タリバン崩壊
それでも軍事攻撃支援の根拠はどこにあるのでしょうか。とにかく「日の丸」を見せたいという思いだけではないでしょうか。
自衛隊に戦後初の「戦時派遣命令」
とうとう、戦後初の「戦時海外派兵命令」が防衛庁長官から出されました。佐世保からは護衛艦「さわぎり」が、今週中に(23日か、24日か、25日か)出港することになりそうです。
今度はPKO法改悪を今国会で
再び日本が戦争する国になったのです。しかもこれはその第一歩にすぎません。小泉政権は、さらにPKO法を改悪して、戦争できる条件を広げようとしています。有事立法(戦時立法)制定や、戦争しないと明記している平和憲法改悪まで行って、全面的に日本が戦争できる体制つくりに突き進もうというのです。
日本がすべきは戦争支援ではなく、人道支援を
すでにアフガンでは、タリバン政権の崩壊が言われています。どこに軍事攻撃支援の必要があるのでしょうか。今からインド洋に向かっ向かっても、あと2週間はかかります。その時、さらに情勢は変わっているでしょう。ただただ、「戦争に自衛隊を参加させた」という既成事実をつくりあげたい、アメリカに「日の丸」を見せたい、というだけではないでしょうか。こんなお金があるなら、アフガン難民支援のために、まるごと使うべきではないでしょうか。第9条をもつ日本こそ、「報復戦争やめよ」「テロ根絶は、国連中心で法の裁きで」とアメリカに諭してやるべきではないでしょうか。
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