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戦争法廃止!野党共同候補勝利へ

ながさき市民連合が大集会

 3月19日、「安保関連法を止める!市民・野党統一候補の実現を」大集会が開かれ、会場をあふれる500人以上が参加しました。主催は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めるながさき市民連合」

 集会では前日に野党共同候補として確認された西岡秀子さんのスピーチ、県九条の会、SEALDsから連帯のあいさつ。県内野党の代表、市民連合の構成団体からも決意を込めたスピーチがありました。

♡西岡秀子さんのスピーチ
私なりに日本の政治を見てきて、今ほど国民不在の政権は見たことがありません。安倍政権は国民の大多数が理解していない中で安保法制を強行に成立させました。国の根幹に関わる重要な問題を一内閣の閣議で決めるというのは前代未聞のことです。このまま安倍政権に日本を任せるわけにはいかないという強い危機感から立候補を決めました。
雇用格差、教育格差、男女間格差、とくに子どもたちの6人に1人が貧困という状態は国に真っ先に取り組む責任があると思います。若い皆さんが生まれた場所に関わらず、夢と希望をもち成長していける、そんな日本を作りたい。
選挙は大変厳しい情勢です。しかし多くの県民の皆さんは安倍政権に対してこのままではいけないと危機感を持っていらっしゃる。それが投票にまでつながるようお知らせしていきたい。選挙に勝つ以外に安倍政権をストップさせる方法はないと思います。全力でたたかっていきます。

井田洋子さん(長崎県九条の会)
様々な立場の人がいる九条の会は表に出てはいないがメンバーがきちんと市民連合に加わって活動している。統一候補イコール当選の確約ではない。今の流れを止めるような市民の大きな連合ができることを願っている。

森爽さん(N–DOVE)
民主主義とは何か、答えはいつだって自らの中にあるのだと思います。未来はいつだって僕たちの手の中にあると思います。これまで僕が享受してきた自由や権利は誰かが戦後70年間、その闘いを放棄してこなかった証です。だから次は僕たちがその闘いを引き継ぎたい。僕たちはイデオロギーの枠を超え、手を取り合いました。その勇気と決断に見合った勝利を手にしましょう。    

東條貴香さん(ママパパの会)
長男は4月から小学校に入学します。その手に銃を持たせ、背中に替えの銃弾やわずかな食糧を詰めたリュックをわせるなんて絶対にさせない。その手には鉛筆と教科書を持ち、背中には夢と希望がたくさん詰まったランドセルをわせます。その手は人を傷つけるために使うのではなく、友だちと手を取り合い、助け合うために使うことを教えます。だれの子どもも殺させない。被爆地ナガサキから戦争法を廃止しましょう。

吉田省三さん(学者・研究者の会)
中央の5野党合意後、約1ヶ月で長崎でも共同候補が実現したことは本当に素晴らしい。様々な分野の研究者がいるので、野党共闘をどのようにしっかりしたものにするのかについて発言をしていきたい。講師活動も行うのでぜひ声をかけてください。

林田光弘さん(SEALDs)
故郷、長崎で共同候補が実現できて本当に嬉しい。野党が一枚岩になる為にはこれからの動きが大事。既存の票だけでは勝てない、新しい層を巻き込むことが何より大事。市民連合に参加する1人1人が立ち上がりましょう。

(2016年3月20日)