佐世保港監視・抗議行動速報2
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 10月5日(金)天気晴れ、少々寒い

06:50 前畑ゲートは閉じていた。警備のパトカーが1台。
07:19 支援船YT78が倉島から沖合へ向かった。
07:23 支援船YT79が倉島から沖合へ向かった。
07:24 沖合に潜水艦の姿が見えた。第一福錨(長崎県佐世保市4879)表示の小型船が沖合へ向かったが、佐世保市所有の船舶なのか、給水船などにそんな船があったのか記憶にない。
07:42 沖合(たぶん崎辺だろう)からゆうだちのボートNo.2(3人乗り組み)が立神へ。
07:44 支援船YT80と民間業者の曳船「天神丸」が港で向き合ったまま。何をやっているのだろうか。
07:47 遠く沖合に補給艦さがみ421)の姿が見えた。さがみはそのまま庵崎貯油所に接岸。油入れに入った模様。YT78YT79が支援したのだろう。
08:13 米海軍支援船FAS8FAS6FAS14FAS8FAS10が相次いで立神から赤崎方面へ向かった。
08:15 海自潜水艦あきしおが倉島へ。先ほど沖合に見えたもの。艦上には前方に10人後方に20人たっている。艦橋には4人ぐらいいた。これにあわせてYT80と天神丸があきしおと同行。係船の支援のため。実はこの船は潜水艦あきしおを待機していたのだった。
08:19 海保巡視艇CL217が沖合から。
08:23 米軍小型ボート(3人のり)がかなりの速度で赤崎岸壁前を。
08:35 掃海艇なおしまのゴムボート(4人のり)が沖合へ。支援船YT69YT78が沖合から帰ってきた。
08:38 天神丸が倉島から赤崎の方へ。
08:44 アメリカのボート(4人のり)が沖合から立神へ。
08:45 木造ボートが赤崎前を沖合へ。
08:49 支援船YT69が倉島から立神へ。このころ、護衛艦さわかぜの乗組員が後ろ看板に整列して、何かセレモニー的なことをおこなった。その回りを支援船2隻がぐるぐる回ってあきらかに待機している様子だった。護衛艦の動きがあるのかなと注目した。しかし結果的には何にもなかった。それではあの支援船の動きは何だったのか、まるで意味がない。監視しているわれわれをあざけり笑うかのような行動だった。
08:55 米軍支援船FASが赤崎から立神へ。
08:56 米軍支援船FASが赤崎から立神へ。
08:57 海保巡視艇かいどうが沖合から倉島へ。
09:00 米軍支援船FASが赤崎から立神へ。
09:05 支援船YE2144が倉島から立神へ。
09:09 掃海艇いえしまが出港。
09:11 YC1532が立神から赤崎の方へ曳航されていた。
09:29 YE1032YE2144YE2148
09:47 米海軍小型ボートが警戒のためだろう、徘徊するかのようにうろつく。
10:17 護衛艦あさぎり、護衛艦さわかぜで大型クレーンを使っての作業がはじまる。鮮やかな柿色のもの、大きな白い袋などがつるされて、あさぎりからさわかぜに移し替えられているように映ったがよく解らない。
10:50 支援船YO34が倉島から沖合に向けて出ていった。

午前11時時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近 弾薬輸送艦フリント
赤崎岸壁  
立神港区 揚陸艦ジュノー、ミサイル追尾艦インビンシブル
海自立神桟橋 護衛艦さわぎり157)、イージス艦こんごう173)、護衛艦くらま144)、補給艦はまな424)、護衛艦ゆうだち103)、護衛艦あさぎり151)、護衛艦きりさめ104)、護衛艦さわかぜ170
倉島岸壁 護衛艦あさゆき132)、護衛艦おおよど231)、掃海艇おぎしま666)、掃海艇ひめしま665)、掃海艇なるしま657)、輸送艇1号2001潜水艦あきしま
感想 この監視活動のあと,佐世保市への抗議文を届けた。易々と自治体が国策=戦争政策に協力するなど許せない。誰がどこで歯止めをかけるのか。今、自治体が政府と同一歩調取ったら取り返しのつかないことになるだろう。従来の情報提供中止、これがはじまった。その次は情報入手など真相解明を求める国民への弾圧体制へ移行することは見えている。ほんとうに平和と民主主義にとって重大な局面を迎えている。
 今国会で審議されている法案が成立なしに自衛艦船のインド洋出港はないとみるのが妥当だろう。しかし、出動待機命令解除はでたとは聞いていない。現場の態勢は27日以降いつでも出動できるその態勢は取られている。したがって今日もだが、マスコミ各社がわれわれと同じように張り込んでいる。ジャーナリストとして歴史的瞬間を逃すまいと言う思いだろう。同時にそんなことがあってはならないと言う思いもだぶらせてのがんばりだろう。【山下千秋】