日々雑談:1997年9月
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9/29
讃岐うどんの続き(ちょっと通ぶって)
県道の傍らに車を停める。我々が目指すSクラスの店に当然駐車場は無いのだ。
田圃のあぜ道、または農家のすき間を歩いて目的の場所を目指す。
「その店」は決してうどん屋には見えない。単なる農家の納屋である。
あるいはプレハブの事務所風である。看板ものれんもない。
おそるおそるドアを開ける。
がんこそうな爺さんがうどん粉をこねて延ばしている。
婆さんがそれを切って茹でている。だがイスもテーブルもない。どうすればいいのじゃ。
入り口で突っ立っていると「食べるんなら裏に回って」と言われる。
いったん、外に出て隣の家とのすき間を奥に入る。
裏庭にベンチがおいてある。
メニューは小と大だけ。器にもってもらったうどんに自分で出汁を注ぐ。
出汁は無造作に置かれた傍らの鍋に入っている。
ネギと七味も自分でかける。
腰があるが柔らかい打ち立ての麺をすすり上げる。喉と脳が直結して味覚を伝達する感覚を得る。

うーむ。こんな食文化があるってのはいいねえ。香川県。

9/28
昨日(27日土曜日)は朝早くから電車で高松に出向き、讃岐うどんのはしごをした。
うどんに非常に詳しい岡山の友人に連れていってもらったのだが、一日で5軒のうどん屋を食って回った。
元来小食で、こんなに食えるとは思わなかったのだが、うどんは不思議なことにいくらでも入る。
打ち立てをかけでかき込む。
香川県人が「うどんは別腹」というのが実感できた。
これは病みつきになりそう。近いうちにまた出かけるぞ。

26日は韓国料理を食べにでかけ、石焼き鍋を堪能した。
若い頃はそんなにこだわりがなかったのが、今は、旨いモノを食えるのなら多少の労力は惜しまない。

9/25
さくらももこの「こんなふうにできている」という彼女が出産したときのエッセイを読んでいたら、私も長男懐妊時のことを書き残したくなった。
こちら。
改めて文章にしてみると大変な時期に大変な精神状態にあったことがわかる。

ここのところゲロがでるほど仕事をしてるが、明日は久しぶりに街に遊びにでるし、明後日は高松にうどん喰いにいくぞ。
たまにはガス抜きしなくちゃなあ。

ところで、なんでこんなに産経新聞は現実離れしてるの。
対人地雷の禁止が世界の趨勢である昨今で、よくこんな社説を載せられるよな。
とりあえず引用してるので見てください。馬鹿な産経はこちら。

9/24
親ばか話
もうすぐ一歳の息子。
機嫌が良いと ぬいぐるみのハムスターの足をくわえて頭をブルンブルン振る。
この様子が面白いので周りが喜ぶと、調子に乗って更に激しく頭を振る。
激しく振るのでめまいがして、座った状態から後ろに転ぶ。
転んで畳で後頭部を打つ。
痛いので泣く。
泣きながら母親の膝にはい寄る。

この一連の動作を日に何度も繰り返す。
我が子ながらなんともスラプスティックで笑ってしまう。

9/23
よく考えるとシンセサイザーは2ヶ月、スペインは3ヶ月も追加していない。
本当に日記だけのページになってる。
しかし、不思議なことに少しずつカウンターはUPしてるみたいで、見てくれている人どうもありがとう。

みなさんはNHKの受信料を払っていますか?
私は絶対に払いません。こちら。
徳島は電波事情が良くない。
私の自宅ではNHK総合の少し映りが悪いし、教育は地元の電波がまともに入らず、しかたなく和歌山の電波を受信している。
和歌山の民放が全部入るのはありがたいが、局によっては画像がひどい。
徳島は、地元の民放が一局しかない都市だからね。関西の電波がきれいに入らないと困るのよ。

9/21
日曜だが午後から出勤して引っ越しの整理をしていた。
今度の席は南向きの窓際であつい。
社内のネットワークがごたごたしているのか、どうしてもWEBに接続できない。
(正確に言うとIPアドレスが取得できない)
社外に送らねばならないメールがあったのだが、サーバが使えない。
しかたがないので、文書をフロッピーで持ち帰り自宅から送信した。

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毎日放送で再放送している仮面ライダーが「サボテグロン」まできた。
ライダーカードでいうと13番目だ。
この回では山本リンダが登場
そういえば「FBIの滝」も先週くらいから出演しているぞ。
あいかわらず本郷たけしの声が藤岡弘ではない。
不気味だ。

9/19
公示された基準地価を見ていると、徳島市の土地が高いことがよくわかる。
四国の県庁所在地の中で徳島市が一番高い。
こんなに不便なところなのになんでだろう。

9/18
妻が近所で聞いてきた話。
#神戸須磨区の殺人事件容疑者の母と弟たちが母の出身地の徳島にいるらしい。
#弟は○○小学校の6年生に転入してきたらしい。
ほんまか?
私は思うに、こういった流言飛語が今全国で飛び交っているにちがいない。
昔「口さけ女」とか「人面魚」とかでもっともらしい噂があったよね。それと同じでは?

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ロッキード有罪大臣の騒ぎに関するサンケイ新聞の論調が面白い。
あまりに面白いのでこちらに取り込んでしまいました。(著作権的に問題あるからすぐ消します。)
ここまで単細胞な論調で全国紙を作っているサンケイはすごい。

9/17
ついに北海道拓殖銀行の株価が100円を割った・・・・といっても株のことはよく知らないんですけど。
でも、報道番組を見てたら、株が200円を割るといつ倒産してもおかしくないと言っていた。
ちょっとこちらで日経新聞の兜町情報を見ると、普通の会社で4〜5千円、任天堂が一万円以上だ。
素人目にも100円以下は安すぎる。もしかして、銀行の、それも都銀の倒産が現実化するか?
ついでに蔵相の失言を伴って金融恐慌が起こるのでは?
歴史は繰り返すのじゃ。

今勤めている会社は来月店頭公開予定だ。こんな時期に公開して大丈夫か

9/16
17:30の定時後に一旦外出し、病院に行っていた。その後、帰宅して夕食をすましてから、仕事に戻るつもりであった。
が、台風が接近していてあまりの風強さに会社に戻るのがおっくうになり、残業するのは辞めにした。

今の私の行動エリアはせいぜい3km四方しかなくて、特に職・住は車で10分と接近している。
こういった環境がいいのか悪いのかよくわからんが、会社と家が近いと、夕方一旦帰宅して、夕飯を食べて子供を風呂にいれてから、再び仕事に戻ることが多い。
その場合夜の仕事を20時頃から始めるので、必然的に深夜まで作業が続く。
こういった、仕事のしかたは都会で働いていると考えられない形態だが、私生活と仕事の区別が今一つ不明確になる面もある。

ま、少なくともワーカホリックにはなりたくないね。

9/15
9月13・14日と久しぶりの一泊旅行にでかけたのだけれど、懲りました。
3歳と11ヶ月のガキを連れて旅行なんて所詮無理な話だ。

内海育ちの私にとって、徳島県南部の海岸は非常にダイナミック。
台風も接近してて、海が荒くて本当に怖い。

9/11
この週末は県内を南に行ってみる予定。
徳島県の南部ということは、(足摺岬ではなく)室戸岬に向かって南下するということです。
天気がちょっと心配。
徳島に来て1年以上たつのにどこにも行ってないもんな。

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満11ヶ月の息子が今日立った。
まだ歩けないが、つかまり立ちの状態から手を離して立っていた。本人はすごく得意そうだ。

不思議なモノで、ハイハイ・お座り・つかまり立ち等、誰が教えるわけでもないのに、自分でステップアップしていく。
動物の本能だね。

9/10
昨日の記述にゲイの友人のことを書いているが、高校時代の知り合いにもいる。
ひどく自意識の強い奴で、人の感情を思いやるなど微塵もない野郎だった。
その男は有名国立大学に進学したが、その道に入って退学したという話だった。
なんでも、新宿三丁目のその手のバーに雇われマダムになったらしい。
金持ちのパトロンがついてジャガーを買ってもらって乗り回していると聞いた。
今はどうしているんだろう。

と、まあ昨日の記述の同じような今日だが、基本的に私はゲイが嫌いだ。
自己愛が強すぎて他人を思いやる神経が無い。

ただ、沖雅也がプライドを破壊されて自殺したときの気持ち、浪人時代に教わった英語教師(河合塾)が自己愛の強さのあまり縊死した気持ち、決してわからないでもない。


9/9
分裂気質と躁鬱気質

私は躁鬱のケが若干あって、ウツ状態になるとあまり周りと交渉を持ちたくなくなる。
昔から、「気分屋」といわれ、「何を考えているのかわからない」といわれ、まあわがままで扱いにくいタイプであろう。
そんな鬱傾向の私が非常におそれるのは分裂気質の人間だ。
世の中にどの程度そういった、「気質」の人がいるのかわからないが、過去、私の生活範囲に「分裂」気味のひとが多かった。

普通に会話をしていて、突然怒り出すひとっているじゃあないですか。
なにかの言葉に反応して怒りモードに入るんでしょうけど、こちらは何が怒らせているのかわからないのですごく戸惑う。
普通->激怒への状態の変化が極端なので怖くなる。自然とそういう人とは会話をしたくなくなる。

ところがいっしょに仕事をしなきゃなんないと悲惨だよ。
「躁鬱」と「分裂」がうまくコミュニケーションとれるわけないもの。
過去に2度ほどそんな不幸な組み合わせがあって本当につらかったな。
地雷地帯を歩いているようなもんで、怒らせたらまずいから、踏まないようにおそるおそる足をだしながら歩く。
運悪く地雷を踏んだらもう逃げるしかないよね。

学生時代同級生のA君は「気質」どころか「分裂病」そのものだった。
鉄格子つきの病院に入っていたこともあったらしく、ひどいときは「あの看護婦が俺を殺そうとしている」と思いこんでしまい、傷害ざたになったたことがあると、本人が言っていた。
極端にナイーブな性格で、傷つき易いんだろう。私の発言の何かが気に入らなかったのか、夜中に電話してきて延々と怒られたこともある。
加えて彼は明らかなゲイで、女性には全く興味がないとも言っていた。
そんな彼は、公務員になったけれども、いったいどういう人生送っているのだろう。


9/8
>酒と薬でへろへろの毎日。へろへろになると妙に文章を書きたくなるのはなぜ?
>アパートの駐車場に半径1mほどの陥没が発生。日々広がりつつある。おいおい大丈夫か?

閉塞した常識良識を破壊するのはインターネットか?だれでもタブーを犯せるぞ。WEBにならなんでもできる。

9/7
これはすごい。ソフトバンクの暴露話
中村正三郎氏のページにリンクがあったものだが、総会屋のWEBだ
WEB上なら、実質的に検閲も自主規制もタブーもないから、ここまで書けてしまう。
恐ろしくもあり面白くもあり。

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このページ見てる人もそんなにいないし、まさか家人にチクルひともいないよね?
久しぶりに煙草の話

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ダンベル体操は2週間続けているが、今のところ効果なし。
やっぱ、絶対的に運動量が少ないし、酒をよく飲んでるし、スーツを着られるのはいつの日やら。とほほ。

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仮面ライダーの再放送を見ていて、またも発見。
コブラ男の回では、本郷たけしの声が吹き替えになっている。つまり藤岡弘の声ではない。
なぜだ?

9/6
ダイアナ元妃の葬儀を見ていて思ったが、やはり葬式ってのは静かで地味で面白くないな。
葬列にあれだけ人が集まっているのに(当然ながら)静かだもんな。
しかし、教会の中では賛美歌やエルトン・ジョンの演奏もあって、なかなか聞けた。

賛美歌の中の一曲がホルストの「惑星」の中の曲のテーマ部分(木星かな?)と同一だった。
賛美歌をホルストの曲から作るとは思えないので、あれって、ホルストが賛美歌のメロディーを自分の曲のテーマにパクッたのだろうか?

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9/1のところで書いているが、壊れた車がようやく戻ってきた。今回はいろいろ勉強になった。
顛末をこちらに書いています。####
9/5の金曜日の深夜に仕事をしていて、気がつくとビルの中に残っているのが私一人であった。
従来、どんな時間にもだれかが仕事をしている会社なのだが、開発関連の人々が新社屋に移ってしまったので、妙に静かなオフィスになっている。
ちょっとこわい。

9/2

鉄道おたくを自認する私が今日まで知らなかったとは実に恥ずかしいのだが、信越本線が新幹線の開通に伴い、10月1日に廃止されるそうだ。
廃止区間は群馬県の横川から長野県の篠ノ井まで。
鉄道に詳しくない人にはわかりづらいだろうが、高崎〜軽井沢〜長野を結ぶ線路がJRの管轄を離れるのだ。
軽井沢〜篠ノ井間は第三セクターの私鉄になるらしいのだが、横川〜軽井沢の鉄道が消滅することは実に悲しい。
この区間は碓氷峠をこえる難所で、現在でも横川駅で列車を後押しする機関車を最後尾に連結して軽井沢まで押し上げている。
碓氷峠ってのは、長野にスキーに行くときにこえる山道ですよ。休憩時間に釜飯食ったりするでしょ。
私は3年ほど前、青春18切符で二泊三日の鈍行旅行(静岡<->福島)をしたことがあり、そのとき、初めてこの区間を乗車した。
機関車の連結に結構時間がかかり、その様子が面白くて、ビデオに納めた。

JR発足後、日に日にローカル線が消滅していくのは本当に寂しい。
北海道の鉄道など、私が乗ってないのにこの10年程で(営業キロが)半分位に減ってしまった。
四国に来たら、室戸岬を回る線の計画はとっくに無くなっているし、鳴門〜明石の鉄道も吹っ飛んでいた。
しかし一方で、関西〜鳥取を短時間で結ぶ智頭急行線は好調だし、岡山県の総社〜井原を結ぶ線も近々開通するらしい。

トンネルをくぐってばかりの新幹線や、どこを走っても景色が同じな高速道路で移動するのってのは旅じゃあないですよ。
鈍行電車に乗って、日常の連続から離れて車窓をぼんやり眺めてるってのがいいよね。
こういう感覚はマニア以外にはわからないのかなあ(涙)。

9/1


ここ一ヶ月ほど、身の回りでモノがよく壊れる。
洗濯機がまともに脱水できなくなり、買い換えた。
ビデオデッキからテープが出てこなくなり、加えてリモコンが使えなくなった。
会社で使っているパソコンが、のろしをあげて壊れた。
プレイステーションのコントローラが接触不良で時々コントロール不能である。
車の油圧センサーが壊れて取り替えた。

こんな中、昨日の午後 車で外出しようとしたところ、シフトレバーがパーキングから動かない。
すぐディーラーに相談したところ、ブレーキランプのヒューズが切れているではないかとのこと。
見てみると確かに、件のヒューズがとんでいた。
それで早速取り替えたのだが、再びブレーキを踏むと「シュン」という音とともにヒューズが切れた。
つまり、ブレーキランプにつながる回路のどこかがショートしていて、ヒューズが必ず切れてしまう、その結果シフトレバーはドライブに入らないわけだ。
9月1日から娘の幼稚園が始まるってのに、なんてこったい。

再びディーラに連絡して、修理のため、持って帰ってもらった。
(取りに来た人は、シフトレバーのカバーをはがして、無理矢理シフトをドライブに入れて運転していった。)
急なことなので、代車は用意できないと言われた。
9月1日夜現在 修理の見通しは立っていない。ショートした部分を探し出すのに時間がかかるらしい。
おかげで、私は会社を抜け出して、自転車で娘を幼稚園に送り迎えだ。


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