「小泉首相は自分の息子をだせばよい」
インド洋に派遣された自衛隊員のお母さんの思い
武器・弾薬輸送は戦争行為(国際常識)
十一月九日、自衛隊艦船「きりさめ」「くらま」「はまな」(総勢700人)が、報復戦争に協力支援するために佐世保を出港していきました。
小泉首相は「武力行使はしない。戦闘地域には行かない。だから戦争に行くのではない」などといっています。ほんとうでしょうか。
今回自衛隊がやる仕事は、「弾を撃たないというだけで、弾を運んでやる(武器・弾薬輸送)」わけですから、これは戦争参加です。弾を撃っているインド洋上の米軍艦船(戦闘地域)に届けるわけですから、戦闘地域に行かざるを得ません。こんな大ウソで、国民をあざむかない限り、「テロ特措法(自衛隊参戦法)」を成立させることができなかったのです。
一人の戦争犠牲者もださないで
自衛隊の海外派兵反対を呼びかける私たちの運動にたくさんの声が寄せられています。9日には、あるお母さんが「自分の息子が今朝インド洋に行きました。小泉首相の息子がでていけばよかったのに」といわれ、反対署名に賛同してくれました。家族の皆さんの悲痛な思いが示されています。「戦争犠牲者をだしてはいけない」この声を広げようではありませんか。一方自衛隊が米軍に運んでやる、その武器・弾薬でアフガン一般市民が、傷つき命を落とすのです。「これ以上、悲しい犠牲者をつくりだすな」そのために、「空爆を中止せよ」「日本の戦争参加をとりやめよ」の世論を広げようではありませんか。
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