佐世保港監視・抗議行動速報61
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 12月3日(月)天気:曇り

07:15 弓張り下、港中央なし、パトリオットが定位置にいる。ジュノーはいない。そこにセーフガードがいる。
前畑ゲート前、機動隊の警備はない。台船は4隻いつもの配置。
07:20 監視ポイントにつく。
前畑と立神の中間点には、当方到着前から海保巡視艇CL105が停船警備。この状態は監視終了時まで続いていた。米原潜の警備に違いない。
07:25 補給艦ときわ(423)が立神岸壁を離れて後進しはじめ、5分後艦首を沖にむけ前進。25分後港口の方へ消える。
07:36 海保の小型巡視艇1隻が倉島からでてきて沖合へ。
07:42 補給艦ときわ」を曳きだした支援船YT58立神より倉島に戻る。
07:45 もう1隻の支援船YT69はSSK前付近に待機したまま。1時間後にようやく動き出して倉島に戻る。
07:50 補給艦さがみ横に停泊している海自潜水艦の艦上には15分ほど前から7人ぐらいの隊員が何やら作業をしているが、何をしているかはわからない。
08:00 朝礼ラッパがなる。それに続いてアメリカ国歌が流れ、その後「君が代」が流れた
同時刻、海自油支援船YO30が倉島からでて立神前の海域に停船。
08:12 米軍支援船FAS5FAS11の2隻が平瀬よりでてきて沖合へ。11分後に崎辺の方に消える。
08:35 立神に停泊していた海自潜水艦がゆっくり動き出し、向きを変えて出向しはじめる。艦上には20人ぐらいの隊員が立っている。25分後に港口の方に消える。
08:55 赤崎岸壁の米原潜近くで、激しい放水がはじまった。約15分ぐらい続いた。何のための放水だったのか。
09:32 海保巡視艇MS02と同じくLS210の2隻が倉島よりでてきて沖合へ。
同時刻、海自支援船YT62が沖合よりきて倉島に入る。
09:50 海自支援船YT80が沖合からきて倉島に入る。
09:58 米軍支援船FAS2隻が平瀬より出てきて沖合へ。
10:00 監視終了

午前10時時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁 米原潜ポーツマス
立神港区 強襲揚陸艦エセックス、揚陸艦ジャーマンタウン、揚陸艦フォートマクヘンリー、救難艦セーフガード、掃海艦パトリオット
海自立神桟橋 イージス艦こんごう(173)、イージス艦ちょうかい(176)、護衛艦さわかぜ(170)、護衛艦ゆうだち(103)、護衛艦やまぎり(152)、補給艦さがみ(421)
倉島岸壁 護衛艦おおよど(231)、護衛艦とね(234)、掃海艇ひめしま(665)、掃海艇おぎしま(666)、掃海艇なおしま(684)、掃海艇もろしま(667)、輸送艇1号(2001)、海洋観測船わかさ(5104)


メモ
戦闘地域で初の米軍支援(3日防衛庁が明らかにしたこと)
(1)「はまな」が2日、インド洋上で米海軍の補給艦に燃料補給した。
(2)3日午後、C130輸送機が在日米軍基地からグアム島の米空軍基地へ物資輸送を開始した。
特記事項
空自輸送機は先週、在日米軍基地間の物資輸送を行っているが、海外での活動は初めて。自衛隊はいよいよ戦闘地域での活動にのりだしたことになる。実施海域はインド洋北方のアラビア海とされている。護衛艦「くらま」「きりさめ」も同行した。
米軍からの要請は「数日前」にあったとのこと。本隊は現在マラッカ海峡航行中でアラビア海に到着には時間がかかるために、防衛庁設置法からテロ特措法に切り替え、支援活動に入った先遣隊を米軍支援にあたらせた。 【山下千秋】