日々雑談:2001年10月
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10月4日
最近木曜日は事情があってネクタイデイなので、今朝スーツを着ようと思いついた。
DC全盛の頃は数着のスーツの日替わりで出勤していたものだ。
徳島に来てからの数年はほとんど着てない。
春から5キロほど太って着れる服がどんどん減っているのだけれども、そういえば浜松時代今程度の体重だった頃西武百貨店で買ったスーツがあったことを思い出して着てみた。
ウエストはどうにかいけるが、数年着てないせいか妙に色があせている。
上着の肩幅が広くて妙にごつい。
革靴を履こうとしたが、これは足が嫌がって0.5秒であきらめた。
太いネクタイをして、どうも七五三な気分で出勤した。
田舎に住んで、着るものに興味がないので、最近どういう柄がとかシルエットはとかネクタイの太いも細いもわからない。
上下着て、自席にいても落ちつかないこと甚だしいのであるけれども、日頃めんパンかジーンズしかはかないから、ウール生地が気持ち悪い。
それだけで随分疲れてしまった。
このスーツは再びタンスに入ったきりになるであろう。
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昨晩(10/3)、久しぶりにバンドの練習。
次のライブ(10/13)まで日がない。
日がないのに新曲が6つもあってどうにかなるのであろうか。
ずっと鍵盤も弾いていなかたので指が動かなくて恥ずかしい。
練習の途中からY居夫婦が来たので、そのまま話しこんで、帰宅したら1時を回っていた。
ちなみに今回E.クラプトン関係で、BlueEyesBlue、Wonderful Tonigyt、ForeverMan等。
ビリージョエルの「素顔のままで」もあるのだけれども原題を何というのであろう。


10月5日
検問
仕事から帰宅途中の午前0時過ぎ、飲酒検問に出会った。
自宅へは国道からいきなり田舎道に入るのだが、その真っ暗な路でいきなり止められる。
もちろん仕事帰りなので全然極めて平然とアルコール分はないので平気だが、いったい検問など何年ぶりだろう。
思うに15年前に社会人を始めてからこっち、駐禁摘発もネズミ取りも飲酒検問も出会ったことが無い。
帰宅して妻に、「すぐそこで検問におうたで」と報告するとウラヤマシがられた。
妻は運転歴10年以上になるが、未だに警察に免許証を見せる状況にもなったことがないそうだ。

学生時分はスピード違反や駐禁でよく捕まったけど、なんでかね?
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絵の多いドキュメント
昼間3時間かけて作成した打ち合わせの資料がおじゃんに。
業務フローもシステムフローもデータフローも「絵」がないと気がすまない性質なので、弊社ワープロで、作図やら罫線やら斜線やらいろいろ使って文書作成するのだが、いつのまにかプレーンテキストで保存していたのに気がつかなかった。
ミーティング5分前に印刷したら「絵」が全部落ちて文字だけに(それもえらいズレて)なっていた。
泣けてきたがしょうがないのでそのまま数部コピーして持参することに。
結果、始終力の入らないミーティングになった。

10年前頃のワープロは、曲線を描くことができなかった。
こういう仕事をしていると、印刷物やデータ-ベースを描くのに必ず半円が必要になる。
多分、IBMだかどっかが最初にフローチャートの基準を決めたときに、オブジェクトに曲線を入れていた。
昔は仕様書・設計書の手書きがあたりまえだったので、SEは皆そういう絵を書くためのテンプレートを持っていた。

前の会社にいた頃、来ていた外注のソフトハウスが、これまた随分プレゼン資料にノウハウを持っていて(でも潰れたけどね)図式の分かり易いフローを作ってくれていた。
その頃は一太郎ではなかなか自由に絵が書けなくて、そこは標準でオアシス使っていました。
Windows版のオアシスとかではないよ。専用機だよ。本体と専用プリンタで150万円した。
しかもスタンドアロンでした(ワラ
それが今はDBのテーブルも印刷物もパソコンも軽くワープロに取りこめるし、更に文書中で編集もできるし便利だね。

で、それを使いまくっていたら、全部消えてしまったという話しです。
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どうも昨日(10/4)が結婚記念日だったらしいのだが、忘れる以前に覚えていないので困ったもんだ。
日曜日(10/7)が息子の誕生日なのだがこれも一向に覚えられなくて毎年この時期に妻に聞いている。


10月9日
昨日(10/8)の深夜にTVをつけたら、浜田省吾特集やっていた。
特にそれほどのファンではないけれど、愛奴(というバンド)時代から聴いているし、なにかしら思い入れあるね。
やっぱり12月の徳島公演行こうかなあ。
広島出身で原爆とか平和とかの話しをしてて、その後「愛の世代の前に」のプロモビデオが流れていたが、その画面の上と右が報道エリアになっていて、「米英がアフガンを再び空爆」とか流れているのよ。
まあ偶然なのだが、とても皮肉なの取り合わせだった。
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10/11からの3連休ほとんど何もせず。ちょっと後悔。
ぐだぐだ寝てばかりいて、10/08の息子の運動会をさぼってしまい、妻に随分怒られた。

日曜日と月曜日に鳴門でバンドの練習。
次の土曜日(10/13)が本番なのに、新曲が6曲もあって間に合うのか?と心配したら、案の定ムリで3曲削ることになった。
今回クラプトンのWonderful Tonightを新たに。
ForeverManI Ain't Gonna Stand For It(S.ワンダーのカバー)もあるのでE.クラプトンが3曲。
憂歌団のブルースを2曲と、あといつもやっている上田正樹やソウルのスタンダードやらで、今回20曲程。
8月のライブから全然弾いてない曲もあって、構成がわからなくなっているので少しヤバイ。
20曲もあると、一通りおさらいするだけでえらい時間がかかるのよね。
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3月に広島で同級生の飲み会があったのだけれども、そのレポートを作った。
サムネイル並べて、普通サイズの画像とリンクさせるというありがちなページだが、相当時間がかかった。
これとひこ氏の同窓会レポートと、BBSでとりあえず「同窓生の非公認サイト」をでっちあげたが、関係者が見てくれるだろうか。
高校卒業して20年、そろそろ昔の顔ぶれを見たくなるのだが、これはそういうものらしい。
最近あれこれしんどくて、広島に帰りたくなった。年末は帰省するかな。


10月11日
10/10(水)23:00からバンドの最終リハ。
いつもの不眠症で、前日殆ど寝てなくて、フラフラした一日だったが、また例によってミーティングだらけで、夜を迎える。
こういう時は自律神経がおかしくなる体質で、朝飯・昼飯も食えず、夜中になっても腹減らず。
体全体が乾燥しているようで、落ちつかない。

22時過ぎまで仕事してて、ほとんど訳のわからない状態で、鳴門に出向く。
とりあえず課題はWonderful Tonightのオルガンのダイナミズム。
あと、20曲全部構成を確認しておくこと。
KEYソロのある曲(最近減っちゃったね)の、ソロ部分が相変わらず完全アドリブなので、すこしはちゃんと流れを考えて「キメのフレーズ」が必要なのだが、そう言いながら考えずに1年やってきた。
とういかアドリブに関しては若い頃からええ加減なまま。反省。
新加入のSAX・Per・サイドボーカルの全部揃っての練習がたった1回というのもすごい。

もう演奏していて眠くてねむくて、24時過ぎに終わったのでやれやれと器材を片付けて車に積んでいたら、Vocalの兼子氏が呼びに来て、「確認したい曲があるから、もう少しやる」
結局全部終わったのが1時過ぎかな。
最後はぼろぼろコード間違いの連続。もう集中力が続かない。
既に40時間くらいまともに寝てない状態。
次の日(10/11)は朝の9:30から18:00までMTGがビッチリなので、早々に退散。
寝たのは3時過ぎだった。

10/11(木)
なんとか通常通りに出勤。
1つパッシングされ状態のMTGがあって、もうイヤになったら(切れたら)「それはヤラナイ」宣言をするつもりだったが、曖昧な状態に終始。
おいら優柔不断なんだよね。
午後は外注の技術者と6時間(!)近く打ち合わせ。
詳しくは書けないが、かなりメジャーなベンダーなのだが、どうも弊社担当の彼らは、クライアントとのミーティングの段取りに不慣れな部分があるのでは?の疑惑。

夕方は、いくら忙しくても極力休まないようにしている英会話。
毎回思うのだが、2時間「他言語モード」に頭が切り替わると、すごく気分転換になる。
音楽時の「ソウルフルモード」よりは効果あるね。
英語力は大学入試時のの10分の1くらいになっているが、「他言語モード」になっている間は、全然日本語が出てこない。これはいい。
そのクラスで若い子の結婚宣言アリ。すごく「いい星」にある感じの子で、幸せいっぱい羨まし。
しかし独身最後の海外旅行が中東(ヨルダン・シリア・レバノン)とういなかなか凄い女性である。
例の連続テロの直後だよ。


10月13日
CGI作成
金曜日の夜から、仕事関係であれこれお世話になってる(してる)PINE嬢の私用BBSの機能アップに従事。
#公私ともに彼女のCGI専門のシモベになっているような気がする。気のせいかしらん?
もう2年以上WEBの仕事をしていて、未だにCGI間のパラメータ渡しがよくわからない。
PERLの文法書もないので、あれこれやって自分のサイトで試してみる。
最終的にやりたいことはできたが、どうもPerlのデバッグのやりにくさには閉口する。
POSTメソッドでhiddenパラメータの渡しはなんとなくわかってきた。
だが、正規表現とか永遠に理解できないだろう。
Perlでこれだけ苦労している私はJAVAは絶対にムリだと思う。

ライブ
10/13は兼子バンドのライブ。
いつも最初は人がまばらで、それでも20:30頃細々と演奏を始め、2セットの途中くらいからぼちぼち席が埋まり始める・・というのが最近の傾向だった。
それがまあ、20時前からかなりの人入り。
はやめの夕食をとって、昼寝をしていたのでライブハウス入りが遅くなり、セッティングにあせる。
入りがいいので少しはやめに演奏を始める。
適当に会社で告知していたら、お友達が5人も見に来てくれた。
感謝しながらも、かなり緊張モードに。

1セット目のアコースティック/ブルースでは新曲を随分とちった。
というか練習を殆どしてないので、全体的に練れてないのがよくわかる。
3セット目のソウルナンバーは気合を入れるのに立って弾いた。
アンコールでよくわからないポカ。イントロ直後で演奏をストップさせたのは初めてだな。
終了後も、しばらくして学生くんたちのリクエストで3曲演奏。
後で録音を聴くのが怖いのだが、とりあえず楽しくたくさん演奏できたのでよしとしよう。
最終的にかなりの入場者数だったと思う。ギャランティがいつもより少し多かった。


10月14日
10/13のライブ酷評
全然しっくりこなかったことはずっと感じてたけど、やっぱりペケだったようで。
ちょっと落ちこむ部分もあるが、個人的にはライブとライブの間(1・2ヶ月)のテンションの維持の方法に問題かな。
確かにここのところ自宅ではあまり鍵盤弾いてないからね。
中学生の頃、楽器の練習をするのに、「1日サボルと3日後退する」から、毎日必ず楽器に触るように言われたものだ。
しかし、本職の忙しいアマチュアミユージシャンとしては、昨日の入りが記録的だったのが結構うれしかったりして。でもお金払って来てもらっているから、申し訳無いんだよね。
来てくれた方どうもありがとう。
次回はもっとレベルの高い演奏しますんで・・。リベンジできるでしょうか。
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昨晩のライブ終了後にやってきた小原先生(米国人・サーファー)に今週末の海の様子を聞くと、「波がフラットで全然だめだ」と言っていたので、おおそれならと思い、本日(10/14)の午前中に1時間ほど鳴門の海岸で泳いできた。
波がフラットなら水の透明度が高いと思い、シュノーケリングの練習をしに行った訳です。
でも、全然視界が悪くて楽しくない。
やはりこのあたりの海では、海面あたりの透明度は期待できない様子。
気温も高かったので、ウエットスーツ+裸足で浮かんでいた。10月の海水温はまだまだ高い。
ウエットスーツを着てのスノーケリングは2回目だが、予想外に浮力が強い。
2mも潜ることができない。
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大神子
海から帰って片付けてから、子供を連れて大神子の公園へ。
ちょっと行かない間に駐車場も公園もかなり拡張されていた。
この徳島市南部にある子供用の公園は、山の急斜面を造成して作られたもので、全体がかなりの斜度を持つ。
それを利用した長距離の滑り台がメインなんだけど、要は作りがすごくスキー場的なんだよね。
もちろんリフトはないから、公園内は階段だらけだ。
試しに公園の最下部から頂上の展望台まで歩いてみたが、20分程かかった。かなりの標高差があるはず。

娘がこの日「はまって」繰り返し遊んでいる遊具のそばで、持参した「ユダヤ人国家」の文春新書を読む(別に理由はないけど)。
イスラエルとは?ユダヤ教徒の国/ユダヤ人の国/ユダヤ教の宗教国家
ユダヤ人とは?ユダヤ教徒/ユダヤの文化を持つ民族/イスラエル人
どうもあまり明確な基準がないらしい。ユダヤ教の中でもかなり分派があるというのも初めて知った。
例えば、アメリカ在住のユダヤ人だがキリスト教徒てのは存在しえないのだろうか。
このへんの民族意識・宗教観・またそれによって国家が存在するてのは日本人には理解し難い。
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ここの「日々雑談」7・8・9月分を固定HTML化しました。
http://www.tcn.ne.jp/~cozy/washi/washi200107.htm
http://www.tcn.ne.jp/~cozy/washi/washi200108.htm
http://www.tcn.ne.jp/~cozy/washi/washi200109.htm
日々雑談は通常はCGIで入力し、CGIよる動的HTMLで表示されています。
で、たまにこうして月ごとにCGIで、固定化しています。
これは以前PCが不調だったときに、どこからでも日記を入力できるようにCGIにしたからです。
日記入力・表示・HTML化はそれぞれ専用CGIがありますので、興味のある方はご連絡を。
アクセスログ収集とか、サーバー上のファイル編集用のCGIとかも自作PGがあります。


10月16日
トラブル
22時過ぎまで会社にいて、帰って飯食ったら23時半だった。
ちょっとWebを見ようと思って自室に上がったら、携帯に着信アリ。
かけ直すに、「システム止まってます」

今年の2月に始まって、ずっとトラブル続きで、あれこれ寄せ集めたようなシステム構築はムリがあるんだよなあ、と嘆きつつ運用してきたのが、今月末で一旦終了するってのに。
ここにきて最後の障害発生か。
原因がわからないので、とりあえず関係者にメール流して、システムの入り口は塞いでもらって。
急いで風呂に入っていると、また電話で、「●●のサービスに影響は?」
おお、そうだその通り。そこまで気が回ってない。あせるあせる。

その時点で結構酒を飲んでいたので改めて出勤もできない。
申し訳無いが後のことは会社に残っている人に頼んで、携帯をまくらもとに置いて寝たのが1時過ぎ。
翌朝6時に起きてメールを見たら、復旧していて一安心。
しかし寝ている間に数通のメールのやりとりがあったのだが、全然目が覚めなかった。
呼び出し音を抑えているからかな。

7時過ぎに出勤して(オフィスは掃除中であった)動作確認とデータメンテナンスに午前中を費やす。
インターネットなんてなけりゃこんな苦労もないのに、と思ったりする。

汎用機の業務システムなんて、朝8:30に立ち上げて、夜9時には落として(マシン自体のシャットダウン)たもんだ。
デバッグやデータメンテで徹夜はよくあったけど、WEBシステムのような24時間運用のしんどさはなかった。
####
改めてシステム構築の基本を考える。

SE1年生の頃、研修で上流工程の大切さを繰り返し叩きこまれた。
実務に入って1年くらいしてから新製品の開発。
基本設計書・機能設計書外部/内部・詳細設計書外部/内部・プログラム仕様書・テスト仕様・バグ件数評価。
26、7の頃で、当時としては珍しかったクラサバ系(もうマイクロメインフレームなんて言わなかった)のアプリケーションの下働きだった。
1987年頃かな。クライアントがOS/2だぜ。当時は恐ろしく前衛だったにちがいない。

企画書からプログラム製造・評価までやった。
それからそのアプリを使って、ロケットビルに入れるオフィスシステム・・役員のスケジュール管理だったかな・・を構築。
役員の表示順が大事なので、それ用にDBに項目作ったな。
2年近い作業だったが、SEモドキにはいい経験だった。

その次はしばらく間があいて、30歳の結婚前後。
製造系(CIMなんて言葉だれも知らないだろう)システムのコンサルティングから運営までを、あるベンダーと協業した。
まだオープン系の業務システムはなかったけど、ダウンサイジングとかいって、業界は汎用機から小型オフコンに流れていた。
ベンダーがかなりのコンサルティング力があるので、経験の浅い自分にはやることがなくて、一時すねて会議をさぼったりしていたが、実はこのベンダーの構築過程を未だに手本にしている。
絶対に絵を書いてユーザーに説明する習慣はこの時に教えられた。

いずれも大事なことは、基本設計をしっかりすることでした。
最初の企画・コンセプト・構築目的・費用対効果の予想・必要機能洗い出し・・・
このあたりをしっかり抑えておけば、あとはまあ楽なわけです。
上流工程に比べれば、詳細設計やプログラミングなんて土方作業に過ぎない。

こういうことを40歳を前にして、改めて真面目に思い起こすに、今の自分の状況をつくづく反省するわけです。


10月17日
昨日書いたことが、気になるのだが、よくわからん。
>>当時としては珍しかったクラサバ系(もうマイクロメインフレームなんて言わなかった)
クラサバじゃなくてサバクラだな。
今はでもサーバー・クライアントモデルなんていうのだろうか。
それと、マイクロメインフレームじゃなくてマイクロメインフレームリンクだ。
MMLで検索したら、あった。
法政大学のページ。
http://mac2031.fujimi.hosei.ac.jp/hosei/ytsukii/Network/WhatNetwork/2.html
Ethernetをゼロックスが開発したそうです。
でもって「エーテル」をもじった言葉だとは。
#MMLは、医療関係のシステム言葉でもあるようだ。

サバクラだと、「UNIX」と「PC」というイメージが近いが、MMLだと「汎用機」と「ワークステーション」ぽいニュアンスを感じる。
「ワークステーション」とはなんぞや?というと当然のようにソラリスやらNEWSやらが出てくるのであろうが、僕にとっての最初のWSはNECのPTOSだな。
Nパソといわれた、インテリジェントワークステーションだ。
汎用機の端末&パソコンなので、コンパイル待ちしながら裏で報告書書いていた。
それか富士通のKシリーズ。UNIXベースだけど恐ろしく高かった。
このあたりは今でもちょっと触れば思い出せそうだ。
このへんの昔話は何度も書いた。


10月18日
リーマン
しょんぼり。マイナスでした。
サラリーマン15年で初めてかな。
イヤ、5年くらい前にあった。
あれこれあって、すごーくマイナスされて、それ以前に既にボロボロになってて、結局仕事辞めた。
それはともかく、とにかくひどい疲労感。
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こういう時は日頃呑気なサラリーマンも悲哀を感じる。
書いたかな?かいたなか。
オレが高校生の頃、父親が自動車会社の管理職だった。
ある夕方、いないときに、部下の奥さんから電話がかかってきて、母親が取った。
そのダンナが、酒飲んであばれている。
課長になれそうだったのに、だめだったらしい。
奥さんが困って泣いて電話してきた。
母親はうちもあれこれ大変なんですよ、とかいって慰めていた。
随分、話しこんでいたと思う。
すぐあとで話を聞いて、一部上場企業の会社員でも(だから?)大変なんだな、可哀想だと思った。
これが宮仕えというものか。
オレも時々痛い目にあっている。割と簡単に忘れてしまうのはいかんな。
反省するか根に持つかしないとね。

20数年前、この課長になれなかった人は、多分今のオレより若かったんだろうなあ。
オイルショック後の上昇期の●ツダで、収入も悪くなかったろうにな。
でもあばれたくなる気もわかる気もする。

この話を数年前に父親にしたら、知らないので驚いた。
どういう訳だかしらないが、母親が伝えていなかったらしい。
サラリーマンの妻どうしの内緒話にしてしまったのかもしれない。
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ああそういえば、前の会社で親友だった先輩の死亡がちょうど今時分だ。
前職を辞める原因の一つになった。
申し訳ないがもう命日も忘れてしまったが。
何が原因だかなかなか昇格できなくて、やっと主任になったのにその秋に心臓悪くして亡くなった。
あとで世田谷のアパートにお悔やみに行ったら、小心者だけどプライド高くて随分悩んでいたという話しを奥さんに聞いた。
口が悪くて、いばっていたけどつらいものがあったんだろうなと同情した。
京王線の桜上水で、オレも同じ線だったから、その駅を帰宅時に通る度に泣けたよ。
確か一周忌には実家に挨拶に行ったっけ。
奈良なんだが、久しぶりの墓参りに行ってこようか。
一人息子がいたが、もう中学生にはなっているはずだな。

というしんどい話しでした。


10月20日
ゴルフCLI 96年式
8年目のゴルフのミッションがまた異音を発するので、修理に出した。
多分ATの取り替えになりそうで、金がかかる。頭が痛い。
で、代車は同じゴルフCLIの96年式が来た。
うちのんより、2年新しいだけだが少し装備が異なる。

まず、ドアミラーは電動に。94年式は非電動だった。
運転席の高さが調整できる。
オーディオでは、ラジオアンテナがボンネット横から、ルーフ後ろに移動している。
多分現在カローラ並に走っているゴルフでラジオアンテナが後ろでないのはかなり少数派だろう。
ちなみに94年式のオーディオはエンジンを切っても電源が落ちないが、96年では連動している。
これは買った当時から不思議だった。
オーディオの切り忘れで、一日中テープが回っていたことがある。
詳細はわからないけど、後リアシートの背もたれが分割して倒せるとか、ATのスケジュールも異なる気がする。
94年式では、3速が50km/hあたりにあって、市内走行では3速に入りきらない程度の速度で走ることが多い=つまりエンジンがうるさい。
乗りごこちはそんなに変わらない。足回りは変更ないということ?
以前車検時に2年目くらいのベントを貸してもらったが、あまりに静かで快適で、返したくなくなった。
当時はマーケティング上、ゴルフよりワンランク上の位置付けだったが、実質的には同じ車のはずだ。
ベントの終わり頃のモデルは、ゴルフIIIと価格帯が同じになっていた。

96年式ゴルフのオーディオはSONY製だが(94年式は不明)、ボリュームのつまみがパネルの右側にある。
20歳でコスモの中古を買って以来、ずっと左側だった。
これは輸出用を重視しているために、オーディオメーカーがつまみを左ハンドル仕様にしていると聞いた事がある。
随分不親切な話しだ。
これが意外なことに、ドイツ車の輸入版では反対だ(少なくとも96式では)。
最近は国内メーカーの純正オーディオでもそうなんだろうか?
運転していると、ボリューム調整するのに、つまみが左にあると結構手を伸ばす必要がある。
車のオーディオはこういうもんだと、長年思っていたが、右側にあると操作性が全然ちがう。
まあ、ステアリング上にリモコンがあるやつとかとは比較もできないが。

結構年式によって同じモデルでも仕様が異なる。
ちなみにゴルフIIIが出た当初は、CLIでは後部ドアのWindowは電動ではなかったらしい。
(ゴルフIIが非電動だった。)

しかしそれにしても最近なにかと故障して金のかかるマイゴルフだが、ここでミッションの付け替えをしたら、あと4年は乗らないとな。
妻は次はゴルフワゴンが欲しいらしいが、おいらはトヨタでいいや。


10月23日
AT異常の結論
というわけで、マイゴルフ(94年式)のATは、修理に30万円強かかるそうで、ショック。
エンジンもオイルを食い始めている(ガタがきているということらしい)。
修理はあきらめた。

なんか最近良くないことばかりある。
10/13日のライブの出来が最悪だったあたりから、会社で評価は悪いし、MTGでは叩かれるし、車は壊れるし。
しかし7月に車検出した車を売るとなると、当然足元を見られるし、8年目でキズだらけで、クーラーガスが抜ける車など下取りにならんだろう。
よっぽど不人気車買うか、2年限りの乗り捨てということで、古いマーチでも車検付きで。

思えば娘が生まれたときに、「安全」な車が欲しくて、かなり無理して買った・・という話しは何度も書いた。
当時はまだ日本での衝突安全基準がなくて、ゴルフと比較したのは唯一マツダのランティスだった。
(あ、ランティスってどこいった?)
その前がフェスティバのDOHCで、当時住んでいた浜松の自宅近くのディーラーで、1度車検を通した。
その時の担当のオヤジが結構親切だったので、ランティスを見に行ったときに、その人が担当になったら買うつもりが半分あったのだが、実際はマツダ本社からの若い出向社員で、気が失せた。
馬鹿野郎、オレの父親は・・・こういう時だけ親を利用するのはやめときましょう。

結局、浜松のファーレンで、特に強いセールスもなかったし、値引きゼロ(!)だったが、初めての買った新車がゴルフになった。
社宅住まいだったし、残業続きで貯金はあったし、会社のカーローン制度も少し使った。
以来浜松・東京・徳島と、ずっと乗ってきたが、8年目でも6万キロですよ。
これでダメになるとはなあ。
幸い事故はないが、最初の車検以後トラブルは多かった。
エンジンオイル漏れ・電気系ショートでAT動かず・クーラーガス3ヶ月で空。
我慢してたけど、オーディオは音悪いしテープがよく止まるのよね。
後部のスピーカーはいつのまにか音が出てないし。
で、とどめが30万円のATオーバーホール。

こういう根性では外車には乗れないのであろうか。
外車っちゅうても超大衆車のゴルフですよ。
・・・とかいうと、シトロエン一筋のMIKOさんに怒られそうだな。
知人友人にVWオーナーはかなりいるが、みなさんノートラブルなのでしょうか?


10月27日
さっそくディーラーめぐり
実は今のゴルフにあと3年くらい乗っているつもりだったのに、壊れてしまったのでしょうがなく次の車を探し始めました。
ポイントとしては
・大きくないこと
 ゴルフIIIは全長4mジャストしかありません。次の車もほとんど妻が運転するのでせいぜい4m20〜30cmの全長が望ましい。
・ミニバン指向
 とは言いながら、子供もだんだん大きくなってきたので余裕のある車内空間が欲しい。
 そうすると車高がある程度あって、ホイールベースも長めがいい。
 今のゴルフはホンマ狭苦しい・・安全性のためにドアが妙に厚かったりするのですが。
・値段の問題
 これは当然予算の限界があります。
 でも、できればあんまり貧乏くさくないこと。

このあたりの条件がクリアできれば、まあ走りがどうこうとか、豪華装備なんかは興味がありません。
カーナビなんか持ってのほかですな。

というわけで早速今日(10/27)ディーラーに行ってきました。
まず徳島マツダでプレマシーとファミリアを見る。
プレマシーは昨年キャロルの車検時に代車でかりて運転したのでだいたいわかっていたのですが、あらためてカタログスペックを見ると意外と小さいんだよね。
全長430cm・全幅169cmで、幅はゴルフより狭いのだが、車高が高い(157cm)のでゴルフを一回り大きくした印象です。
ただ、実車をみた感じではそんなに小さく感じない。
多分、エクステリアで「角っこ」あたりのデザインの効果だと思います。
とりあえず若いセールスに詳しい話しを聞いて、見積もりを出してもらう。
ざっくりとした見積もりで、値引きは車両価格の1割を提示。

次にすぐ近くのトヨタのディーラーで、カローラスパシオを見せてもらう。
こちらもほぼ同規格でコンパクトなミニバンなのだが、なぜだかプレマシーよりワンランク下に見えた。
なぜでしょう?(これはその手の専門家の兄に聞いてみたいところです)
多分エクステリアデザインの問題でしょう。
あと値引ききついよ。最近のトヨタは全般にそうらしくて、例えばVITZだとたった1万円だそうです。

今日はこの2つしか見なかったが、2車はシートが全然違うんだよね。
マツダは固め&質素・トヨタはふかふか&豪華。
これは「自動車のイス」としての思想の違いだと思う。
長年ゴルフの固い長距離用のイスに座ってきた経験から、スパシオの座席はちょっと快適すぎると思いました。
長距離乗っていると疲れそう。
基本として「走る応接間」的コンセプトカーは嫌いなので、イス的にはマツダ〜ヨーロッパ志向が好みです。
そういえば、昔、徳大痔先生が、ゴルフIIICLI(つまり我が家の車)のシートを異常にほめていた。
シート生地は地味で低級感あふれるデザインなんだけどね。適度な硬さが良いそうです。

というわけでこれからまあのんびりと次車の検討をしたいのだが、下取りのゴルフはどうせタダ同然だと思われるので、いっそのことあと一年くらいはオレ通勤専用として所有したままにしておこうかと思ったりする。
8年目、走行距離6万少々の(一応)ワールドスタンダードカーですから、動くのなら手放したくない。
なんとか自宅敷地内にキャロルと3台納められたら、駐車場代は不要。
でもキャロルの保険料がムダになるな。


10月28日
なんと商談2日目で決定
別に車種を決めていたわけではなくて、できればコストパフォーマンスや信頼度の高いトヨタを考えていました。
しかしこういう時は「運命の流れ」が絶対にあって、神のみぞ知りたまう行動に出てしまう。
(これは就職・結婚とか、マンションを買う、家を建てるとかと一緒だと思う)
昨日書いたように、結論として、マツダのプレマシーを購入することに決定。
早ければ2週間後に納車の段取りとなりました。
マツダ社員の兄に詳細を相談したかったのだが、ちょーどモーターショーで捕まらない。
音楽系の友達でやっぱりマツダ社員のF川さんに相談、紹介販売ということで好条件がひきだせました。
金額としては8年前にゴルフを買ったときの約半分になりました。今は貧乏だからね。

心配していたゴルフ(タダ同然ならしばらく乗るつもりだった)は25万円という相場レベルの査定が出てラッキー。
ゴルフは、ミッションメンテ(修理に約32万)・クーラーガス漏れ(同約20万)・エンジンオイル漏れとかを抱えている。
普通に考えれば査定0どころか、ディーラーから金を取られそうな車です。
ちょっと良心が痛むのだが、まあこれも駆け引きか。

僕も今まで知らなかったのだが、マツダ車ご購入の場合は、メーカー社員を通す「紹介販売」だと、値引きがぐっと違うらしい。
マツダ関係者に知り合いの多い私が、紹介します。是非ご利用ください。
別に私は中間マージン取ったりしませんから。

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プレマシー本契約のために4時頃論田(ろんでん)のディーラーに行ったら、会社の同グループのAき氏WITHジョノカーに遭遇。
オイル交換に来ていたらしい。
知らなかったのだが彼はMPVに乗っている。ちょっとくやしかったりして。

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同級生のプロギタリスト玉川氏と約15年振りの会話(電話)。
ゴスペラーズのライブで愛媛県に来ていた。
立派にミュージシャンとして生活しているようで、感心しました。
でも完全フリーで、「明日はわからんよ」と言っていました。
FUZOKU高校同期の学年会が今年あるのなら、絶対玉川バンド復活ライブをやるぜ。


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日々雑談:2001年10月