4月1日、長崎港ウォッチングのメッカでもある出雲町の鍋冠山公園展望台が改装されてオープンしました。長崎市が昨年6月から約1億3千万円をかけて整備しました。展望スペースはほぼ半円形状の2階構造と大幅に拡張され、スロープ付きでバリアフリー対応に。
展望台からは松が枝・出島岸壁に接岸した豪華客船の他、端島炭坑、第三船渠、占勝閣、ジャイアント・カンチレバークレーン、旧グラバー住宅の「明治日本の産業革命遺産」が見えますが、それらのパネルが設置され、展望とともに構成資産が紹介されています。
そして何より眼下には客船から撤退し、艦艇建造に特化した三菱長崎造船所の立神工場が。日々の護衛艦の点検修理の他、現在は新型護衛艦の建造が10月進水に向けて進められています。
(2016年4月9日)