7月9日、核兵器禁止条約採択3周年を記念して、「『ヒバクシャ国際署名』をすすめる長崎県民の会」が長崎市爆心地公園で原爆犠牲者への慰霊の黙とうと献花を行い、12人が参加しました。7日に予定されていた「PEACE WAVE 2020-INながさき」が豪雨で中止となったため、取り組まれたものです。
降りしきる雨のなか全員で黙とうし、「県民の会」共同代表で長崎原爆被災協会長の田中重光さんが原子爆弾落下中心地碑に献花しました。
「県民の会」共同代表で県被爆者手帳友の会会長の朝長万左男さんは、核兵器禁止条約の批准国が39カ国になったことにふれ、「まもなく発効するのは間違いない」と力を込めました。田上富久長崎市長からは「核兵器のない世界へと全力で取り組んでいく所存です」とのメッセージが寄せられました。
終了後、田中共同代表は「ヒバクシャ国際署名の県内目標50万人まであともう少し。もう一回り運動を広げて目標達成したい」と決意を語りました。
(2020年6月23日)