1mm      0.5mmと0.1mmをサンドイッチ
 
それぞれ11.6mm幅にカットし、縦桟を填め込むため糸鋸で切れ目を入れ、0.15mm厚の帯材を溝に挿入し半田で固定する。 
         
                    実車のラジエター部分の形状。
 
 
●横正面の写真はこれが最後に!
前回(2005年)芦別の炭山橋上に保存されている三井芦別鉄道DC501号機を訪れた時は、旧道の橋から保存機の正面を撮影出来たが、今回現地に赴いたところ、既に橋は撤去されており絶好の撮影ポイントは失ってしまった。
 
●URL情報
ホームページ開設以来、可能な限り更新するよう努めて参りましたが、ようやく、TKP NEWS & TOPICSが概ねUPいたしました。
いずれも、これまで週報などで発信してきたのを集約したモノであり、目新しくはありませんが、画像などの整理は進んだことは確かです。
暇なときにでも覗いてください。

●今週はこれまで・・・Donkey

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