帆笑夢さんの隠れ家

帆笑夢さんの隠れ家は稚内市の郊外、市の中心から西へ約20km離れた上勇知にあります。
平成17年退職金をはたいて旭川の木工所からログハウスのセットを買いました。
友人たちに手伝って貰いながら作り上げました。 建築総日数は7日ほどかかりました。
隠れ家にはお友だちや旅人などいろいろな方が訪ねてきます。
帆笑夢さんは人が訪ねてくると自慢の五右衛門風呂を沸かしたり、釣った魚や採り立ての野菜を肴に
お酒を飲み交わすことが大好きです。 話が弾み中には泊まっていく人もいるそうです。
また満点の星の下一人静かに飲む酒も格別だそうです。
 


帆笑夢さんは自力でロフトを作りました。
ここで一晩ぐっすり眠り小鳥の囀りで目覚めるそうです。
子どもたちは山小屋に来るとすぐ梯子を上ってロフトで遊びはじめます。
 


今日は帆笑夢さんの孫、李祐くんと李音くんそれにお友だちの海七ちゃんが遊びにきました。
海七ちゃんは帆笑夢さんが作ったヨチヨチ押し車がすっかり気に入ったようす。



お外に出て帆笑夢さん手作りの台車に乗った海七ちゃんと李音くん。
ああ!! お空に何かが飛んでいる??



隠れ家の上空を列を成して白鳥が飛んで行きました。
 ここの上空は、いろいろな渡り鳥が飛んで行きます。



  小鳥の囀りを聴きながらのバーベーキューは最高です。 みんなご満悦。



帆笑夢さんの畑の採りたてのトウモロコシと豆も焼きました。
柔らかく甘くて美味しいので大好評でした。



帆笑夢さんの自慢の五右衛門風呂です。晴天の日は利尻山を望むことができます。
帆笑夢さんは入浴しながら周りの風景を見ると、天下を取ったような気分になるそうです。
真冬に雪を溶かし入浴していった人もいます。 水は井戸を掘り汲み上げています。


隠れ家の片隅に湧き水を溜める池を掘り、せせらぎに流し込むようにしました。
そして四年前、帆笑夢さんは知り合いに頼んで数十匹の平家ボタルの幼虫を譲り受けせせらぎに放しました。
一年後六頭、二年後12頭、昨年は八頭のホタルを見ることができました。
5月29日、往年の若者たちが隠れ家に集いました。 ホタルの住む故郷を造る会の準備会を立ち上げるためです。
午後8時を過ぎても薄暮です。 帆笑夢さんは南極での白夜を思い出しました。
酒を酌み交わしながら子供の頃のホタルの話に夢中になりました。
ホタルの住む数多くのスポットを造り、子供たちに夢を与えようと話がまとまりました。
隠れ家でホタルを見ることができるのは、7月の半ばから8月の初め頃です。 今年は何頭くるか楽しみにしています。


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