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土曜日 |
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広い部屋で熟睡し、市内の散歩に出掛けます。Bosch巡礼で来たときは駆け足でしか見られなかった王立美術館から始め、いくつか訪問先の予定を組んでいました。あとは気分次第で夕方まで過ごします。いつもながら、旅の参考書はLonely Planet. |
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中央駅を抜けて芸術の丘の上に立っています。 |
右側の建物が王立美術館、左のアールヌヴォー様式が楽器博物館。正面がロワイヤル広場です。 |
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美術館を外から眺めつつ、入り口を目指します。 |
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左が楽器博物館。気力と体力が残っていたら、戻ってこようと思います。
まずは、右側の王立美術館へ。 |
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広々とした空間で、居心地のいい美術館です。写真も撮影可。とはいえ、手持ちでストロボ禁止ですから、画質は論外。
ともかくも、ブリューゲルを数点。 |
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二回撮り直したクノップフの"DesCaresses(愛撫)" |
L'Eglise Nortre-Damm du Sablon(ノートルダム・デュ・サブロン教会) |
こちらはL'Eglise Nortre-Damm de la Chapelle(ノートルダム・ド・ラ・シャペル教会)。
市内最古の教会で、ブリューゲル夫妻が埋葬されているところです。 |
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昼食をとったrestaurant。看板の脇のブリューゲルの旗に気づきました。急遽、彼の住居を探すことにします。ごく近くのはず...。 |
探索の途中で、気になる品物を展示している店を発見。幸か不幸か定休日でしたが、開いていたらQuad IIを衝動買いしたかも知れません。 |
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新しい時代のアンプもあります。道路の反対側から店の正面を撮影しました。それにしても、LPの地図にあるブリューゲルの住居はどうしても見つからず、あきらめていったんhotelに戻ることにしました。Internetで情報収集してから出直す作戦です。 |
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英語の看板を見ると、なぜかほっとします。
そのせいではありませんが、南下してカンブルの森の紅葉の具合を調べることにしました。この辺はhotelから遠くないので、いつでも戻ってこられます。かくして、市電でLegrand駅を目指します。 |
Legrand駅に到着。いくつも路線が交差しているところで、線路も複雑になっています。 |
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ほどなく森の入り口が見えてきました。道路が曲がりくねっていて案内図もなく、戻ってこれるか不安になります。このとき方位磁石の必要性を感じました(翌年は、ちゃんと磁石を用意して出張しました)。どうやら紅葉は期待したほどではなく、むしろ緑を楽しむ方がよさそうだとわかりました。 |
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石の建物ばかり見て歩いていると疲れますが、木立や草原は目にも脚にもやさしいものです。
迷子になる心配をしつつ、戻り始めたのですが、せっかくだからと元とは違う出口に向かいました。
その結果、降りた停留所よりも一つだけ街から離れるところに出てきて、L形に歩いたことが判明。 |
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市電を降りたら、王宮の庭とも言うべき、ブリュッセル公園。 |
こちらは道を挟んで建っている王宮です。 |
Hotelに戻ってきました。部屋は最上階で、屋根の斜面に沿った天窓のある部屋です。そこからは中央駅が見下ろせます。
ここでしばしPCに向かいブリューゲルの家を探します。 |
やっと見つけた住居の標識。
この建物の前は、何度も通っていましたが標識が二階の高さに接地されていたため、歩道からはほとんど見えなかったのです。 |
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まちがいなく、ブリューゲルの家、番地も記録しました。 |
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左がhotelで手描きして持って行った地図の復元。上は、同じ場所をGoogleで調べた画像です。 |
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通りの写真も残しておきます。これで、Lonely Planetよりも詳しい情報が提供できたつもりです。 |
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ブリューゲルとは落差が大きいですが、街の象徴的な観光資源なので、足を運びました。男女平等にしておきます。 |
右は、少女の居場所にほど近いイロ・サクレの路地。食べ物屋がずらりと並び、壮観です。 |
日曜日 |
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本来なら、Hotelを昼に追い出されて、パリに向かう電車の時刻までどこかで時間をつぶす必要がありました。もしやと思い、朝食の帰りにGold cardをちらつかせて交渉した結果、check-outを遅らせてもらうのに成功。これで昼過ぎまでhotelに荷物を置いておけます。気をよくして、昨日行き損ねた楽器博物館に向かいます。
ちなみに翌年は、きっぱり断られました。Gold資格から転落していたからか、次の客が来ることになっていたのかは不明です。 |
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入り口です。 |
これを楽器と言うかどうかは問題がありますが、こっちの方に惹かれるのも事実。ストロボ禁止なので、苦しい撮影をしています。 |
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さて、テルミンです。照明がほとんどなくて、暗いですが、撮影したときはここまで写っているとは思っていませんでした。 |
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テルミンの操作パネルを拡大しています。 |
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上はチェンバロ工房。ここは照明がきちんとしていて工具の細かいところまで見て取れました。
左は、入館時に貸してくれるヘッドセットで、楽器の前に立つと音色が確認できる仕掛けです。幸い、まっとうな会社の製品だったので、音質も結構なものでした。
散歩はここまで。Hotelに戻って荷物を整理し、Parisに向かうべく南駅を目指します。 |
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初めて乗るThalysです。どこが作っているか確認してきました。
左は車内食で、この列車は赤にこだわっています。
Parisの北駅の喧噪、taxiを待つ長蛇の列、街を抜けるまでの交通渋滞などなど、ここからはすでに仕事が始まった気分でした。 |