今世での罪を減らす方法

ちょっとショッキングな内容も書きますので、気分を害するかもしれません。読む場合は、 少し覚悟してくださいね・・・。

犬猫の殺処分、ペット虐待

犬や猫などのペットが捨てられたり、ペットショップで売れ残ったりして、最終的に引き 取り手がない場合は、どうなるかご存じですか？保健所などで殺処分されます。薬で安楽死？ １頭１頭に薬となると、とても費用がかさみます。なので、狭い暗室に閉じ込めて、二酸化 炭素で窒息死させるそうです・・・。

いま呼吸してますよね？１分ぐらい息を止めてみてください、どれほど辛いか少し わかります。年間にどれほどの数のペットが抹殺されているのか・・・人間て残酷ですね。

動物の大量虐殺、豚コレラや鳥インフル

知人にとてもショッキングな画像を見せられたことがあります。牛などの家畜を殺す場合、 電気ショックで気絶させてから逆さづりにし、首筋（頸動脈）をカットして血を抜くシーン・・・ 血が抜かれている間も、まだ生きていて意識はあるらしいです・・・残酷な話です。 その後は、腹を裂いて内臓を取り出して食べる場所ごとに選別・・・さすがに「うっ」ときます。

時々、豚コレラや鳥インフルなどが発生して、何千頭や何万、何十万羽も殺処分するとかってニュースが報じられたり しますが、その方法って？どうやって殺している？家畜を売れなくなるだけで大損害なわけですから、 殺す際も費用はかけられない・・・、想像するのも恐ろしいですね、おそらく大惨劇です。

助殺とフードファイト、怨念、餓鬼道

無残に殺された動物たちの恨みも、現代社会では増大するばかりです。直接殺してないよ？ と思うかもしれませんが、例えば肉を食べる人間が全く存在しないのであれば、肉食用の家畜は 不要となります。食べる人がいるので、存在します。これを助殺と言い、文字通り殺すのを 助ける（殺すことを仕向ける？）と言うような意味です。食べる人（量）が少なければ、 殺される数も減るんです・・・

そのため、フードファイトなどで大量の肉をむさぼっているのを見ると、あまり良い気が しません。それどころか、「来世はきっと餓鬼道だなー」とかって思ったりします。

精進潔斎、三厭五葷（さんえんごくん）

「しょうじんけっさい」という言葉を耳にしたことがありますか。辞書なんかでは、 肉食を断ち、行いを謹んで身を清める。みたいに書かれています。飲食店関係の方で、中国の 旅行者（お坊さん）に「精進潔斎」しているため三厭五葷以外の料理を求められて困った。 という記事を見たことがあります。ちょっと余談になりますが、三厭（さんえん）は陸海空の 動物。四つ足、鳥類、魚類のことです。五葷（ごくん）は五つの臭い草のことで、ネギ、にら、 ニンニク、らっきょう、タバコなどを指しています。

愛犬と同胞、袖すりあうのも他生の縁

今世での罪を減らすには、清く正しく生きるのは当然として、なるべく動物を食べない ようにするのも、一つの方法です。とは言え、精進潔斎するのはかなり難易度が高いです。 でも例えば、朝食でハムエッグのところを、時々ハムを抜いてみるとか・・・。夕食で すき焼きを食べるとして、肉の量を減らして野菜を増やすとか、すき焼き自体の回数を 減らしてみるとか・・・、ちょっとしたところから、肉食を減らすことは出来ると思います。 私は愛犬がいるのですが、こいつと同類を食べるのか？と思うと、ちょっと気が引けることも ありました。（例えば、豚は犬と変わらないくらい知能が高いという説もあります。） 今は精進潔斎したので、もう気にする必要はなくなりました。