佐世保港監視・抗議行動速報47
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 11月19日(月)天気:晴れ

06:38 弓張下から、港中央なし。港内変化なし。
前畑ゲート前、車一台。警備にたっている人間一人。台船4隻いつもの配置。
06:59 前畑岸壁監視ポイントにつく。
06:59 米軍小型ボートが平瀬から立神へ。
同時刻、イージス艦ちょうかいが煙をあげる。7時07分3度目の煙をあげる。白煙が強くまっすぐ立ち上る。
07:07 護衛艦あさかぜちょうかいの乗組員が多数甲板上にいる。どうやら船が動きそうだ。
07:15 あさかぜのレーダーが回り始める。
07:20 護衛艦やまぎりもレーダーを回しはじめる。煙も出し始めた。
07:25 地方隊の護衛艦おおよどが倉島から出航。
同時刻、小型ボート米軍、沖から平瀬に戻る。
07:26 米軍支援船が2隻立神から平瀬に戻る。
同時刻、やまぎりが2度目の煙を出す。これも動くらしい。
07:30 海自支援船YT78YT84(?)が倉島から出てくる。さらにYT58YT69も出てくる。さらにSSK支援船2隻も出てきて、平瀬に入る。(なぜだ?)
07:35 監視いったん中断。
  以下、9時まではマスコミ監視情報より
07:55 掃海管制艇722と723が入港して倉島に接岸した。
07:50 護衛艦やまぎりが出航。
08:10 イージス艦ちょうかいが出航。
08:15 米海軍揚陸艦ジュノーが帰港。SSK支援船が支援。
08:20 護衛艦あさかぜが出航。護衛艦ゆうだちも出航。
09:05 監視活動再開
護衛艦あさゆきが倉島から出ていく。
09:10 護衛艦いそゆきが出てきた。
09:11 海自支援船YT69YT58が出てくる。どうやら待機のようだ。
09:21 さっき出ていった護衛艦おおよどが帰ってきた。2隻の支援船が接岸支援をおこなった。
09:30 監視終了。

午前9時30分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁 海洋測量艦ボーデイッチ
立神港区 揚陸艦ジュノー、救難艦セーフガード、掃海艦パトリオット
海自立神桟橋 護衛艦さわぎり(157)、イージス艦こんごう(173)、護衛艦あさぎり(151)、護衛艦さわかぜ(170)、補給艦さがみ(421)
倉島岸壁 護衛艦せんだい(232)、護衛艦おおよど(231)、護衛艦はるゆき(128)、輸送艇1号(2001)、掃海管制艇にいじま(722)、掃海管制艇やくしま(723)

抗議行動
8時から、市役所前定例街頭宣伝
12時15分から、京町アーケードで街頭宣伝。

メモ
佐世保からは護衛艦「さわぎり」、呉からは補給艦「とわだ」、横須賀からは「うらが」を出すことになった。先遣隊は佐世保からだけ。本隊も「さわぎり」「さがみ」(いずれも佐世保)と見られていたが、呉に足を伸ばしたそこでは「とわだ」とともに掃海母艦「ぶんご」と見られていた。更にとうとう横須賀まで一気に足を伸ばしてしまった。佐世保を突破口にして、首都圏まで広げて行った。といえよう。【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.16
戦争支援ではなく、人道支援「基本計画」を

戦争参加(憲法破り)が日本全国強行
 自衛隊戦争参加の本隊参加が、遅くても26日までにはでていくと言われています。佐世保からは護衛艦「さわぎり」が有力視されています。今度は広島県呉市からも補給艦「とわだ」、横須賀市からも掃海母艦「うらが」が出動させられるとのことです。航空機も愛知県小牧基地からでることになります。平和憲法破りの既成事実づくりを、佐世保だけでなく全国に広げ、「これからは日本は戦争する国になるんだ」ということを全国民に承知を迫る暴挙です。

軍隊派遣はテロ根絶とは無縁、対米忠誠を示したいだけ
 アフガン報復戦争の戦局は、タリバン崩壊が言われています。どうしてこれ以上の軍事的増強が必要でしょうか。何が何でも自衛隊(日本の軍隊)を参加させて、アメリカへの忠誠を示したいその一心だけではないでしょうか。

日本がすべきは、戦争支援ではなく人道支援
 今、日本がすべきは、軍隊派遣ではなく、飢餓に直面するアフガン市民に、政府に求めると同時に、すでに民間ボランテイアで支援を続けている中村哲医師さんらが呼びかけている「アフガンいのちの基金」などにこたえ、私たち自身が直接物資を届けることではないでしょうか。

皆さんの善意を、アフガン難民支援募金に
 署名ご協力は、昨日時点で「1192人」になっています。その都度小泉首相に送付させていただいています。さらにアフガン難民募金にも取り組みを広げ、皆さんの善意を民間ボランテイア団体に届けさせていただきたいと思っています。