佐世保港監視・抗議行動速報40
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 11月12日(月)天気:晴れ

06:50 弓張下から、港中央に1隻の艦船の姿が見える。海自艦か米軍関係かよくわからない。立神港内変化なし。
07:00 前畑岸壁監視ポイントにつく。
07:20 米軍小型ボート沖から平瀬に。
07:25 護衛艦やまぎりが白い煙をあげる。
07:30 海自支援船YT58が倉島から出て、立神へ向かう。
07:34 海自支援船YT69が倉島から出て、立神へ向かう。
07:35 2隻の支援船YT58YT69が護衛艦やまぎりにつけ出港を支援。
07:40 定時街頭宣伝のため、監視終了。

午前7時40分時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近  艦船1隻(不明)
赤崎岸壁  
立神港区 掃海艦パトリオット、掃海艦ガーディアン、ホテル船
海自立神桟橋 護衛艦やまぎり(152)、護衛艦さわぎり(157)、イージス艦こんごう(173)、護衛艦あさぎり(151)、護衛艦ゆうだち(103)、護衛艦さわかぜ(170)、練習艦かしま(3508)、海洋観測船すま(5103)
倉島岸壁 護衛艦おおよど(231)、護衛艦せんだい(232)、護衛艦はるゆき(128)、護衛艦あさゆき(132)、護衛艦いそゆき(127)、輸送艇1号(2001)、支援船2隻

抗議行動
7時55分、佐世保市役所前、定時定点街頭宣伝。12時15分、京町アーケード街頭宣伝)、参戦阻止キャンペーンN0.10を配布。【山下千秋】

日本参戦を阻止するキャンペーンNo.10
「小泉首相は自分の息子をだせばよい」
インド洋に派遣された自衛隊員のお母さんの思い

武器・弾薬輸送は戦争行為(国際常識)
 十一月九日、自衛隊艦船「きりさめ」「くらま」「はまな」(総勢700人)が、報復戦争に協力支援するために佐世保を出港していきました。
小泉首相は「武力行使はしない。戦闘地域には行かない。だから戦争に行くのではない」などといっています。ほんとうでしょうか。
 今回自衛隊がやる仕事は、「弾を撃たないというだけで、弾を運んでやる(武器・弾薬輸送)」わけですから、これは戦争参加です。弾を撃っているインド洋上の米軍艦船(戦闘地域)に届けるわけですから、戦闘地域に行かざるを得ません。こんな大ウソで、国民をあざむかない限り、「テロ特措法(自衛隊参戦法)」を成立させることができなかったのです。

一人の戦争犠牲者もださないで
 自衛隊の海外派兵反対を呼びかける私たちの運動にたくさんの声が寄せられています。9日には、あるお母さんが「自分の息子が今朝インド洋に行きました。小泉首相の息子がでていけばよかったのに」といわれ、反対署名に賛同してくれました。家族の皆さんの悲痛な思いが示されています。「戦争犠牲者をだしてはいけない」この声を広げようではありませんか。一方自衛隊が米軍に運んでやる、その武器・弾薬でアフガン一般市民が、傷つき命を落とすのです。「これ以上、悲しい犠牲者をつくりだすな」そのために、「空爆を中止せよ」「日本の戦争参加をとりやめよ」の世論を広げようではありませんか。