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急ピッチで建設進む崎辺分屯地

 水陸機動団の水陸強襲車両部隊の基地となる崎辺西地区では整備工事が急ピッチで進められている。「関係機関との調整」に時間がかかったために着工が遅れ、崎辺分屯地としての開設は来年1月となる見通し。また来年度の概算要求には、水陸強襲車両の操作訓練ができるシミュレーター施設を整備するための費用など4億1千万円が盛り込まれている。

 一方、海自の大型岸壁整備が計画される崎辺地区の整備には設計業務費として約1億3千万円が計上された。計画では大型艦艇が係留できる岸壁・桟橋(全長約1,100m)、艦艇に搭載する弾薬を点検・維持する施設(約3,100m2)、弾薬一時保管庫(エリア面積約27,000m2)などを整備する。28年度までの完成を目指すが、土地の米軍からの返還時期、着工時期や全体の事業費も不明という。

(2018年11月27日)