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大人がもっと沖縄問題に怒らねば

11回目のジュゴン・アクションで

  「沖縄・辺野古に基地はいらんばい!」の強い思いから、40歳未満の青年らが中心につくる、ながさき平和委員会U40+(アンダーフォーティプラス)は6月19日(金)、11回目の「ジュゴン・アクション」に取り組みました。

 参加者は、ジュゴンなどのお面をつけて、「メッセージを書いたジュゴンの折り紙を沖縄・辺野古に届けます」と呼びかけ、宣伝。ジュゴンの折り紙に、平和への思いや「基地はいらない」などのメッセージを書いて、それぞれの気持ちを託します。今回寄せられた36匹のジュゴンメッセージは、沖縄の海をイメージさせる水色の台紙ごと、沖縄で新基地建設反対の運動をしている人たちのもとに届けられます。

 あわせて取り組んでいる署名にも27筆が寄せられました。ジュゴンメッセージとともに署名に応じた40代の男性は「沖縄問題を解決しなければ、私たちの生活の安全はあり得ない。世間の人たちは、無関心すぎる。政治の問題ではなく、私たち自身の生活の問題ととらえてほしい」と話し、「大人がもっと、この問題について怒らなければ。平和の問題を子どもに教えない大人のせい」と付け加えました。通りがかった中国の男性は趣旨を話すと賛同してくれ、中国語でメッセージを記してくれました。

 行動に初めて参加した20代の女性は「子どもたちが興味深々で寄ってきてくれたことと、『辺野古?』『基地作るやつやん』と歩行者の会話のきっかけになっていることが印象に残りました」と話していました。

 金曜日で人通りも多く、いつも以上に活気がありました。子どもが多く寄ってきて、親と一緒に参加する姿は微笑ましいです。風船をあげると、顔いっぱいに笑顔を見せました。

 次回のジュゴン・アクションは、7月16日(木)の予定です。みなさんの参加をお待ちしています。

(2015年6月20日)