日々雑談:2001年11月
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11月2日
終日ミーティングでへろへろになりながら、そういえば11/1にスタートしたネットサービスのユーザー情報にミスがあって、これは全面的に私の責任なので、そのフォローのため、金曜日の遅くまでデータ作成作業をしていた。
23時頃にデータ作成のプログラムの試験をして、さあて動かし始めると、どうも完了まで2、3時間かかりそうだ。
しょうがないので、今日は帰って明日出勤してデータチェックしようか・・・と思い、プログラムを動作させたまま会社を駐車場を出た・・・出たところで、2・3時間なら、なじみのライブハウスで時間を潰そうと思いついた。
本来なら南に向かうところを北上し、鳴門のD-BOXに行く。

予想外(ちょっとは期待してたけど)に、会社の同僚でD-BOX常連の女性二人がいた。
マスター(ギタリスト)に、仕事の事情を話すと「3時間かかる処理ってレンダリングでもしてるのか」と言われたが、オレはそういう職種ではないので、「地味にホストコンピュータからデータ検索してるんですよ」
そういえば特にマック関係者から聞く話しで、レンダリングでコンピュータが止まってしまい・・・実は処理をしているのかフリーズしてしまったかわからないのだが、しょうがないのでそのまま数時間ほっておいたら、翌日作業が終わっていたとか。
このあたりはイラストレーターでないので、僕はわかりません。

Z関係(秘)の女性2人とあれこれ相談。
11/25にちょっとしたイベントがあってとても楽しみです。
「この歳になると、恥ずかしいとか全然ないよ。私らやるよ」のお言葉に励まされる。
それから、Z史に行きつけの整体院を教えてもらう。明日行こう。

今週忙しくて全然鍵盤に触れていなかったので、ステージのピアノを弾かせてもらう。
マスターのドラムでジョー・コッカーとクラプトンの曲のリズム練習。
どうも「裏」の感じ方の意識が薄い。こりゃ一生身につかないだろう。
プロにクリニックしてもらって、申し訳ない。

午前2時過ぎに、女性たちが帰るというので、Y居妻を送って行く。
この日ATの壊れかけたゴルフだったのだが、他人を乗せるのは最期になるだろう。
それから会社に戻ったら、処理は完了してて、データチェックを行う。
まあ大丈夫そうで安心。帰宅したら午前4時過ぎだった。
ビールを飲んでそのまま寝る。


11月3日
ピアノ
新車購入の出費をかなり低く抑えられたので、ついでにピアノを買おうと思い立った。
娘が12月に発表会に出る。
もう2年くらいは習っているのだと思うのだが、練習はミニ鍵盤のカシオ。
ジャスコで6000円くらいで買ったおもちゃだ。
当然タッチレスポンスもなくて強弱なんか付かない。
なんといってもペダルがない(!)
よくまあこんなんでピアノのお稽古なんかやっているものだ。
せめてオレの61鍵シンセでやれというのだが、これはまたミキサーやらアンプやらつながっていて、音を出すのが面倒なので嫌がられる。

3年くらい前に一度子供用にデジタルピアノを買おうと思って、店を回ってあれこれ試し弾きした。
20万円くらい出せば割とまともなタッチの楽器があった。
ヤマハ・コルグ・ローランドが許容範囲で、テクニトーン(松下)・カシオ・コロムビアなどは論外。
カワイはきっといいのだろうけど、徳島では弾けるところがなかった。
Y・K・Rでは、ヤマハは値引きがきつくて、多分最終的にはコルグのCシリーズを買おうかなと思ってた。
そしたら、いきなり会社が左前になってボーナスが半分、ピアノ購入は頓挫した。
今回経済状況がよくなったわけではなくて、年収ベースであの頃より確実に100万円低いのだが、10数万程度ならピアノに出せそうだ。

WEBで調べてみるとヤマハの価格統制が崩れているように思える。
最近バンドでいっしょになった女性が徳島の代理店に勤めているので、電話して聞いてみた。
基本ラインナップはクラビノーバCLPシリーズで、15万〜30万円くらい。
http://www.yamaha.co.jp/product/cl/clp/index.html
グランドハンマー鍵盤とかいうメカニズムらしい。
デジタルピアノは実際に打鍵時にハンマーが弦を叩くわけではないので、その「感触」を別の仕組みでシミュレーションしている。
このあたりがメーカーや機種で随分異なる。
でも、クラビノーバは値引きが殆どできないそうです。
そもそもヤマハはブランドイメージを非常に大切にする体質がある。

んが、それでは最近の低価格競争、特に量販店では、売れないのでYPDシリーズを設定。
http://www.yamaha.co.jp/news/01020801.html
ただこれはクラビノーバシリーズではないためか、WEBのトップページからの商品ラインナップには存在しない。
メカニックはハンマーエフェクト(HE)鍵盤で、多分グランドハンマーの廉価版だと思われる。

面白いのは、量販用YDP-321と、クラビノーバのCLP930は、ハンマーアクションを除くとほぼ同仕様で同じ定価20万円。
ところが、特約店での実売ではクラビノーバでは18万5千円だが、廉価版のYDPだと15万8千円だと。
この3万円の価格差はなんだ?
こうなるといったい「メーカー希望小売価格」てなんだろうね?

相談した女性の話しだと、両モデルのハンマーアクションは基本的に同じもので、ただクラビノーバは高音から低音へのタッチの重さの調整がかなり念入りらしい。
これは実際に引き比べてみたがよくわからなかった。
確かに最低音はクラビの方が重いと思ったが。
####
整体院
夕方、前日人から教えてもらった藍住町の整体院に。
全身各部の状態をじっくり調べてもらう。
どうも私は姿勢が悪くて、その影響で筋肉のバランスが崩れていて長年の疲労が蓄積しているらしい。

これはいろいろ思い当たる点がある。
だいたい猫背だし、すわり仕事でいつも肩が前に出ているし、運動しないし。
意外だったのは指をそらせる筋肉が硬いそうだ。確かに「パー」の形から後ろには殆どそらない。
これは生まれつきの傾向らしい。
あと脚部の後ろ側の筋肉が硬いので、前屈姿勢ができない。
逆にのけぞりは標準以上らしい。そういえばスポーツテストで背筋はいい数値だった。
また腹が相当出ているので、それを支えるために背筋に負担がかかる。
それで背中や肩が凝る。

ともかくなんやかんやで、背中の筋肉その他が硬くなっているので時間をかけて戻していく必要あり。
40分ほどあちこち揉んでらうと、驚くほど腕が回転するようになった。
ちょっと金がかかるが、しばらく通うことにする。


11月6日
ヤマハあれこれ
で、結果としてはヤマハのYDP-321をジャスコで購入した。
http://www.yamaha.co.jp/news/01020801.html
ジャスコ安売り用のJ-5000という名前になっているのだが、YDP-321なのである。
ジャスコの電器売り場で値切って13万8千円となった。
同機種をヤマハ特約店で買うより2万円安い。
繰り返すけど定価20万のデジピが13万8千円になるのって、流通は不思議だ。
(マツダの車が、諸経費込み費用<車両本体価格になるのもまことに不思議だが)

実はジャスコの売り場にあったもう一台のヤマハのピアノP-80が気になった。
http://www.yamaha.co.jp/product/pk/products/p80/p80.htm
実売で10万円弱。
いわゆるキーボードで、アップライトタイプではないため、オプションのスタンドが必要なのだけど、持ち運びできるし、88鍵でグランドハンマーを採用しているので、僕が買った上記のピアノより基本性能は上だ。
スピーカーはないけど、ステレオにつなげばいい。
これがあれば、何かのイベントに簡単に持ちだせるので便利だ。
が、結局妻の「ピアノはあんたのために買うんじゃあない」の一言の元、上の製品を購入することになりました。
まあP-80ではショパンを弾く気にはならないよな。

あと、非常に興味深いのがヤマハの電子アップライトピアノDUP
http://www.yamaha.co.jp/product/pi/prd/dup/dup20.html
音源はクラビノーバと同じ、デジタルサンプリングしたものだが、ハンマーアクションがすごい。
実際に内部には普通のアップライトと同じハンマーがあり、ただ叩く弦の代わりに鉄板らしきものがある。
つまりキータッチにかかわるアクションは生ピアノそのものと同じメカニズムを用い、音はデジタルを使うという、すごいナマ/デジ折衷ピアノだ。
鍵盤は木製で、戻りがすごくナチュラル(当たり前か)。
もちろん調律不要。

デジタル楽器ばかりいじっていてたまに本物のピアノを触るとやっぱりいいなと思うけど、それと同じような印象があった。
クラビノーバが今後進化を続けても、多分、このDUPのタッチには追いつけないだろう。
値段も高いが、さすがに重い(100kg)。デジピの倍だ。
引越しの時にはピアノ専門業者に頼んだ方がいいだろうと、特約店の知人がいっていた。

というわけで今週の金曜日(11月9日)に、午前中に新車が来て、午後ピアノが納入されることになりました。
こんなバブリーなことしている場合だろうか?


11月9日
本日帰宅すると、駐車場には銀色のプレマシーが、そしてリビングにはヤマハのデジタルピアノが。
夜遅かったので車はさておき、食後ずっとピアノを弾いていたが、こうして自宅で触るとやっぱりデジピはパチモンやね。
もちろん価格を考えれば、トップクラスの性能・タッチ・音色を持つのだけれども、なにかげんなりするところがある。
自室にあるシンセとオルガンは始めからそういう楽器だと分かっているから、タッチがどうこう不満を持たないのだが、デジタルピアノはピアノのつもりで叩くからギャップが絶対にある。
結局本物のピアノを持つしかないというわけですね。

といいながらも、風呂に入ってからクラプトンのHardTimesというJAZZ&ブルースの曲をコピー&練習していたのだが、夜中でもヘッドフォンを使って大音量で弾けるのはありがたい。
大きい音で弾いていると、いい楽器に思えてくるのも不思議だ。
今まで極めて軽い鍵盤のシンセサイザーしかなかったから、それなりに「ハンマーアクション感」のある楽器で練習できるのはうれしい。
手の感触を若き日によみがえらせるにはいいに違いない。
本当はもう戻らないんだけどね。

これで我が家には何台キーボードがあることになったのだろう。
普通鍵盤では、ヤマハデジピ・ローランドシンセ・ハモンドオルガンの3台。
ミニ鍵盤シンセではヤマハDXとCS03の2台。
あとレベルは下がるが一応楽器といえそうなのはカシオトーンの2台。
全部で7台かあ。
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この3日間就業時間中殆どミーティング。
木曜日は朝10時〜21時の間に4種類のべ6個のミーティングが詰まっていた。
これは相当に疲れた。
PGのmakeやネクストシステム関連調査の仕事ができないよ。


11月10日
ここんとこウイークデイが非常にしんどいので、週末にあまり外出する元気がない。
せっかく車を新調したことだし、子供を連れてどっかいかなきゃと思うのだが。
平日は帰宅も遅いけど、それ以上に重いプロジェクトを複数かかえていて気分的に相当疲れてますね。

というわけで、今日(11/10土)は整体の2回目。
10時の予約が、寝過ごして10半到着になってしまった。
今日は熱さまし用の冷凍材(なんていう?)のでかいやつを背中やお腹や頭につけて、きんきんに冷やされた。
これが最初はあまりの冷たさ、というか痛さに泣きそうになるのだが、数分すると冷やされる快感を感じ始める。
仕事のストレスのせいか、従来の体質か、体中が緊張して熱を持っているそうです。
それから主に足と背中・首筋をほぐしてもらう。
確かにかなり楽にはなるのだが、疲労感はなかなか取れない。

午後はずっとピアノの練習。
クラプトンのHardTimesの完全コピーは不可能だ。
8分の6拍子の長い曲で、細かいフレーズがわんさかある。
更に訳のわからないテンションコードだらけ。
次回のバンド練習までに、コードラインだけでも確実に追えるようにしよう。

それにしてもハンマー感覚があるピアノを弾くのは楽しい。
今までの61鍵のシンセの軽い鍵盤で、よく練習していたなと我ながら思う。
それと、88鍵フルスケールはいい。実家のピアノは76鍵だったと思う。
でも、プラスティック鍵盤の「もたった」手触りには抵抗がある。
サイレントピアノはとても無理だし、実は言うほど僕自身ピアノが弾けるわけではないので、現状で我慢するべきであろう。
ライブで弾くのはコルグのコンボピアノなのだが、これもまたタッチが随分異なる。


11月11日
家具運搬とコンサート
午前中、人の引越しの手伝い。
でかい家具を運ぶ。久しぶりに力を使った。
いよいよ嫁入り直前となったWing嬢のアパートから、PINEさんのアパートに運搬。
Wing嬢は単に飲み友達の女性だけど、人妻になるとなるとちょっと寂しい。

作業ギャラとして黒田屋でラーメンをごちそうになる。
割とあっさりしたとんこつ(?)、オレは十分旨いと思ったが、以前はもっとよかったらしい。
基本的に徳島ラーメンとは異なる世界だ。
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ラーメンを食ってから、急いで帰宅(オレはレンタル軽トラックの荷台)。
おととい納車されたプレマシーを初めて運転(コラムシフトがわからないよ)、阿南へコンサートへ。
このコンサートがすごい。
渡辺香津美&中川昌三、ギターとフルートのアコースティックライブ。
このユニットで3000円という超低料金だ。

フルートの中川昌三についてはこちら。
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/nkgw-music/profile.htm
タバコのCMに出ていた人だ。

ビートルズやクラシックや映画音楽など割とオーソドックスなプログラムだった。
中川はバスフルート1本+標準スケール2本+ピッコロ1本。
渡辺はガットギター。多分ノーエフェクト。
中川のフルートの一本がリリコン系の音を出していてこれは驚いた。
楽器上のスイッチを押してフルート/リリコン系を切り替えていたが、電子楽器を通した音色切り替えには思えなかった。
というのも、それらしき器材が存在しなかったから。
フルートの音は、ヘッドセットのマイクで拾っていたので、MIDIの絡みではなさそうだった。
最近はこういう変則的なフルートがあるのだろうか?
会場で、小学校Teacher&JAZZギタリストの清水氏に会う。
清水氏もこのフルートを不思議がっていた。


11月13日
うー、納車5日目の新車にキズがつく。
最近としては珍しく20時頃帰宅すると、子供たちが起きていた。
息子(5歳)がうれしそうにちくる。「ママが、車ぶつけた」
え?見たら左後方に擦り傷あり。
前日バンドの練習があって、器材を降ろすためにキャロルをいつもより前よりに停めた。
それで、こすったらしい。
キャロルとプレマシーはL字の形で停めている。
まあ、4mのハッチバック(ゴルフ)から+30cmのバンになったからしょうがない?
しかしこんなに早く擦るとは予想外でした。
妻は息子にかなり強く口止めしておいたらしいが、彼は思いっきり口が軽いことがわかった。
今日からチリクリ屋、チックー・テツと呼んでやろう。
####
11/12は深夜にD-BOXで練習。
月曜日は定休日のため、ポイントを繰り返しチェックする。
週末にある程度練習したクラプトンの「ハードタイム」だが、むつかしすぎ。
ありがちな6/8拍子のバラードなのだが、全く余裕なしでコードを追うのが精一杯という状態だった。
一小節に2つしか和音がないのに、全く気が抜けないんだよね。
「基本的には3コードのブルースだよ」とはプロのギタリスト(マスター)の弁。
これは4ビートが8ビートより100倍ムツカシイのと同じ理屈かもしれない。
それより、クラプトンはともかく、ジョージハリスンは大丈夫なんだろうか?

24時過ぎに、ワシントンで飛行機墜落のニュースを知り、皆で見る。
NHKのアナウンサーが同じ内容を何度も繰り返していた。


11月18日
11月17日(土)
久しぶりにJZ家で、Z-Project(仮名)の練習。
来週初ライブとなるので、偉くリキが入る。
といっても、4曲ほど。MC入れても15分かな。
しかし、目標が明確だとやる気が出る。
ついでに昼飯のお好み焼きをご馳走になる。
バンドの練習ができる広いリビングと、対面キッチン&でかいテーブル。
フレンドリーな雰囲気のJZ家にはいつもお世話になっています。
オレん家じゃ絶対無理だが、家族のいないときにバンドの練習くらいはどうにかできそうだな。
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整体3週目。
冷凍材を背中と顔に。冷たいというか痛い。
仕事では長時間のMTGが多くて(というかそれが全て)、疲労がひどい。
背中全体がひどく張っている。
1時間の治療で随分楽になった。
しかし毎週通っていると随分お金もかかるので、適当なところで月1ペースにするつもり。

11月18日(日)
来週のバンド演奏(「営業」といえよう)の披露宴会場に出向いて環境をチェック。
予想通りというか、当然のことだが、こういう会場はコンサートをするところではない。
PA関係の器材が全くそれ向きになっていない。
一応「卓」といえるか、ミキサーはあるのだが、予備入力は全く無し。
予備マイクの受け口だけは3ピンのプロ仕様だが、これはこちらに用意がない。
あれこれ調べて、結局カセットレコーダ用のラインに持参のミキサーに接続することにした。
事前にチェックしに行ってよかった。
備忘録
・開演1時間前、会場入りでセッティング。
・結局ピアノは使わない。シンセ+音源。シンセは会議用の机に置く。
・ドラム(みたいなおもちゃ)用の台になる机はない。こちらで用意。
・持参のミキサーからオーディオLINEに接続する変換プラグ必要。
・余興用の場所と卓の距離が結構あるので、延長用シールドが必要かも。
・マイク・マイクスタンドは現地調達。
 中折れスタンド(通常ライブで使うもの)は1本だけしかない。
 D-BOXで頼んで借りて行こうかな。
あとバランスは一発勝負だね。しょうがない。
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午後は家族でどっかに出かけたかったのだが、あいにくの空模様で寒い。
でも子供が出たがったので、自転車をプレマシーに積んで近くの川原へ。
オレはそのとき既に泥酔状態だったので妻に運転させて、フルフラットシートで寝ていた。
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娘が「もののけ姫」や「未来少年コナン」に興味を持ち始めていてうれしい。
絵入りのダイジェスト版の本が学校の図書室にあるらしい。
宮崎モノは学校公認か。多分ガンダムは図書室にないだろうね。

というわけで、披露宴会場チェックの帰りにジブリのコーナーからもののけをレンタルしてきた。
2時間以上の大作を熱心に見ていたのは結局オレと妻だけか?
このストーリーでは鉄砲作りのライ病患者(映画中でははっきりとそうは言わない)が出てくる。
娘はそのことにかなり関心を持ったようだ。
もうすこし話しがわかるようになったら、隔離政策の話しもしてやりたい。
娘は次に「蛍の墓」を見たいらしいが、僕はこれは悲しすぎて見たくないです。
ラピュタ・ナウシカ・魔女の宅急便・紅の豚あたりは録画ビデオを持っているので順番に見せて行こう。
子供にはトトロがいいのかな。


11月23日
前日深夜に、たまっていたビデオ・・「ホミサイド」を5話分くらい一度に見ていたら、早朝になったしまい、妻が起きてきた。
代わりに私は自室に戻って、昼まで寝た。

11月の終わりとは思えない暖かい日だ。
珍しく(!)家族サービスデイ。
実は買ったばかりのプレマシーをほとんど運転していないので、どっかに行きたかった。
とりあえず神山森林公園へ。
http://www.town.kamiyama.tokushima.jp/sight/sight/sight07.html
今シーズンは行った覚えがないので、これが多分最初で最後になるだろう。
結構標高が高いので来週末はもう寒くて遊べないかもしれない。
「広大な281ヘクタールの公園」まさにバブリーな時代に作られた巨大な公園で、維持費だけでも膨大だろうといつも思う。
最近超運動不足状態なので、30分ウオーキングを。
自分のペースで歩いたので4、5キロはあっただろうが、息子がずっとついてきた。
紅葉がきれいだった。
そういえば、ここ2・3年ははうどんツアーで紅葉=秋(大抵谷川ね)を実感していたが、今年はそれがない。
週末に遊ぶ元気がないのよね。

その後数キロ離れた「神山温泉保養センター」へ。
初めてでしたが、せこい温泉でした。
でもやたらと混んでいる。で、どうも近隣のジジババらしき人が多い。
神山町は徳島市に隣接しているが、道路事情が本当に悪くて、なかなかよそと行き来しずらい場所だ。
だから週末には町内の老人がみんなこの温泉に集まってくるのかもしれない。
備え付けのシャンプーに「あたま」、ボディーソープに「からだ」とマジックで大きく書いてあるのが笑えた。

暗くならないうちに徳島に戻って、中華を食ってから帰る。
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プレマシーは前の車(ゴルフIII)と幅は同一、全長で+25cmほどでサイズは殆ど変わらない。
が、運転感覚がえらくちがう。
ごつごつした足回りのゴルフを長年運転していたので、柔らかい日本車はふわふわして落ちつかない。
良く言えば乗り心地がいいのだが、車と道路の密着度が薄いようで、何か不安になる。
それと座席位置が高いのと、ボンネットが全然見えないので、車両感覚がつかめなくて怖い。
左前端にはポールを付けたが、右端もどこにあるのかわからない。
これも慣れかな。
あと思い通りにならないオートエアコン、未経験のコラムシフト+足踏みサイドブレーキ、予想外にダイナミックレンジの狭いオーディオ。
まああれこれこれから研究しよう。


11月26日
Zついに初ライブ
11月25日(日)
Z-PROJECT(仮名)が初ライブat人の披露宴。
ライブハウスとは違う妙な緊張感があったが、割と楽しかったぞ。
詳細は週末にレポートします。


11月30日
披露宴ライブ 01.11.25
11/25は人の結婚披露宴でライブ。
たった15分のステージのためになかなか大変な一日であった。
朝起きれなくて、僕だけ会社に集合できず、直行。
10:00〜12:00 貸しスタジオで最期のリハ。

12:30頃 現地入り。
まず会場のドアが全部ロックされていて、入れなくて困る。
1週間前に会場で責任者と打ち合わせをしたにもかかわらず、担当者にはほとんど伝わっていない。
これは実はよくあることで、こういう会場のスタッフは音響関係に全く暗いため、こちらが必要な環境を事前に詳しく説明していても大抵抜けている。
ヤンキーあがりの目つきの悪い会場担当者とケンカしそうになったが、「支配人に話しはつけてある」と押して、こちらの好きにさせてもらう。
メインミキサーには予備入力がないため、カセットデッキのラインを使うことに。
これがオスのピンジャックなので、標準ジャック変換プラグ+エフェクタを挟んで、持参のミキサーをつなぐ。
このあたりは事前にチェックしておいた甲斐があった。
テーブルセットで大忙しの会場の中で、長いシールドをはわし、楽器・アンプの位置決めして、セッティング。
電源の確保。
メインミキサーを勝手にいじって音だし。
音量バランスは難しかった・・・とういかできなかった。
やはりここはライブハウスではない。
とりあえず音がでることを確認してから、再び楽器を隅によせて、隠してもらう。
この間約40分。予想外に時間がかかった。

14:00から披露宴のため、セッティングを終えてロビーに下りると着飾った人々がちらほらと。
新郎新婦とも同僚なので、当然お客も知っている人ばかりだ。
なんとなく恥ずかしくて、控え室に隠れる。
新郎新婦の気遣いでお寿司が置いてあってありがたくいただく。
会館内の美容室でセットをすましたボーカルの女性二人が来る。
「今日は楽団が来るらしいですね」といわれたとかで大笑い。
なんかジャズのビッグバンドみたいだ。
初ライブで皆どんどん緊張が高まる。
緊張すると時間の経過がはやいもので、待ち時間もあっというまであった。

15:30係りの女性が呼びに来る。
先にぼくだけ会場に入って、司会者が何かしゃべっている中、ミキサーの再セット。
電源関係のチェック。
そして演奏、4曲15分はあっという間だった。
披露宴はもうかなり酒が入っている状態で、結構盛り上がった。
新婦のWing嬢をひっぱってきて、「LoveLoveLove」を歌ってもらう。
彼女はすごーく歌がうまくて、とくにドリカム系がよいので、私が希望していた。
僕は「未来予想図」にしたかっただが、バンドの練習時間の関係でコード進行の単純なこの曲になった。
ビートルズ2曲と、最期に達郎の「ドーナツ」。
んー、やっぱりアンコールはなかったなあ。
司会者は僕らがこういう仕事をしている人間だと思っていたらしくて(説明しなかったから)「これからもバンドがんばって下さいね」
それと「若いっていいですね。」ギタリスト以外は30代なのだが。

とりあえず「いい営業したな」という心地よい疲労感で控え室に戻って乾杯。
まあ演奏のできはあんまり問題でないね。
それからゆっくり控え室でぐだぐだ、ロビーをうろうろして披露宴が終わるのを待つ。
17:00の終了後、割と客のはけが早かったので、器材の撤収が楽だった。
予想外(予想してたか?)、「寸志」をいただく。ありがたい。

というわけで、15分のステージのために約8時間を費やした。
僕は一度自宅に戻って、再び街中に出た。2次会だ。
日曜日だけど、さんざん飲んで、更にもう1軒行って水割りを口にしたら、珍しく腰砕けになった。
午前0時を過ぎて、タクシーで帰宅。
ハードな一日ざんした。


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