佐世保港監視・抗議行動速報66
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 12月8日(土)天気:曇り

06:40 弓張り下、まだ暗い。艦船の明かりで確認。港中央はわからない。
前畑ゲート前、ゲートは閉じている。機動隊の姿なし。台船もあるようだ。
07:10 監視ポイントにつく。
イージス艦ちょうかいの姿がない。
08:00 イージス艦こんごうは朝礼を行った。ほかもやったのかもわからないが人数もさほどでてこず、やらなかったようだ。ラッパも聞こえなかった。
今朝もほんとうに動きがない。
08:10 米軍小型ボートが1隻平瀬からでて、立神付近を巡回。
今朝も動きはこれぐらい。
10:00 監視終了

午前10時時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近 未確認
赤崎岸壁 米軍海洋測量船、タンカー?
立神港区 強襲揚陸艦エセックス、揚陸艦ジャーマンタウン、揚陸艦フォートマクヘンリー、掃海艦パトリオット、救難艦セーフガード
海自立神桟橋 イージス艦こんごう(173)、護衛艦さわかぜ(170)、護衛艦ゆうだち(103)
倉島岸壁 護衛艦おおよど(231)、護衛艦とね(234)、掃海艇ひめしま(665)、掃海艇おぎしま(666)、掃海艇なおしま(684)、掃海艇もろしま(667)、輸送艇1号(2001)


行動
12・8街頭宣伝行動。11時から矢峰、俵町、松浦の三カ所で行った。
13時30分から、12・8を考える市民の会参加・発言(矢岳町・労働福祉センター)

 第二次世界大戦から60周年、街頭からの訴えに共感が寄せられた。
森先生の講演もたいへんよかった。アメリカの無法ぶりが歴史的にも今日的にも浮き彫りにされた。そんな無法者のためにこれからも沖縄に新基地をつくり、佐世保でも「岸壁・新弾薬庫・新上陸用舟艇基地」を7年から10年かけてつくってやるなど、こんなバカな話はない。さらにこんな無法者に憲法まで踏みにじって手助けするなど、絶対に許されない。その無法者の拠点で、彼らの行動を野放しにするのか、制約と不自由さの圧力を加えていくのか、平和運動の果たす役割は大きい。そのことによって、世界の人々の生存に少なからず影響をもたらすであろうことは間違いない。【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.25
太平洋戦争開始60周年
「戦争しない」反省はどこに

悲惨な戦争の結末
 今日は、戦前日本が侵略戦争をアジアから太平洋に拡大、第二次世界大戦に突入していった60周年記念日になります。以後1945年の佐世保空襲、広島、長崎への原爆投下など悲惨な苦しみを経て、終戦に向かいます。失った国民の人命310万人、奪ったアジアの人々の命が2000万人に達する、筆舌につくしがたい体験でした。

痛苦の反省を平和憲法にこめた
 この教訓は、もう絶対に戦争してはならない、その戦争の手段である軍隊すらももたない、という現日本国憲法に、その思いがしっかり込められました。そして、戦後56年間、この間ひとつのちかいだった「戦力を持たない」は自衛隊創設で破られたものの、もうひとつの誓い「戦争をしない」ことを続けてきました。

くい止めよう、戦争する国への後戻り
 しかし、とうとうテロ根絶を口実にして、現在アフガン報復戦争に参加するまでになりました。昨日はさらにPKF凍結解除などさらに戦争できる法律をつくり、来年(と言っても一ヶ月後)通常国会には国民総動員態勢につながる「有事法制」を提出しようとしています。
 今なら間に合います。際限のない戦争する国への道をみんなの力でくい止めましょう。小泉政権にきびしい批判をつきつけましょう。