10月21日夕方、憲法共同センターは、戦争法の廃止を求める署名宣伝行動を長崎市の浜町・ハマクロス411前と住吉町・チトセピア前の2カ所で行いました。
行動は、毎週水曜日に長崎市内で行われているもの。参加者は「憲法を守らなければ、次に破壊されるのは生活です」「武力で平和はつくれない。先の戦争で日本はそれを学んだ」などと訴え、署名を呼びかけました。
浜町では署名は45筆。前半は駆け寄ってくる人や署名用紙を5枚預かる人など対話も弾みました。
「今の政治は聞く耳を持たない」「戦争って怖い」といって署名に応じる市民もいました。長崎市の子ども連れの女性(36)は、ベビーカーに乗せた赤ちゃんを眺めながら、「子どものために署名しました。子どもの将来のことを思うと、戦争する国になってはいけないと思います」と話しました。
チトセピア前の行動は、初のとりくみで、チラシ受け取りや署名への協力は良好でした。これは安倍政権や安保法に対する不安が止むことなく続いていることを表したものだと思われます。配布したチラシは300枚、署名数は77筆でした。
以下、対話での街の声。
○「安倍さんはひどいことをやった。クラスで話題になった」(実業系高校1年男子)
○「中国や北朝鮮のことを考えると安保法はどちらかと言えば必要の立場だけど、米国の戦争に行くのはダメ。署名します」(60代女性)
○「何かあれば安倍さんは辞めるだけ。命を落とすのは国民」(50代女性)
○「安倍さんは外国ばっかり行って面づくりしている。祖父が何をやったか、反省しなければならない身だ。自民党も論議がなくなった。街宣にはいつでも来て欲しい気持ちだ」(地元の商店主 戦争体験者70代男性)
(2015年10月22日)