Title9-3.GIF (2758 バイト) Europe395年   

394年 gya_l_bg.gif (1060 バイト)   gya_r_bg.gif (1063 バイト) 401年

ローマ帝国の分裂

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概略

394年にローマ帝国の再統一を成し遂げたテオドシウス帝は395年に病没。帝国の弱体化とゲルマン民族などのヨーロッパ侵入により、もはや、帝国を一つに維持することはできず、東西に分割されることとなった。

 

ローマ帝国の分裂
395年 テオドシウス1世、ミラノで病没。ローマ帝国は東西に分割される。
東ローマ帝国;アルカディウス帝(〜408)、首都コンスタンティノープル。西ローマ帝国;ホノリウス帝(〜423)、首都ローマ。
東ローマ帝国では首都長官ルフィヌスが実権を、西ローマ帝国では将軍スティリコが実権を握る。スティリコ、軍隊に命じルフィヌスを殺害。
アラリック1世、西ゴート族の王に即位。アテネを占拠し略奪。
フン人、トラキア・小アジアを略奪。
396年 スティリコ、西ゴート族をギリシアから駆逐。
397年 カルタゴ公会議;新約・旧約聖書の正典を決定。
398年  アフリカでギルドの反乱(397〜)、鎮圧される。
 ローマ教皇アナスタシウス1世即位(〜402)

資料 塩野七生 『ローマ人の物語XIV キリスト教の勝利』
石橋秀雄他 『世界史大年表』
サイモン・ジェンキンス 『ヨーロッパ全史』