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在日米軍人等の居住者数が判明
公開は道府県別に大幅後退

●長崎県全体
年度末 居住者数 施設・区域内 施設・区域外
軍人 軍属 家族 軍人 軍属 家族
2011 5,810 3,561 2,249
2010 5,956 3,597 2,359
2009 6,300 4,114 2,752 38 1,324 2,186 950 166 1,070
2008 6,144 3,958 2,513 37 1,408 2,186 950 166 1,070

 3月26日、防衛省は「在日米軍人等の施設・区域内外における都道府県別居住者数(平成24年3月31日時点)を公開しました。この情報は「日本政府が米軍人等の居住する地方公共団体を支援する目的で行っている財政的補填を精確に算定するため」に提供されているものとしています。

 当初は、市町村別、軍人・軍属・家族別で公表されましたが、昨年は個人が特定される自治体もあるので「軍人等」でひとくくりでの公開となり、今年はさら各都道府県でひとくくりと大幅後退しました。

 国内居住者は15都県で計10万3337人(前年度比1215人減)で、うち基地内居住者は7万3182人(同1714人減)、基地外では3万0155人(同499人増)となっています。全体の傾向は前年度と同様で基地外居住者が増えています。沖縄県に居住する米軍人等の割合は48%台で大きな変化はありません。

 長崎県内は5810人(昨年比146人減)、うち基地内が3561人(同36人減)、基地外が2249人(110人減)となっています。

(2013年3月27日)