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オスプレイ配備撤回・低空飛行訓練中止を

 3月16日午後2時から3時30分にかけて長崎市浜の町通り(旧大丸前)で、署名宣伝行動を行いました。この行動は安保破棄長崎県実行委員会と長崎県平和委員会の共催で、ながさき平和委員会・川棚平和委員会からの会員等約20名が参加しました。

 この行動で、ながさきの会員が作成したオリジナルの「オスプレイNO!」のイラストの入った風船180個を渡し、ビラ約400枚を配布し、203筆の署名が寄せられました。

 土曜日の午後ということもあって、買い物客や修学旅行をはじめ観光客で旧大丸前の交差点は人どおりが多い上に他の団体の宣伝行動とも競合するなかでの署名宣伝行動でした。

 3月6日から日本本土で初めて、沖縄県・普天間基地から飛び立ったオスプレイがオレンジルート(四国から紀伊半島の一部)を低空飛行するのをテレビや新聞を見て知っている人は「あんな危険なものは、日本に持ち込まないで!」と署名し、一緒に来た人にも署名するよう勧めビラを受け取っていきました。

 子供連れの若い夫婦は署名を終えて、子供に風船の色を聞いて赤色の風船を持って行きました。埼玉県から来た修学旅行生は、風船がほしいけど持っているとやばいのでと話しながら署名をしてくれました。

「佐世保市から来たものですが署名してもいいですか?」と言う人がいました。署名をしながら「オスプレイを搭載するボノム・リシャール強襲揚陸艦の母港が佐世保基地なんですよ」と話したら目を丸くしてびっくりしていました。高校生ぐらいの男の子が「オスプレイですね」と言って署名をしてくれました。

 なかには、「私は、賛成だよ」と言っていったん受け取ったビラを投げ捨てていく人もいました。沖縄県では、「オスプレイ配備反対」が「オール沖縄の声」になっているのに、長崎県では、佐世保基地がオスプレイを搭載する母港になっているにもかかわらず、また、オスプレイの低空飛行訓練のルートになっていないこともあって「オスプレイの危険性」についての温度差も感じた署名宣伝行動でした。

(2013年3月17日)