日々雑談:1998年5月
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5/31
徳島市内に文化の森という総合公園がある。
公園だが、美術館や博物館、図書館もあって、結構立派な施設である。
そこにコロシアム風の野外劇場があって、イベントに使われている。
今日(5/30)そこでJAZZフェスがあって見てきた。
出演は今田勝・ジョージ川口のバンドとジョン・ピザレリというアメリカのギタリストのバンドだ。
これはなかなか豪華である。しかもただである。しかも自宅から近い
日曜日の午後一人で自転車で出かけた。

今田勝といえば「往年のJAZZピアニスト」でいつもピアノトリオで弾いてるイメージだが、今日は完全にフュージョンバンドだった。
私は知らなかったのだが、今田勝の息子が今田あきらで、シンセサイザーを弾いている。
このバンドはその息子中心のバンドであった。
シンセはRのJXとYのDX-7(?)、コルグのTRINTYらしきの3台+コントローラにKX5(Y)とAX-1(R)という、妙にその業界に気を配った構成である。
バンドのメロディ部分をSAXとこの今田あきらのシンセが受け持っていて、シンセの音は抜けのよいブラス系だった。
曲を聴いていると、どうかするとスクエアに聞こえる音だ。
ショルダーのコントローラでシンセを弾きまくる今田あきらはかっこよかった。
(スクエア風の音をショルダーシンセで弾く今田あきらを見てうれしくなる私の気持ちをわかってくれる人はいるだろうか?)

ジョン・ピザレリというのはスイングJAZZのギタリストらしくて、フルアコのエレキ(正式には何という?)を直でFenderに突っ込んで、4ビートを刻みながら歌っていた。
つまり、ギターは「生音」ということ。
編成はギター+ピアノ+ウッドベース(ドラム無し)という変わったもので、曲はその手のスタンダードが中心だった。
ナット・キング・コールやガーシュイン、ベニーグッドマン、ビートルズもあったな。
曲名は知らないが聞いたことのある曲ばかりだった。

トリのバンドがジョージ川口で、これはもう予想通りのドラム大会であった。
一曲目がいきなりバスタムのロールで始まると、これはもうジョージ川口の独り舞台だぜ。
まさに「おいらはドラマー」な演奏であった。
テナーサックスが中村誠一だった。
しばらく見ないうちに、太って老けて顔が変わっていて、メンバー紹介があるまでそうと気がつかなかった。
この人はタモリのJAZZ仲間で、10年くらい前にはテレビによく出ていた。

司会はやはり御大のいソノてルヲ。学生の頃はFMでこの人のJAZZの番組をよく聞いたもんだ。
音楽とは無関係だが、この人の息子は政治家(都議会議員)で、今度の参議院選に東京の選挙区から出るそうだ。

初夏とは思えない暑い日曜日の夕方に自宅近くでJAZZの演奏を野外で聴けるってのもいいね。
ビールを持っていくんだったなと思ったが、日が落ちると少し寒かった。

5/30
国際救助隊
ケーブルテレビで懐かしのサンダーバードをやっていて、約30年ぶりに見ている。
メカニックのリアリティは今見てもすごいと関心してしまう。
人形劇なんで当然メカは模型なんだが、動きにその「小ささ」「稚拙さ」を感じさせない重量感がいい。
爆発の噴煙なんてどうやって作り出しているのか火や煙が人形ものとは思えないリアルさだ。

サンダーバード1号はロケットだったかな。何号まであるのか知らないのだけれど、やっぱり好きなのは2号ですね。
2号は機体の中央にコンテナをはめ込むようになっていて、オペレーションによって必要なコンテナを選んで合体するのがすごくよかった。
コンテナの中身は地面を掘るモグラや、潜水艇やいろいろあった。
あの頃の男子はみんな一度は2号のプラモを持っていて、オプションでいろんなコンテナを追加購入したもんだ。

小学生の私がものすごく欲しかったが、高くて買えなかったのが、基地の島の模型
島の各所に機体が隠されていて、とくにヤシの木(?)が左右に倒れて2号の発射台になる仕組みは心躍るものがあった。
その基地模型は小さな2号がバネ仕掛けでカタパルトから発射できるんだよね。
プールが開いて1号が発射するのなんて、マジンガーZが真似してるよね。

そういえば、すべり台を頭を下に逆さまに滑ってサンダーバードごっこをしましたね。
しかし、あのドラマを見ていると基地にいるのは家族を中心とした数人だけのようだが、あれだけいろんな装備を持っていたらメカニックマンだけでも相当数必要だと思うのだけれど、いったい誰がメンテナンスしてるんだろうか?

加入しているケーブルテレビにスーパーチャンネルというのがあって、このサンダーバードもそこでやっているのだが、だいたい古いアメリカの連続ドラマをやっている。
「特攻野郎Aチーム」とか「白バイジョン&パンチ」とかもっと古いのだと白黒の「ミステリーゾーン」なんてのもある。
スタートレックもこのチャンネルの目玉番組で、繰り返し流しているが、来月から「ネクストジェネレーション」が始まることになっていてワクワクである。
ピカード艦長のエンタープライズのシリーズで、これは全シーズンで170話くらいあるんだが、科学的考証が緻密で生半可なSFではない。
私も今まで地上波でところどころを見ているが、全部連続して見られるのは初めてなので、170話全て録画してしまおうかと考えている。
VHS一本に6話入れるとしても、全部で30本くらい必要ですね。

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自宅の庭の一部をタイル張りにしてもらうことを随分前から業者に頼んでいたんだが、このところの雨続きで作業ができずにいた。
本日やっと作業が完了した。土を掘り起こしてコンクリートの基礎を作り、表面を平たくして薄いタイルを一つずつ丁寧に並べていた。
職人の作業を見ていて、こりゃ素人には絶対できんなと思った。

5/28
あんまり面白くない一日の日記
今日は打ち合わせで昼過ぎから本社(徳島市の北部にある)へでかけていて、夕方まですごく立派な社屋の中にいたのだが、打ち合わせの間中ずっと立ってしゃべっていたので、ひどく疲れた。
ここのところプログラム作成で一人きりで仕事をしていて、最近は電話もあんまりかかってこなくなったので、ほとんど口を開くことなく日々が過ぎていたのだが、今日のように「立ったまま4時間しゃべり続けてホワイトボードに板書しながら論理を組み立てる作業」はしんどいが妙な集中力が出てくる。

今日は自社の営業部門の人間を相手にしていたが、これは比較的珍しい。
営業関係の人と話をするといつもそうなのだが、開発や間接部門の人間とひどくテンポが異なるように感じられる。
これはどこの会社でもそう感じる。仕事が人を変えるのか営業マンは物事を考える時のアプローチがプログラマとはひどくちがう。
話の流れがあちこち飛び散りまくりで、良く言えば頭の回転が早いのだろうが、悪く言えば思いつきでしゃべっているような気もする。
彼らは少なくとも論理的に話を進めることはしないので、システム屋は飛び散る言葉を適当に捕まえて積み上げていかなくてはいけない。

しかし気を張ってそういう作業をしつつも、打ち合わせしている横の通路をわりかし派手な女性が行き来しているので気になってしょうがない。
どこだか知らないが女性の多い部署がその通路の向こう側にあるようで、見た目もナイス(に見えた)な人が多くて、私は真面目なことを考えしゃべりながら、きょろきょろしていた。
私はいつも「ひとの顔をみて話をしない」といわれるのだが、相手をにらみつけて責め立てるだけのバカよりはいいと思う。
顔を見ていないのは注意が散漫な証拠だが、話はちゃんと聞いているし考えてもいるからいいじゃない。

それはともかく、どんなに真面目なシチュエーションでもナイスな女の子がいると気になるのはしょうがないことでしょう。

さて、夕方社屋から出たら夕暮れ時の空からぽつぽつと雨が降り始めていて、確かに天気予報では午後から雨だといっていたので、予定より遅くなって天気が崩れた様子であった。
本社から職場(徳島市の南部にある)に向けて社用車を走らせていると次第に雨が強くなって、ちょうどラッシュにぶつかって徳島市の中心部を抜けるのにえらく時間がかかったが、会社の駐車場にとめたときはまだ「やや降り」模様であった。
自席に戻っていくつか作業をして、ぼんやりしていると雨がものすごく激しくなり、8時頃会社を出るとすでに土砂降りであった。
これは朝から予想していたことなので、かねて用意の合羽を取り出して上下とも着用し、加えてツバのある帽子をかぶって自転車に乗った。
カッパを着ると(あたりまえだが)服が濡れなくていいのだが、靴は雨ざらしでチャリこいで帰ったので、靴下まで濡れていた。

帰宅すると息子が風呂にも入らずに居間の座布団の上で爆睡していたので、しかたなく無理矢理起こして、泣きわめく幼児と一緒に風呂入った。
####
パキスタンとインドの問題は困ったものだが、アジアの国同士の関係が不安定になれば、ただでも経済危機の状況がもっと悪くなる。
日本の景気に先行き暗い話ばかりである。
しかし一方で、なんでもとは一つの国・民族だった両国があんなに仲が悪いのかよくしらない私も情けない話で、宗教が違うと核爆弾で脅しあう必要まであるというのも理解できん。
しかしその「抑止力」を信じているヤカラは、ひとつ頭上に小型の原爆でも落としてもらって、皆で生き地獄を見るがよい。

5/27
CGI再び
以前に一回書きましたが、書いてもらっている各コラムの更新日付を上のタイトル欄にいれたい件ですがどうも無理のようです。
BIGLOBEはCGIは使えるけれどもSSIというしくみが使えなくて、CGIが返した文字列(この場合は更新日付)をHTML内に埋め込んで表示することができません。
文字列はだめでもイメージはIMGタグにCGIを設定できます。このページのカウンタはそうやって動かしています。
ただ、更新日付のためにいちいちそういう日付をイメージとして出力するCGIも作るのもすこし手間です。
そこで、更新ファイルの一覧HTMLをこのHPとは別に作ろうかと考えています。
それの元ネタとなるのがシェルスクリプトのCGIで、こちらの一覧をクリックしてみてください。
ファイルの一覧が表示されますが、これは各コラムの書込用ファイルです。

-rw-rw-rw- 1 cozy 939 Apr 6 23:46 check.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 15249 Apr 24 20:44 sato.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 10639 May 22 22:19 gorf.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 117886 May 26 22:44 kuro.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 76626 May 27 01:35 midi.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 139904 May 27 15:13 rakugaki.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 1864 May 27 22:08 chat.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 49377 May 27 22:12 notebook.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 76594 May 27 22:14 guest.txt
-rw-rw-rw- 1 cozy 0 May 27 22:30 ichiran.txt

ちなみにsata.txtは藤川さん、gorf.txtはみちやんのゴルフ、kuro.txtは黒KW氏で、midi.txtがx_a+z_a_o氏、rakugaki.txtは言論の自由です。
あとchatはチャットで、notebookはゲストブック、guestはアクセスログ、ichiranはこの一覧を書き込んでいるファイルそのものです。
つまりいったんこういうファイルの一覧を書き出して、それをあらためてhtml化できるかなと。
一呼吸分だけ時間がかかりますが、これを見れば最近更新されたコーナーがわかるので少し便利です。

そういうCGIを月が開けたら作ってみようと思います。
あとみんなかなりファイルがでかくなって、一度に表示するのは難儀になっている(ジジイな表現)ので、一部を固定html化もします。
余力があれば目次を作ったりしたいが、ちょっと面倒かな。

####
征服者くんが「水平社宣言」の一文を書き込んでいたのでちょっと驚きました。
私もこの宣言について詳しくは知りませんが、あの時代(大正)の日本で、マイノリティが自らの存在を明確にした上で誇高いアピールをしたことはすごいと思います。
私はこの宣言を読むといつも現在の同化政策が間違っているような気がするのです。
歴史でみれば彼らマイノリティがもとは人間と神の間、生と死の間を司る超人的な存在であったことは明白です。
それを「誇りうる」のは当然でしょう。
ある意味では皇族と同じ存在といってもいいでしょう。
このあたりはいろいろ教えてほしいです。>征服者くん。

5/26
毎日一日中殆ど座ったままでディスプレイに向かって、プログラムを作ったり動かしたりデータを調べたりワープロを打ったり、その間に時々ここのページのアクセスを調べたりしてますが、いったいこういう仕事が向いているのかしらんとか思うことも多々ありますが、それでは今の会社に入る前に秋葉原やら千葉方面の電気屋を回っていた営業マン時代はしんどい思い出なので結局人と接する営業の仕事は向いていないとか簡単に結論づけられそうですが、実は営業の仕事自体はそれなりに面白くて、比較的私はお店の人と長話をして回っていたもので、ある店では私があまりに担当者と無駄話をしているものだから、そこの上司に怒られたこともありました。
長話をしてればそれでモノが売れるわけでもないけれど、それではどうすれば売れるのだろうかというのは結局わからず終いの短すぎる営業時代でした。
しかし、今でもバイトでパソコンショップの店先に立って販売の手伝いでもしたいと思うことがあります。

何がいいたいのかよくわかりませんが、要するにプログラマやっているからといって人間嫌いだったり自閉症ぎみだったりといった性格であるとも限らないということです。
しかし逆に人間嫌いだったり自閉症ぎみの性格でもプログラマはできるわけです。
私の仕事環境はその気になれば一日だれとも会話せずにすますことも可能です。そういった環境を好む人もいればそうでないひともいると思います。

仕様書(設計書)を渡されて、または自分で書いて、これをいついつ迄にプログラムにする・・とかいった作業であれば何日も一人きりで仕事ができます。
会社社会ではコミュニケーションを大事にするから「一人で仕事をするやつはだめだ」とかもいいますが、しかし「一人で仕事ができない」やつはもっとだめなような気もします。
どっちにしてもそう単純に言い切れるのもではないし、そういった単純でわかりやすい言葉で物事の善悪を定義付けるやつほど信用できないものです。

IBMの社訓だかモットーだかに「考えよ」というのがあります。社屋に入るとこの言葉がいろんな言語で書いてあるポスターが貼ってあります。
私がわかるのは日本語以外に「THINK」だけですが、アラビア文字みたいなのもあってさすが世界企業です。
社員に直接聞いたことはないのでどういった意味合いなの知りませんが、「一人でとりあえず考えてみよう」・・・みたいに思っています。
閉鎖状態でとりあえず悩んでみる。困ってあれこれ考えて試してみる。

コンピュータの世界では結構これは大切です。
計算機を使ってある結果を出そうとすれば、道のりは「論理的な」作業の積み重ねだからです。
それもかなり単純な処理が集まってハードウエアなりソフトなりが動いています。
この単純な論理の積み上げ方にも「こつ」があります(これがプラットフォームによってちがったりして困りますが)。
私はこの「こつ」を体得するには基本的に自分で考えるしかないと思います。
つまり悩まなければ次のステップには行けないんです。

THINK・考えよ、いい言葉ですね。THINK PADを使えば頭が良くなりそうですね。

5/25
なんか力が抜けてしまっていてここを書き続けることができなくなっています。
まあ、こういうことも時々あります。
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ちょっと事情があって、ヤマハのSPX90というデジタルリバーブを取り出してきて楽器につないでいます。
購入したのはもう10年以上前です。
音を出すのも5年ぶりくらいだな。
正確にはデジタルサウンドプロセッサーというらしいのですが、1Uラックサイズのエフェクターです。
リバーブ・コーラス・ディレイ・フランジャーといったエフェクトを60個くらいセットできます。
ディレイ系だけではなくて、パンを振ったり、ピッチを変えたり、パラメトリックイコライザとしても使えます。

ただ、最近のマルチエフェクターとちがって、複数の機能を一度に使うことはできません。
SPX90の定価は忘れてしまいましたが、私がこれを買ったときはラック付きで10万円位したような気がします。
今ではこの半分の価格でディストーション〜リバーブまでマルチで使える器材が買えるでしょう。

私が学生の頃はまだデジタル処理できるエフェクターというのはありませんでした。
ディレイは遅延素子を使ったアナログの機械でした。
またはテープを使って時間のずれを起こさせるテープエコーてのもありました。
もっというと、どういう仕組みかわかりませんがスプリングリバーブてのもありましたね。

どれも音はよくなかった。
アナログの頃は処理できる周波数帯が限られていたようで、だいたい高い音にディレイをかけることができませんでした。
つまりエフェクターを通すと高音域が落ちてしまうわけで、こもった音になります。
この音の劣化はしょうがないもんだと思っていましたね。

久しぶりにこれをミキサーにつないで「ホール・リバーブ」でピアノの音を出すと、その昔高校の古びた講堂で一人でステージのピアノを弾いていたことを思い出しました。

5/23
ワシはギャンブルをしない
これは信念とか思想とかいったものではなくて、もともと私はギャンブル性のあるものを楽しむ素質に欠けています。
学生時代は結構パチンコに通っていましたが、あんまり熱くなったことがありません。

父親は神社のおみくじも嫌がる堅物なのだが、その影響か、今はパチンコも麻雀もしません。
府中にいたけど競馬も知りません。宝くじも1回買っただけかな。
だからナンバーズに関しても興味ないです。しくみもわかりません。

私のWEBサイトだからといって、COZYが興味があるか否かの心使いは不要です。
何度も言っていますが、各コラムもゲストブックも読者が好き勝手書いてくれていいです。
ナンバーズに関しても、黒KW氏と興味のある読者が勝手に話を展開してくれればOKです。

本来個人のWEBサイトは自己顕示欲を持つ人が、ひとりよがりな内容を表現できる自由な場所と認識しています。
私も自分が書く場所で自己満足のために屁理屈やぼやきを展開しています。
自己満足の場所だから、その内容に対する読者からのRESもあんまり期待していません。
みんなもそれでいいと思います。

5/20
どうも息子(1歳7ヶ月)が私のいないときに勝手にパソコンを立ち上げているらしい。
まだ言葉も出てこない幼児であるが、この年頃になると機械類に異様に興味を示すようだ。
本体(床に置いてある)の電源を入れて、パソコン机のイスによじ登りキーボードやマウスをいじっているらしい。
妻が「大丈夫、スイッチ切っておいたから」などと のたまうので私は更にびっくりした。
今更妻にWindows95の落とし方など教えるのも面倒なので、とりあえず「いきなり切ってはいけない」と言っておいた。

私のパソコンは買ってからもう2年半以上になるが、買った当初、私が使っている横で娘が電源を切ってしまうので、ダンボールでスイッチを覆うカバーを作った。
カバーは娘が2歳になったくらいに不要になって捨てたが、また作らなければならん。

我が家のテレビには電源スイッチがない。
テレビを見ている時に子供がオフってしまうので、スイッチの部分のボタンを無理矢理取り外した。
幸い最近の電器はリモコンで使用するので、あんまり困らないが、リモコンが行方不明(よくなる)の時はリレー(?)の部分をつまようじでつつかないとテレビを点けられない。
ちょっと格好悪い。
テレビの本体にあるチャンネルや音量のスイッチもとても操作しやすい設計になっているので、しょうがなくガムテープで何重にも覆って見えなくした。
これは相当に不細工である。

ミニコンポもそうで、前面のパネルにたくさんスイッチがあるのだが、どれを押しても何かが鳴り出したり、動いたりするという親切な設計になっているため、子供が面白がっていじくり回す。
これも全面のパネル全体を覆うカバーをダンボールで作ったがあんまり効果がなくて、結局購入1年くらいで壊れてしまった。
また、息子はシンセサイザーが大好きで、しきりと弾きたがるのはいいのだが、これもパネルに無数にスイッチが並んでいるのをバンバン叩いている。
1歳半くらいになると力も強い。どうも最近プログラムチェンジのスイッチがうまく動かなくなっている。

私の部屋には楽器やらパソコンやらオーディオやら、さわって欲しくない器材がたくさんあるのだが、触ってほしくないモノほどガキは触りたがる。
CDやカセットテープや本も棚から飛び出して散乱している。
今しばらくは我慢するしかないなあ。

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「ライト」の発売予定の発表をしたようだが、思い通りには株価は上がらなかったようだ。
これに対し決算発表の影響はいかほどになるのであろうか。

5/19
ページの冒頭のLAST UPDATEの日付ですが、5/17更新分をJavaScriptで記述していたら変な具合に表示されていました。
私が使おうとしたのはlastModifiedという文書のプロパティで、このファイル(Welcome.htm)の更新日時を取得するという至って単純なものです。
>>更新日時:
↑の:の後ろにそのスクリプトを埋め込みましたが、 NetScape2.01iでは Wed May 20 06:16:38 1998 といった文字列で表示されます。
IE 3.0では水 5 20 06:16:38 1998 ですね。
わたしはこの文字列の月と日だけを取り出してLAST UPDATEの後に表示させようとしたんですが、こんなに形式が違っていては文字列の編集ができません。
このプロパティを取得する関数では特に表示形式を指定するようなパラメータがないので、どういうふうな日付を出すかはブラウザの種類やバージョンに依存しているんでしょうか。
そしたら、何のブラウザのどのバージョンを使っているか関数で取得して、編集の仕方を変えるロジックを組めばいいのだけれども、たかだかこのファイルの更新日付の表示を自動化してもあんまり意味がないのでやめました。
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黒KW氏がゲストブックに「cozy」という英単語があると書いていたので、さっそく辞書を調べてみたら確かにありました。
「居心地がいい」とかいう意味の形容詞らしくて、副詞だとcozily、名詞だとcozinessです。
発音はコウズィなんですが、私のCOZYはカズィという風に発音してほしいなあ。

そういえばこのページのタイトルのCozy'sCornerは喫茶店のコージーコーナーのパクリですが、今ではそんなことは忘れてしまっています。
自分のページのことを書くときにCozy'sCornerだと長ったらしいので最近では「Cozy's」と書くようにしていて、文書タイトルもそうしてしまおうかと思います。
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最近ちょっとした事件があって、これは妻の知り合いの女性に関することなんですが、かなり重傷な虚言癖を持つ人がいるんです。
その嘘というか作り話しの度合いがひどくて、周りの人々が迷惑しているという、まあありがちな話しなんですが、不思議なのはその嘘ってのが、当人の行動を正当化するとか、他人を陥れるとかいった目的とは思えない内容なんです。
つまり、嘘のための嘘をついているのか、あるいは本人には全くその意識がなく嘘を言っているのだと思います。
この事情はかなり興味深いので、詳しいことがわかったら、私小説風に書いてみたいと思います。

5/17
昨日(5/16)の高知、徳島は記録的な集中豪雨でめちゃくちゃな勢いの降雨が数時間続いていた。
私はその集中豪雨が始まる直前に家族を連れて買い物に出ていた。
行くときはたいした雨足ではなかったが、買い物をすまして帰るときはかなり激しくて、荷物や子供を駐車場の車まで連れていくだけで随分濡れた。
自宅までの途中、その雨の中、道端でパンフレット状のものをたくさん抱えて信号待ちをしている中年女性がいた。

どういうわけだか、こういった類の人は見てすぐにわかるのだが、新興宗教の勧誘のように見える。
どこに住んでいても宗教と新聞の勧誘はしつこくやってくる。少なくともNHKの集金よりはしつこい。
オートロックのマンションに住んでいたときは、インターホンで撃退できたが、普通のアパートでドアの前に立たれるとつい開けてしまう。

ピンポンなって、「どちらさんでしょう」と聞くと、最初は絶対に「聖書をお薦めに」とか「ものみの塔のものです」とか言わない。
そういうヤカラは単に名字を名乗るだけなので、引っ越してきたひとが挨拶にきたのかとドアを開けてしまう。
たいてい一目風体や持っているものを見ると「それ関係」とわかるので、喋り出す前にシッシッと手を振って帰ってもらう。
宗教ならそうだと、何ではじめから言わないのか腹立たしいが、少なくともいきなり「教団から来ました」て言うとだれもドアを開けないよな。

ああやって、飛び込みで家々を回って、いったい何人のひとが話を聞いてくれるんだろうか。
100人に一人も聞かないような気がするが。
あの人たちも普段は普通のサラリーマンだったりして、夜や休日に教徒が集まって勉強会したり、手分けして新しい信者獲得に回っているんだろうな。
一日中歩き回ってだれも信者になってくれなくても、「これが修業だ」とか「教祖様が与える試練だ」とか思いこんでるから辛くはないんだろうな。
宗教は絶対的な価値観を与えてくれるから、本当に信じてしまえば、生きていくのが楽になると思うよ。
迷いや不安がないてのはいいですよね。

それにしても新聞の勧誘のしつこいのにも腹が立つ。
徳島は全国紙を取っている人が少なくて、「徳島新聞」のシェアが圧倒的らしいのだが売り込みもしつこい。
私は頑固に朝日新聞にしている。
家を探していた頃は、やはり地元紙でないと不動産情報が載っていないし、広告の量が全然ちがうので、全国紙では不便であった。
が、しつこい勧誘が我慢できなくて、意地でも徳島新聞にはしない決心で今日まで至っている。
もし、新聞を変えるのならせっかくだから、日経産業とか日刊工業とかにしてしまおう。

徳島に来る前はどこでも(大阪・東京・浜松)とにかく読売の勧誘が悪質だった。
ドア越しに絶対「読売です」とはいわない。
「おーい●●くん、開けてくれよ〜」とか知り合いを装ったりする。
私の名字はわかりやすい漢字ではないので、この「●●くん」が間違っていて笑える。
「新聞はとらん」とはっきり言うとドアを蹴られたこともある。
読売は三大紙のなかでは最も部数が多いらしいが、こういうしつこい勧誘に負けてしまう人が多いのだろうか。

5/15
ゲストブックが重くなり過ぎなんですが、例によって今月も接続時間が残り少ないので、しばらくこのままです。
最初から月間の接続時間は決まっているのだから、計画的に使えばいいのだが、CGIとか一度作り出すと、あれこれ試してみたくなるので、どうしても時間を食ってしまいます。
ちょっと調べてみたらWin95上でWEBサーバーを立ち上げて、perlのcgiも動作させるツールがあるらしいので、是非導入したい。
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そんなに計画性の欠落している人間だとも思ってないんだが、お金もいつも足りなくて、給料日にもらった小遣いがだいたい月末には無くなってしまい、しょうがなく次月分を前借りして、そんなことするからまた給料日にもらえる額が減ってしまい、いつも寂しい思いをしている。
家のローンもあるし、娘にピアノも買ってやりたいが、月に一回くらいは飲みにも出たいし、CDや本も買いたい。
景気対策で減税しても貯蓄に行くから意味がないのだが、その対策として「夫に現金で減税分を支給する」てのが一番消費向上になるぞ。

5/14
ちょっと気持ち悪くて身の毛がよだったという話です。

まだ独りもので、東京で会社の寮に住んでいた頃、当然掃除や洗濯は自分でやっていました。
洗濯なんて一週間貯めて週末にまともてやってましたね。
だからなんかで週末が潰れると、パンツの換えがなくて困ってました。
部屋の掃除なんて月に一回もやっていたかどうか。

で、布団なんですが、一人暮らしで平日は夜遅くまで会社ですから、土日に天気がよければ干すのですが、それもなかなか実行できない。
梅雨時だったり、週末の外出が続くと1ヶ月以上一度も布団を干してなかったりもするんです。

それでね、大変だったんです。
多分6月か7月のことだっと思うのだが、寝ててどうも体がむず痒い。
そういえばここのところずっと布団干してないし、ダニが繁殖してるだろうなと思って、布団を布団カバーから出してチェックしてみたんです。
すると何か小さいやつがいるのよ、列をなして。多分何百といたのではないでしょうか。

後で聞いた話ではこういったダニは目には見えない大きさだそうで、あれは何だったんだろう。
一番小さい蟻よりもまだずっと小さかったですね。
そういう輩が四角い布団の「縁」あたりをごそごそ行ったり来たりしてるんです。
枕もそうでした。
つまり私の布団と枕は正体不明の虫どもに占領されていたわけです。
その上に私は寝ていたのです。
この事実を目の当たりにして、私は身の毛がよだちました。

まず、枕は捨てました。
布団はシーツをすぐに洗濯して(深夜であったが)、隅々までアイロンがけした。
敷き布団もかけ布団もひたすらアイロンをかけて虫どもを征伐した(つもり)。
しかし、一度身の毛がよだつともう寝れないもので、結局それから朝まで起きてました。

当然会社に行く元気もなくて、突然自己都合で休みにし、私は近くの電気屋へ行って布団乾燥機を購入しました。
その日は一日中乾燥機で布団を熱していました。枕は新しいのを地蔵坂商店街(墨田区の下町にある商店街)の布団屋で買いまいした。
さらには、部屋の畳がダニに侵されているにちがいないので、ダニアースを買ってきて、針をぷすぷすさして消毒しました。
だた、このダニアースは人体にも刺激がつよくて、却ってからだが痒くなってしまいました。

今は家人が2日に一回くらい布団を干してくれるので、楽ですが、独り者の頃はなんて不潔な生活をしていたものだろうと、振り返ります。
そういえば同じフロアにいたN田くんなんて、いつも洗濯物をかなりため込んでいたので、その異臭があたりいったいに立ちこめてみんな迷惑していました。
####
実は今の職場はビルの4階なんですが、すごく小さくて赤い蜘蛛みたいな虫が異常繁殖している様子で、毎日数匹私のエリアに出現するので潰しています。
こんな環境でプログラム作ってたらバグだらけのソフトになっちゃうよ・・・・なんてオヤジギャグは誰もいいませんが、結構神経質になります。
ソフト会社で虫が異常発生しちゃあ、会社はお終いだぜ。
(そうでなくても既に「お終い」か?近々発表される決算が楽しみ。)

5/13
家裁の人・続
昨日書いたことの続きだが、老人ホームで働いている人に聞くと、結構こういうケースは多いらしくて、親が生きている間は全く訪れもしないのに、死んだとたんやってきて、貯金通帳を持ち去るらしい。

今回のバカ息子もそうで、葬式に来たときにいきなり故人の世話をしていた妹にむかって遺産の有無を問いただし、預金があるのを聞き出してその足ですぐに銀行に行って誰かが引き出せないように手続きしたそうだ。
実はこの馬鹿野郎は自分の父親が死んだ時も、母親に相談もせずに遺産の預金等をこっそり持ち去ってしまっている。
この時の相続額はそうとうなはずで、当然課税額も大きい。
実は私などの名義を不正に利用して蓄財しているのではないかと思われる。
そうだとすれば、明らかな私文書偽造と脱税である。

せっかく家庭裁判所を煩わせて、法の下で審判するのであれば、私はお金はいらないから、こういった不正行為を明確にしたいのである。
####
最近昼休みに自席にいないので、チャットしてません。ごめんなさい黒KWくん。
しかし、勝手に黒KW氏の名前をかたってチャットにはいらないように。彼が気味悪がってます。>F川さん。

5/12
家裁の人
知らない人から封書で手紙がきていたので、また出身高校や大学のOB会の名簿とか入会案内とかだと思って、開けてみたら、なんと広島家庭裁判所からであった。
親族の某氏より「遺産分割の調停、審判のための申し立て」があったらしく、私は当事者(「申し立て」に対する「相手方」=被告みたいなものか?)の一人なのでこんなのが来るらしい。
これでは、「回答書」と言われる文書を作成しなければならず、ここでは私個人が相続する遺産に対してどういう知識をもっているか、どうしたいのか(欲しいとかいらないとか)仔細に書かなくてはならない。
また、調停が始まれば広島の家裁まで出向かなければならない。

昨年末に祖母が亡くなったのだが、孫の私は遺産がどうこういった話は無関係だと思っていた。
ところが、祖母の娘である私の母はかなり前に死亡しているので、孫の私が相続人の一人になっているようだ。
実は相続できる遺産も微々たるものだし、孫の私が大きな顔をして遺産をもらうのは嫌である。
さらにはこの件について、わざわざ弁護士を立てて「申し立て」(告訴みたいなもんか?)をするその親族の意図がよくわからない。
当事者どうし(孫なんか除いて)で話しして、適当に分ければいいのにと思う。

ただ、この親族の某氏(私の叔父にあたる)は永年住所不明で、年老いた親の面倒も見ずにいたし、自分の親の法事にも出てこない親不孝野郎なんで、そんなやつが「当然の権利として相続できる遺産を要求しているのは」納得できんといのもある。
なんと言ってのその某氏は、自分の母親が危篤状態になったときに連絡先がわからず、みんな困っていたのだ。
そんな親不孝ものが遺産相続の権利があるのか。私は許さんぞ。

ただ、この件に関して、私自身はなるべくなら関わりたくないというのも本音である。
死んだ祖母はさすがに自分の息子(今回の申し立て人)がかわいいらしくて、生前になんら非難する様子はなかった。
もし祖母の遺志がその息子への十分な遺産相続をしてもいいよ、という事だったら、私はなんら口出すことはできない。

遺産のことで親族どうしがあれこれもめるのは、人間の一番嫌な面だとおもう。
しかし、もし今回の裁判でもめたら、ここはひとつとことんまで、私は自分の考えを主張して、人道的、道徳的な結論が出せるようにしてみてもいい

5/10
以前、x_a+z_a_o氏のコラムを始めた時に、ホームページにコラムの最終更新日を入れられないかという要望があった。
理屈から言えば、x_a+z_a_o氏のコラムのテキストファイル(***.TXT)の最終更新日を取ってきて、ホームページに表示すればいいだけの話しなんだが、これがどうすればいいかわからない。
SSI(サーバ・サイド・インクルード)という仕組みを使えば、簡単にWEBサイトの中に特定のファイルの更新日を表示できるのだが、BIGLOBEではSSIが使えない。
Perlで記述したCGIで更新日が取得できればいいんだが、その方法もわからない(知ってたらだれか教えてください)。

ではどうすれば、ファイル属性(更新日)を取得できるか?
私は、単純にUNIXのコマンドでいけるのではないだろうか、と考えた。
通常、UNIXでもDOSのDIRのようなコマンドを使えば、ファイルの一覧とかそれぞれのタイムスタンプとかが見られる。
ところが更にBIGLOBEではテルネット接続できない。UNIXのコマンド(シェルスクリプト)は使えるのであろうか?

というのが発想の始まりとなって、シェルスクリプトを作って、Cozy'sのディレクトリに置いて動かしてみた。
そうすると、簡単に動くのよ。
BIGLOBEとしては「セキュリティ確保のため」にテルネット接続を許していないらしいが、シェルスクリプトが動くのであれば、テルネットできるのと同じである。
試しに、このサーバー(www2t.biglobe.ne.jp)のユーザーディレクトリの一覧を出力するスクリプトを書いて動かしてみた。
こちら(ls.cgi)です。
このCGIでは、単純に
>>cd ../../..
>>ls -l
してるだけである。(lsというのはdirみたいなもの)
このスクリプトでは単にディレクトリを表示するだけだが、コマンドのパラメータを増やせば、全サブディレクトリ下のファイルの一覧が取得できる。

これは少し恐い。
例えば、私は自宅の地図や住所電話、家族の写真とかのページを作って、特定のディレクトリ下に置いているのだが、そこへのリンクはホームページからはしていない。
見て欲しい人に、直接表示できるURLを教えてて、見てもらっている。

ところが、上記のスクリプトを使うと、この住所・電話のHTMLファイルも一覧に出てくるので、知らない人が見ることができる。
かといって、ディレクトリ自体を参照できなくすると、誰もその下のファイルも見られないので、WEBに置いておく意味がない。

私はUNIXの知識が貧弱なんで、こうしてファイル一覧を見るくらいしかできないが、詳しい人がその気になれば、セキュリティを破壊するような処理もできてしまうのではなかろうか。
他人のサイトのファイルを全削除したりてのは簡単にできそうである。
蛇足ながら、試しにpsコマンドのスクリプトも作ってみたが、何にも表示できなかった。
pwdとかwhoコマンドは使えますね。
このあたりが、なかなか面白いですね。

5/9
5/2の飲み会レポートの写真のうち、2枚を大きな画像で見られるようにしました。
表示までちょっと時間がかかると思いますが、こちらと、こちらです。
prof黒KW・中国地方征服者・ひこの三氏が写っている写真をデスクトップの壁紙に・・・するやつぁいねーよな。

同じく5月2日に高松空港近くのうどん屋に寄った話がこちらです。
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檸檬と中央線
以前、東京のことで、中央線のお茶の水あたりの風景が好きだという文章を書いたら、東京大学院生のK氏に共感のメールをもらって、うれしかった。
それに関連して、すっごく久しぶりにさだまさしの歌が聴きたくなって、私が中学生(20年以上前)の頃に、ラジカセで録音したスタジオライブのテープを取り出してきてたんです。
そのテープにはセロ弾きのゴーシュ・飛び梅・主人公といった、妙に文学的/私小説的な曲が入っていました。
その中の一曲に、「檸檬」(れもん)という曲があるのですが、どうも私の「お茶の水あたりの風景」観はこの曲で形成されたようです。

ちょっと歌詞を引用してみると、

>>あの日、湯島聖堂の白い石の階段に腰掛けて
>>君は日溜まりの中へぬすんだ、レモン細い手でかざす
>>それをしばらくみつめたあとで、きれいねと言った後でかじる。
>>指のすき間から青い空に,、カナリア色の風がまう

>>食べかけのれもん、聖橋からほうる、快速電車の赤い色がそれとすれちがう
>>川面に波紋の広がり数えた後、小さなため息混じりに振り返り
>>捨て去る時にはこうしてできるだけ、遠くへ投げあげるものよ

かぐや姫のような四畳半フォークではないけれども、非常に文学的な世界ですね。
私は今でも中央線に乗って、お茶の水あたりを通ると必ずこの歌詞が口に出てくるような気がします。
(もう乗ることもほとんど無いでしょうが)

国電の中央線てのは、吉田たくろうの歌には「高円寺」て2コード(EmとA7)のクールな曲があるし、川は「神田川」だし、実に「フォークソング的な世界」ですよね。
また、太宰治は吉祥寺だか、三鷹に住んでたのかな?
村上春樹の小説にも国分寺とか出てきますね。
このサイトのロゴ作成者でイラストレイターOGREさんの親友Wさんが、「一度中央線沿いに住むと、離れられなくなる」と言ってたのを思い出しますが、私のような青臭い文学青年には中央線はなかなか魅力的です。

ま、そういった文学的、情緒的な感覚はともかく、実際には頻繁に飛び込み事故(どういうわけだか多い)があっていつも電車が遅れて、新宿駅ではホームに人が鈴なりでうんざりなんですが。

深夜に地下鉄岩本町駅(神田)から新宿線に乗ろうとしたら、その駅で飛び込み事故がであって、電車が止まっていたことがありました。
いつになったら動きだすかわからない。
当時私は府中市に住んでいたのですが、京王線の最終に間に合いそうにありません。
しょうがないので、JR秋葉原駅まで歩いて、中央線の最終にどうにか間に合いました。
その列車を武蔵小金井(記憶曖昧)あたりで降りて、タクシーで自宅に帰りました。

タクシーの待ち時間も随分あって、帰宅したのは夜中の3時頃でした。
随分時間とお金を無駄にしたもんですが、実は中央線の電車代を会社のJRカードで払ったので、それが発覚しないか後々まで不安でした。

5/8
今日の朝日新聞にベンツ・クライスラー合併にからんで、自動車メーカーの提携関係が図示してあってわかりやすかった。
知らなかったのだが、オペルはGMの子会社で、ジャグワーはフォードの子会社なんですね。
マツダがフォードの子会社になる日も近いでしょう。
ロールスロイスはBMが買収見込みとあったが、VWが買うのではなかったっけ?
それにしてもゴルフに乗っていながら、ゴルフの綴りがGORFだと思いこんでいて、「みちやんの100を切るゴルフ」のCGI名をgorf.cgiにしてしまって、恥ずかし。

5/7
無駄な音
楽器メーカーが作る音響機器というと、楽器やPAはもちろんん、業務用の機器もあります。
私が以前在籍した会社ではこの業務用分野も大きなビジネスになっていました。
業務用の音響機器というのは例えば社内放送の機械や、鉄道のホームで流れる放送用機械です。
社内放送では定時々々のチャイムや、朝のラジオ体操や、BGMを「デジタル技術を駆使」して自動的に流します。
駅のホームの放送はお馴染みですが、「列車が来ます、注意してください」とか、到着時に音楽を流したりします。

私はこういった不要な音が大嫌いです。

電車で通勤していると、毎朝同じ電車に乗っているのに、「●●行きの急行列車が到着します。途中●●と●●と●●に停車します。白線の内側まで下がってお待ちください。」とか、電車内では「次は新宿・新宿、丸の内線、なんとか線,JRなんとか線はお乗り換えです。」とか「開くドアにご注意ください」とかうるさい限りです。
こういった、大きなお世話の放送だけでもうんざりするのに、上記の楽器メーカ−の音響機器が更に「到着のメロディー」とか、「発車のメロディー」とかを「いかにもデジタルな音」で流してくれるので、頭が痛くなります。
JRの駅でよく聞くのが山口百恵の「いい日旅立ち」ですが、それ以外のメロディもあって、複数のホームで同時に違うメロディーが流れてくると気が狂いそうになります。

人間の音感てのは基本的に同時に複数の「調」の音楽を受け入れることはできません。
F#mの曲と、Cmajorの曲を同時に聴かされると音感が破壊されているような気がします。
もし、こういった環境が平気な人がいるとしたら、その人は既に音感を喪失していると思われます。

またまた、私のヨーロッパかぶれが出てしまいますが、西欧を列車で旅していると、社内放送とか、駅構内での放送は殆ど聞くことがありません。
長距離列車の始発駅で案内放送があるくらいではないでしょうか。
だいたいは案内も、発車のベルもなく、時間がきたら、列車は静かに動き出します。
社内でも特に案内放送てのは無くて、要するに乗客が個人の責任で乗ったり降りたりしなさいよ、走行中に開いたドアから転落しても知りませんよといった個人主義が徹底してるんでしょう。

業務用音響機器のセールスが一生懸命売り込んでいるのか、最近は、スーパーやデパートでも「絶対GM系の音源とパソコン使って、曲を流しているぞ」と解るようなBGMが多いです。
あんな中途半端な音楽を流すのなら、クラシックのCDでも流しとけばいいのにと思います。
いや、いっそのこと不要な音は全部無くせばよろしい。
BGMを流すことが快適な環境につながるという考え自体が間違いです。

ただでも生活の中には自動車の音をはじめとして雑音が多いものです。
少しでも静かな環境で生活したいですね。

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今日は午後半日有休をとって、CGIを作ってました。(表向きは息子の一歳半検診です←ホントだよ)
ゲストブックにタイトル入力欄を追加したのと、prof.黒KW氏の怪しい思想と、みちやんの100を切るゴルフの二つのコラム用のプログラムを作りました。
こういう金にならない作業はものすごく集中できるね。
今月分のプログラム作成エネルギーを使い果たした感じです。
この2つのコラムは書き込む「入力用」と、読者が見る「参照用」を別プログラムにしました。
既にあるコラムもこの形態に順次変更していく予定です。

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当WEBサイトは基本的に、画面の解像度を1024*768で見るようにデザインしています。
読者は小さいディスプレイだったりノートPCだったりして、800*600とかそれ以下で見てる人もいると思うのですが、これは申し訳ないことです。
しかし、私は家でも会社でも1024*768に慣れきっているので、今やこれ以下の解像度ではパソコンを使えません。
(業界ではこういう場合に「こういう体になってしまっている」と表現する)
人がどの解像度で使おうと大きなお世話ですが、やっぱりWin95以降はこの大きさがアプリの基本のような気がします。

また、当サイトの読者は圧倒的にMS-IEの使用者が多いのですが、作者はNetScapeを基本に考えています。
現在は特に問題は無いと思いますが、今後JavaScriptの部分を増やしていくと、動作の違いが発生するかもしれませんね。

5/6
広島飲み会報告を作りました。見てください。
COZY'Sでお馴染みの人々&5/5に書いたフォーク同好会の懐かしい顔がたくさんです。


5/5
フォークソング同好会
私は広島大学フォークソング同好会というサークルで音楽をやっていました。
このサークルは今も存続しているようで、大学の方は私が卒業した後に広島市から西条(東広島市)に移転したので、サークルもそちらに移ったようです。

私が入学した('82年)ころ、広島大学の軽音楽系のサークルはいくつかありましたが、主に「フォークソング」と「ロック」と「JAZZ」の3つでした。
これらの3つの「境目」てのはかなりいい加減なんですが、それなりにそれぞれにカラーがありました。
JAZZ研は基本的にインストもの(歌が無いということ)で、モダンジャズ系(←かなりいい加減な表現)が中心でフージョンものはあまり主流では無かったようです。
ロック同好会はハードロックやメタル系が中心ということでしたが、ポップなバンドもありました。

フォーク同好会はもともとはアコースティックギター中心の「弾き語り」な音楽を演る人たちの集まりだったようですが、ポップ〜ロック系・・今で言うとJ-ROCKでしょうか、そういった曲のコピーバンドが主流でした。
角松敏生や山下達郎の曲を、16ビートのカッティングをチャカチャカ鳴らして、「裏を決める」バンドがかっこよかったです。
よく覚えているのはO谷くんというベーシストが、「高中正義を演りたい」といってJAZZ研に入ろうとしたら、「16系(16ビート)はフォークに行け」と言われたという話です。
フォークソング同好会のバンドが実際に高中のコピーを演っていたかどうか定かではありませんが、確かにカシオペアは演奏した覚えがあります。
こうなると、どこが「フォークソング」やねん、といったところですが、当時広島にある大学の「フォークソング」と冠したサークルは大抵16系を一生懸命やっていたようです。

面白いのはフォーク同好会系はわりかし女の子も多くてサークルの雰囲気も軟弱なんですが、ロック同好会は上下関係も厳しかったりして体育会系の音楽サークルなんですよ。
私もよその大学のロック系のひととバンドやったりもしましたが、「乗り」がフォークと違うんです。
他大学の学祭とかで演奏しようとすると、そこのロック同好会に挨拶いれとかないと、後から面倒になるとか、妙に「任侠」なんですよね。

もちろん、フォーク同好会には旧来の「フォークソング」のバンドもあって、アコースティックギターの二人組とか、一人で弾き語りしてるやつとか、あの当時でも既にかなりアナクロな印象でしたが、今聴くと逆に新しく聴けそうです。
こういうフォークソングはカントリーとかブルースとかが基調にあって、いかにもフォークデュオなグループがありました。
今で言えばチャゲ&飛鳥みたいな音楽でしょうか。
アコースティック系のグループばかりで「アコースティックパーティ」とか銘打って小さなコンサートしたりもしました。

実はこういう話を書くのも、最近広島大学フォークソング同好会の現役生から「指とま」経由でメールをもらって、「そのむかしフォークでは、本当にフォークソングをやっていたといううわさは本当なんですか?」と聞かれて笑ってしまったんです。
で、今はどういった音楽を演っているんですかと聞いたら、オリジナルが多いらしんですが、コピーものではイエモンとかGLAYとか演るって!

音楽てのは楽しけりゃいいんで、別にジャンルがどうこういうのは無意味ですが、こうなると「本当のフォークソング」てのはもう存在しないんでしょうね。
しかしイエモンよりは小室のコピー演った方が、まだ私の「広大フォークソング同好会」のイメージに合うような気がします。
私がかつて在籍したサークルの人々が今どんなコンサートをやっているのか、見に行ってみたいもんです。

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他人頼みの新コーナーが増える予定ですが、まだ全然用意してません。も少し待ってください。>ミトやん、黒KWくん。
5/2の広島の飲み会のレポートは近日写真入りでアップします。

5/1
ビリージョエルのインスト
先日書いた、ビリージョエルのCD「StreetLifeSerenade」を購入しました。
輸入盤で1,300円という安さ。
クレジットを見ると、1974年発表で3枚目のアルバムだそうです。ジャケットの写真の若いこと。
全10曲あるが、私が聞きたかった「RootBeerRag」以外には聞いたことのある曲が無かった。
調べたわけではないのだけれど、ビリージョエルが日本で大ブレイクしたのは「ストレンジャー」あたりからだと思うので、1974年なんてまだ無名だったのかな。

この私が求めていた「ルートビアラグ」という曲は「ラグタイム・ピアノ」と呼ばれるJAZZの祖先のような古いピアノスタイルで、雰囲気としてはデキシーランドジャズっぽいですね。
まだ、JAZZ独得のテンションコードや、スケール(音階)が発達してない時代の音楽らしくて(19世紀)、メロディがほとんど全部アルペジオ(分散和音)でできているという、妙な曲です。
偉そうなことを書いていますが、私もこの曲以外のラグタイム・ピアノを知りません。

で、何でビリージョエルの曲の中でもかなりマイナーなこの曲を私が知っているのかですが、高校生の頃に聴いていたラジオの深夜放送のCMで流れていたからです。
日本放送のオールナイトニッポンですが、(多分)タモリの放送の時だったと思います。
あの放送はどう考えても法規制を越えてコマーシャルタイムが長くて、2時間の番組なのに、CMをカットして編集すると80分程しかありませんでした。
で、その長いCMタイムに「全国版CM」の枠と「地方版」の枠があるんですが、地方版の枠にスポンサーが付いていない場合、適当に音楽を流してごまかしていました。
きっとディレクタが自分の好きな曲をかけていたんだと思いますが、タモリの番組の時はこの「ルートビアラグ」が繰り返し流れていました。
私はこれを聴いて「絶対に黒人JAZZピアニストの曲だ」と思いこんでいました。
超速弾のアルペジオがかっこよくて、いつかこれを弾けるようになりたいと思ったもんです。

1981年(苦労田浪人19歳)のキーボードマガジンにこの曲の譜面が掲載され、その時に初めてビリージョエルの曲だと知って大いに驚きました。
それ以来十数年に渡って練習しているんですが、いまだにちゃんと弾けません。
興味のある人は是非聴いてみてください。
苦労田が近くにいる場合は「さわり」だけ弾いてお聴かせします。
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作者は5/2より本州に出かけてきます。
ページの次回更新は5/4か5/5になると思いますが、各コラムや、ゲストブックは読者の方が随時更新してくれると思います(他力本願)。
5/2のオフ会は写真入りで後日レポートします。
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小厄(数え37歳)の苦労田は日頃の神仏嫌いを棚に上げて、徳島県南部 日和佐の「薬王寺」にお参りに行って来ました。
JR四国の牟岐線(むぎせん)に乗りたかったてのもあって、久しぶりに一人で小旅行でした。
朝早く出たので、昼過ぎには徳島に帰っていて、ヤマハピアノ特約店に出かけてクラビノーバの新シリーズとP-200をじっくり弾いてきました。
P-200はサンプリングの切れ目(専門的になんていうんですかね)がちょっと解りすぎなような気がするんですがどうでしょう?>x_a+z_a_o氏。


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