佐世保港監視・抗議行動速報43
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 11月15日(木)天気:晴れ

06:50 弓張下から、港中央、港内変化なし。
前畑ゲート前、パトカーと警備車の2台がいる。機動隊員が4、5人いる。昨日とはずいぶんちがう。台船4隻、いつもの配置。
07:00 前畑岸壁監視ポイントにつく。
07:10 目の前を米軍小型ボート(FAS25)が沖から立神へ。
07:20 海自ボート2隻が立神桟橋前方付近海域を漂っている。
07:21 米軍支援船と米軍小型ボートの2隻が立神港内から平瀬に。
同時刻、入れ替わるようにSSK支援船が立神港内へ。
07:22 護衛艦やまぎりさわぎりがレーダーを回している。
07:23 練習艦かしまから煙があがる。
07:24 護衛艦やまぎりからも煙があがる。
07:25 海自支援船YT78YT84が、倉島から出て立神へ。
同時刻、米軍支援船1隻が立神から平瀬に。
07:35 海自支援船YT80が倉島から立神へ。
同時刻、かしまのボートが立神前方水域で待機。(意味不明)
07:45 YT78YT84が護衛艦やまぎりを曳きにかかる。やがて隣のイージス艦ちょうかいとのロープがはずれ、やまぎりが動き始める。7時50分自力で前に進みはじめた。出港。
同時刻米軍小型ボートが平瀬―立神―赤崎を経てまた平瀬に戻る。
07:55 練習艦かしまが海自支援船YT84に引き出され、前方で向きを変えた。YT78が一定のところまで押していった。
08:00 YT80さわぎりの横に。黒いクッションボールを押して倉島へ。YT84ちょうかいの横へ。やがて黒いクッションボールを押して倉島へ。
08:05 YT78ちょうかいの横へ。もうひとつ残っていた黒いクッションボールを押して倉島へ。
同時刻、海保巡視艇MS01が沖からきて、SSK前で警備。
08:07 ちょうかいの朝礼終わる。(約7分間)
08:08 海自油支援船YO34が、倉島から沖へ。油を満載しているらしい。喫水線が見えない。
08:15 米軍支援船FAS8が平瀬から立神へ。
08:17 護衛艦ゆうだちの朝礼終わる。(約17分間)
08:20 監視終了。

午前8時20分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁  
立神港区 掃海艦ガーディアン、ホテル船
海自立神桟橋 護衛艦さわぎり(157)、イージス艦こんごう(173)、護衛艦あさぎり(151)、護衛艦ゆうだち(103)、護衛艦さわかぜ(170)、イージス艦ちょうかい(176)、護衛艦あさかぜ(169)、練習艦かしま(3508)、補給艦さがみ(421)
倉島岸壁 護衛艦おおよど(231)、護衛艦せんだい(232)、護衛艦はるゆき(128)、護衛艦あさゆき(132)、護衛艦いそゆき(127)、掃海艇ひめしま(665)、掃海艇おぎしま(666)、掃海艇なおしま(684)、輸送艇1号(2001)、支援船2隻

抗議行動
12時15分から、京町アーケードでビラ配布。参戦阻止ビラN0.13。社民党が今日から連日街宣にはいるらしい。(マスコミ情報、よく頑張っている)【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.13
さらにインド洋に派遣
6隻の自衛隊艦船、1500人の隊員を

明日(16日)にも閣議決定
 政府は、テロ特措法(自衛隊参戦法)にもとづく基本計画を決め、明日(16日)に閣議決定して、その後時期をみて、再び自衛隊艦船をインド洋に海外派兵させる予定です。

やることは戦争参加そのもの
どういうことをやるのでしょうか。
(1)艦船による燃料、食糧の補給。武器・弾薬の輸送。
(2)米兵の捜索救助活動。
(3)被災民救援活動。の3本柱となっています。
 中心は(1)と(2)の米軍軍事支援です。戦争参加そのものです。燃料や食糧など日本国民の税金で購入してやって米軍に提供します。武器・弾薬も輸送となっています。建前は米軍の武器弾薬を運ぶということになっていますが、実態は自衛隊の武器弾薬を提供し、後で書類上の決済で「所有権の移転」を行うのみです。まさにやってはならない報復戦争のために「人(自衛隊員)も金(国民の税金)もモノ(国民の税金)」もつぎ込もうというのです。

一歩一歩戦争する国に突き進む
 しかもこうした戦争に「一年間も」参加させ続けるという計画になっています。「一年ですか。心の準備はしているが、それにしても長い」(長崎新聞15日付報道)と「こんごう」乗組員が語ったそうです。一歩一歩戦争する国へ突き進んでいく現在の小泉政治をこのままにしてよいのでしょうか。戦争参加ノーの声を広げようではありませんか。