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国民平和大行進 長崎に集結

 核兵器廃絶と恒久平和を願って毎年開催されている「原水爆禁止国民平和大行進」。今年も新型コロナウイルス感染防止のため、各区間で歩く距離を短くするなどの対応がとられました。

 長崎県内では8月1日~6日の期間で行進やスタンディングなどが行われました。初日は佐世保市三川内地区で佐賀県との引き継ぎ集会を行い、佐賀のみなさんから平和行進旗を受け取りました。その後、佐世保市、川棚町、大村市、諫早市、長崎市と行進旗が引き継がれました。

 5日は浜町の鉄橋でスタンディングの後、長崎駅前まで行進。6日はこの夏最高の暑さの中、長崎駅前から爆心地公園まで行進し、中心碑前で集結集会を行いました。中村法道長崎県知事や田上富久長崎市長からメッセージが寄せられました。集会には田中重光長崎被災協会長が参加され、「政府は国民の声を真摯に受け止め、戦争被爆国としての責務を自覚し、条約に署名・批准して核兵器のない世界の実現の先頭に立つべきだ」と訴えました。

 他にも西彼杵原水協は独自で7月31日、8月1日に西彼杵半島網の目平和行進を行い、西海市・長与町・時津町でもスタンディングと行進が行われました。

(2021年8月7日)