日々雑談:2002年06月
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6月2日
サイモン&サン
とても暑い日曜日の午後、子供を連れてピアノコンサートに。
むらさきホール@徳島文理大学
http://www.nagata.co.jp/news/news0104.htm

父子デュオのサイモン&サンというピアニスト。
普通のクラシック音楽とは随分ちがった内容でした。
クソ真面目なリストの難曲あり、ギャク込みのシューベルトあり。

連弾曲で左右入れ替わりながら弾くのが笑えた。
おれも、娘がもう少し弾けるようになったら、練習してみよう。

一番良かったのが、エルネスト・レクオーナのピアノ曲。
ジャンルとしてはキューバ音楽らしいが、根底にはスペイン・マラガの民族音楽があるらしい。
全然しらない作曲家だけど、こんどタワーレコードに行ったら探してみよう。

帰り、久しぶり(ホントに)旧本社の前に車をとめて山城公園で子供を遊ばす。
Mr.ビーンのビデオ借りる。
・・・娘が学校の英語の時間に見たらしいのだが、ほとんどセリフのないMr.ビーンのシリーズに英語教育の意味があるのか不思議。

むらさきホールは小規模ながらかなり音響がいいらしいが、ピアノの音小さすぎ。
笑いや、手拍子が入ると、ピアノのパッセージがつかみきれなくなる。
マイクはあったけど、PAから音が出てなかったのかな。


6月11日
またかなり調子悪し。
午前中たまらなく体が重く仕事ができない。
酒のみ過ぎかなあ。
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この週末は久しぶりに長尾(香川)の温泉プールに。
(なんでこういうのが徳島にはないんだろう?)
流水プールに浮かんでぷかぷか何周も回る。
娘に水泳を教えるも、俺が泳げないから意味無し。
徳島を出たのが遅かったので、あまりいられなかったが、帰りは予想外に順調だった。
自動車道2区間600円ほど。
そっから市内までが予想外に空いていてた。
徳島は、休日の夕方になるとどこにいっても混んでいる。
途中192号沿いのガストで食事。
こういうところで家族で飯食うなんて年に何回あるかね。
俺も妻も外食自体が面倒なんだよな。
子供は喜ぶけどね。

どうにか20時までには帰宅して、ロシア戦見ました。
家のテレビより、ライブハウスに行ってプロジェクターの衛星放送みたかったんだがなあ。
疲れてて前半はほとんど熟睡。
でもちゃんと最期まで見たよ。
####
明日(6/12)は夕方から阿南でライブ。
従って会社は4時過ぎに退社予定です。


6月13日
Live At シャイニング・オブ・レジェンド
6/12は阿南のホテルで生命保険関係のパーティで、珍しく営業。
16時に早引けして、一旦家に帰り、器材を積みこんで会場がある阿南に向かう。
バイパスがえらく空いていて30分少々で付いた。
それからセッティングしてキーボードだけ音だし。
今回も三脚スタンドだったが、もうこれやめよう。
すごい揺れるし、オルガンのレスリースイッチととピアノのダンパーペダルとボリュームペダルがあるから、基本的に立って弾けないんだよね。

セッティングと音だしが終わったら、ちょうど客入れ時間で、ぎりぎりだった。
控え室でカンパリソーダのみながら、軽食食って、アルゼンチンの話しをする。
暴動になるんじゃあないか?

会場のホテルはわけのわからない装飾ごてごての南欧風。
ギリシャとローマとキリスト教とゴート人らしき像がずらりと並ぶ奇妙な庭。
こんなところで結婚式とかする人いるのかな?

演奏は自分的にはサイテイ。
いつもと全く違う客層と、立ち位置が不安定で落ちついた演奏ができなかった。
はっきりいって、ビート感ゼロの演奏だったなあ。

というわけで、片付けも手伝って帰宅したら午後10時。ギャラは後日。
まあいい気分転換になったかな。


6月16日
初めてアートネーチャーに行く
数ヶ月前から、恒常的にダウナーな精神状態になってから、こっちえらく頭がカユイ。
頭長部を中心に、時々痒くなる。
仕事中に我慢できなくてぼりぼりかいていると、これまた妙に毛が抜ける。
そういえば、最近2台のPCのキーボードのキーの間に毛が入りこんでて、取り除くことが多い。

これはいかん。
まあ普通の人でも1日に100本くらいは髪の毛が抜けるらしいが、気になり始めるとヒジョーに気になる。
大体、かれこれ10年以上、つむじから分け目にかけて、薄毛になりつつあるのではないかと心配している。
心配しているが、普通に鏡を見てもわからい。
合わせ鏡でチェックしてみるが、以前がどういう状態なのか知らないので、はたして禿が進んでいるのか、もともとの状態なのか判然としない。

しかし頭皮が痒くて困ることは今までになかったので、ちょっと調べることにした。
まあこういうことを調べる行動に出る程度には精神状態が復活しているとういうことか。
確かどっかのメーカーで頭髪無料診断というのがあったと思い、ネットで調べるとアートネーチャーにある。
アデランスや他のカツラメーカーにもあるかもしれんがまあよい。

徳島支店がそごうのまん前の雑居ビルにあるので、ネットで診断を申しこんだ。
個人的な情報も随分入力させられたのだが、漏洩しないだろうな。念のため住所の末尾にaを付ける。
土曜日の朝一番に予約を入れる。

当日、予定の10分ほど前につく。雑居ビルのエレベータを少し待って乗る。
少し遅れて若い男が乗ってくる。僕が会社の階を押すと、頭を下げたので、そこの社員らしい。

受付けして、相談室(?)で待つ。
ここでもいろいろ個人情報を用紙に記入させられる。
アイスコーヒーを飲んでまっていると、さっきのエレベーターの男性が白衣を着て出てきた。
名刺を見ると「ヘアカウンセラー」らしい。

問診らしきものをあれこれ受けて、テレビでも良く見る特殊なカメラで頭皮チェックをしてもらう。
正常な場所(後頭部)は、1つの毛根から、2・3本の太い毛が生えている。
油分が比較的薄い。
気になる頭長部だと、1つの毛根から出ている毛が、妙に細かったりする。
なるほど、たしかに薄くなっている。
頭皮の色も、やや赤黒い。あまりよい状態ではないそうだ。油も多い。

それからあれこれ調べて、カウンセラー氏の結論としては「育毛」するほどではないが、気になるようなら、油分を取り除く機能に優れたシャンプーを使うのと、生活習慣を反省しなさいということでした。
これは今まで床屋とかで同様のことを言われてきたが、用は健康な生活・・・規則正しく・栄養かたよらない食事・毎日の丁寧な洗髪・酒タバコは控えめに。
生活習慣病にならないための心得と同じことが「ハゲ」具合にもいえる。
僕は最近かなりお酒で肝臓をいじめているので、この影響は大きいかもしれない。
肝臓と頭皮は割とつながりが強いらしい。(胃潰瘍では禿げたりしないということかな)
あとは、老化による脱毛(これは60歳くらいから)や、遺伝的形質。
遺伝は父親が同様の場所をかなり薄くしているので、しかたなかろう。
しかし遺伝で禿げるのも、本人の心がけ次第で時期を遅らせることができる。

次に抜け毛の毛根を調べてみましょうということで、俺はまた、頭をがりがり掻いて、抜け毛を提出するのかと思ったら、洗髪してくれるという。
別の部屋で、それ専門らしい女性が、美容院と同様の洗髪をしてくれた。
こんなことなら、午前中にせず、なるべく遅い時間に予約を入れるべきであった。本日の洗髪が1回助かるから。
もちろん頭髪の採取が目的なのだが、マッサージとブローまでしてくれて随分得した気分だった。

再度カウンセラーの話しを聞く。
昨晩洗髪した翌朝・・にしてはやや抜け毛が多いそうだ。
それと細い抜け毛もやや多い。
つまり、ちゃんとした毛髪に育たないうちに抜けてしまうわけで、これはよくない。
とにかく、毛根を仔細に調べると、あれこれわかるそうで、それには3日ほどかかる。
さすがに平日は帰りに寄る余裕がないので、また来週の土曜日にやってくることにした。
それと、いつまでも頭がカユイようなら、皮膚科に行くことを薦められた。そりゃそーだ。

なんとなくこの手の商売は、客の精神的弱みにつけこんで、高い料金でカツラつくらせたりしそうなイメージがあったが、ちょっと見方が変わった。

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あと、市販の育毛剤でスカーっとするトニック系のってあるでしょ。
あれは効果が一時的らしいし、害もあるらしい。
面倒なので、書かないけれど(また書くけど)、ああいうので市販物は専門家にはまともな評価がされていない。
消費者センターは調べてないのかな?

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帰ったら、市からガン検診の案内が来ていた。胃・肺・腸。それから肝臓も。
今年から会社の検診が人間ドックなので、それを待ってもいいのだけれども、なんとなく満身創痍な予感もする。
安い料金だからガン検診にも行ってみよう。

というわけで、最近食欲が戻ってまた太り始めたし、もとよりチビだし、これにハゲが加わると三冠王だあ。
まあ40歳も過ぎると健康第一だと思うが。


6月19日
午前中重い頭でMTG。またあれこれ叩かれだまりこむ。
朝からいきなり思考停止状態。
かなりLOWERな気分で21時まであれこれこまごま処理あり。
開発環境でCRONが動かないのだが、以前が動いていたかも判然としない。

それから鳴門のライブハウスに。水曜日は練習だ。
マスター(ギタリスト)に先週の阿南での営業のギャラもらう。
予想外の高額で、すっかりうれしくなる。
これはしっかりヘソクリしよう。
サッカーの話しをしている間にメンバーが集まり、22時過ぎから音だし。
もうこのバンド2年近くやっていて、覚えられない曲がたくさんある。
なんでかね?

来月に足摺方面のホテルを2泊予約。
今年の夏休みはこれだけになるだろう。
岩だらけの海岸をあるく用意はしっかりしておこう。


6月24日
というわけで、怒涛の月曜日が終わりましたが、先週末予想したような爆発状態は発生しませんでした。
実は少しは仕事が楽になると思ったのだが、あんまり変わらなかったということです。

アートネーチャー その2
ところで、土曜日は先週に続いてアートネーチャー徳島支社に出向く。
先週採取した毛髪のチェックの結果を聞く。
直接の原因は「栄養不足」だそうで、それで頭皮の血行が悪くなって、抜けている髪があるらしい。
確かに4月はひどい拒食状態で、すごく痩せたもんな。
それでちょっと「育毛コース」を薦められたが、聞いて驚く金額で、丁重にお断りしました。

抜け毛が気になる方は、普通のシャンプーじゃなくて、油分の除去に強いタイプにするといいらしい。
それで、弱酸性がいいんだって。
普通は髪の潤いがどうこうでシャンプーの商品価値が成り立っているが、我々中年男は頭皮によいものを使わなければならん。
で、非常にメジャーだが、●王のメ●ットは「非常に頭皮に悪い」らしい。
ズラ業界では有名だそうだ。
少しでも将来の自分の頭に自信のない方は使用をやめましょう。

ところで、先週書いた「刺激で血行をよくする育毛剤」がなぜ悪いか、聞いた話しでは、
頭皮に刺激

効果あり!

刺激に鈍感になり、頭皮はより強い刺激でないと効果がでなくなる

より強い育毛剤に走る

の悪循環で、どんどん強い刺激を求める。
ところが、頭皮は、というか体はどこでもそうだが、刺激に耐えるだけの能力にある程度の「限界」がある。
したがって、あまりに強い刺激をあたえ続けると逆に皮膚を痛めることになる訳だ。
ということで、スカッとするような育毛剤は長期間使うとよくないそうです。

あれだよね。一時ブラシで頭叩いて刺激与えてるのが流行ったけど、あれもどんどん頭皮が強くなるから、ますます強く叩いて、最期は血出してる人もいたらしいよ。
それで傷つけて禿げになったら、こりゃ全く逆効果だよな。
それと、リアップは確かに効果があるそうです。
http://www.winwin.ne.jp/harima/shop/try/0112/riup.htm
しかし月6千円は痛いな。
錠剤のリアップもあるらしくて、これは塗るより効果が高いらしい。

というわけで、2週にわたって、あれこれ話を聞きながら、結局お金にならなかった私は、係りの人に若干不愉快そうに、事務所から送り出されたが、1500円の油取りシャンプーは今度買いに行って見よう。


6月26日
先々週、家族で香川県長尾町の屋内プールに行ったのです。
そこは家族連ればかりなのですが、純白のビキニ女性(もち子持ち)がいました。
それだけでも行ってよかったと思いました。

さて、それはさておき、それから、右耳に水が溜まったような感触が続いていて、困っています。
特に日中に、突然耳に異物感が現れ、鼻声になり、耳がよく聞こえなくなる。
10日ほど、この症状が出たり消えたりしてます。
ちょっと不便だし、気持ち悪いので、とうとう我慢できず本日病院に出向きました。
本当に最近はあちこち病院通いで、厄年を絵に描いたようです。
町内にある花粉症の治療で有名なT耳鼻咽喉科です。

幸か不幸かPJが宙ぶらりんになっているので、16時に早退して、会社をでました。
出ようとすると私の数m前を弊社のNO3が歩いていまして、タバコかと思ったらそのまま車でどっかに行きました。
そこの娘と私の娘が今、小学校で同じクラスで席が隣です。
こっちはなんとなく気になりますが、向こうはどーでもええことでしょう。

さて一旦帰宅して保険証を持って、T耳鼻咽喉科です。
いきなり医療用のカメラで耳をチェック。
初めて見る鼓膜あたりの画像が実に鮮明です。
「これが鼓膜です。水がたまるとしたら、このあたりだけど、まったく正常だよ」
とうわけで、そうなると鼻から耳に至るルートが怪しいらしく、レントゲンを取られました。
耳鼻科のレントゲンは初めてでしたが、鉄板に顔を押し付けて撮影。
それから、左右の耳の聴力検査を受けました。
さすがに専門の病院なので、普段会社の健康診断の検査より、ずっと厳密でした。

で、結論ですが、耳および聴力には異常なし。異物の存在なし。
ただ、鼻から耳に至る部分に若干の影があり、軽い蓄膿である。
ということでした。
確かに、うちは蓄膿の血筋もあるので、わかるのですが、歳を重ねるとそういう弱い部分が表に出てくるんだなと実感したわけです。
今までほとんどそれらしき症状はありませんでしたから。

蓄膿を抑える抗生物質を処方してもらい(ここもクスリは院外)、とりあえず2週間様子を見るということになりました。

蓄膿は文字通りウミがたまるのだと思いますが、多分、耳鼻の間の管をそのウミが行ったり来たりしていると思われます。
で、場所が悪いと、山登りしたときのような「気圧による変化」に似た不快感があり、右耳がよく聞こえなくなります。
とりあえずしばらくは様子見です。

僕の前の患者は相当聴力が落ちているようで、お医者に「高い音が聞こえにくいでしょう」「電話の音や女性の声も聞きづらくなっている」「これはもう治らないのでこれ以上悪くならないように気をつけなさい」という話しが聞こえました。
これは相当に周波数特性が狭い耳とうことなので、僕らそうなるとかなり困ります。
治療が終わって支払いの時に、そのおじさんがいたので、「どんなお仕事で悪くなったんですか」とかなり立ち入った質問をしてしまいましたが、おじさんは「いやあ、射撃場でね」ということでした。
警察の射撃訓練場で働いていて、昔は防音の装備がなかったんでしょうか。

ところで、開業医を訪ねると必ずある、でかい振り子時計ですが、ここは、「徳島大学医学部なんとか教室」と、「徳島市民病院耳鼻咽喉科」から送られた2つの時計が壁にありました。
どこの開業医でも同じデザインの振り子時計ですが、独立時にこれを贈呈するのが医学の世界の常識なのでしょうか?
ひこくんの医院にも愛媛大の名前が入った大きな時計があるのかな。

しかし、例えば経済学部でもそういう習慣があったとして、僕のブースに「ピロ大経済学部西洋経済史専攻」と書かれた時計があるすれば、それはなんとか勘弁してほしい。


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