日々雑談:1998年7月
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7/29
おお、そういえば今日(7/30)は軽太郎の発売日ではないか。
というわけなのだが、軽太郎が売れれば9月に出るQ太郎が売れないだろうし、全体的にワープロ市場は低調な様子で、パイはもう大きくならないのでしょうか。
そうするとこんな企画もあったりして。
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宮沢元総理が大蔵大臣になるそうで、私の実家が宏池会(こうちかい・字がちがうかな)の自民党員なので、自民嫌いの私も少しは好意をよせるところがある。
しかしだれが大蔵大臣になっても、さすがに消費税を無くしたり、3%に戻したりはしないだろう。
消費税がなくなれば生活が楽になってうれしいのだが、SEとしては結構やっかいだ。
当然のことながら、税率は不定期に変わるものだから、コンピュータシステムは、「税率テーブル」とかを持っていて複数の税率に対応しているのが建前であるが、それが完璧でないところが恐い。
売上とか仕入とかのプログラムが税額計算をするときにいちいち税率テーブルを参照して計算していれば問題ないが、なかなかそう単純にはいかない。
テーブル参照が面倒だから、部分的に「3%」「5%」「非課税」といった場合分けをプログラムソースのなかでしている場合も多いはず。
2000年問題もそうだが、世のSEはあんまり先のことまで考えてシステム構築しないから、消費税の変動に対応できない。
それも「全く対応できていない」のならまだ割り切って修正作業ができるが、「原則としては複数の税率に対応している」が「部分的に非対応」てのがややこしい。
ひとつひとつプログラムソースを開けて、チェックするしかない。
自分が作ったプログラムでも半年経てば他人のソース同然だ。理解しながらロジックを追うのは楽ではない。
税率の変動だけならまだしも、商品の種別によって税率を変えるとかいった、新しい要素を税制に取り入れられるとシステムへの影響は甚大だ。
できれば永遠に消費税は今のままであってほしい。

7/28
「金融ビッグバン」をちょっとだけ実感できた話。
自動車保険の更新をした。今までは提示される内容が毎年同じで、全然考えもせずに同じ条件で更新してきた。

ところが今回はちょっとちがう。
まず、「30歳以上限定」てのを提案された。
メインで運転している妻が30になっていないので使えないが、この年齢制限は当然有ってしかるべき条件でしょう。
よく考えると今までは26歳以上は全部同じだったんだ。
「ABS」や「エアバッグ」の有無もチェック事項になっていた。どちらも付いているので少し保険料が安くなった。
それから免許証の色のチェック欄があって、ゴールドなので何か書き込んでいた。
直接保険料が安くなるわけではないようだが、安全運転のあかし(えへん)なので、安くしてくれて当然でしょう。

最近しきりとCMをうっている外資系の損害保険のことをきいてみたが、「そんなにいうほど安くないんですよ」とかいってたが、かなり意識してそうだった。
意識するから、契約条件もきめ細かくしている。
今まで業界全体が保護されていてちゃんとした競争がなかったから だれが契約しても同じだったのが、規制緩和で少しずつ変わってるんだなと思いました。

しかし若い頃はスピード違反でねずみ取りにつかまったり、一方通行を逆行したり、電柱にぶつかったり、ぶつけられたり、駐禁とられたり、それ以外にも違反していなくても検問で免許証見せたりてのがニチジョウチャメシゴトで、いつも点数を気にして運転していたが、社会人になってからは随分長いこと切符切られてない。
気が付けば10年以上免許証を警官に見せたこともない。自動車保険も全然使っていない。
どうして学生の頃はあんなによく捕まっていたのだろう?
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我が家のテレビが半年ほど前から時々映らなくなっていて、ごんごん叩きながら見ていたが、2日前から真っ暗なまま何にも表示しなくなった。致命的な状況らしい。
いままでは適度な衝撃を与えると一時的に復活していて、これに関しては1歳の息子が妙に高いスキルを誇っていたのだが、その息子が病気で入院している間に、テレビがダメになってしまった。
ちなみにマイテレビはVICTORの真四角(ワイドでないということ)21型だが、まだ買って3年だ。どうしてこんなにすぐ壊れるんだろう。
多分修理に出すのだけれども、そうするとちょっと回路をいじるだけで、2万円くらいかかってしまい、そんなにかかるのなら新品買おうてことになるんだよな。
しかし私は詐欺としか思えないワイドテレビは絶対にいやなのだ。あの横長画面には全く合理性がない。
21型くらいでワイドでないテレビってのはまだ生産しているであろうか。

7/27
友人の中国地方征服者くんのページがアダルト化しているというのが昨今の話題だが、読んでみるとエッチサイトへのリンクやエッチ画像のマスク外しの話が少しあるだけで、ちっとも危なくない。
せっかく現役の高校教師が匿名でサイトを持っているのだから、もっと過激で広島県教育委員会や文部省や広教組や朝日新聞が騒ぐようなサイトにしてほしい。
そこで征服者のページを一人前のアダルトサイトにするにはどうすればいいか、どうすればアクセス数アップにつながるか勝手に考えてみた。

私もインターネット初心者の頃は海外のアダルトサイトを猿のようにアクセスしまくった。プロバイダの事情で高松APを使っていたので、電話料金が跳ね上がり、女房にものすごく怒られた上、小遣いを削られた。
エッチの力をバカにしてはいけない。全くの初心者が、アダルトサイトを見たいばっかりに高い最新機種を購入し、プロバイダ加入・アクセスポイント・TCP/IP設定といった難関を突破し、PLYABOYのHP表示まで到達するのだ。
それくらいエッチの力は強くて、ここまでインターネットが爆発的に普及したのはアダルト抜き(「アダルトで抜く」ではない)には考えられない。
メディアの普及にアダルトは欠かせない。CD-ROMはアダルトがあったから、メディアとして定着した。Windows3.1の頃、ソフト屋は昔の大人の本屋状態で、ヘア丸だしジャケットのCD-ROMタイトルがあふれていた。
家庭用ビデオデッキだって、レンタルのエッチビデオのおかげで普及した。

多分今後は法規制でアダルト系への締め付けは厳しくなるであろうが、アダルトサイトでどんなに猥褻な写真をのせたところで、社会がどうかなるわけでもあるまい。
本当に危ないのはこういったところで、思想や宗教や超自然を真面目に説いているサイトではなかろうか。
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本日肺炎の息子がようやく退院。10日間の入院で、予想外に時間がかかった。
一時「ブドウ球菌感染」で驚かされたのだが、後で病気とは無関係であることがわかった。これについては別途詳しく報告したい。

作者は本日より「御殿のような本社」勤務。ものすごく立派。悲しくなるほど立派な建物。

7/26
今週は入院している息子の付き添いで2泊だけ病院に泊まったが、病院にいると他にやることがないので長編小説がじっくり読める。
自宅だと長い話しを読み続けるのに気力が持たない。
「アウトブレイク」というアメリカの作家の医学モノの長編があって、エボラウイルスの話なんだが、この本を数年前に買って、全部読んだのか、途中までなのかわからなくなっていたので改めて読み直した。
結局最後まで読んでみると、途中からなんとなく結末がわかったので「以前に一度全部読んだらしい」ような気がした。
最近テレビで見たアメリカ映画(ダスティ・ホフマン主演、やはりエボラの話し)と混同していたようで、本のなかでダスティ・ホフマンのような海軍大佐が出てくるので映画の原作のつもりで読んでいたが、それは主役ではなくて、ストーリーも映画とは全然違っていた。

妙な自慢をすると、私は読んだ本の筋が覚えられないバカモノなので、サスペンスでもミステリーでも何度でも楽しめる。
横溝正史や松本清張や池上正太郎の鬼平シリーズの同じ話を何度も読んでいる。
シャーロック・ホームズなんて全話でも文庫本3・4冊程度の量しかないはずだが、小学生の頃から今まで繰り返し読み続けている。
いったいどういう記憶力をしているのか考えると少し悲しくなる。
赤髭同盟やらナポレオンの肖像の話しとか、なんとなくストーリーは記憶にあるが、肝心の「謎解き」をすぐに忘れてしまう。
いいのか悪いのかわからないが、何度も読むので本が捨てらずに増える一方で困る。

また、私は寝る前に絶対本を読むという習性があって、どんなに眠くてもとりあえずなんか文庫本を寝床でよまないと就寝できない。
旅行に行くときなど、枕元に電気スタンドがないと困るので、自宅のスタンドを箱詰めして持参している。
子供の頃からそうなので、すっかり「本は寝ながら読む」習慣がついてしまって、プログラム言語の本も寝そべって読んでいたりする。
逆に一般ではどうやって読書するのか不思議なんだが、やっぱりイスに座って読むものなんでしょうか。

本があればテレビがなくてもちっとも苦痛でないのだが、この習性の関連なのか、食事する時に新聞が絶対必要だ。
新聞がないとなんとなく手持ち無沙汰な感じがして落ち着かない。
要は寝るのにも食べる時も一つの動作に集中できないようで、しかし活字があると精神的に安定し易いような気がする。

7/24
サザエさんのカツオの声の人は引退したらしい。
どっかの雑誌に書いてあったのだが、カツオの声優さんは60歳以上で随分年だったようだ。
新しい声のひとは「うきえさん」(いささか先生の娘?)の声だった人だそうで、サブキャラからメインキャラへ出世したわけだ。
私はこの番組が別に好きでもなくて毎週見ているのではないのだが、なんとなく30年くらい見続けているから声優が変わるとすっごい違和感がありますね。
マスオさんも2回くらい変わったような気がするが定かではない。

以前に東芝の社内資料を見せてもらったことがあるが、サザエさんは23、4歳くらいで、マスオは2浪早稲田卒商社マンの28歳だっったような記憶がある。
マスオのオフィスにはいつも「営業成績のグラフ」みたいなのがあるが、マスオが営業活動をしているようには見えない。どういう職種なんだろう?
サザエとカツオの歳がえらく離れているのは、間に戦争があったためらしく、つまりサザエさんは戦前生まれといわけだが、波平は見た目よりも若くて50歳くらいだろうか。
どこに住んでいるかよくわからないが、都内の郊外の住宅地のようなイメージがある。
家は平屋でなかなかゆとりのある間取りで、庭もある。土地はかなり広い。100坪くらいありそうだ。
財産としてはそうとうデカイと思われる。
私は心配していて、将来波平死後に相続でもめるのではなかろうか。
カツオは自分が「長男」だからといって、土地家屋を欲しがるだろうし、マスオとサザエは「親の面倒を見たのは私たちだから相続する」と主張するだろう。
漫画上での年齢設定は変わらないから磯野家には「現在」しかないから心配はいらんだろうが。

波平やマスオがちゃぶ台で当然のような顔をしてタバコをすっているのが気になる。
今は普通の家庭ではリビングのような家族の集まる場所でタバコは吸わんだろう。子供が嫌がるよね。
いろんな面で実に封建的な家庭ですね。
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一週間全く仕事をしなかったので頭がぼけてきた。
家にいてもとくにやることがなくて、ごろごろしているので1週間で2キロ太った。
しかし仕事はしてなくても、一日一回はオンラインしないと落ち着かなくて、別に用がなくてもインターネットに接続しますね。
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人からR社のSC-55を借りているが、アカイのSG01kと比べるとかなり音が違いますね。
この「違う」てのは必ずしもSC-55の音がいいというだけではなくて、音色ごとの音量バランスとか、音域によるフィルターのかかりぐあいとか、エフェクターのかかるぐあいとか、とにかく同じGM用のデータを演奏してもローランドとアカイでは全然ちがう音になる。
データ作成者が緻密にを音色作ったりバランスを調整していても、聴く側が作成者と異なる音源を使っていたら全然ちがう演奏になってしまって、データ作成者の苦労なんて軽くぶっとんでしまうよね。
メーカーごとに音源の特性(個性?)があるのは当然にしても、並べて鳴らしてみるとこんなに違うのかと今更ながら関心しています。
しかしそれにしてもMIDI音源のインプリメントの解説はどこのメーカーも超難解だ。こんなのパソコンのトーシロに理解できっこないぞ。
あるいはこれらの仕様を理解したうえで活用できるひとは、それと同時に音楽的素養を持つことができるのであろうか?
MIDIデータを作って商売にしている人たちはその両方を持つのだろうが、私のようにどちらも中途半端だとデータ作成を一曲やるだけで相当なエネルギーを要しますね。

7/21
何年か前から「暑さ」があまり気にならなくなっている。
徳島もすっかり夏まっさかりだが、自宅にいてもあんまりエアコンをつける機会がない。
今年の夏はそんなに暑くないのかしらんと思うのだが、周りの人に聞くと寝るときも朝起きてもエアコンを使っているそうで、我慢できない人は多いみたいだ。

夏は暑いのがあたりまえで、私が子供の頃はクーラーなんて超贅沢品だったので、めったにお目にかからなかった。
もちろん学校や通っていた学習塾もクーラーなしで、暑い暑いといいながら、そんなに苦痛でなかったような気がする。
就職して最初に住んでいた社宅の寮はエアコンがなかった。それでもあんまり気にならなかった。

これまでにあちこちで生活してきたが、一度どうもこうも耐えられなかったのは、94年の夏で、記録的な猛暑だった。
当時浜松の郊外に住んでいて、住宅街といってもそんなに密接した環境でなかったから、最初はエアコンなしでも平気だった。
都会のマンションだと最初からエアコンが装備されているのが当たり前だが、浜松のアパートには無い。
それが住んで3年目の夏はすっごい暑さで、さすがに、どうもこうも我慢しきれずエアコンを購入した。
毎晩寝る直前にエアコンを停止していたのだが、その停止にものすごい勇気が必要だった。
夜中も寝苦しくて、よくマンション下の自販機にジュースを買いに降りた。あんなに暑苦しい夏は前後の生活でも経験がない。
平年並みに暑い夏であれば、総じて住宅地が密集してなくて自然が残っているところに住んでいると暑くても平気なようだ。
東京時代も住んでいた郊外の武蔵野の地は緑も多くて、住んでいたマンションはちっとも暑くなくてエアコンはほとんど使わなかった。

逆にクーラーがどうも体に合わない。
オフィスでつよい冷風にあたっていると気分が悪くなる。営業で外回りをしていた頃は、販売店のエアコンが超強冷だったので、それがつらくて夏でもスーツを着ていた。
自宅でもここのところ夕方には妻がエアコンをつけるが、却って寒くて私が止めてしまう。
多分私は比較的暑さに平気な体質のようで、私が平気でも周りの人々が随分暑い思いをしているようだ。

前の会社の上司のKON氏は寒さに強い人物で、真冬でも夏用のスーツを着ていて、驚いたことにカッターシャツの下に何も着ていなかった。
もちろんコートを着ているところを見たこともなくて、つまりこの人は真冬でも2枚(カッターと夏用スーツ)で平気な様子であった。
聞くと、自宅にはストーブもコタツもないということだった。
本人は「ワシは暑さ寒さに興味がない」とかいっていた。こりゃ「興味」の問題ではないような気がするが。

7/20
ドボルザーク考
何度か書いたが私は中高の6年間をオーケストラの活動で過ごした。
そのOB会てのがなかなかしっかり仕切られていて会報やOB会名簿をまめに出している。
在広のOBが熱心に活動しているようで、卒業して10数年たってもそういったことに熱意をもっている人がいるのには関心する。
最近は電子メールでもお知らせが送られてくる。
今日届いたメールには、夏休みのクラブの活動予定が書いてあった。
このクラブは私が中3の時・・・20年前から夏に会場を借りて定期演奏会をやるようになり、毎年夏休みの前半はその練習で大変だった。
私が現役時代はベートーベンやモーツアルト・チャイコフスキー・ドボルザークなどの比較的小規模な交響曲をやったが、これは主に楽器編成が貧弱なために、あんまり大編成の大曲ができないのが原因だった。
ドボルザークは特に好まれているようで私が卒業したあとも何度も演っているようだ。
今年の定期演奏会のメインは交響曲9番の「新世界」をやるらしい。なかなかポピュラーな選曲だ。

私が高校2年生の時に同じドボルザークの8番を演った。
当時私はフルートを吹いていたが、あまりパッとしないプレーヤーで、6年間やっていても結局トップにはなれず、いつも「セカンド」だった。
この8番でもセカンドを吹いたが、この時にドボルザークの作品は他の作曲家の交響曲と異なることに気が付いた。
それは「セカンドもそれなりに持ち上げる編曲をしている」ことです。
これはどう言うことかというと、通常は、フルートのセカンドはあくまで、トップの「補佐」で、「目立つ」ようなメロディは吹かせてもらえない。面白くない。
それがこの「8番」では「セカンドだけのソロ」がある。これは通常の交響曲ではかなり珍しい。
セカンド奏者としては非常にうれしいことで、一生懸命にこのソロを練習した覚えがある。
バイオリンにもファーストとセカンドがある。
これも通常はファーストが主旋律を受け持つのだが、ドボルザークの作品には部分的にセカンドがメイン・ファーストがサブになる場面がある。
これは非常に興味深い。

どういう意図でドボルザークがそのような編曲をしたのか調べたこともないので判然としない。
一つに彼自身は演奏家としては二流で、故国のオーケストラに所属していた頃はセカンドバイオリンを弾いていたらしい。
その時にあまり面白くなかったので、自身が作曲家になった時に、「セカンドを持ち上げる」ような曲作りをするようになったのかもしれない。
私はドボルザークの「ボヘミアくささ」が大好きだが、一方でこういった変則的なアレンジをしたことに妙に感じ入る。
彼はあれだけ「ボヘミアン」でありながら、結局故国を捨てて渡米、そこで「新世界」を書いた。何かこのあたりに音楽家としての屈折した意識を感じる。

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息子が肺炎で入院して、妻が一緒に泊まり込みなので、娘の世話と家事で、すっかり主夫状態だが、予想外に楽だ。
日頃なにかと手の掛かるわがまま娘だが今回は妙に大人しい。
考えて見ればもう4歳だし、周りの事情も判っている様子だ。それよりも、いつもの喧嘩相手の弟がいないので、ごねる理由もないんだろう。
私が食事の用意をしていると自分から手伝うし、「トムとジェリー」を見せていれば一人で大人しくしている。寝ろ言えば一人で寝ている。

親としては、子供が二人いるのでいつも両用併せて相手をしていて、随分しんどい思いをしているけども、一人ずつで見れば意外と楽なんだろう。
こういうわけで娘に手が掛からないので私自身は楽なんだが、だからといって、娘をほって会社に行くわけにも行かない。
しょうがないので明日からしばらく休業状態だ。
仕事が忙しければ託児所の利用とか考えるが、今はちょっと仕事も楽なすき間なんで、1週間程度休んでもいいでしょう。でも復帰したら自分の席が無かったりして。

7/18
まいったなあ、一歳の息子が肺炎になって入院しちまったい。
突然高熱出してちっとも下がらないので普通の風邪ではないなと思っていたら「初期の肺炎」だと。
ワシの子供はどういう訳か気管系(not基幹系)が弱い。
上の娘は2歳の時に一週間肺炎で入院したし、今回入院の息子は昨年お盆前に気管支炎になって、夏休みの予定を全部潰してくれた。
幼児なので一人で入院なんてできなくて、妻が今日から病院泊まり込みだ。
ワシは夏休みに入った娘と二人で育児休業状態になった。
こうやって異郷の地で暮らしていると子供の面倒をみてくれる親族もいないのですごく不便だ。
息子が病院から出てくるまで会社へ行けんぞ。

7/15
有馬温泉の写真をたくさん載せたものだから、またまた容量がいっぱいになった。
でっかい写真は削除しました。それでかなり余裕ができました。写真は焼き増しして郵送します。>同窓会参加者
もう5MBでは足りないから、追加料金を払って拡げるか、自社のサーバーにページを作ってそこをファイル置き場にしようかな。
「自社のサーバー」なら使用料金がタダなんだが、(当然ながら)アカウントが本名になるんでどうも抵抗がある。
まあ、写真を無分別にのっけなければ大丈夫なんですけどね。

7/14
ゲストブックの過去の書込6月中〜7月の書込分をアップしています。「空白の・・」に使ってくれ>征服者。
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マツダのリコール問題をWEB上でさがしていて、地元紙(中国新聞)のサイトに「マツダの社史」みたいな特集があるのをみつけた。
そこで、山本健一氏(ロータリーエンジンの父といわれる人)の話が延々と書いてあって、ロータリー開発の苦労話しなんかがあるのだが、終わりのあたりで、バブル期の「多チャンネル政策」・・ユーノスやオートラマなど5チャンネル体制にしたことを「流通をまきこんだ画期的な方法」と評価し、しかもその後の経営不振を「バブルの崩壊と円高に巻き込まれて、ある意味失敗だった」みたいなことが書いてあって、ちょっとムッとした。
周りの環境のせいにして、時の経営陣の大失策を認めていないように、記事からは感じ取られた。
これを読んで現役社員や会社を去った人はどう思うのだろう。
企業の経営者てのはこんなのが多いんだろうな。
山本健一氏もマツダを外資系にしてしまった「戦犯」経営者じゃあないのか?

7/12
今週末は久しぶりにこのサイトでまとまった作業をしました。
6月に高校の同級生4人で有馬温泉へ集まった同窓会のレポートです。
それとコラムのデータ量が大きくなっていたので、大きい順に 言論の自由怪しい思想MIDIコーナーを複数ファイルに分けています。
過去に書込んだ分が読みやすくなっています。
このコラム整理中に気が付いたのですが、書込をHTMLファイルにしたものをサーバーに転送しても0バイトのファイルになってしまう。
??FTPが壊れたか、HTMLが壊れたかと焦ったのですが、実は単にサイト全体の容量が一杯になっていたのが原因でした。

このサイトは全体で5MBで契約しています。
5MBの容量というとえらく少ないように感じますが、htmlファイルやCGIプログラムはテキストですから小さなものです。
このHPが20KBほどで、htmlによってはでかいのもありますがせいぜい1ファイル60KBくらいです。
そうすると、逆に5MB使いきるのはなかなか大変なのですが、一番容量をくっているのは写真です。
前は親族向けに家族の写真をたくさん載せていたのですが、肝心の親兄弟がちっとも見ない(憤)ので全部削除したら随分空き容量ができました。
しかしそれでも3〜4MBを文章だけで消費しているとは、よくまあ書き散らしているもんだな・・・私やコラム・ゲストブックの投稿者。
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今回の参議院選挙は予想通り現政権への批判票がはっきりと投じられたようです。
共産党の躍進には最近の現実路線が原因がありますが、私はあまり現実的になってもらいたくないと考えます。

選挙速報を見ていて午後8時過ぎてすぐに自民党の比例区一位の候補に当確が出たのは笑ってしまいました。
そんなもん、選挙やる前から当確だろう。

7/11
7/11昼過ぎ現在、コラム系あれこれ作業中です。一部見られないコラムがあるかもしれません。
それにしても暑い。

7/9
ついに本社ビル勤務になることになった。
私が勤めるソフト会社は昨年徳島市北部の工業団地に「お城のような」立派な本社ビルをつくり、昨秋に社員の殆どが古い本社から新本社へ移っていった。私は業務の都合上 旧社屋に残ったままであったが、いろんな事情で今月後半から新本社へ通勤することになった。
よく「メーカーが立派な本社を建てると経営が傾く」といわれるが、それをまさに体現する始末で、昨年から現在の弊社は「お城のような本社」と株式の店頭公開、しかし大赤字&株価低迷と、まあマスコミにはいろいろ言われるわけだ。

経営状態がどうこうは末端社員が気にしてもしょうがないが、新本社勤務になって、通勤時間が長くなるのが嫌だ。
自宅が旧社屋から3キロほどの場所にあるので、車で5分、自転車で10分の通勤だったのが、会社用意のバスを使って1時間ほどかかることになる。
徳島のような田舎都市に住んでいるのに通勤時間がこんなにかかるのはうんざりである。。

私はあちこちでサラリーマンをしてきたが、幸い「通勤地獄」というのはあまり体験しなかった。
在京時でも地下鉄で40分ほどか、京王&地下鉄で1時間すこしの通勤だった。大阪では自転車で15分。浜松では車で5分。
大阪や東京にいると2時間くらいかけて会社にやってくる人が珍しくなくて驚かされるが、こういった人が往復で浪費する時間とエネルギーは悲しいと思っていた。
今回もいずれ新本社に移ることは覚悟していたが、こんなに早いとは思わなかったし、その時は車をもう一台購入するつもりだったが、今の経済状況ではそれも勇気がいる。
なんともしかたがないので、会社が運営している通勤用のバスをしばらくは利用する。行き帰りの時間が限定されるので不自由であるがいたしかたなし。

プログラマなんて在宅勤務やサテライトオフィスがまさに適している職種だと思うんだが、まだフレックスさえ採用されていない会社だからね。
ベンチャーらしく新しい空気をもちながらも、部分的に妙に古くさい。
勤務時間中の喫煙を禁止するようなバカ真面目な体質を正しいと信じるバカがいる限りだめなんじゃないの?

7/8
もうすぐ選挙だがどこにいれようかしらんと考えて見た。
私なぞ特に支持する党があるわけでもないし、労組員でもなく、また会社ぐるみで特定の候補者を応援するわけでもない。
また、選挙はなるべく行くようにしているが、どっかに出かけていたり、地方首長選のような多党乗り合いで当選者が決まり切った選挙は行かない。
いわゆる無党派とか浮動票とか言われるカテゴリに入る人間だろう。

あまり選挙に興味は無いが、ある程度政治に関心はあるし、今の状況はなんとかしてくれんと困る。
選挙区選挙では特定の支持母体を持つような候補者には入れたくない。
土建屋の利益代表みたいな自民候補には絶対いれないし、特定の組合が担いでいる人にも入れない。
いわんや創価学会は大嫌いなので、公明には死んでも入れない。
そうすると無所属でなんとなくリベラルなイメージのある高橋なんとか(三木総理の娘)に入れようかなと思う。
無所属で民主・社民支持なので間違っても当選後に自民党会派に入ることはないだろう。
(前々回の参院選の時に税金党に入れたら当選後しばらくして自民入りしてがっかりだった。)

比例区は「ここが延びると自民はちょっと痛い」政党がよい。
かつては必ず社会党に投票したが、今や見る影もない状態なので、社民は問題外である。
思想的には新社会あたりがぴったりくると思うのだが、今回の選挙で消滅しそうなので、ムダになりそうだ。
そうすると最近勢いがある共産党に入れるのが面白そうだ。
今回の選挙では、多分私のようなアンチ自民の浮動票が、こうやって結構共産に流れるのではなかろうか。

7/5
苦労田家は経済的余裕があまりないので、いろんな事情を切りつめ切りつめしながらの毎日なのだが、梅雨が明けてあまりの暑さについにエアコン稼働(ただし夕方7時から9時までの限定)となった。
長年あちらこちらに住居を移していると、「夏の暑さ」は地域よりも、住んでいる建物の立地条件に負うところが大きいことがわかってくる。
同じマンションでも日当たりがいい部屋は暑い。寝るのにクーラー起きてもクーラーだ。日当たりが悪くて、奥行きのある間取りだと涼しい。

浜松に住んでいた頃は、「田舎はエアコン不要」と考えて3年間がまんしていたが、ある夏は記録的な猛暑になって、どうにもこうにも寝られなくなり、ヨーカドウへ買いに行った。
そうするとみんな同じ事情の様子で、在庫はあっても取り付け工事が追いつかなくて、注文してから取り付けまで3週間程、極暑の7月を過ごした。
一人目の子供ができた年で、赤ん坊を抱えて大変だった。

私の実家に初めてクーラーがついたのは、兄の受験勉強のためだったと記憶している。
もう30年近く前のことだが、あの頃は室外機なんてなくて、壁に四角い穴を開けてでっかい機械をはめ込んでいた。
電源も特別な電圧が必要であったし、スイッチを入れてもいきなり「冷」にはできなくて、しばらく「弱風」で動かした後で「冷」にした。
リモコンなんてもちろん無いので、点けたり消したり「冷」や「弱風」にしたりいちいち机に上がって操作した。
しかし初めて自宅にクーラーがついたのは喜ばしいことで、日曜日の午後など、家族全員が子供部屋に集まって昼寝をしたものだ。

しかし今住んでいる小さい一戸建ては家全体が暖められるためか、どこにいても暑い。
特に私の部屋は空気がこもって息苦しいのだが、エアコンも扇風機もなしで寝苦しい毎日がこれから続く。

7/4
当サイトの「ゲストブック」は整理中で、最近の書込が読めない状態です。
長いことhtm化をしていなかったので、過去の書込が恐ろしくたまってしまい、それらの整理に時間がかかりそうです。
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昨日(7/3)は会社のお友達を自宅に呼んで宴会をやった。
こういうことをして、自分が「ご主人様」然と大きな顔をして、お酒が飲めるのは実に楽しい。
苦労田家の訪問者にはお約束の、仮面ライダーカードと東宝&大映怪獣写真を見てもらって、MIDIのウンチクを流し込んだ。
暑い中来てくれた人々どうもありがとうございます。
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以前から懸案であった、AKAIのGM音源SG01kのシリアル接続(RSー232C)はディスクトップ機(あぷてぃば君)でも実現できた。
DOS/V機てのはシリアルI/Fが2つあるのだが、どういわけだか2番目でしかGM音源は動作しない。
多分、COMポート1番目のアドレス(?)をモデムのカードあたりが使っているんだろう。
とりあえずDOS/VのWindows95環境で、ローランドのシリアルドライバ+シリアルケーブル+SG01kで動作します
今まではサウンドブラスター(SB16)のジョイスティックポート(ゲーム用)からMIDIのI/Oを取っていたのだが、RS-232Cも使えるようになったので、曲によってはSB16からのI/OとRS-232Cを併用できる。
これがどういうことかと言うと、1つの曲で、ドラムとベースはSG01Kに演奏させて、ピアノとストリングスは別のシンセ音源で鳴らすといったことが可能です。
これにMIDI専用I/Fボード・・ローランド社のS-MPU等を追加すれば、恐ろしくたくさんのチャンネル、32+32+16=80パートの大構成の音楽が演奏できる。
パートが多ければ高品質の音楽ができるわけではないが、器材を買い足す度にシステム構成が複雑になるので、パソコンから一括制御できるように、I/F部分のスペックは高いにこしたことはない。

私のシステム構成は入力用のシンセ一台+PCM音源1台+AKAIのSG01k+パソコンという至ってシンプルなもんだが、これでも用途によって、MIDIケーブルの抜き差しが必要で結構面倒くさい。
例えば上記器材のI/Oを全部パソコン経由にしてしまうと、ちょっとシンセ+PCM音源でピアノの練習をしたいときに、いちいちパソコンを立ち上げるか、MIDIケーブルをパソコン経由から直接接続に変更しなければならない。これは面倒である。
複数器材のMIDI信号の行き来を一括制御できるMIDIパッチャーが欲しいですね。

しかしソフトメーカーの社員でもMIDIに関する知識を持っている人っていないんですよね。
MIDIてのはやはりマニアックな世界なのかな。

7/2
私が以前に勤めていた会社は業績がよいようで、大阪二部に続いて東証二部に上場したそうだ。
そもそも輸出の売り上げが大きかったが、この円安で大いに業績を延ばしているにちがいない。
逆に、今仕事をしているソフト会社は非常に状態が悪い。もしかしたら近いうちに会社自体が無くなってしまうかもしれない。
そこまでならなくても私自身がリストラで解雇されるかもしれない。

そういう風に比べて見るとと、前職を辞めずにがんばっていればよかったのに、とかよく言われるのだが、大いに負け惜しみを言えば、転籍したことを全然後悔していない。
前の会社で技術職をしていた頃のつまらなさを考えると、あの状態に戻りいとは思わない。
この「つまらなさ」は仕事自体てのもあるし、人間関係や住んでた町が嫌いてのもあるし、会社のイズムが体質に合わなかったとかいろいろある。
もちろんどこに勤めていても不満が無いわけ無いのだが(不満の無いやつはバカなのだが)、エンジニアとしてのステップアップという意味ではいい経験をしている。
仕事が全てはバカだが、生活のためだけにつまんない仕事を我慢するのもイヤだ。このへんの折り合いがなかなか難しいが。

前職の仕事の内容で言えば、メインフレーム中心の旧態然とした環境で、5年間我慢した。
仕事は外注に出してばかりいたので、自分でできることが全然なくて面白くなかったが、反面、外注のソフト会社からいろんな事を学んだ。
そのことは今の仕事にそのまま生かされている。
言って見ればメインフレームのシステム構築で勉強したノウハウを、現在オープン系システムを作るのに使っている。
こういう経験は実に貴重で、今後の展開にも大いに役立つにちがいない。

こういう強気の気分になれるのも、前職のサイトを久しぶりに見たとき、その制服に吐き気を感じたからだ。
この「吐き気」は二度とあのだっさい制服は着たくないというのと、H市という柄が大きいだけの都市で、友達もいない孤独な生活に戻りたくないという意味です。
普通に言えば「こらえ性」が全然ない人生であるが、無理して言えばフレキシビルな流れとも言えよう。

7/1
調子が出なくてどうもCozy'sが展開できません。
よく考えるとシンセなんて1年近く更新してないん。どうにかせんといかん。
藤川さんの「四類を卒業」はドイツ語の単位取得の方法が書かれて、めでたく完結しました。
これは藤川さん自身のページで再編集されているので、そちらにリンクしています。
藤川さんのページは平成スナフキンの話が面白いです。
他の人のコラムもhtml化して読みやすくしないといけないなあ。目次を作ろうかと思います。
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1歳9ヶ月になる息子がますます増長してわがままでガンコで泣きわめくので大変です。
幼児はその育て安さにかなり個人差があるとは聞きますが、上の子の10倍くらい手が掛かるような気がする。
感覚的には育て安さ度をプラスマイナス5段階で判断すると、上の娘は+3で、息子は−3くらい差があります。

ビデオデッキが入っているラックは子供が勝手に開けないように留め具をしている。
が、息子はそれを無理矢理開けようとして、開かなくてうるさいので、実質的にはいつも留め具ははずしたままでさわりほうだいになっている。
するとラックの中にあるビデオテープをおもちゃにするので、テープ数本はリモコンと一緒に食器棚の上に置いている。
ビデオを観る時はわざわざイスに乗って棚の上に手を伸ばさないといけないので本当に面倒です。
食器棚の上にテープやらリモコンを置いていると、息子が気が付いてそれを「とれ」と、また泣きわめくので、冷蔵庫の上や本棚やらに移したりして、そのうちどこにあるのかわからなくなります。
リモコンはテレビ・ビデオ・CATV・エアコンの4つが居間にあるところが、あれやこれやどこにあるのか判然としません。

4歳の娘は「トムとジェリー」を毎日見ています。
VTRに2本、12時間分あるんだが、これを繰り返し繰り返し毎日2時間くらいは見ています。
ビデオデッキは私しか扱えない(ダブルデッキで妻は操作が理解できない)ので、私の帰りが遅いときは「トムとジェリー」のために、一人で起きて待っています。
何が面白いんだか、同じギャグで笑ってる。

なんでガキはあれこれガンコにこだわるんでしょうかね。


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