佐世保港監視・抗議行動速報1
佐世保原水協・佐世保市平和委員会

 10月4日(木)天気は曇り、一時雨

06:50 前畑弾薬庫ゲートには、3人の警備。2人は銃をもった完全武装。
07:09 立神から、米軍支援船FAS10FAS8、FAS12FAS6FAS?の5隻が前畑弾薬庫方面にまとまって向かった
07:23 前畑弾薬庫からクレーンつき台船が2隻、支援船に押されて港中央へ向かった。(これらの一連の動きは、昨日入港し、港中央に停泊している弾薬輸送艦フリントにおける弾薬の積み替え作業のためと思われる)
07:33 支援船CL217YL12が沖合へ向かう。
07:40 支援船YF2127が沖合へ向かう。
07:54 護衛艦とね234)が倉島から出港。
07:57 掃海艇やくしま673)が倉島から出港。
08:09 支援船YO21が沖合へ向かう。
08:12 海自ゴムボート(3人のり)が2隻沖合へ向かう。
08:16 米軍支援船FAS15が沖合へ向かう。
08:23 PILOT船みどりが倉島から沖合へ向かう。(米原潜入港にともなう警備のため)
08:24 海自ゴムボート(4人のり)1隻が沖合へ向かう。
08:34 海保巡視艇MSO2さいかいが沖合へ向かう。(米原潜警備のため)
09:06 YL12が沖合から帰って立神に入った。
09:13 YT69が沖合へ向かった。
09:23 30分間ぐらい(正確ではない)、立神に係船中のこんごうの回りをオイルフェンスで囲った。その作業が終わると今度は逆サイドに係船している補給艦はまなの回りをオイルフエンスで囲った。なんの作業かと海自総監に聞くと、「燃料搭載の時は、安全対策としておこなう」とのこと。よく回りをみると、確かに支援船YO34がいた。(出港準備を整えていたはずのこれらの艦船になぜ今の時期にという疑問がわく。)
09:31 米軍支援船FAS?が沖合から帰ってくる。立神へ。SSKの曳舟2隻が赤崎から沖合へ向かった。ヘリコプター1機が市街地上空から港中央上空へ(米原潜入港警備のためと思われる)海保L210しまひかりが沖合へ。
09:42 PL08がゆっくりと沖合から赤崎岸壁付近へ巡視にきた。
09:56 米軍支援船FAS15が沖合へ向かった。
09:58 米原潜ブレマートンが港中央付近に入港、10時07分出港。これは後刻佐世保市から聞いた情報。この時点では知らなかった。事前公表しない方針のため。しかしマスコミや地区労は知っていたようで、地区労はいつものところで抗議集会をおこなったことをニュースで知った。)
10:25 支援船YLが今度は沖合へ向かった。
10:45 米軍ボートが沖合へ向かう。
10:57 支援船YO21が立神方面から倉島へ(おおよどに燃料搭載).。SSKひきふね1隻が沖合から赤崎に帰ってきた。

午前11時時点の佐世保港にいる艦船の配置状況
港中央付近 弾薬輸送艦フリント
赤崎岸壁  
立神港区 揚陸艦ジュノー、ミサイル追尾艦インビンシブル
海自立神桟橋 護衛艦さわぎり157)、イージス艦こんごう173)、護衛艦くらま144)、補給艦はまな424)、護衛艦ゆうだち103)、護衛艦あさぎり151)、護衛艦きりさめ104
倉島岸壁 護衛艦あさゆき132)、護衛艦おおよど231)、掃海艇おぎしま666)、掃海艇ひめしま665)、掃海艇なるしま657)、輸送艇1号2001
感想 主要な米海軍艦船がすでに出港してしまったから、米軍の動きは少ないかと思ったら、弾薬の積み替え、米原潜の入港(核持ち込みの疑惑がきわめて高い、91年の米国の核政策を思い起こそう)、などもあってけっこうせわしい動きを見せた。緊張する自衛艦船の動向だが動かなかった。やはり新法成立直後が山だろうか。それにしても出動待機命令を受けている自衛官はどんな気持ちだろう。聞こえてきました。「でるのは、それはいいよ。いつまで待てばよいのか。なんのために行くのか。はっきりしないではないか」(ある自衛官のぼやき)【山下千秋】