佐世保港監視・抗議行動速報65
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 12月7日(金)天気:曇り

06:40 弓張り下、まだ暗い。艦船の明かりで確認。港中央はわからない。
前畑ゲート前、ゲートはあいていて、通勤者の車が2台ほど入っていった。機動隊の姿なし。台船もあるようだ。
07:00 監視ポイントにつく。
まだ暗い。艦船のひかり。各施設のひかりが目立つ。
赤崎岸壁:船体下部が赤、上部が黄色のタンカー(?)が2号岸壁に。1号岸壁に米軍海洋測量船。
08:00 朝礼ラッパがなる。しかし今朝は君が代流れず。
今朝はほんとうに動きがない。せいぜいこの時間いつもの米軍小型
ボートが平瀬からでて立神を回るぐらい。
08:15 監視終了

午前8時15分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近 未確認
赤崎岸壁 米軍海洋測量船、タンカー?
立神港区 強襲揚陸艦エセックス、揚陸艦ジャーマンタウン、揚陸艦フォートマクヘンリー、掃海艦パトリオット、救難艦セーフガード
海自立神桟橋 イージス艦こんごう(173)、イージス艦ちょうかい(176)、護衛艦さわかぜ(170)、護衛艦ゆうだち(103)
倉島岸壁 護衛艦おおよど(231)、護衛艦とね(234)、掃海艇ひめしま(665)、掃海艇おぎしま(666)、掃海艇なおしま(684)、掃海艇もろしま(667)、輸送艇1号(2001)


佐世保市議会傍聴
今日から一般質問がはじまった。4人立ったが二人までが冒頭から「皇族へのお祝い」を述べた。旧民社の片淵市議が「自衛隊員への命を懸けた出動に敬意を払い、感謝しよう」などと大演説をぶった。悪寒を覚える。

平和大会報告会
 Kさんが丹念で、どんなに感動したかを工夫して伝えた。事務局長も「平和通信1号」を発行してくれた。会の招集もハガキを出すなど腰が入っている。すぐさま行動しようということで、(1)引き続き監視を続ける。(2)昼休み宣伝を「月、水、金」を行う。週一回は時間をかけた行動をおこす。(3)通信で行動計画を広く知らせて参加者を広げる。(4)仲間つくりに力を入れる。ことを確認した。明日の行動は午前中宣伝。午後から高教組、環境守る会の12/8学習会に参加することも申し合わせた。【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.24
今度はPKO法改悪
PKFにも参加、事実上の戦闘も可能、「戦争しない」反省はどこに

 小泉政権は、PKO(国連平和維持活動)の名で、地域紛争で武力行使できるように「PKO法改悪」を今日の国会で成立させようとしています。
 (1)PKFにも参加する。(2)他国兵員の防護のためにも武器を使用できる。ようにするというモノです。

 憲法違反だから凍結していたモノPKF
 それでは問題のPKFとはどんなことをするのでしょうか。停戦監視、兵力引き離し、武装解除など、武力行使を前提にした任務を担うことになります。だから九二年にPKO法成立の時にも、これは憲法九条に反するから、「凍結」するという措置をとらざるを得なかったのです。
 また「自らの安全を守る」ためだけでなく、「他国兵員を防護する」することも、「武器・装備などのモノを防護する」ためにも武器使用を広げるなど、事実上戦闘行動を認めるという内容になっています。

 世界のどこでも海外派兵できることになる
 これでは、PKO活動の名目で、世界どこでも自衛隊が出動できて、しかも事実上の戦闘行為ができるということになります。先だっては、テロ対策ということで、今度はPKOということで、とにかく自衛隊を海外派兵したいということを、小泉政権は突き進めようとしています。際限のない戦争する国への道にストップをかけようではありませんか。(〇一年一二月七日)