いま、日本中で女性たちの怒りの行動が沸き立っています。ここ長崎でも6月20日の午後、繁華街の鉄橋に「戦争は嫌」の思い一点で女性たちが集いました。赤いTシャツ、赤いスカーフ、赤い帽子、赤い傘など、そして赤い怒りのカードを手に持ち、道行く人々に思い思いの言葉で平和を訴えるリレートークを行いました。
戦争を体験した人のお話は圧巻でした。いても立ってもいられなくチラシを見て参加しましたという人も。「孫を、若い人を戦場へは送らせない!」と悲痛な訴え。「戦争を是とする教科書を子どもたちに手渡してはならない」と、尽きない訴えでした。
また飛び入りで渡邊弘さん(活水女子大学准教授)が参加。ほとんどの憲法学者がこの法案を憲法違反だと言っている。それは、日本の防衛とまったく関係ないから。「再び教え子を戦場に送らない」と誓った教職員の決意を語り、憲法違反の戦争法案をみんなでストップさせようと熱く訴えました。
このアクションには110人が参加し、“レッドカード!レッドカード!安倍総理”など唱和しながらアーケード街をピースパレードしました。
(2015年6月21日)