太平洋戦争開始60周年
「戦争しない」反省はどこに
悲惨な戦争の結末
今日は、戦前日本が侵略戦争をアジアから太平洋に拡大、第二次世界大戦に突入していった60周年記念日になります。以後1945年の佐世保空襲、広島、長崎への原爆投下など悲惨な苦しみを経て、終戦に向かいます。失った国民の人命310万人、奪ったアジアの人々の命が2000万人に達する、筆舌につくしがたい体験でした。
痛苦の反省を平和憲法にこめた
この教訓は、もう絶対に戦争してはならない、その戦争の手段である軍隊すらももたない、という現日本国憲法に、その思いがしっかり込められました。そして、戦後56年間、この間ひとつのちかいだった「戦力を持たない」は自衛隊創設で破られたものの、もうひとつの誓い「戦争をしない」ことを続けてきました。
くい止めよう、戦争する国への後戻り
しかし、とうとうテロ根絶を口実にして、現在アフガン報復戦争に参加するまでになりました。昨日はさらにPKF凍結解除などさらに戦争できる法律をつくり、来年(と言っても一ヶ月後)通常国会には国民総動員態勢につながる「有事法制」を提出しようとしています。
今なら間に合います。際限のない戦争する国への道をみんなの力でくい止めましょう。小泉政権にきびしい批判をつきつけましょう。
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