キリスト教独立伝道会

会長就任のあいさつ

伝道会会長に就任するに当たって

赤塚 牧(東京キ)


 僭越ながらこの度会長を仰せつかりました赤塚牧です。若輩者ですが、どういう訳か神様に呼ばれまして、あらゆる変革が求められるこのコロナ禍の中、「乗り越えられない試練を神様はお与えにならない」という御言葉に導かれ会長職を引き受けることとしました。
 今、この世界中に新型コロナウィルスの感染拡大が拡がり、全世界が不安や恐怖、経済難で苦しんでいます。そして、追い打ちをかけるようにバッタの大群がアフリカから西アジア、中央アジアへと勢力を伸ばしています。山火事、竜巻、大雨、干ばつや地震も直近10年で大規模化していて収まらない状況があります。しかしこれらは、長い歴史の中で何度も繰り返されてきたことであり、神様が込められたメッセージとしては、“今までのような社会のあり方を悔い改めて変えなさい。”ということだと思います。
 運営委員会では、今までの固定概念にとらわれない新しい形の聖書集会・講演会の開催方法やプログラムを模索・検討し、実施していきたいと考えています。また、制限のある中でも心からワクワクし、希望と活力が湧いてくるような、人に思わず伝えたくなってしまうようなそんな活動を実施していきたいと考えます。
 そうすることで、会員同士の交流が深まり、新しく会員になってくださる方も出てくると思います。その為には、会員のお一人お一人が、日頃からそれぞれ各自の心をご自身でよく観察され、負の感情を勇気をもって見て、感謝と共にそれを手放していくことが大切です。
 次に、やさしさや思いやりの心を発揮し、愛と感謝を基にした行動をするときです。家族に、知人に、買い物などで出会った人に、思いやりの言葉と行動を意識的にしてみてください。その言動やエネルギーは全て自分に、神様からの恵みとして、還ってきます。そして、人と人が対立し、分裂しようとしている今こそ、本心から祈りながら、直接会わなくても、メールや電話で、思いやりや優しさや感謝の心を伝えることが重要です。聖霊が取りなして下さり、縁ある人と心でつながり、助け合うことが出来るでしょう。
 私たちは自分で生きているのではなく、神様によって創られて、主イエス様によって赦されて、生かされています。ウイルスも神様によって創られて、用いられ、共生する中で胎児から出産、召天するまでの私たちを常在菌と共に支えてくれています。ウイルスを敵と見なした人類が、感染症のもとになるウイルスを生み出したのかも知れません。今こそ神様と神様が創造した地球の自然界に感謝の言葉を向け、神様の下に立ち返るときではないでしょうか。