概略
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エジプト |
第18王朝 アアフメス即位、ヒクソスの王都アヴァリスを占領。エジプト再統一。ヒクソスをデルタ地帯よりカナーンへ駆逐。ヒクソスと同盟のヌビアを征服。 |
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宗教文学・埋葬文書『死者の書』の原型成立。 |
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トトメス3世(BC1482〜)アジア遠征、メギドでシリア・フェニキア・カナーン諸都市連合軍を撃破。前後17回のアジア遠征でエジプト史上最大版図。 |
メソポタミア |
バビロン第1王朝 ハンムラビ、第6代王に即位(BC1792〜1750) |
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紀元前16世紀頃、ワシュカンニ(ワスガンニ、正確な場所は不明)を首都とするミタンニ王国が周辺のフルリ人たちを統一し、東隣のアッシリアをも支配下に置いて、以後メソポタミア北部(シリアを含む)を支配した。さらにウガリットなど地中海沿岸諸都市も支配下に置き、エジプトおよびバビロニアと対立した。のちに属国となった時期も含めて、約300年間存続した。 |
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ヒッタイト、中王国時代(BC1500〜1460);BC1595年 ムルシリ1世、遠征によりバビロン第一王朝を滅ぼす。*2 |
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ウガリト、エジプト・ヒッタイト両大国の間にあって繁栄(〜BC13C) |
地中海 |
クノッソス王、クレタを統一し、東地中海の交易を独占。クレタ文明最盛期(BC1600〜BC1400頃) |
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クレタ島のミノア帝国は、青銅生産のための森林伐採で衰退したと考えられるが、致命的な打撃となったのは、BC1630年頃のテラ島(サントリーニ島)の火山爆発による津波でほぼ全滅したとも考えられる(*1) |