日々雑談:2002年02月
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2月4日
無事(今のところ)システム・イン
新システムカットオーバー当日夜、ずっとデータのチェックをしていたが、これは仕様検討に入っていたかわからなくなって、ベンダーのプログラマーに聞いても判然としないので、しかたなく明日再検討することにした。
この1週間くらいは睡眠時間を削って働いていたので、頭がちゃんと働いてない。いかん。
土日も働いているから曜日の感覚もない。

で、22時過ぎには帰ろうと思って、ジャンバーを着て、カバンを持って数メートル歩いて気がついた。
メガネをしていない。
席に戻ったが、どこにもない。
最近は老眼が急激に進んでいるので、PCを触るときは近眼用メガネがじゃまで、ディスプレイの上に置いていることが多い。
探したが、どこにもない。
机のしたも、戸棚の下もない。
トイレか?顔何度か洗ったし。フロアの2箇所のトイレを探すも無し。
会議室か?今日1日を思い出して、3つのミーティングルーム(これが遠い)を回ったがどこにもない。
守衛室に問い合わせるも、落し物の届はないそうだ。

どうしよう。
私は大した近眼ではない(裸眼で0.5くらい)が、さすがに夜中にメガネ無しで運転する自信はない。
妻に迎えにきてもらって帰るしかない。
弱ったなあ、と今日1日ミーティングでいっしょだった同僚に知らないか聞いてみようと思ったら、そのとなりの開ブースのPC上にあった。
そうだ。そのブースのPCだけ、社内NWの別ドメインで、夕方それを使って仕事したんだ。
その時に置き忘れたらしい。

この間メガネを探しまわって30分。きちょーな睡眠時間をメガネごときでムダにしてしまいました。
この際、遠近両用にするべきであろうか?
遠視メガネは特に必要でもないので、近視&裸眼を共有できるメガネってないのでしょうか?
>みちやん、ひこくん


2月9日
先週の新システムの稼動に引き続き、この3連休は金曜に発売した新製品がらみの負荷対応。
昨年はこの3連休前後は地獄であった。
今年はあれこれ事前にテストをして、「多分」大丈夫だろうと思うのだけれども、この世界で、「多分大丈夫」といわれて大丈夫だった例は少ない。
今回はi-modeという便利なものがあるので、メインのサーバーから毎時状況報告を送らせることにした。
一時間に1回、サーバーからお手紙がくるわけだが、まあ予想通りの負荷のかかり具合で、とくにトラブルは「今のところ」なし。(土曜日の夜現在)
このまま日曜日・月曜日を乗り切りたいね。
####
金曜日は深夜にトラブルが予想されたので、遅くまでいたのだけれども、夕方一度飯を食いがてら鳴門のライブハウスに行ってきた。
次回ライブが3月中旬なので、新曲とかもらってコピーしなきゃならない。
と、マスター(ギタリスト)が最近、NTTのASPサービス「シェアステージ」を使い出して、そこにMP3置いておくから、勝手にDLしてくれと。
http://www.sharestage.com/UA001
このサイト、金曜日はえらくレスポンスが悪かったが、今は気にならない程度。
50MBまではタダらしい。
自宅からCATV経由て接続して、5MBのファイルのDLが2分程度。これはいい。
弊社も同じストレージサービスをもう1年もやってるんだけどね。
しかしFTPもメールも使わずにファイルのやりとりができるのは便利だ。
(内部的にはあきらかにFTPを使っているに違いないが)

しかし、最初に思ったのだが、NTTの人がこのサービスに名前をつけるとき、多分候補に「Share Strage」が絶対にあったと思う。
「ストレージを共有する」あきらかに機能そのままの名前だ。
それをちょといじって「Share Stage」にしたんだろうね、きっと。

金曜日の夜は22時頃、外出から戻って、それからずっと状況監視。
監視しながら、連休明け、火曜日稼動のプログラムの変更を今ごろごそごそやる。
もう、テストなんてできねーけど、多分大丈夫だよ。
というわけで、結局午前4時過ぎまで会社にいて、帰宅したら妻がもう起きていて風呂掃除をはじめるところだった。
危なく風呂に入れないところだった。


2月12日
ガリバーは巨人ではない
8歳になったばかりの娘が毎日学校の図書館から本を借りてくる。
「長靴をはいた猫」「ジャックと豆の木」日本の童話あれこれ。
それと、「宮崎駿もの」は親子に共通の話題を作ってくれて助かる。

今日珍しく早く帰宅したら、「ガリバー」を知っているかという。
本を見たら、ガリバーが小人の国へ行った話だった。
「オレもガリバーをもっているよ」
文庫のスイフト「ガリヴァー旅行記」を見せたら、驚いていた。
原作はアイロニーに富んだ18世紀の立派な文学だ。
いったいガリバーはこの中でいくつの国に行ったのだろう?
コビト・巨人は有名だが、ヤフーやラピュタやその他生物・政治風習の異なる国がたくさん出てくる。
多分、コビト・巨人の話しが有名になりすぎて、子供向けに扱われているが、実はどこの国に行っても、当時のイギリス王朝・政府の嫌味・あてつけにあふれている。
スイフトはひねくれた人間だったに違いない。

空に浮かぶ国ラピュタは、浮かんでいることよりも、そこの人種がみな瞑想に入りやすく、会話が成立しないところが面白い。
偉い人には、瞑想から起こすための専従の奴隷がついている。
そういえば連休中に娘にせがまれて、宮崎駿の「ラピュタ」を見たばかりだ。
娘は2回目だろうが、オレは10回以上見ている・・けど面白い。

「この本の中で、ガリバーはラピュタに行ってるんだ」
娘にとってガリバーとラピュタの関係は驚きだろう。
というか、ラピュタは宮崎ワールドであって、なんでガリバーと関係しているのか理解できない様子だった。
####
新システムが稼動して、新製品の発売を乗りきって、やっと本来の仕事に戻れるのだが、これが行き先不透明で、しんどい。
少なくとも3月いっぱいはこれをかなり進めとかないとまた評価が下がる。
仕事に追われていやになる。


2月13日
ここんとこ重度の不眠に悩まされる。
2/13は前の晩から朝6時まで一睡もできず。
これがそのまま眠くならなければ問題ないのだが、早朝6時過ぎから眠くなるのは困ったもんだ。
途中一度会社に電話を入れて、結局11時過ぎまで睡眠。午前中を休みにする。
ったら、風邪ひいてしまって熱が出て、午後16時過ぎには退社。
結局今日の労働時間は3時間くらいかな。

眠れないときって、眠たいんだけど脳の一部がはっきり覚醒しているのがよくわかる。
一応眠い疲れた状態なので、本も読めないし「もんもん」とするだけで、しんどいんだよね。
妻は布団に入ると5分以内に睡眠状態になる。
そういう体質になれないかなあ。
####
だいたいにして昔から寝つきが悪くて、寝る前に本が必要なのだが、最近なぜか「スペイン戦争」がいい。
多分20年前に渡欧する前に買ったのだと思うのだが、中公新書で2冊スペイン戦争関係の本がある。
10数年振りに読み返してみると、第二次大戦前夜の欧州の雰囲気が伝わってくる。
僕ら当然 フランコ=独裁=悪者/共和国=民主的=善 と思うのだが、共和国側内部のどろどろした対立は相当なものだったらしい。
なんといっても保守系・社会党・共産党・アナーキストの集まりだかんね。
スペイン共産党は今でも存在すると思うが、内戦当初はかなり小さくて議席もなかった。
が、戦争が進むにつれてソ連(コミンテルン)の後押しで、共和国内部で力を持つ。
また、今ではアナーキストなんぞの話を聞かないが、スペイン人だったら、なんとなく納得してしまうのも不思議だ。
無政府主義者が官僚国家を目指す共産党と内閣を作る・・歴史は面白い。
結局フランコ独裁は1970年代に彼が死ぬまで続いたが、なぜスペイン人はそれにずっと甘んじていたのでしょうね。

それと「青春のスペイン戦争」という本ではケンブリッジの英国人学生の義勇兵の話。
ブルジョアで超エリートのケンブリッジの学生が「イギリス共産党」経由で参戦し、みな若くして死ぬ。
この「イギリス共産党」というのは「アメリカ共産党」と同じくらいドキッとする単語だが、当時のケンブリッジでは相当党員がいたようだ。


2月15日
働かない1週間だった。
今週4日出勤日のうち、火曜日は普通通りだったが、水曜日は午前中半日休んで、午後出るも、熱を出して早くに帰る。
不眠と風邪で調子悪い。
木曜日は1日休む。
金曜日は朝起きれずに、10時40分に出社。
夕方も19:30には帰る。
今週いったい実働何時間だろう?
####
nimda騒ぎの時にネットスケープを4.06から4.75にした。
(更には6.Xにしたのだが、これはあまりに動作が遅いのですぐやめた。)
どこでミスったのか、SSLのキーを取得できなくなってしまって、SSLページに入ると何度もメッセージが出てひじょーにうっとうしい。
メニューをあちこちさがしたがセキュリティに関する設定は見つからない(どこだ?)。
一度アンインストールして、再度別ディレクトリにインストールするも状況は変わらず。
最近のこの手のソフトはVerUP時にそれまでの設定情報をあちこち探して継承するので、それがどっかに残っている以上、設定を変えられない。
改めてHD内のネットスケープ関係のディレクトリをチェックしたら、CとDに2つづつ全部で4つもあった。
こりゃあかん。
再び4.75をアンインストールし、残ったディレクトリを全て削除。
それでもって4.73を導入。
やっと普通に動くようになりました。

ネットスケープを入れたのに、IEの初期画面が勝手にnetscape.comに書きかえられて、更にはIEの小画面で、Ver6の宣伝まで出てくるようになった。
こういう他社のソフトの設定までいじくるようなことはやめてほしいなあ。


2月17日
土曜日(2/16)、予約していた整体院から夕方帰ると、娘が高熱を出して寝こんでいた。
妻の話だとインフルエンザだそうで、病院に連れていくと「熱は明日には下がるだろうが、2・3日休ませて様子をみるように」ということらしい。
こりゃ、やばいな。
ここ数年我が家でインフルエンザの発生はなかったので、心配していなかった。
もちろん家族はだれも予防接種をしていない。
妙に元気な娘は小学2年生になって、全く学校を休んでいなかった。

インフルエンザは当然息子にも感染しているはずで、「潜伏期間1週間」が予想されたが、次の日にさっそく熱を出した。
39度を越える熱がでるとさすがに身動きが取れない様子で、ぼんやり横になっている。
今日日曜日の当番医院が、幸いいきつけの小児科だったので、2日続けて妻が子供を連れていったのだが、同様の病人でいっぱいだったらしい。

娘は発熱2日目の夕方には微熱まで下がって普通に食事ができるまでになった。
早めに病院に行ったのがよかったらしい。

病気で一番困るのは妻が寝こむことで、親戚が近くにいない我が家は、僕が会社を休んで家のことをしなければならん。
先週1月の疲労からか微熱を出してあまり働いていないので、できれば年度末まで休みたくない。
サラリーマンの父親が少々寝こむのは家庭生活に影響が少ない(実は全然ない)のだけれども、主婦が働けないととても困るんだよね。

ところで以前はインフルエンザを香港A型とかスペイン風邪とか言っていたが、今はそういう命名はしないのかな。
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なぜか、ここ1週間で中公文庫の現代スペイン史関連を3冊読んだ。
共和制・内戦・独裁・王制復古・民主化。
1975年のフランコ独裁終焉まで、スペインはほとんど鎖国状態だった。
その後、国王も議会も選挙も復活して、民主化が進んできたが、ずっと「第三国」だった。
それがだいたい1980年代半ばまで。
それが今はEUの一員で、通貨統合まですすんだとは。
内戦のポイントを追って、1ヶ月くらい旅行してみたくなった。


2月20日
アクセス減ってます
更新が少ないからでしょうか?
半年前の半分くらいのアクセスになってしまいました。

娘も息子も2日ほど寝こんで平熱に戻った。
娘は今日から、息子は明日からそれぞれ学校と幼稚園に出動である。
妻も私も熱がでる気配は今のところないので、ラッキー・ウーで終わりかもしれん。
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2週間ぶりに鳴門のライブハウスで練習。
次回が3/16でしばらく間があるので割と余裕の雰囲気と、ドラマーが今回から交代したので「慣らし」状態で流す。
しかししばらく鍵盤をさわっていなかったせいか、コルグのデジピの鍵盤が重くておもくて。
全然まともに弾けなかった。
やはり1日に一度はピアノ少しでも弾かないとだめだ。
今更上手くはなれないけれど、レベルはなるべく維持したいですね。
娘は、カシオのおもちゃキーボードからヤマハのデジピに代わって、かなり上達したらしい。
宮崎駿関係を譜面を見ながら弾いているところをみると、五線もすこしはわかってきた様子。
オヤジは娘のリクエストで、なんとか「ラピュタ」のテーマを譜面通りに弾きこなしたいのだが、かなりレベル高いよ。

バンドに意外な「営業」の話しあり。なんと会社関係。それもオレ意外のルートから。
まあ多分予算の関係でポシャるだろう。
PA呼ぶ余裕はあるまい。
それより今期予算のセミナーが×になりそうなのはなぜだ?
久しぶりに東京に行けると思ったのに。
これがとても悲しい。
こんなことならさっさと行っておくのであった。


2月22日
タイミング悪く
妻が熱で寝こんだので、娘を学校に、その後息子を幼稚園に送りがてらとりあえず出勤。
今日は休みますからということにしたのだが。
メールを開けると東京出張中の部長から緊急メールが入っていて、これが例のあの問題で、一応対応内容はずっと以前に出しているのに、今更あわててすぐどうこうしろってのもなあ。

とはいえ、宮仕えの悲しいところセキュリティに詳しいN氏と相談して、返答メールは出しておく。
でもって、電話して「あれこれそれこれでそのうち対応します。今日は休みなんで」ということで、あとはN氏にお頼みという超無責任体制で、帰宅しようとしたら、既に10時過ぎ。
息子の迎えの時間が近いではないか。
一旦帰宅して、すぐに息子の迎えに幼稚園に出向く。
昼飯食ってから娘のお迎え、それと夕飯の買い物と準備。
久しぶりに主夫状態。

夕方会社に電話して例の件について聞いてみたら、役員会での・・と、えらい話しが大きくなっていてもう何が問題だからどういう対策をするのか、その場では理解を超えていた。
多分、役員のだれかが話しを広げてくれたのだと思うのだが、それでそれまで無関係だったM史に調査依頼が行ったようで、これはまことに申し訳無くて、ああまた週明けにあれこれ文句を言われる覚悟をする。

問題があって対応するのは当然だが、いきなり短期間での対応を求めるのは理不尽だと思います。
実はもっと大きな問題が別にあったりするのにね。
だれが騒ぎを大きくしたのかオレはとりあえず知る権利がある・・・と思う。
####
タイミング良く
とかなんとか仕事関係ですっかり嫌気がさしてきて、昨晩某教師のつらい立場をあれこれ聞いていて、漠然と腹が立って眠れない。
深夜人恋しくてチャットしてたら、広島から馴染みの先輩から電話。
あれこれ3時間近く長電話をしたら、随分精神的に落ちついた。
やっぱ故郷・旧友は大切に思う。
ちょっと広島に帰りたくなった。

>T大学のK井君。
君が帰省する機会があるのならそれに会わせて私も広島に出向くのだが。
予定があれば教えてください。


2月24日
ついに来たか?
1日家でぼんやりしていたが、夕方からしんどくなってきて、少し熱を出す。
先週の土曜日に娘がインフルエンザで発熱して日曜日に息子が。
木曜日あたりから妻も調子を崩したが、病院に行ったところこれはインフルエンザではなかったらしい。
現在土曜から日曜になったところで、熱は37度8分ほど。
話によるとインフルエンザではいきなり38〜9度まで上昇するらしいので、私もそれではないのかも。
しかし喉は痛いし、背中や腰は痛いし、大人になっても熱が出るとつらいですね。
朝になっても熱があれば休日診療の病院に出向いてくることにしよう。
####
子供の頃から熱を出すときは、扁桃腺が腫れていた。
のどが痛くて水を飲むのにも苦労したもんだ。
かかりつけの医者で扁桃腺を除去する手術を勧められていたが、やはり子供に手術は怖い。
なんとか切らずに済ましてきた。
そもそも扁桃腺はなんのためにあるのかよく分からないのだが、切ってしまえるものなら特に意味のあるものではないに違いない。
というわけで、中学生の頃盲腸を患って、手術して2週間入院したが、やはり意味のないものでも、体を切るのはあれこれ影響があるようで、大人になるまで手術跡がよく痛んだ。
外国のSF小説に、扁桃腺はテレパシーで交信するための器官である・・・というネタのがあって、もうタイトルも忘れてしまったけども、それは低学年向けにかかれたのを低学年の時に読んだ覚えがある。
その話しが面白くて、未だに外国のSF小説ばかり読む習慣がついたような気もする。
普通に翻訳されたのを読みたいとずっと思っているのだが、タイトルもわからないのでどうしようもない。

娘にせがまれて、またまた「ナウシカ」を観る。
随分古いビデオテープで、ナウシカの後に、パープルレインでプレイクした直後のプリンスのライブが入っているので(どういう組み合わせだ?)、もう20年近く前のものだろう。
しかしこの宮崎作品も10数回目だと思うが、よく飽きずに観られるもので、というのも漫画版を全巻持っていて、それと映画の内容はかなり異なるので、かなり頭の中でごっちゃになっていて、映画版のストーリーの「はしょり方」の上手さに関心したりする。
しかし「ナウシカ」「ラピュタ」「もののけ」を比較したら、「ラピュタ」が一番いいできだと思う。
ではガンダムは初代とZとZZと逆シャアと、XとWと・・どれが一番面白いかはよくわからない。
ターンAが一番かな。

というわけで熱を出しながらだらだら文章を書いていると、いつも以上に脈略が無くなるが、スタートレックは初代(TOS)よりもネクストジェネレーション(TNG)の方が絶対にできがいい。
その後のボイジャーやディープスペース9よりはTNGが上だろう。


2月24日
それから
結局夜中はずっと38、5度の熱が続いて、背中足腰が痛くて殆ど眠れなかった。
眠れないが、本を読む気にもインターネットするきにもなれなくて、しょうがいないので、30分置きに熱を計っていたが、朝まで変わらず。
朝の7時頃リビングに降りると妻が平然と朝飯(週末はパン)を食っていたが、「熱が下がらん」というと休日診療に出向くことになった。
なぜか食欲はあって、お米を2膳分ほどお茶漬けで食べる。
コタツでテレビを見ながら診療所が開くのを待っていたが、この2時間弱くらいの間が一番につらかった。

徳島市の夜間・休日診療所は以前は市役所前にあったのだが、最近自宅近くに総合健康施設みたいのができて、そこに移った。
車で5分あればいける場所なので非常に助かる。
足腰が痛くて運転する気になれないので、妻に連れていってもらう。
娘は残ってテレビを見ていたが、息子はついてきた。

9時ジャストに到着、できたばかりの施設で内科に受け付けをし、少しの待ちで診てもらえた。
かなりふらつく状態で、診療所では始終「シマダさん」だったが、訂正する気力もなし。
お医者の診たてでは、インフルエンザか普通の風邪なのか判然としないらしい。
咳も鼻水もでないので、分泌液が少なくて多分はっきりしたことはわからないだろうということだった。
こちらは、どちらでもよくてとにかく高熱で節々が痛む症状をどうにかしてほしい。
「普通の風邪」とうことで処方を書いてもらった。
最近は医院とは別の薬局に処方箋を持っていって薬をもらうことが多い。
(これが却って高くついているような気がするんだけど)
自宅すぐちかくの薬局で薬をもらう。
9時半には帰宅してたから、かなり効率的に診療所とクスリ屋を回れた。

もらった薬をみてすこし驚いた。
だいたい風邪で病院でクスリをもらうと、粉薬やら喉アメみたいのやら抗生物質あれこれとか、やたらと種類と量が多い。
イソジンまでついてくることがある。
1回に飲む量と種類が多いので、少し調子が良くなると面倒になり、たいてい大量のクスリを残してしまう。
それが今回は、
・ロキソニン錠 60mg --痛み炎症を取る薬
・セフゾンカプセル 100mg --細菌感染症の治療薬
(薬局の印刷物から)
毎食後各一錠、を3日分。
と極めてシンプルだ。
1日6錠で3日で18コだけ。

あまりに少ないので少し不安になったが、帰宅してさっそく飲んでみると、(まじで)すぐに熱による痛みが引いていくのがわかった。
それから2時間ほど眠ったが、起きたらすっかり熱が下がっている。痛みもない。
12時間しんどかった発熱がいきなり治ってしまったので、なんだか拍子抜けするほどだった。
今2/24日曜日の夜10時過ぎだが、全くの平熱でこれといった風邪らしい症状はない。
多分相当に作用の強いクスリと思われるが、ここまで「効き」がすごいと、副作用がないかとか、飲みつづけていいものか心配になる。

と思ってgoogleで調べてみたら
http://medwave.nikkeibp.co.jp/ndi/bn/no/2000/0006/0006topics.html
肝機能障害の副作用があるらしい。
酒の飲み過ぎでγ-GPTが高い私には影響あるかも。


2月25日
ところが
朝7時過ぎに目を覚ますと、寒くて布団から出られない。
30分程、がたがた震えていたが、どうにか意を決して布団からはいずり出て、ヒーターを付け、体温計を手にする。
計ったら38度過ぎに逆戻りしていた。
思うに、昨日処方されたクスリの解熱効果が寝ている間に切れたらしい。
つまり、やはりムリして熱を下げていた訳で、風邪が治ったのではなかった。

金曜日に仕事上で要緊急対応事項があり、それがどうなったか気になる。
どうしよう。
30分の運転はつらいので、妻に送ってもらって少しだけ出勤してこようか。
幸いフレックス制なので、午前中は1時間・午後は3時間いれば出勤したことになる。
と思って、たち上がったらやっぱりすごくしんどくて、意志薄弱の私は無理して出勤する気が0.5秒で消えた。

まあ、どうなったのかとにかく電話だけででも聞いてみよう。
それで必要なら少しだけでも顔をだしてこよう。

9時を10分ほど回ったところで、電話をして金曜日の事情をあれこれ聞く。
聞いた限りでは金曜の朝に大騒ぎした程のことではない様子で、少し安心する。
しかしこういうのは、大抵後になって、直接関係者に話を聞いてみると自分の理解と違っていたということになる。
結局大事な時に現場にいなかった責任者の俺が悪いので、「電話での話を間違って理解していました。すいません。」と謝ることになる。
謝って済めばいいが、今回のことは(多分)役員のだれかが大騒ぎしているのでそれでは済まないかも。
でもまあいいや、と思う程度に頭がどんどん痛くなる。
だいたい高熱を出しているのに、電話越しにあちらの空気を理解するのは無理がある・・というのが今回よく分かりました。

結局それはそれっきりで、自宅から出ることもなく、1日クスリを飲みながら寝ていた。
だんだん解熱効果の時間が短くなっている。
もし、明朝再び熱があったら行き付けの病院に行って、診てもらうことにしよう。
####
本日2/25はたしか母の命日(だと思う)で、実は日付を覚えるのが極めて苦手な私は「入試の前の週の木曜日」という記憶のみがある。
あの頃は国立大学の入学試験は3月最初の土日だったから、そこから確認できるはずだ。
(思えばこの20年その確認をしたことがなかった)
で、Windowsのアクセサリを見るが、カレンダーがない。ありゃ時計もない。
Dosに降りて、calとかcalenderとかwinclockとかあれこれ入力したが見つけられない。
ネットで探したら、
http://www.abh.ne.jp/~arai/moon/
これで1982年の2/25が木曜日であることがわかったので少し安心した。
今度から「2月の給料日」と覚えておくことにしよう。


2月27日
やっとこさ
というわで、2/27日の深夜ですが、やっと体調が戻ってきたとこです。
先週の土曜の夕方から今朝まで38度前後の熱が続いていて、足腰痛いわ、眠れないわでホントにしんどかったあ。
今はほぼ平熱になっていますが、たち歩くと極めてふらつく状態です。
昨日(2/26)、近くの内科で診てもらったら、やっぱりインフルエンザであったようです。

しっかし、こんなきつい風邪をひいたのは初めてではないかな。
うちの子供は平気で39、5度とかいう恐ろしい熱を出すことがあるが、私は子供の頃からそんなに高熱になることはなかったと思います。
今回の38度6分の体温は自己最高記録かもしれない。
すくなくとも5日も高熱が続いたのは初めてだと思います。
####
本日はちょっと確認したいことがあったので、1時間程会社に顔を出した。
妻に送り迎えさせたが、車中でまあぶつくさ文句を言う。
日頃なら聞き流せるイヤミも高熱の頭には、妙にカチンときて、腹が立った。
あんまり腹が立つので車を降りて、吉野側大橋を歩いて出社しようと思ったが、そんなことしたら本当に死んでしまいそうだ。

無理して出社したのは、明日ちょっとした処理があるので、その段取りの確認だったのだが、案の定、私が依頼した先ではなんにも決まっていなくて困った。
まあ、明日は出社できそうだしどうにかなるだろう。
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現代用語の基礎的ではない知識
http://www13.big.or.jp/~msk/gen/
背中が痛くて眠れないのでぼんやりネットしてて見つけたサイト。
多分雑誌の編集者あたりが作成していると思われる。
この手の「悪魔の辞典」みたいのはよく見かけるが、これは楽しめます。


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日々雑談:2002年02月