日々雑談:1997年8月
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8/28
横浜ファンが大変だぞ。
考えたら37年ぶりってのはすごいよな。

万年Bクラスだっった広島が初優勝したのが、1975年、私が13歳のときだ。
1960年に太洋が初優勝したときに13歳だったファンは50歳になる今日まで、優勝を見てないわけでしょ。
そりゃ熱くなるよな。

8/26
今日のニュースステーションに高中正義が出演していたが、なんか演奏が下手だぞ。
ボトルネックもチョーキングも妙に音程が不安定に聞こえたのだが。
それにしても、小宮悦子が「ブルーラグーンとかって私たちの青春ですよ」とは。あの人が自分と歳が同じくらいとは思わなかったなあ。

8/25
決意
現在私の体重がジャスト60kg(身長162cm)、腹の一番出ている部分が85cmある。まさにちびデブ状態である(幸いゲーハーではないが)。
最近は腹だけではなく、首や太股も肥大化し始め、盆休みに久しぶりに会った友人や家族はみんな驚いていた。
所有しているズボンのうち、無理なくはけるものはジーンズと綿パンが一着づつ。
綿パンは会社での会議用に最近買ったものである。
その他、スーツ類は全て着用不可。もし、今出張や、結婚式、葬式があると非常に困る。

腹部に比べ、臀部や足が比較的細かったので、スリムジーンズを無理してはいていたのだが、妻を含め複数の女性に「無理してスリムをはいているのは非常にみっともない」との忌憚のない意見を承るに至って、ようやくスリム化を決意。
といってもダイエットのための運動など長続きするわけないので、比較的容易な部分から実行していきたい。

  1. 三食以外にものを食べない。特に、夕食以後に何か食べることを厳禁とする。
  2. 通勤は自転車を用いる。休日に一人で外出する場合自動車は使用しない。
  3. 毎日15分間のダンベル体操を実行する。

3番目が長続きするか非常に心配であるが、せめて一回3分でもいいから毎日続ける。
目標としては

  1. 体重を減らすことは重要視しない。体脂肪を減らし、筋肉化させることを目的とする。
  2. その結果、胴回りを締め、所有するスーツ並びにスリムジーンズを無理なく着用できるようにする。

だらしなく膨れた体型を何とも思わなくなったら、男としてお終いでしょう。
今更体型を戻しても女性にもてるわけもないが、わずかに残る男の見栄のために、努力するのだ。
今後このページで週一回ダイエットの効果を報告する予定です。

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眼鏡を新しくしたが、傷のないきれいなレンズで世の中を見ると、なんと世界は明るいのだろうかと驚いた。
近眼で焦点の定まらないぼんやりした世界を見ていたり、レンズが汚れている眼鏡を使っていると、モノが見えづらいだけでなく、光量が少ないように思える。
輪郭がはっきりし、曇りのない視界がこんなに快適とは。眼鏡を買い換える度に実感してるぞ。


8/24
約3年ぶりに眼鏡を新調した。今の眼鏡はレンズに傷が入りすぎて視界がすごく悪い。
検査してもらうと3年前と視力は変わっていなかった。右が0.2、左が0.8で、たいした近眼ではない。
以前は起きてから寝るまで一日中眼鏡をしていた。
しかしこの一年いつも同じ距離でコンピュータに向かってきたせいか、ものの見え方が若干変わってきたようなきがする。

  1. 会社や家庭でパソコンをさわるときは眼鏡が不要となった。
  2. テレビをみるのには眼鏡が必要である。
  3. 車の運転ももちろん眼鏡が必要。
  4. それ以外の場面ではほとんどの場合眼鏡が不要である。

つまり常に眼鏡をかけていなくても、そんなに不便でなくなった。
視力があがった様子ではないのだが?

しかし、こうやって眼鏡をかけたりはずしたりしてるからレンズに傷が増えるんだよな。


今話題のコンピュータ西暦二千年問題について、馬鹿なSEの戯れ言はこちら

8/22
先日購入したアカイのMIDI音源SG01Kのコンピュータ接続について聞きたくて、赤井電機のサポート部門に何度も電話しているのだが話し中で全くつながらない。
きっと回線もサポートの人数も少ないんだろうな。アカイの最近の状況を表しているようで悲しい。

ユーザサポート部門はこの業界(コンピュータ)で一番大変な業種の一つだろう。
ユーザは自分ではなんも勉強せずに言いたい放題言うし、電話でコンピュータの操作説明するのは簡単ではないはず。
プロバイダのサポートの人たちが書き込んでいる掲示板を見たことがある。
全くの初心者にインターネット接続を電話で教えるのってのはほとんど神技だな。

上記の質問はしかたがないので、購入先の販売店に電話したら、親切に対応はしてくれたが確かな回答は得られなかった。
内容としては
Q:SG01Kをシリアル接続する場合のケーブルはどこのメーカのものが使用できるか。
A:ローランドのシリアルケーブルは全結線なので多分OK、コルグのケーブルはそうでないので多分NGでしょう。
Q:その場合のドライバーソフトは
A:多分ローランドのドライバーソフトで動作するでしょう。

シリアルケーブルなんて安いもんだし、ローランドのドライバーソフトもネットから簡単に入手できるからいいんだけど、安い小遣いのわたくし、無駄金になったら悲しい。

8/20
写真を少し追加。7月の子供たち。夏祭り

宇宙船にパッチをあてる

先ほど話題になった火星の探査船とか、太陽系を越えてどこにいくのかボイジャーとか、宇宙船のコンピュータってすごいんだろうなと思う。
スパコンとか何台も乗せてあって、一つのシステムがダウンしても運行に支障をきたさないようになっているにちがいない。
何年にもわたって無人飛行する宇宙船のシステム開発は、規模も大きいし、品質管理の厳しさも想像を絶するだろう。
それでも、実際に稼働してればトラブルもあるし、バグも見つかる。

無人の宇宙船や人工衛星のシステムトラブルがあると、地上のコンピュータから通信して対応するんだろうか。
どんな電波か知らないが、宇宙船のコンピュータにログインして、状態を調べる。
ダンプをとって、バグをさがす。
きっと、地上に同じシステムをテスト用においてあるだろうから、その環境で修正用のバッチを作る。
最終的には宇宙船のシステムにバッチをあててバグをつぶすんだろうな。

きっと地上と宇宙船の間のセッションは安定しないだろうし、レスポンスは気が遠くなるほど悪いだろうな。
われわれがインターネットみててレスポンスが悪いとか、支店から本社のコンピュータを使っていて遅すぎるとかいったレベルではないだろう。
そのへんどういう風に作業してるのか知りたいなあ。

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パソコンのOSとかアプリケーションとか、会社の業務用のシステムとかの品質管理に対して、例えば防衛システムやジャンボの自動操縦のシステムの品質管理って恐ろしいほど厳しいだろう。
業務システムがダウンしても●億円の損失、で済むけれども飛行機のシステムがトラブルと何百人も人が死ぬ。
だから、設計からテストまで厳密な管理工程があるんだろうが、それでも飛行機は墜落する。

コンピュータの仕事を始めた頃、人から聞いた話で、「絶対バグがないプログラム」は50行くらいが限度らしい。
もちろん言語やプラットフォームやプログラムの種類で異なるだろうが、自分が開発してると確かにそんなもんかと思う。
たまごっちだって、なんらかのOSがあって数万〜数十万ステップのプログラムが動いているんだろう。
あんなに(見た目が)小さいシステムでもバグはあるにちがいない。

8/19
ピアノを所有すること
夏休みに妻の実家に帰省したのだが、その家には国産メーカのアップライトピアノがある。
妻が中学生の頃までピアノを習っていたらしいが、もうずいぶん使われていない。
私も本物のピアノなんぞ長いこと弾いてなかったので、少しいじってみたが忘れかけていた本物の感触がよみがえってきた。

まず、鍵盤がすごく重い。自宅では通常シンセサイザーしか弾かないので軽いキータッチに慣れきっている。
ピアノの鍵盤がこんなに重いとは。

次に、音がでかい
学生時分にバンドでピアノを弾いていた頃はとにかく大きな音をだすことが必須であった。
しっかりしたタッチがあってこそダイナミクスに富んだ演奏ができるのだ。
ところが、現在はアパート暮らしが長いせいか、大きな音が出ると周りの家に迷惑にならないか気になって落ち着かない。
かといって、アコースティックピアノはボリューム調整がないから(あたりまえ)そんなに小さな音にもならない。
なかなか思いっきり弾くことができない。

それから、長期間ほってあるピアノなので調律がめちゃくちゃ。ホンキートンクになってしまっている。

そして、アップライトでも図体のでかいこと。重いこと(持ったわけではないが)。
昔実家でピアノを家の一階から二階に移動したことがあったが、専門業者に頼んで大変な作業だった。
クレーンで持ち上げて二階の窓から搬入し、室内は丸太をピアノのしたにおいて数人がかりで移動させる。
そう、アコースティックピアノは1m動かすのにもプロの作業が必要なのだ。

移動が異常に難しい、定期的に調律もしてもらわなければならない、音量の調整もできない。
もちろんヘッドフォンも使えない。
昨今の住宅事情では、特にマンションではピアノを所有するのは困難だろう。
これじゃRやYの電子ピアノが売れるよな。

もう数年前にアコースティックピアノの売り上げがエレクトリックピアノのそれに抜かれてしまった。
きっと近い将来、「本物のピアノを所有している」ことが金持ちのシンボルになるぞ。

8/18
ゴルフのシステム
お盆休みのこと。私は車に家族と荷物を満載して穴吹(徳島県)から高松市に向かう国道を走っていた。
県境も近い山中のこと、突然車の油圧警告ランプが点灯、ブザーが鳴り出した。
びっくりしたが、一ヶ月前の車検時にオイル交換したはず。とりあえずパーキングに停める。
ボンネットを開けてエンジンオイルをチェックしたが量は充分ある。
マニュアルをみると「エンジンオイルが不足していないときに警告ランプがつく場合はエンジンを停めてすぐにサービスを呼ぶ」ように書いてある。
「アイドリングでも決してエンジンをかけてはいけません」とまで書いているからこわい。

県境で、ガソリンスタンドも近くにはない。いわんやVWのディーラーなど徳島市か高松市まで出ないと存在しない。
パーキングの公衆電話から高松のDUOに問い合わせてみる。
対応したサービスは「エンジンオイルが不足していないのなら走っても大丈夫でしょう」という。
「多分システムの問題でしょう」という。

しかし、もしエンジンが焼け付いたりしたら車は終わりだ。DUOも責任は取らんわな。
どうしよう。
一人なら何時間でもサービスが来るのを待ったり、GSまで歩いていったりできるが、幼児と乳児がいるとなかなかつらい。

ゴルフのシステム」がどうなっているのか知らないが、最悪の場合でも動かなくなるだけで、まさか車が爆発したり暴走したりはしないだろう、きっと。
人間が考えた「システム」なんて絶対バグ含みなのはわかっているけど。
しかし、DUOのサービス氏の言葉にすがることにし、再び走り出す。
時々警告ランプが点灯する。どうもエンジンの回転数が2000前後になると点灯するみたいだ。

それから30分ほどで高松市に入り、郊外にあるDUOに到着するまで、何度も警告灯が点いて、ものすごく緊張して運転してた。
受付で事情を説明し、ちょうど昼頃だったので、隣のうどん屋に食事に入った(久々の讃岐うどんがおいしかった)。
昼飯を終えてDUOに戻ると修理が終わっていた。
もし、修理に時間がかかるようなら旅程を高松泊まりに変更して、岡山・広島行きは、あきらめるつもりだったのでうれしかった。

原因は「油圧センサーのスイッチの部分からオイルが漏れていたため」というわかったようなわからないようなトラブルで、部品の交換(4000円位)ですんだ。
それにしても、購入して3年、今まで全くトラブルなしで、しかも初回の車検にだしたばかりなのに、よりによって長距離ドライブ中にこういうトラブルが発生するとは。
このページを見ている現行ゴルフのオーナー諸君(といっても約二人かな)、こんなトラブルあるから気をつけてね。

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初代ライダーの話
関西のTV局で土曜の深夜、仮面ライダーの再放送をやっている。それも藤岡弘の初代ライダーだ。
最初の頃の話では、本郷たけし(=仮面ライダー)はショッカーに改造人間にされてしまい、その業を背負いつつ悪と戦うヒーローで、結構雰囲気が暗い。
初代は変身のポーズがないし、仮面の首もとには長髪が見えてたりして、後の洗練されたライダーとはずいぶん異なる。

さて、今回25年ぶりにあらためてこの番組をみて驚いたことがある。
島田陽子が出演しているのに、どれがそうなのかわからないのも驚きだが、それよりも主題歌を藤岡自身が歌っているのだ。

主題歌というのは「せまるーショッカー〜」で始まる有名な曲なんだが、私はこの歌を太い声をしたプロのアニメボーカリスト、例えば子門まさとや佐々木いさおといった感じの人が歌っているとばかり思いこんでいたのだ。
それが、あんまり上手くない藤岡が歌っているのだ。私の記憶ちがいなんだろうか。
あるいは番組の途中から歌手を変えたのだろうか。どなたかこの疑問に答えてくれまいか。


8/08
いよいよ明日から9日間夏休み。さーて10ヶ月ぶりに四国から出るぞ!
・・・・と思ったら、台風の接近。幸い西よりのコースをとっているようなので運が良ければ明日本土に渡れるのだが。
「瀬戸大橋があるじゃない」と思っているあなた、あまいですよ。
風が強いと瀬戸大橋は通行止めになるんです。私も徳島に来るまで知りませんでした。

いままで、広島・大阪・浜松・東京と転々としたけれど、「太平洋ベルト地帯」を東西に移動してただけだからね。
徳島のように「はずれた」場所に住むと今まで見えなかったことがいろいろ見えてくる。
でも好きで移住したんだから>ワシ

明日は朝早くから高松まで国道を二時間半、それからフェリーで1時間、岡山を目指すのじゃ。

8/07
びっくりしたなあアップルとMSの提携。
マスコミもMSがどの程度アップルに影響力を及ぼすのかはかりかねているようだ。
取得した株がそんなに大きな割合ではないようだし(「何%の株式」なのか知りたいよね。)、スティーブジョブズは相変わらず強気の発言をしているし。

一部ではMSがマック文化を乗っ取るような受け取り方をしているが、そうだろうか。
私思うに、きっとビルゲイツはマックのパソコンが大好きなんだよ。
今日のWindowsなんてマックOSの先進性を、まねしてまねしてここまで来たわけでしょう。
でも、今の状態ではいずれWINDOWSがマックを駆逐して、消滅させてしまう。
だから援助の手を差し伸べたのではないだろうか。

それからゲイツがよく言っていることだが、「MSは最大のMAC用アプリケーションメーカー」なのだ。
MACがなくなると結構困るんじゃあないかな。


10余年前、まだWindowsがVer1くらいで、その上で動くアプリなんて殆ど無かった頃。
私は、会社で、MACのCLASSIC(だったかな?)を一台与えられ、ハイパーカード(カード型DB)の調査と勉強を命じられた。
ディスプレイは白黒で、(きっと)まだ、日本語には対応しなくて、マニュアルも英語だった。
でもあの使い心地のよさ。応答性の鋭さ、音声や音楽再生を実現した先進性に、パソコンってこんなにいいものかと驚いた。
ハイパーカードのインタプリタ型スクリプトもよくできてた。
それまねして帳票設計用の言語をつくるのが私の仕事だった。
今考えると既にその時「ハイパーリンク」とかいって、今日のHTMLのハイパーテキストをを実現してたもんな。
というか、ハイパーテキストの考え方自体がMACのオリジナルなのかな?

PCはテキストベースでDOSのコマンド打たないと何もできないんだもの。
マックのGUIは素晴らしかった。
音楽関係なんてみんなマックを使っていた。

私の友人関係はマッカーが多い。仕事でPC使ってても家にはMAC持ってる人ってなぜか多いよ。
私自身はどうゆうわけかその後MACと殆どかかわりがなくて、今の漢字TALKがどう進化しているか知らない。

ともかく、アップルには・・・・というかスティーブジョブズにはがんばってほしいよ。
MSやオラクルやIBMを思いっきり利用してさ。

8/05
この「ワシ」の部分がすっかり日記になってしまいました。
だいたい、平日の夜寝る前の僅かな時間で文章書いて、アップしている。
酒を飲んだ状態のことが多い。眠いしね。

何を書いたかはっきり覚えてないときがよくあって、朝起きてつないでチェックしたら、とんでもない内容で、慌てて削除することもたまにあります。
あんまり深く考えたり調べたりせずに、思いつくままに文章を書いているので、過去の「ワシ」にも結構間違いや読むに耐えない内容もある。
面白くない文章は時々整理しているけど、基本的には間違いの訂正はしないことにしている。
日記だからね。その時の雰囲気がわかればいいと思っている。

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また、アカイのSG01Kの話だが、このモジュールはコンピュータとシリアル接続ができるようになっている。
RS-232Cで接続できるのだが、当然その場合はそれ用のドライバーソフトが必要になる。
SG01Kのマニュアルには「シリアルポートに対応したシーケンスソフトまたはMIDIドライバーが必要です」とある。
(この「シリアルポートに対応したシーケンスソフト」はシーケンサーやゲームのDOSソフトをさしていると思われる。)
SG01K用の「MIDIドライバー」はどこで入手できるのだろう?
他社のそれが流用できるのだろうか。
アカイはインターネットにページが無いようだし、NIFTYのMIDIフォーラムにもベンダーのなかに見あたらない。
シリアルケーブル買っても、ドライバー無くては使えないもんな。どうしよう。
今までこんなことしたことなかったんだが、ここはひとつ「赤井電機のサポート」に問い合わせてみるかな。

8/03
MIDIの話
先週購入したアカイのSG-01Kの音質レベルの低さは予想はしていたが、結構驚きました。
フルオーケストラで鳴らしていると比較的気にならないが、キーボードを接続して音を一つ一つチェックするとクオリティ低いですね。
ピアノ系はほぼ全て、単体では使いモノにならないと断言できる。
アコースティックピアノは低音部と高音部で周波数特性がかなり異なるので、サンプリングで再現しようとするとかなりの容量を要する。
そのアコピはもちろん、デジタル系で再現しやすいローズ系のエレピもだめだなあ。
どちらも、もろシンセサイジングしたデジタルの音ですってかんじ。
私はこのモジュールを8,800円で購入したのでそんなに不満は無いのですが、定価の39,800はユーザを嘗めた価格だ。

ただ、こういったコンピュータミュージック用の音源・・・ローランドのSCやヤマハのMU、コルグのX5DR等を評価するときに、一つ々々の音色を取り上げて良い悪いを言うのは見方がちょっとちがう。
本来これらの音源は同時に複数の楽器音を(もちろん)和音で演奏することを前提として設計されているので、個々の楽器の音色よりも全体のバランス、オーケストレーションしたときの親和性の良さが重んじられる。
つまり、ソロで鳴らすとそんなに音がよくなくても、ハモってきれいに響けばDTMの使用に耐えられる。
でも、SG-01Kに関しては「どうしたの?アカイさん」ですね。高級サンプラーではものすごいのにね。

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その昔、アナログの時代にはシンセサイザーは和音が出せませんでした。
音色の設定を記憶することもできなかったので、奏者は曲の度にパネルを操作して音を作らねばなりませんでした。
それが、DX7(1983年発売)の頃から、6音や、8音の和音が出せるようになった。
楽器がモノフォニックからポリフォニックに進化した。
そのうち、それまで同時に一つの音色(ピアノとかストリングスとか)しか出せなかったのが、複数音色を発声できるようになった。
いわゆるマルチティンバーが実現した。

しかし、一度に複数の音色が出せるとしても、手は二本しかないし、人間一人でオーケストラを演奏することはできない。
それでは、機械で一度に複数の楽器音を演奏すれば良いのではないか。
それがシーケンサーと呼ばれるシンセサイザー演奏用のコンピュータです。
よく、箱オルガンやオルゴールになぞられるが、同時に複数音色をコントロールできるという意味ではるかに進歩した表現力を持っています。

一方ではパソコンというものが進化し、いろんなことができるようになってきた。
では、このシーケンサーを汎用のパソコンで実現できないか。
演奏用のソフトと実際に音を出すシンセサイザーの音源部分を組み合わせよう。
コンピュータと音源をつなぐのにインターフェースも必要だな。
・・・こうしてコンピュータミュージックと呼ばれる世界が出現したわけです。

更には、楽譜をデータ化したものをどこのメーカの音源でも同じ楽器構成で演奏できるようにGM(GENERAL MIDI)とよばれる規格ができました。
上記であげたようなYやRやKやアカイのコンピュータミュージックの商品は概ねこのGMに基づいて設計されている。
音色は1番のピアノから128番のガンショットまで配列が決められている。
この規格にのっとった楽曲のデータであれば、どのメーカの音源を用いてもそんなに異なって演奏されることはないわけです。

このGM規格のおかげでパイがぐっと広がり、*.midのファイルが一般的になった。
データを作成・販売する会社が出てきました。実際には商売にはならないみたいだけど。

コンピュータから音楽に入った人々はこのGM音源が当たり前なので、実は個々の音色の善し悪しにはそんなにこだわらないらしい。
それよりも用意された音色でいかに上手に自分の音楽を表現するかが腕の見せ所なわけです。
きっとその人たちのシンセサイザーに対する考え方は、私のような旧世代とは大きく異なることでしょう。

8/02
ボードの設定
7月31日に狼煙をあげて使えなくなったPC-98だが、社内のパソコンを管理している部署に連絡すると、次の日には同じモデルの本体を持ってきてくれた。
あのトラブルの後、周りに色々聞いていたのでXaはもう使いたくなかったのだが、こうなるとしかたがない。

実は、このパソコンはサーバのDBにアクセスする目的でしか使用しないので、スペックを知らなかった。
私の前任者が使っていたものをそのまま利用していることもあり、中身に全然興味がなかったのだ。
CPUはペンティアムらしいが、内蔵HDが無い。SCSI外づけのHDにDOSとWIN3.1の環境がある。

内蔵HDが無いので、取り替えが楽なのはラッキーだったが、事情によりDOS環境がメインなので設定に多少の不安もあった。
取り替えられた本体(もちろん中古)のバスにとりあえず、新品のLANボードと前から使っているSCSIボードをさした。
電源をいれる・・・メモリチェックから先に進まない。SCSIボードが認識できていない。
LANボードを抜いてSCSIボードだけにすると、正常に立ち上がって外づけHDを読める。

うーんと考え込む。
ボードって「割り込み」とかの設定が必要なんだっけ?

以前Win3.1の時代に私はMIDIの営業マンだったのだが、お店のパソコンのセットアップをよくやらされた。
S-MPUというMIDIのボードのI/Oアドレスやら、イントやらがややこしくて悩まされた。
特にサウンドブラスタとS-MPUの相性が悪くて困ったものだ。
S-MPUのINTやアドレスのスイッチを設定し、OSのコンパネでも設定して、立ち上げなおして認識エラー出たりすると涙が出る。
それが、Win95になって、OSが勝手にボードを認識してくれるようになり本当に楽になった。
私は自分のパソコンにSCSIボードと内蔵PD、フィルムスキャナ等を追加しているが、特に設定に困ったことは無い。
ハードを繋いでWin95を立ち上げれば自動的に認識してくれ、ドライバが必要ならその旨指示してくる。

さて、問題のXaであるが、どうもSCSIボードとLANボードの何か(アドレス?)がぶつかっていて、両者を同時に認識できないらしい。
マニュアルを見ると、このLANボードは付属のユーティリティソフトを使わないとアドレス等を変更できないとのこと。
が、OSはSCSI外づけHDにしかない。
しかたなく私はマシン立ち上げ用FDを一枚つくった。DOSのSYSコマンド打つなんて何年ぶりだ
そのFDでDOSたちあげてから、LANボード付属のディスクでユーティリティソフトを起動し、INTとI/Oアドレスを初期値とは異なる値に変更。

二つのボードをさした状態で、リセットすると、正常に立ち上がった。
ところが、今度はNETWAREクライアントでエラーがでる。
autoexec.batを開いてみる。中にあるコマンドを順々に手打ちしてどこにエラーがあるのか確認する。
予想通りNETWAREがLANボードを認識できていない。
NET.CFGというファイルを開くと、ボードのINTとアドレスを指定している一文があった。
それを私が設定した値に変更、リセット。
これでNETWAREのマッピングも正常に動作するようになった。

こうして苦労の末、ようやくトラブル前の環境に復旧させることができた。
考えながら、思い出しながら、リセットを繰り返しつつ上記の作業を進めたので、3時間位かかった。
やれやれである。
こんな苦労、WIN95からパソコンに入った人とか、MACのユーザには分からないんだろうな

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いくらなんでも数軒先に暴力団の会長の自宅があるのは嫌だなあ。
結構いい条件の中古住宅だんだが。
周りの人たちはどう思っているんだろう。

8/01
パソコンが焦げた
私の職場ではプログラマ一人一人に2〜3畳程度の広さのブースが与えられている。
各ブースは3方が1m数十センチの高さのパーティションで区切られている。開いている側を本棚で塞いで完全な個室にしている人もいる。
こういった仕切られた個人の空間でみんなコンピュータに一日向かって仕事をしている。

さて、昨日の夕方のこと。
その日は友達と飲みに行く予定があり、そろそろかたづけて帰る準備をしようとしていたところだった。
用があって僅かな時間自分のブースを離れて戻ると、まわりに人が集まって騒いでる。
なんかすごい異臭がする。
げげ、なんと私のパソコンから煙が上がっているではないか。
まるで狼煙(のろし)のような細くて白い煙がPC98のディスプレイの後ろから立ち上っているのだ。

なにが燃えているのか分からない。
火でも出たらえらいことなので、あわてて本体とディスプレイの電源を切った。
すぐに煙は止まった。
だれかが窓を開けてくれたが、異臭が相当ひどい。

私はどこから煙が出ていたのか分からなかったのだが、近づいて見ていたK君(勇気ある若者)の話だとパソコン本体らしい。
確かに本体の放熱口に顔を近づけると異常に臭い。
そこで、カバーを取り外して見たが、トラブルが何処にあるのかはすぐには分からなかった。
が、私が飲みに出かけたあとで、(奇特なことに)分解して調べてくれた人がいて判明したのだが、LANボードの基板の部品が焦げていた。

このパソコンはサーバのDBに繋いで長時間かかる処理を実行することが多い。
過度の通信が発生して、ボードに負荷がかかり過ぎたのだろうか。

また、長時間の処理を実行したまま帰宅することもよくある。
この事件の前の日も処理を走らせたまま、帰った。
だから少なくとも36時間ほど電源が入ったままだったのだが、それが原因で発火するとしたら、困ったものだ。

原因はともかく、深夜や休日に点けっぱなしのパソコンが発火して、スプリンクラーが動作したら大変だ。
フロアのパソコンが全ておじゃんになるぞ。
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7/29に代金を振り込んだアカイの音源SG-01Kが本日到着。早いな。
確かに音はプアーだが、初めてGM音源を持てたのでうれしい。
これで、SMFデータの再生が便利になるぞ。


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