今度はPKO法改悪
PKFにも参加、事実上の戦闘も可能、「戦争しない」反省はどこに
小泉政権は、PKO(国連平和維持活動)の名で、地域紛争で武力行使できるように「PKO法改悪」を今日の国会で成立させようとしています。
(1)PKFにも参加する。(2)他国兵員の防護のためにも武器を使用できる。ようにするというモノです。
憲法違反だから凍結していたモノPKF
それでは問題のPKFとはどんなことをするのでしょうか。停戦監視、兵力引き離し、武装解除など、武力行使を前提にした任務を担うことになります。だから九二年にPKO法成立の時にも、これは憲法九条に反するから、「凍結」するという措置をとらざるを得なかったのです。
また「自らの安全を守る」ためだけでなく、「他国兵員を防護する」することも、「武器・装備などのモノを防護する」ためにも武器使用を広げるなど、事実上戦闘行動を認めるという内容になっています。
世界のどこでも海外派兵できることになる
これでは、PKO活動の名目で、世界どこでも自衛隊が出動できて、しかも事実上の戦闘行為ができるということになります。先だっては、テロ対策ということで、今度はPKOということで、とにかく自衛隊を海外派兵したいということを、小泉政権は突き進めようとしています。際限のない戦争する国への道にストップをかけようではありませんか。(〇一年一二月七日)
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