佐世保港監視・抗議行動速報42
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 11月14日(水)天気:雨、視界がものすごく悪い

06:50 弓張下から、港中央に昨日(12、13日)まで見えた艦船の姿なし。立神港内パトリオットの姿が見えない。
前畑ゲート前、ゲートは閉じていた。しかし車も警備も見あたらない。どうしたのだろう。(?)台船4隻、いつもの配置に戻っている。
07:00 前畑岸壁監視ポイントにつく。(今日も不審車の2台が100mぐらい離れたところにいる)
立神桟橋に補給艦さがみ(421)
07:33 2隻の米軍支援船が立神港内から平瀬に入る。
08:00 監視終了。視界が悪い、同時に雨のせいか、艦船の動きがほとんどみられなかった。

午前8時00分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  
赤崎岸壁  
立神港区 掃海艦ガーディアン、ホテル船
海自立神桟橋 護衛艦さわぎり(157)、イージス艦こんごう(173)、護衛艦あさぎり(151)、護衛艦ゆうだち(103)、護衛艦さわかぜ(170)、イージス艦ちょうかい(176)、護衛艦あさかぜ(169)、練習艦かしま(3508)、補給艦さがみ(421)
倉島岸壁 護衛艦おおよど(231)、護衛艦せんだい(232)、護衛艦はるゆき(128)、護衛艦あさゆき(132)、護衛艦いそゆき(127)、掃海艇ひめしま(665)、掃海艇おぎしま(666)、掃海艇なおしま(684)、輸送艇1号(2001)、支援船2隻

抗議行動
12時15分から13時まで京町アーケード街頭宣伝。参戦阻止キャンペーンN0.12を配布。【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.12
ブラザー(兄弟)とよばれるほど強い親日感情
自衛隊参戦で失われる日本の信頼

 日本は、イスラム諸国からたいへん好意的な感情をもたれています。パキスタンでも日本共産党の現地調査団に、「ブラザー、ブラザー(おお兄弟)」とよぶほどです。

九条をいかすやり方がある  現地の声
 パキスタンのシンクタンク代表は、今度の日本参戦について次のように語っています。
「日本という国は中東のどこの国からも恨まれたことがない。どの民族からも嫌われたことがない。その国が自衛隊を出してくるとどうなるか。それが米軍の支援をやるということになると、紛争の一方の当事者になって、憎しみを受けることになる。それをやるのが日本の役目ではないはずだ。憲法九条をもつ国として、もっと九条を生かしたやり方があるはずだ。広島・長崎であれだけ罪のない人を殺された日本であるだけに、そういう役割を果たしてほしい。」これが現地の声です。

第九条は信頼の「旗印」
 難民支援をやっている人たちも「戦乱、戦火に苦しめられている現地難民は『戦争しない国が世の中にあるというのは希望になっている』と思っている。憲法第九条が『信頼の旗印』だったのに、土足で踏みつけて日本がでていくというのは、これで難民支援に困難が持ち込まれてきた」と語っています。日本の戦争参加をやめさせ、憲法第九条を守る世論を広げようではありませんか。