Title9-3.GIF (2758 バイト) Orient BC15C Eurasia

BC20C   gya_r_bg.gif (1063 バイト) BC10C

紀元前1,500年頃 古代オリエント.



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概略

エジプト 第18王朝 アアフメス即位、ヒクソスの王都アヴァリスを占領。エジプト再統一。ヒクソスをデルタ地帯よりカナーンへ駆逐。ヒクソスと同盟のヌビアを征服。
  宗教文学・埋葬文書『死者の書』の原型成立。
トトメス3世(BC1482〜)アジア遠征、メギドでシリア・フェニキア・カナーン諸都市連合軍を撃破。前後17回のアジア遠征でエジプト史上最大版図。
メソポタミア バビロン第1王朝 ハンムラビ、第6代王に即位(BC1792〜1750)
  紀元前16世紀頃、ワシュカンニ(ワスガンニ、正確な場所は不明)を首都とするミタンニ王国が周辺のフルリ人たちを統一し、東隣のアッシリアをも支配下に置いて、以後メソポタミア北部(シリアを含む)を支配した。さらにウガリットなど地中海沿岸諸都市も支配下に置き、エジプトおよびバビロニアと対立した。のちに属国となった時期も含めて、約300年間存続した。
  ヒッタイト、中王国時代(BC1500〜1460)
  ウガリト、エジプト・ヒッタイト両大国の間にあって繁栄(〜BC13C)
地中海 クノッソス王、クレタを統一し、東地中海の交易を独占。クレタ文明最盛期(BC1600〜BC1400頃)
   クレタ島のミノア帝国は、青銅生産のための森林伐採で衰退したと考えられるが、致命的な打撃となったのは、BC1630年頃のテラ島(サントリーニ島)の火山爆発による津波でほぼ全滅したとも考えられる(*1)

 

資料 山川出版社『世界史大年表』石橋秀雄 他。
   *1 『ヨーロッパ全史』(サイモン・ジェンキンス著)青土社